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血のペナルティ
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血のペナルティの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.83pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全22件 1~20 1/2ページ
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翻訳本ですが、 冗長な説明などがなく スッキリとした文体なので テンポよく読み進める事が出来ます。 ストーリーも起伏に富んでいて 飽きずに最後まで読めると思います。 参考にして頂ければ幸いです。 | ||||
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まさか事件の真相がこうだったとは…。それがわかった時点で表題に納得できました。 『ハンティング』から読み始めましたが、これまでは超異常者の犯人たちでした。今作品はそれなりの背景があるものでまあ納得もでき、事件の構成はよかったと思います。 ただ、アマンダのような上司には自分ならがまんできないだろうな…。いくらウィルに対する温かい気持ちが陰にあるとしても、ふたりで事件に臨むのならもっと協力的な態度をとるべきでしょう。 懐の深いウィルだからこそ耐えられるのですね。でもウィルがとうとうキレかかったとき、アマンダがちょっとあたふたするところはおもしろかったです。 私の中でウィルの魅力はシリーズを読み進むごとに深まっています。 ウィルとサラの関係がちょっとずつ進んでいくところがロマンティック。前途多難そうだけど、ウィルには幸せになってほしいと思います。 | ||||
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個人的にはミステリー小説は好みの部類なので、この手の警察・捜査官系の話はピリピリした緊張感が物語全体から感じ取れます。 特別捜査官のウィル・トレントとしてシリーズ化されているので、他の物語も読んでみたいと思いました。こちらは最初の作品では無いので、過去作の登場人物の背景などがある程度省かれてしまっているので、その点は1作目から読まないと人物の背景や、感情などもわかりづらいですね。こればっかりは仕方無いと思います。 良い作品に出合えた事に感謝です。 | ||||
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冒頭付近からシリアス展開で 緊張感をもって読むことが出来る 読み始めに予想してた展開とはまた少し違うので いい意味で裏切られたので面白いとは感じる 私はこのスリリングさは気に入っているので シリーズ化してアメリカドラマや長編映画で観たい 小説で読むと疲れるというか、中弛みを感じる面も少なからずある。 | ||||
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捜査官のウィルが主人公のサスペンスものです。 猟奇的な描写、暴力描写があるので、苦手な方もいると思いますが、サスペンス好きな方なら楽しめると思います。 このシリーズは初めてだったのですが、面白かったです。 ストーリーの展開もよく、ほかのシリーズも読んでみたいと思わせます。 | ||||
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途中ちょっと混乱しましたが、おもしろくて引き込まれました。 警察小説や推理小説が好きな人は楽しめる作品だと思います。 今回はこの本だけ読んだので、せっかくだからシリーズで最初から読んでみようと思いました。 翻訳も自然で読みやすかったと思います。続巻も期待です。 | ||||
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短い文で、カメラワークのように視線の動きに沿った順番で画面が描かれていきます。絵面が顔面にうかぶようです。 言葉も考えも、短く、とんとんとテンポ良く書かれた文章はわかりやすく、鮮やかです。 | ||||
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エルロイ以後の警察小説の定型を踏まえつつ、血の通ったキャラクター造形と多彩な登場人物を描写する力量を感じる。反面、錯綜したプロットは必ずしも読みやすいとは言えないのが難点。残虐な描写はあくまで今のアメリカの現実を写す為であり、読後感は決して悪くない。初めて読む作家だが非常に誠実な印象を持った。 | ||||
