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きれぎれ



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【この小説が収録されている参考書籍】
きれぎれ (文春文庫)

きれぎれの評価: 3.21/5点 レビュー 47件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.21pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全47件 21~40 2/3ページ
No.27:
(5pt)

疾走するダメ人間の妄想

町田康はこの作品において、それまでの楷謔的に過ぎる内容からひとつ脱皮し、とうとう文学的価値を持ち得たと思う。それまでの自虐的ユーモアやリズミカルな文体は維持しつつも、人間の意識の流れを巨大な妄想力で曼陀羅図のように描くことに成功している。納得の芥川賞受賞だ。処女作「くっすん大黒」から、一貫して駄目人間を主人公にしながら、この圧倒的な自己肯定は読んでいて爽快であり、頼もしくさえ思える。バブル崩壊以降のこの不安定な時代にあって、町田康のような作家はやはり貴重だ。
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No.26:
(5pt)

センスいいです

表題作は放蕩息子っぽいプーが適当に生きていて、金策に走りながら、暴走したり踏みとどまったり、見合いでピンサロがよいが趣味ですといってしまうとか、そういうのが町田市特有の文体で書かれています。

結婚式で
「私は心の亀
孤独な心の亀
ヤクーツクの空
銀色の空の下
ツンドラに鶴が立っている」
みたいなシュールな歌がかかっているとか、微笑を誘うノリ。

金策に奔走するが友人はどいつもこいつもカネにこまってボロ屋に住んでいるなど頼りになりません。

イヤミな画家にカネをかりにいくと「君みたいのにはピッタリの仕事があるよ。海外青年協力隊で地雷撤去とか」
俺にカネを貸すなんて、わが策略にはまったり、お前なんかせいぜいが軍曹だ、俺は少尉だとか。
借金して買ってきた画材で、青空をベースに、腐った目を書くとか、デカダンふうです。

遺産はなくなり、「穴の前で振り返ると、青空。きれぎれになって腐敗していて」という、金欠でどうなるのかよくわからないオチなど。

帰りに暴漢か何かに襲われ、空港の職員に声をかけられる
てめえ、バカ野郎、てめえ乞食じゃねえか。泥棒じゃねえか。裸で。かっ、裸で泥まみれで。なにぬかしてやがるんだばかやろう。てめえみたいな乞食がグランドリッチホテルの客なわけねえだろっつうの。あんなホテル、俺だってとまれねえっつうの。
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No.25:
(3pt)

何だ、この本は?

町田康は、読者を幻惑する。

タイトル作の「きれぎれ」は、幻惑されつつも、どこか魅力があり、もう一度じっくり読んだ方が良いかも・・・なんて、個人的に思ったりした。

「人生の聖」は、もう何が何だか・・・(笑
場面がバンバン切り替わり、よく分からない描写や情景がでてくるので、ついていくのがやっとだった。

もう、町田康の本は10冊以上は読んだが、この芥川賞受賞作の「きれぎれ」は、最も不可思議な一作だったかも。
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No.24:
(5pt)

まさにきれぎれです

人間の思考をぐるっとひっくり返したような文体です。
考えてることなんて本当は小説みたいに整然としてなぞない。
言葉や思考の色んなこまかい断片が集まると、整然とした文章よりも、かえってものすごく的確な表現になることってあるのです。
そういう意味でまさに「きれぎれ」。
勢いに任せたおしゃべりのようにユーモラスで生きていて媚びてない。
お決まりのような文を読むのが照れくさくなっちゃった人、ちょっとへんなもの(いい意味で)の好きな人におすすめだと思います。
常識外のものを「わけわからん」と言ってしまうのは簡単ですけれども、こういうありかただってありなのだ、とわたしは思います。
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No.23:
(3pt)

ラストの青空が美しくも虚しくもあり…ブルース?

