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漁港の肉子ちゃん



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【この小説が収録されている参考書籍】
漁港の肉子ちゃん
漁港の肉子ちゃん (幻冬舎文庫)

漁港の肉子ちゃんの評価: 4.06/5点 レビュー 181件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.06pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全181件 181~181 10/10ページ
No.1:
(4pt)

圧倒的な肯定の陰にある理由

漁港にある焼肉店に勤める“肉子ちゃん”こと菊子オバハンとその“娘”喜久子ちゃんの日常を綴りながら物語が展開されて行きます。
かなり強烈なキャラの肉子ちゃんは底抜けに明るく全てに対し肯定的。
一方“娘”の喜久子ちゃんは学校でのナイーブな諸問題に揺れ動きます。
後半、肉子ちゃんの過去を明かしながら豪快な肉子ちゃんと繊細な喜久子ちゃんのキャラクターが交差する場面が印象的。
その後半〜ラストに向かって加速する物語の圧倒的な濃密さに、一気に読破させられました。
肉子ちゃんが全ての出来事に対して肯定的で、また他人の目を一切気にしない強さの理由は何か。
人が生きて行く上で重要なものは何かを感じさせてくれます。

「人に迷惑をかける事を恥ずかしいと思ってはいけない」というサッサンの言葉が良かった。
漁港の肉子ちゃん (幻冬舎文庫)Amazon書評・レビュー:漁港の肉子ちゃん (幻冬舎文庫)より
4344421841

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