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許されざる者の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.05pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全31件 21~31 2/2ページ
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北欧ミステリーは暴行、強姦等表現が過激で読んでいて厭になる作品が多いが、 本作も小児性愛者を扱っているのだが構成の面白を楽しめる作品であった。 時効になった事件を元警察庁長官が脳梗塞で不自由になったからだを駆使して調査に乗り出す。 元長官、その周りの登場人物がしっかり書き込めていてそのやり取りにニヤリとしてしまう。 当然犯人にたどり着くが......。この物語の面白さはここから始まる。 どうなるのか????選択肢が提示されるが。 自分ならどこに着地させようか? あれ! そうきたか! 北欧ミステリーは層が厚い。◎ | ||||
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主人公は発作を起こしてリハビリ中で自分の感情もコントロールできず疲れやすい状態で時効済みの未解決事件を捜査します。 自由に動けないながらも友人や介護者の力を借りて捜査する前半と犯人がわかったとしてどう行動すればいいのか悩む後半と言った感じです。 時効済みなので司法の裁きを受けさせることはできず、氏名を公表すると暴力によって報復されること等を考慮して、主人公は自身の正義を貫きます。 最後の最後で目には目を、歯に歯を地で行く結果となりなるほどなぁと思いました。 | ||||
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スウェーデン作家といえば、スティーグ・ラーソン、ユッシ・オーソン、アンデシュ・ルースルンドなどなど、骨太ミステリーものが数多あるが、これらスウェーデンを代表する作家の一人でもあるレイフ・ペーションの邦訳としては、この「許されざる者」が初とは!ぜひ他の作品も読んでみたい!テーマはまさに「許されざる者」の時効を過ぎた重罪をいかに償わせるかにある。小説そのものの旨さもさることながら、冒頭で描かれる、主人公である国家犯罪捜査部の元長官ラーシュ大好物のホットドックが、本当に旨そう!ヘラジカのソーセージにオーランド産ピクルス、ザワークラフトにアーモンドのような甘さのマンデルポテト、ディジョンマスタードに引き立て胡椒とパプリカ、オニオンなんて!残念ながらラーシュはこれを口にする直前に脳梗塞で倒れるのだが、この作家の旨さはこのような細部にも表れていると思った次第。 | ||||
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CWA賞、ガラスの鍵賞など5冠獲得! それで買って読みました。 国家犯罪捜査局の元長官ラーシュ・マッティン・ヨハンソン、退職してこれから退職生活をだったのに、脳梗塞で倒れて、右半身不髄になった。 命をかけて、時効になった事件解決に乗り出した。彼はどんな解決をするのか。読み始めたら止められない。 | ||||
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とても面白い! 登場人物たちが生き生きしています。 着地点は賛否が分かれるかもしれませんが、 私は好きです。 きれいごとばかりじゃつまらないので。 | ||||
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突然「スエーデンミステリ界の重鎮」が天から降ってきた。 北欧ミステリにありがちな陰惨な物語かと思いきや、魅力的なキャラクターの主人公(たち)の地道な犯罪捜査小説。 終盤のカタルシスは得難いものでした。 | ||||
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凄腕で、いまだ人望の厚い、国家犯罪捜査局の元長官、 ヨハンソン。頑固オヤジですが、なかなか魅力的な 人物像です。 すでに引退し、さらには脳梗塞で不自由な体では あるものの、仕事仲間の親友や、個性的な身近な 知り合いをメンバーとして、未解決事件の解明に 乗り出します。 当時の資料を読み、関係者に聞き込みをし、 事件の状況が明かされていきます。 やがて、ほぼ間違いのない証拠により、犯人を 特定しますが、事件は既に時効が成立。 さて、この犯人をどうしたものか・・・。 心が苦しくなるようなエピソードも多いのですが、 必要以上に感情的な表現もなく、淡々と話は進みます。 明るい話ではありませんが、このヨハンソンの人柄 のせいか、どっしりと安定して不安感のない、 骨太、直球という印象の読後感です。 ラストの6行、ちょっと考えさせられました。 ここがあるのとないのとでは、ずいぶんと印象が 変わるのです。 目には目を・・・・。 それが誰であっても、あるいは何であっても、 その代償はきっちり払わねばならないのですね。 | ||||
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人の味がよく出ていて面白い。 アンナ ・ホルトとマティルダを脇に従えて 、 の一節は、アンナ・フルトの誤りではないだろうか。細かい話だが。 | ||||
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主人公は脳梗塞を患った元警察官である。主治医からすでに時効を迎えた少女暴行殺人事件につながる手がかりを示され、その謎の追究を始めるのだが…。脳梗塞を患った老人が探偵役?というので、初めは安楽椅子探偵ものかと思いきや、なんのなんの若い女性の介護人や筋骨隆々のロシア人の若者、同じく退職した警官の親友などの助けを借りて、資料を集め、必要な時は外にも出ていって謎を追究していくのだ。謎解きそのものは小さな手がかりを積み重ねて解明していく形で、ぐいぐい読ませる。少し、ヘニングマンケルのヴァランダー警部ものを思い出させた。(でも、キャラクターはヴァランダーよりこちらの方がずっと明るい) 犯人がわかっても、時効を迎えた事件なので法で裁くことはできない。そのとき、主人公がとった行動は・・・。結末には賛否両論があるかもしれないが、私には、こういう終わり方もあるな…と思わせるものだった。そこが気になるあなたには、是非この本を手にとってほしい。 | ||||
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本書の表題「許されざる者」と各章の扉書きで引用される「目には目、歯に歯・・・」という同害報復の法理は本書の一貫したモチーフである。 時効が完成した少女殺害事件を引退した敏腕捜査官が解明していくストリーが前半で展開されるが、犯人は早い段階で特定され、後半はその犯人にどのような償いをさせられるかがテーマとして展開される。 スウェーデンは死刑廃止国であり、主人公の元捜査官も、自分の娘なら犯人を殺すだろうが信条としては死刑廃止支持だと明言している。 これに対し、被害者の父親は大富豪となって犯人を血眼に捜している。イラン出身という設定で、犯人がわかれば同害報復が実行されることが暗示されている。 主人公は犯人を追い詰めつつも、同害報復でない法の裁きを実現しようとするのだが・・・。 ただし、死刑廃止国でなく死刑支持者の多い日本では、この主人公の葛藤は理解しにくいかもしれない。 あと、この小説では主人公が脳梗塞と心臓疾患で倒れるところから始まり、患者の視点から身体の不具合と治療が詳しく語られる。関係者からの取材によるものだろうが、このような構成は珍しく、大変興味深かった。 なお、時効制度に関しては、日本では刑事訴訟法255条1項により犯人が海外にいる間は時効は停止する。この小説では犯人がタイに長期間逃亡しているが、同種の時効停止制度がないのかどうか解説で触れてほしかった。 | ||||
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まずなにより、登場人物のキャラが良い。 北欧ミステリ好きのみならず、楽しめると思う。 お薦め。 他の作品も是非読みたいので、ほかの作品の翻訳もお願いしたい。 | ||||
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