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描写が、映画的な感じで引き込まれますが、反面、くどいところもあり、本も厚めです。 背景が、今風の感じでもあり、個人的に懐かしいアトランタやジョージア・テックの名前が出てきて、親近感が持てて、どんどん読み進められました。 今回初めて、このひとの小説を読んでみましたが、シリーズものなので、ほかの本も読んてみたくなりました。 タイトルや表紙を見て、ちょっと引き気味でしたが、読んでない作家も試してみようと選んでよかったです。 小説などは、最初の1ページを見れば、自分の好みか好みでないかわかるので、出来れば、試し読みの部分を入れてほしいと思いました。 シリーズものや知った作家の場合には、想像できますが、初めての作家の場合は、ちょい読みが欲しいところです。 | ||||
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の邦訳本で、長身のイケメンだが心が結構病んでいる、シリーズの5作目となり、定番の出演陣を網羅しつつも、その人間模様は結構進展します。 基本的には、検察官系の作品と言え、定番と言える縄張り争いを警察と繰り広げたり、嘗ての悲壮な過去に苛まれたりと、基本属性は網羅されています。 一方で本作は、行動的な女性陣が主人公とも言え、その性格も女は全面的に強く、男はヘタレかフェミニストと言う、著者にメルヘン属性でも備わっているのかと感じる作風でした。 また、登場人物の個性が色濃く、相関図がややこしい本作において良い点と感じました。 ただ、著者は猟奇的描写を好む方らしく、序盤から血塗れだったり、途中に暴行シーンがあったりと、一応の耐性準備が必要かと思います。 総じて、捜査に走り回る動的脚本部は、ぶっちゃけあまり重視していない印象も受け、実際に少し娯楽性が弱いとも感じました。 反面、人間相関図の動きを楽しむ作品としては、おそらくシリーズ通しで読めば、感慨深く感じると思われる要素も用意されており、既存愛好家向けとしては☆×4ぐらいにはなりそうに思います。 | ||||
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やはりシリーズものなので、一作目から順番に読んだ方が伏線なども理解しやすく良いと思いました。 作品自体は面白いのですが、どうしてもシリーズ物と考えてしますと、登場人物の背景を確認するのに戻ってしまいます。 600ページを超える長編小説のため、私のように一気に読む派にはちょっとツライかもしてませんが、作品の面白さで待ち時間ですんなり読み切ることができました。 海外では注目を受けているカリン・スローターの作品ですが、私の周りでは評価があまり高くなくこれまで読む機会が無かったので、これを機に一作目から読んでみたいと思います。 | ||||
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理性的で常に冷静な特別捜査官ウィル。男だがライフル派。子はいないが怖い妻がいる。病院の女性医師で死体検視もするサラ。二人の恋愛模様がこの話の横糸。一方、一人で二人の子供を育てながら、ウィルの同僚として現場でも積極的に働く女性捜査官フェイス。その母イヴリンも女性としては草分けの麻薬捜査課の刑事だった。今は引退したその母親が突如誘拐され、麻薬をめぐるギャングの抗争が疑われるような殺し合いが連続する。母と同期で今やウィルやフェイスの上司となっているアマンダ等と共に母の誘拐事件の解決を目指す話が縦糸。勿論途中にはコロンバイン高校の乱射事件で使われたTEC-9とか、監獄の独房の描写とか刑事物につきものの蘊蓄が散りばめられていて飽きません。ミステリーとして見ると、結末に意外性があり面白い。これお勧めです。 | ||||
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三連の殺意』が個人的に合わなかったので、それ以降の作品は読んでいなかったこのシリーズ、今回、頂いたので読んでみた。警察小説というよりも、それに起因する人間模様の物語ですね。ミステリとして読むと壮大な肩透かしを食らうけど。他のシリーズ作も読んでみようと思います。(読書メーターより転載) | ||||
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シリーズものらしいけど、読むのは初めて。 ミステリーらしく、スリリングなどんでん返しも詰め込んであるし、ストーリー展開の楽しさはタップリ堪能できる。 洋書の翻訳にありがちなテンポの悪さや、言葉まわしの不自然さは全く感じなかった。 スッと内容に入っていける文章で、翻訳としてのレベルもかなり高いと思う。 場面の描写は「緻密」とか「繊細」というのが相応しいと思う。その場の空気というか登場人物の気持ちがグイグイくる感じ。 それが「残酷さ」とかにつながっているんだろうけど、凄惨な描写というよりも心理的な迫力がハンパないという感じ。 とにかく重厚感のある描写がグイグイくるという感じなんだけど、その分「文章冗長」というか、ライトノベルのような気楽さとは対極にある感じ。 「ちょっと気分転換に」というよりは「たまにはドップリと読書」というタイプなのは間違いない。 なので、可能ならば一気にラストまで読み進むことをおススメする。 蛇足ながら。 登場人物は当然ながら全員アメリカ人。しかも結構な大人数。 向こうさんの人名に馴染めなくて「あれ、誰だったっけ?」となる事しきり。 まぁ洋書小説に慣れた人なら、どうって事ないんだろうけど。 | ||||