まだ『くっすん大黒』と『きれぎれ』しか読んでないのですが、
両方とも『ダメ男の話』なんで、少し比べてしまいました。

『くっすん大黒』は、リズム感のある文章で、
最初のページで『この話、面白そうだ!』〜と思わせるのに、
『きれぎれ』は反対で、序盤が読んでいて辛いと思いました。

作品としては、持ち味が違うので両方好きですが、
『きれぎれ』に関しては「この漢字なんて読むの?(調べる→)」
その後「…こんなのカタカナでいいじゃん(例:護謨/ゴム)」
といった個所がちょくちょくあり、リズム感の邪魔でした。

読み終わった後味は、村上龍の「限りなく透明に近いブルー」に
近い感じ。不快感たっぷりだけど、終盤に美しい場面もあって…。

主人公のダメ男は、結局最後までダメ男のまんま、もうグダグダ。
ラストの『振り返ると、青空。きれぎれになっていて腐敗していて。』
の場面で、「腐ってんのは、空じゃなくてあんただよ!」と思いましたが、
この青空で最後に「読み手」が救われた気がします。すっきりして。

主人公は、何も救われません。青空に見るのは、虚しさか…。
はたまた、女房が飛び降りる幻影なのか…。

『日本語を壊して組み直す』という点ではパンクですが、
『ダメ男の生き恥〜それでも生きる』というストーリー性では、
「ブルースかな?」と。
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No.22:
(3pt)

困惑されたい時期・・・

クラクラしますね、町蔵さんの世界には・・・
ここんとこ、普通のものばかり読んでいたので、理解にかなり苦しみました。
んーーークラクラしています。
あぁ 町蔵さんなんだな・・・と・・。
いいえ。べつに「いぬ」には さほど 拘りはないのですよ
俺が学生で 彼らがバンドをやってた頃なんかには。
ぶっちゃけ バブルの時期に 何?パンク?という思い、しかなかった。
その中で、まともなことを言ってたように感じたうちの、ひとつではあるけど・・・

あいかわらず、あがいて、いがんで、ぐぎっている町蔵さんが、あーここにいるんだ と 思った。
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No.21:
(4pt)

文学でもパンクでもない、隔絶したもの

80年代前半の日本インディ・シーンの特徴として、なぜか文学・演劇的要素の強いバンドが人気だったことが挙げられる。(多分、唯一の例外は詩作を全く放棄していた山塚アイ=ボアダムスだが、結局美術系に流れていった彼らだけが今でも現役バリバリなのは興味深い。)

 彼ら自身が「パンク」と自己定義にしていた割に、余りにもやってる音楽が所謂パンク・ロックから遠かったことは今振り返っても興味深い。町田町蔵が主戦場を言語表現に移した際に、小説ではなく詩集から入ったというのも、偶然ではないのだ。(個人的には、どんなに思い入れがあっても、今の時代に「パンク歌手」の看板は誤解の元なので、下ろした方が良いと思う。)

 彼は詩も音も完全に自己流で爆裂した表現者だったが、大物インディ・アーティストの中でもかなりキレた言語センスを誇っていた。そんな彼が書く「小説のようなもの」が文壇でやたら賞を取るのは、単に文壇が「文学」から隔絶したこういう変な日本語表現にウブだからである。(だから、彼の小説は今後も日本でしか評価されないだろう。)

 そもそも「文学」的ではないという点でのみ町田は評価されるべき書き手なのだと思うが、最近は本人もその辺の事情が分かんなくなってきたのか、教育テレビで中原中也について語ったりしている。でも、そういうせせこましい仕事こそ「文学者」がやれば良いのだ。

 町田町蔵/康の才能に文壇が尻馬に乗って独占している状況は、色んな意味で寒い。彼は、文学者でもパンク歌手でもない「異才」でしかありえないし、そんな「表現者(アーティスト)」であることを早く本人に思い出してほしいと思う。
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No.20:
(3pt)

パンク小説

おー。なんだ、なんだ、なんだ、だんな、これは!
怪誕不経、超塵出俗、憾天動地、瞠目結舌、
言語道断、支離滅裂、奇奇怪怪の怪物くん。
乱離骨灰、羅利骨灰、乱離粉灰、らりこっぱい懲りずに4回。
私は僕は俺は、頭割られて、脳みそに割り箸突っ込まれて、
ぐしゃぐしゃに掻き回され悶絶昏倒、主人公の気分。一言もねぇ。

