■スポンサードリンク
Ank: a mirroring ape
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
Ank: a mirroring apeの評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.59pt | ||||||||
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全51件 41~51 3/3ページ
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 人と類人猿との違いは何かをテーマにしたSFです。 しかしそれだけでは手に取ってもらえないのでサスペンスをからめたのでしょうか。 結果どっちつかずの内容になっており中途半端な印象を受けました。 科学的な解説はほどほどにしてサスペンスに重点を置いたほうがよりおもしろくなったのではないでしょうか。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 面白い設定で、一気に読みました。 けど、物語のキーとなる「鏡」と、そこから導き出される人類の誕生のきっかけが強引に感じて、最後まで引っかかって読み終えました。 あと、主人公をはじめとする登場人物に感情移入し切れないのも、物足りず感じました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 読み始めてから数ページは「ううむ、なかなか手強そうだぞ…」と半ばリタイアを覚悟していた。 ところが、そこからほんの少し進んだだけで、物語は急激にスピードを増す。 章ごとに行きつ戻りつする時間軸。 分かっていることと知っていること、起こっていることとこれから起こることが錯綜して、今、自分が生きているこの空間がどちらの世界線なのかが分からなくなるほどだった。 これは虚構なのか? すぐ隣で起きている、もしくはこれから現実世界で起こりうることではないのか? 読み終わっても緊張が抜けず、頭の中にいろんな可能性が渦巻くようだった。 科学的に詳しいことが分からなくても、十分に楽しめるパニックエンターテイメント。 映像化はいろいろ難しいとは思うが、非常に「映像的」な作品。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| かなりいい作品なので、今年のランキングに入ってくるかと思います。 ただ、面白かったかと聞かれると、まあまあですと答えると思います。私にはそんな印象でした。 前半は穏やかに話が進みますが、後半は怒涛の展開となります。京都市は大変なことになってしまいます。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 傑作「ジェノサイド」のようなストーリーを期待して読み始めたが、良い意味で裏切られた。場所、時系列が次々と切り替わっていくが、一つの章が短いので苦痛にはならなかず、序盤は登場人物のバックストーリーなどが丁寧に描かれ、その間に広がりつつあるライオットの惨劇を巧みに挿入して、読み手の緊張感を高めることに成功していると感じた。しかし、後半になるにつれて(特に仲間になる少年に出会うあたり)から、昔のB級アクション映画のような雑な展開になっていったのが残念に感じた。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 殺戮の言語を突き詰め、現生人類の始原、さらにその先の先にまで視野を広げたパニックSFスリラー。 硬質なSFとエンタメ要素がとても高度に組み上がってます。 人を選ぶ非現実なガジェット・力は無し。かつ、近未来と言ってもほぼ現代に近い日本なので、作品世界に入り込みやすいです。 よりによって世界に誇る古都・京都がおぞましい修羅場と化すのも見どころ。 ゾンビ物系の良作でもあるので、ゾンビ物・猟奇殺人好きな人、食傷気味の人にもおススメです。 ちょっとネタバレ。 帯の「希望」はどうかと思いますが、読後感は何故か悪くないです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| どんなオチをつけるんだと思って最後まで読んでみたが、自分には合わなかった。フィクションとして楽しむまえに、似非科学臭が鼻についた。文章中に「ん?」という表現があり、科学的なツッコミは横に置いとくとしても(それを始めたら、とりわけこの物語全体が成立しない)、そのせいでアラをさがすように読んでしまったのが原因だと思う。 たとえば「ドラッグ中毒者の行動によく似ていた。連中は、車に轢かれても立ち上がってくる。」という箇所。ん? ドラッグ中毒者って、そうなのか?。そんなドラッグ中毒者って、それこそ映画のなかのゾンビの話じゃん、プロの作家が、こんな形容でいいのか、とか。 細かいところでいえば、ふつうそこは「浄水」じゃなくて「ろ過」と言うだろ。いや、確かに仕組みは浄水だけど。でも、なんでわざわざアクアテラリウム専門店なのか? とか。 お約束の「E=mc2」も含め、理系っぽいキーワードが登場するわりには、読者を納得させる「エビデンス」(この単語も本文中にルビとして登場)が提供されない。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| ごめん、ホント物凄い。霊長類研究から、人類の起源、言語の誕生、そして次なる進化の予兆までを、黙示録的に綿密な計算の元に描いた作者への賞賛しか浮かばないっす。ジャンルとしてはS F。グレッグ・イーガンに匹敵するわ、これ。さっさと翻訳して欧米に出して欲しい。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 荒削りながら、極めて独創的な小説だと思います。すべてのポイントは、「パンデミックではない」ことにあります。他の方のコメントで逆のことが書かれているようですが。映画化されそうな気がします。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 京都で突如起こった大暴動。チンパンジーの研究をしていた研究所で何が起こったのか。主人公の望が事件の解決と真相に迫るが、予想を遥かに超えた未曾有の大災害が加速度的に拡大していく、という話。 視点、時系列は複雑に前後するが、どのエピソードも非常に良くできている。キャラの造形も考え込まれていて最後まで一気に読める。 かなりの長編だし、若干科学的な話も出てくるが、スリリングな内容で楽しめるだろう。 お勧めの一作。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| これは凄いわ。 最近は日本の小説が小粒になっている気がしてならず、ディーン・クーンツとかスティーブン・キング等のブロックバスター小説ばかり読み漁っていたんだけど、これは白眉。 ふだん文庫本しか買わない僕が、なぜか表紙に掴まれて衝動買いしたんだけど、大正解だった。 じわじわと破滅に至るカウントダウンが心憎いし、いざやってきた破壊は胸が透くほど徹底的で、ハリウッド映画好きにはたまんないわ。 「猿の惑星・創世記」+「ワールドウォーZ」+ジャレド・ダイヤモンド+伊藤計劃+古川日出男+SCPみたいな印象。この辺のキーワードにひとつでもピンと来た方は是非。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!





