■スポンサードリンク
漁港の肉子ちゃん
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
漁港の肉子ちゃんの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.06pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全181件 61~80 4/10ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
冷静にみるとかわいそうになってしまうような環境で育っているのに、淡々とした口調で語る娘のきくこちゃんが良い味を出しています。途中の構成が少し唐突だったような気はしますが、読後感も良い一冊でした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
肉子ちゃんと皆から呼ばれている、育ての親について、小学5年生のキクりんの視点でほとんどが語られる。そしてザ・関西弁で喋る肉子ちゃんにすぐ惹き込まれる「でっ!」笑 というのも顔は不細工で阿呆で太っているが、純粋で明朗で、人間味に溢れ情に熱い。正反対のキクりんは親に似ず可愛く賢い。可愛いがゆえの葛藤や、弱さ、優柔不断さで周りと巧くコミュニケーションをとれず歯がゆい。 最後はわだかまりが解け、心温まりました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
なんて事も無い話なのに、読んで良かった。肉子ちゃんのような良い人は現実世界にはたぶん居ない。だから憧れるし、感激した。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
肉子ちゃんの本当の心情を思うと切なくも、ただ素直にノー天気と理解し種々出来事を楽しんだほうが良いかもしれません。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
とても面白かったです! 最後の最後でどんでん返しでした! 読み返したいです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
通勤電車での読書、端無くも落涙してしまった。決して物語に新鮮味があるわけでなく、シチュエーションもそうびっくりするようなものが 用意されているということでもない。人物描写もまあ、こんなもんだろうという程度。だが、読んでいくうちに少しずつ人物に魅かれ、 物語に感動するようになっていく。主人公は、小学校4年生の女の子と、その母親の肉子ちゃん。二人とも、漢字は違うが、名前は 同じ「キクコ」。地方(どうも東北方面らしい)に東京から移って、肉子ちゃんが働く焼肉屋の裏に住まわせて貰っている。貧しいし、 訳ありの親子だ。だが、母親の明るさは尋常ではない。だから娘も母親と同じく人気がある。前半は、その二人が住む漁港の 日常が描かれる。母親はちょうど、藤山直美が若ければ演じそうな役だ。底抜けに明るいし、人が好い。でも、ちょっと抜けてるし、 垢ぬけもしていないし、思春期を迎えようとする娘には恥ずかしい存在であろう。後半は、その「訳あり」の意味が過去に遡って 説明される。ここで泣いてしまった。人はここまで無垢の愛情を持てるんだという月並みな感想しか言えない。だが、ほっこりとするし、 心底、彼女たちに幸あれと思ってしまう。余り理屈っぽいことを言わずに、じーんと来させて貰おう。それがこの本の読み方の ような気がする。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
直木賞受賞してるし、好きな作家さんが勧めているので買って見ました。ストーリーは好きなんだけど 相性だと思う、文章との相性が悪く途中脱落した。 サクラの時も同じ感じだった。人気作家さんだと思うし、実力もある方だろう。西さんをテレビで見て、あ、苦手と決めてしまったせいかもしれない。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
「漁港の肉子ちゃん」読んだ後に、入った蕎麦屋の背後に出勤前のホスト2人…。 売上げやら常連さんの話。 リアルな現実。 実に実に切ない…。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
さんまさんがおすすめの本でしたので購入してみました。主人公が面白かったですが、そこそこでした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
モワーッとしたまま最後まで進む感じ。 すっかり感がなく、あまり好きになれなかった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
西加奈子さん、またまたやられました。なんでこんなに感動させられるのでしょう。 外で読むと恥ずかしいぐらい泣けます。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
この物語の語り手である喜久子ちゃんのどこか気取っている様子が受け入れられなかった。 花いちもんめが嫌いだ。まあ私はいつも最初に選ばれるんですけどね。私が可愛いしね。みたいな。 もうみんなったらトモキさん好きだよねー、わたしは分かってますよ、トモキさんの人間性の薄さを。しかもわたし可愛い。 そしてアホな住民達に「〜らろ!」といったアホみたいな方言をつけさせカッコイイマキさんは方言なんて使わない。そこから田舎を見下しているな、と不快に思ってしまった。 全体的に人を見下しているな、と自分の拙い国語能力からは感じ取れてしまった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ウチには、二人の“おかん”がおるねん。 生みの親は、顔もよう知らんけど。 おバカだし、ウザいし、男運悪いし、だらしないけど、やっぱり肉子ちゃんが好っきやねん。 そのままでいいんだよ。 しっかりしているようで、みんな結構な、うっかり屋さんなんだよ。 恥ずかしながら、生きて、生きてもいいんだよ。 恥をかきながら、大人になっていくもんだし、いくつになっても、私を最後まで助けてくれるのも、私だけ。 他人に憧れても、私は私以外の誰でもないし、他の誰にもなれない。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
これだけ易しい言葉で書かれているのに読みにくいのは何故だろう? 文体の問題か。それとも私の理解が足りないのか。 合わないと言ってしまえば簡単なんだけど、漫画のようで ただただ退屈でした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
これほど人間臭い物語があるのか?というくらい日常のいろんな出来事に遭遇します。 人それぞれの視点からの話から動物の気持ちまで幅広くて飽きることなく話題が豊富に詰まってます。肉子ちゃんは関西の肝っ玉母ちゃんなイメージがします。ただ、ちょっとブスアピールが強すぎな気もします。 後半、キクりんの生い立ちからは泣けます。とてもいい本だと思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
最後までいっきにわくわくしながら読みました。 西加奈子さんのファンになりました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
愛すべき肉子ちゃん 人間愛を感じる肉子ちゃん 器の大きな肉子ちゃん おすすめです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
偶然アマゾンで知った本。何の気なしに買ったのですが、1ページ目から夢中になって、気がついたら朝だった。 騙されやすい、人の良いおばちゃん。丸々と太った、いつも明るいみんなから慕われてる肉子ちゃん。見た目も性格も正反対な娘、キクりん。 男に騙され続け、苦労だらけなのに、こりない。キクりんは、肉子ちゃんみたいには、なりたくない。でも、肉子ちゃんのことが大好き。肉子ちゃんも、キクりんと一緒に生活できるだけで幸せ。せいいっぱい、今を大切に生きてる。 人からバカにされる女かもしれない。だけど守ってやりたくなる、可愛い女。母性愛の塊のような女。 この本を開けば、そんな肉子ちゃんに会える。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
何か大きな感動がほしいとき、本を読んで泣きたいとき、けれどもあまり難しい内容を読むほどの集中力がないときには、この本は最適だと思う。子供が主人公なので気楽に読み始めることができる。 小学5年生の主人公の目を通して、港町の人たちが、大人も子供も含めて描かれていく。訛り言葉が本当に使われている言葉なのかどうかといったような小さな引っ掛かりは時に感じるものの、物語が展開していく上で、大きな瑕疵にはならず、楽しく読み進めることができる。 かなり個性の強い人たちが登場したり、突飛な表現があるけれど、決して不快ではなく、どれをとってもありそうだと納得できる。 他愛のない物語と思って読み進んでいくうちに、やはり、最後には大きな感動に包まれてしまう。私は落涙した。切なく深い読後感が残る。 西加奈子は、大きな感動のピークを最後に持ってくるのが上手い人だと思う。 最後の10分の1くらいは電車の中では読まず、充分に泣けるよう、家で1人で読むことをお勧めする。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
関西弁でテンポよく進んでいくお話です。泣いて笑って人情あふれてます。元気ないときに読むと元気が出ます。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!