日常からちょっと飛躍しているものが好き。って康ちゃん。
ちょっと”ちょっと”ちょっと”100万倍飛躍してまっせ。末世。
胡蝶の夢で飛び交う言葉の麻薬に覚醒されて、
意識は観念してまんねん。
発想と衝撃だけで、何かをやってみようという人が
始めた音楽がパンクと再び康ちゃん。
まるで、「きれぎれ」「人生の聖」はパンクロックのリズムに乗って、
「脳内シャッフル革命」を実践して書かれた歌詞でんがな。
と私は僕は俺は思う。たぶん。
「パンク小説」「小説パンク」。音楽と小説のコラボレーション。
新しいものはボーダレスで生まれる。(70点)
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No.19:
(5pt)

これはロックビデオだ!

著者は元パンクロッカーだったそうですが、これはまるでロックビデオみたいですよ。これをトーリーとして読むと訳が判らなくなると思いますが、シュールなイメージ(映像)の展開として読むと実に面白いです。

これはまさにアートですよ。
今までにない、新鮮な体験でした。
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No.18:
(3pt)

町田康、大好きなんだけど・・・。

町田康の作品は殆ど読んでますが、個人的にこれだけは

面白さがイマイチ解らんのですよ・・・。当方の読解力が無い所為も

十二分にあると思いますが・・・。何故コレが芥川賞?と正直

思いました(機は熟したって事か?)。それなら候補止まりになった

”くっすん”か”けものがれ・・・”で受賞して欲しかったなぁ。

芥川賞作品と言う事で町田康はこれが初めてって言う方も居られると思いますが。

面白く無いと思って町田康に見切りを付けた方は是非「くっすん大黒」か

「屈辱ポンチ(けものがれ・・・)」を一度だけ読んで欲しい!それを読んでも町田康パス!

って言う人には何も文句は言わないっす。

ちょっとこの作品は難しかった(僕には・・・)何か読み終わった後に暗くなったし・・・。

町田康作品は読み終えた後は「生きてりゃ何とかなるだろう?」って感じに

訳の解らないポジティブ感が沸くのになぁ(僕には・・・)

でも”タクシー”と”お見合い”の下りは、いつもの町田康っぽくて好きなんだけど。
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No.17:
(3pt)

町田文学の爽快さ

「読後感として何も残らない」という感想は当たらず。この不快感と爽快さの絶妙なるバランス。人生と社会における不条理性と諦念と自虐と救い(か?)、悪夢と現実。やけっぱちなテロル。ちっぽけな悪意に満ちた快感。読書をすることの愉悦とひきつり。
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No.16:
(4pt)

コラムの方がと思っていたら

週刊誌のコラムで存在を知り、本を読み始めても数ページ読んで「コラムの方が面白いな」と思い、20ページくらいでやめようかと思った。我慢して読んでいくうちになぜか引き込まれ完読。強烈な個性を理解するのに時間がかかったのかもしれません。
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No.15:
(4pt)

ダメ男を書くのがうまい('-,_ω-`)プッ

この作家の本は初めて読むのですが、面白かったです。話を綴られる文体がとても独創的で、かつ音楽的です。この人、昔バンド組んでたのかな?とにかく文体がまるで音楽を聴いているかのように心地よく、個人的にはツボりました。('-,_ω-`)プッ

古臭い表現や漢字が多くて若干の読みづらさを感じたり、情景描写が少なくて場のイメージが掴みにくかったり、色々と荒いところはあると思いますが、それでもこの人の書く話は読む者の感性に訴えかけてくるところがあって実に良いです。

内容はしょうもない男が世を憂えたり、女と出会ったり、まあそんな感じで。('-,_ω-`)プッ

物語的には特にこれといった特徴はないのですが、独特な文体、そして感性豊かな表現で読ませる読ませる。

そして物語はあまりにも唐突に終わる。まあ、理屈抜きに楽しんでくれって感じですかね。
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No.14:
(3pt)