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「ジョージア州捜査局特別捜査官のフェイスが実家の母に預けている娘を引き取りに行った時、元警官の母の姿は無く、部屋は荒らされ血まみれ、そして凶器を持った男達が待ち構えていた・・・」という感じで始まる。米国ジョージア州を舞台に元警察感の母の行方を案じる州警察の捜査官の娘フェイスと、市警に捜査権を持っていかれ、密かに事件の捜査に挑むフェイスの相棒・ウィルの緊迫の3日間を描いた警察小説(ミステリー)です。621ページの長めの小説ですが、拐われたフェイスの母・イヴリンの行く末にドキドキし、母の無事を願い家族の身の安全に苦心するフェイスの姿に手に汗握りドキドキ、捜査権を市警に握られ密かに事件の謎と拐われたイヴリンの行方を探すフェイスの相棒・ウィルの焦燥と事件の謎解きにドキドキしているとあっという間読み終わりました。読むのに没頭していると米国のサスペンスドラマか映画を観ているような感覚にさせてくれる1冊です。ただこれだけドキドキさせておいて事件の黒幕の動機には・・・ | ||||
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描写が詳細。映像だと心理描写は役者の表情、動きで追う。ミステリーであるが、ショックな暴力的な描写はない。警察ミステリーは組織が複雑でリアルを付随させるのが大変なのだが、違和感なく入り込める。 | ||||
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前作は全く知らずに読みました。警察小説ミステリ。 強い女どもにシビレます。それに振り回されてしまう主人公ウィルは、ディスレクシア(読み書き障害)の弱みを見せまいと、それ以外の感覚を発達させた警官。彼の不憫な魅力にクラクラです。 シリーズ全部を読みたいと心から思います。すごくすごく面白かった。 惜しむらくは、文庫カバーの裏筋で本書の1/3がネタバレしている事。 もうちょっと控えても良かったんじゃないかなぁー、と 個人的には思っています。 | ||||
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ジャンルとしては推理小説に入るのかな? アクションもありつつ、ちょっと酷い描写とかもあるし、人物整理ができない(笑) いろいろな話しはネタバレになりそうなので控えさせてもらうけど、 カリン・スローター作品を読みたくなった、という気持ちになったことはわかって欲しい。 | ||||
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母は元捜査官。その娘フェイス・ミッチェルは現役の捜査官。 母に我が子を預け、「いまから迎えに行く」と電話をかけるが、母が出ない。嫌な予感がする。急ぎ母の家に駆けつけ、停まっている母の車のボンネットに手をあてる。あたたかくない。車を使っていないのだから、ずっと家にいるはずだ。ならなぜ電話に出ないのか。母がいつも聴いているのとは違う音楽が家のなかから聴こえてくる。そして勝手口に血の手形を発見する……。母は? 幼い我が子は無事なのか? 異常な緊張感とともに始まります。 主人公は、このフェイスの相棒であるウィル・トレント。 文中に「ウィルは頭のなかでもう一度最初から映像を思い浮かべた」という言葉が出てきますが、作者自身が「映像を思い浮かべ」ながら小説を書いているのだと思います。この序盤の、母の家が大変なことになっていると気づいたときのフェイス・ミッチェルのパニクる様子。パニクりながらもプロフェッショナルに行動していく的確さ。 キャタクターの動作と思考プロセスが詳細に描かれているので、読んでいると、映像が浮かんできて、映画やドラマを見ている気分になります。逆に言うと、詳細すぎて、文章が長いです。改行少なめで600ページぎっしり。詳細ゆえに1章1章が長いのでサクサク読めません。とても重いです。複数のギャングが登場し、母と娘の物語が描かれて、先が気になるのに、文章が重いせいでなかなか進まないという欠点があります。 文章自体は重いですが、日本語翻訳はとても読みやすいです。 銃器や手順の描写をおろそかにしない。警察小説としてもシッカリしています。 捜査官ウィル・トレントを主人公にした〈ウィル・トレント〉シリーズの1冊ですが、本著から読み始めても特に問題ありません。遡って『ハンティング』や『サイレント』を読んでもいいと思います。 読んでいて、「ああ、なかなかいいキャラだな」と思える人物が何人かいて、彼らは死なないまま終わるので、続刊・新刊が楽しみになりました。 | ||||
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ウィルの幸せを願って星5つ。 愛し方、愛され方、どちらも難しい。 このシリーズはいつも陰惨な事件を解決する話だけど、登場人物が魅力的なので没頭してしまう。 シカゴもヤバいけど、アトランタもヤバい! | ||||
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