きいろいゾウ
- 奇跡 (159)
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| 60ページほどで耐えられなくなって読むのをやめました。コメディ(クスッとさせるパート)も作者の読者をクスっとさせてやるぜ!みたいな意図が見えちゃう表現だったし、雰囲気ある系に見える表現に置きにいってる感じがずっと続いてる耐えられませんでした。 トドメはファンタジーっぽい象、月が登場してきた時点で残りのページ数はとてもじゃないけど耐えられないと思って諦めました。作者の他の作品、このサイトでも売上上位にある作品はだいたい満足して読んでいたので残念でした。 | ||||
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| 『きいろいゾウ』(西加奈子著、小学館文庫)は、互いに「ムコさん」、「ツマ」と呼び合う若い夫婦の物語です。 夫・武辜歩(むこ・あゆむ)は小説家だが、収入を補うため、車で20分くらいの所にある特別養護老人ホーム「しらかば園」で仕事をしています。そして、毎晩、日記をつけています。 妻・妻利愛子(つまり・あいこ)は、小学3年生の時、心臓の病気で1年間入院したことがあります。ツマには、庭の木や草や花の声が聞こえるという特殊な能力があります。そして、密かにムコさんの日記を読んでいます。 二人が東京からこの村に引っ越してきて、そろそろ1カ月が経ちます。 「私たちは東京で、そう、壁の薄いアパートで、隣の人に聞かれるのも気にしないでセックスをしたのに。あっけらかんと、次の日外に出て行ったのに。今はこうやって、蚊帳の中で、声を潜めている。静かに、静かに、誰にも見つからないように、セックスをする。ムコさんが、今日の月みたいな目で、私を見る」。 「シャツを脱いだとたん、ムコさんの背中から、腕から、鳥が羽ばたく。黄色、緑、オレンジ、桃色、赤、朱、たくさんの色が私の目の前でちらちら揺れる。初めて見たとき、あんまり綺麗だから、私はほうとため息をついて、いつまでもそれに見とれてしまった。刺青、とゆうのを見たのも初めてだったし、こんなにたくさんの色を一度に見たのも初めてだった」。 「私がムコさんと出会えたのは、奇跡だ」。 「僕はツマに会えたことは奇跡だと思っている。そしてその奇跡を日常に出来たことを、本当に幸せに思っています」。 ツマは、ムコさんには忘れられない恋人がいるのを知っているが、知らん振りをしています。 ある冬の日、突然、ムコさんの昔の恋人の夫から、ムコさんに一通の手紙が送られてきます。今頃になって、なぜ、手紙が送られてきたのか――。 ムコさんとツマの関係はどうなってしまうのか――。 西加奈子の魅力がぎゅっと凝縮している作品です。 | ||||
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| まだ読んでいませんがデザインがお洒落で購入しました | ||||
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| 書評高いので読んで見ました。 100ページくらいまで読んだが、途中でギブアップ。何が面白いんだろうという感じでした。 面白さが分からないのは、オヤジの証拠かも。 | ||||
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| 中学生で初めて読んだときは、性の表現や、ツマの無邪気すぎるところなどに気持ち悪さを感じ、嫌いな小説に分類していました。しかし、しばらく経ってなぜかこの本を思い出したのでもう1度読んでみると、あの頃とは違った感情を抱きました。人生の恥ずかしいところや、隠したいところ、忘れたいところなどを優しく包み込み、それでもいいんだよと言ってくれるように感じるようになっていたのです。中学生の頃の私は、完璧を目指し、失敗するたび二度と失敗しないように、と自分を厳しく叱っていました。そんな私だからこそ、いい歳になっても失敗し、子供のようなことを言っているツマに嫌悪感を感じたのでしょう。この本に嫌悪感を抱く人は、きっと自分に厳しい人なのです。完璧じゃなくていいと気づけたので、私はこの物語を受け入れ、愛すことができるのだと思います。 | ||||
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