文体と諧謔ぶり、読んで何が残るか、何れも今ひとつ。

芥川賞の選考では、宮本輝が猛反対し、石原慎太郎が強く推したようですが、わかる気がします。文体がユニークなことで「ビート派」とか言われる作家ですが、『きれぎれ』について言えば、かなり「メロディ」も重視し、計算して書いたように見えます。しかし文体も諧謔ぶりも、例えば、野坂昭如の初期作品などの強烈さには及ばないという気がします。
日常生活における人間心理の闇の部分、常識化されていない部分を描くのが文学の役割の一つであるという定式があるのか、芥川賞受賞作はその受け入れ易さで好きな人嫌いな人に分かれがちです。その点『きれぎれ』の主人公は、バブル崩壊後の世相を反映したキャラクターに思え、「勝ち組・負け組」で言えば「負け組」とわかり易い。屈折していて、そのくせラストの青空のように突き抜けたところがあるため、作品としては読み手に適度に受け入れられ易いのではないか。ただ読んで何が残るかというと今ひとつ。
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No.13:
(3pt)

好き嫌いは分れるかも

初めて読んだ町田作品だったが、何とも形容しがたい読後感だった。また町田氏の文体には独特の粘りがあり、最初は戸惑ったが次第に慣れた。
3年も定職が無く、妻にも逃げられ、所持金も無く、かといって先行きを案ずるわけでもない、ぐうたらな主人公。貧乏人が金を求めて何かを始め、物語が展開して行くというパターンであるが、あらすじ自体にはあまり意味は無いのかもしれない。もっとも、巻末の三浦雅士氏の解説を読んで、作品の意味付けが多少出来たような気がする。
物語が進むにつれ、主人公が相対的に(他の登場人物と比べて)まともな人間に見えてくるのは不思議である。
作品に出てくるギャグ等にはクスリとさせられる。色々な読み方の出来る作品かもしれない。
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No.12:
(4pt)

併録の「人生の聖」が面白い

芥川賞受賞の表題作「きれぎれ」よりも、個人的にはカップリングの「人生の聖」が好きだ。
この作品はは全5編からなる超短編集。で、労働が主なテーマなのだと思う。主人公は5話とも別の人物だけど、それぞれ会社の同僚だったり、友人だったりと微妙に繋がってる。町田康お得意の、安倍公房を彷彿とさせるような、自分の体の、意思に反する変形シーンも登場する。そうかと思えば、ファッション目的で頭蓋骨の半分をスケルトン仕様にしてしまって、ひどく苦労する男の話もあって、なかなか濃い。結局、現実とうまく折り合いを付けることの出来ない人間の、不条理な破滅って筋が多いけど、一話一話にマチダ節がぎゅぎゅっと詰まってる。とにかく面白いので、町田康が苦手だという人も、だまされたと思って手にとってほしい。とにかくたくさんのひとに読んでほしい。
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No.11:
(5pt)

☆5つですが、お薦めしません。

超下降思考とでもよべばいいんでしょうか。
ひたすらにだらだら下降線を描きながら
五黄殺の取り憑くがごとくストーリーは進む。
思わずニヤリとしてしまう表現が多いです。
作者町田康が自ら「自分はパンクロッカーに成り下がった人間」と
称している処にもニヤリ。
でも私はこんな作品を心のどこかで待っていた。
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No.10:
(2pt)

最後まで読めなかった

文体がユニークで、暴力的なまでのドライブ感が面白いのは分かるが、自分は町田康とはどうも相性が悪い。
 「けものがれ俺らの猿と」の映画を見たが、鳥肌実のシーンしか印象に残らなかった。町田町蔵のINUも聞いたが、遠藤みちろうのスターリンのほうが好きだった。「屈辱ポンチ」も読んだが、舞城王太郎の奈津川家シリーズの文章(登場人物が町田康を褒めていたけど)の方がしっくりきた。
 町田康は好き嫌いがはっきりする作家だと思う。自分に合わなかったというだけで現代文学には重要な人物なのだろう。
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No.9:
(5pt)

絶妙

賛否両論があり、好みの分かつ小説ではあるがとても面白い。
主人公は社会の底辺を歩いており、さらにモラルも底辺で
人間の欲の非常にいやなかたちでもっている。
しかし主人公は人間であり、社会人でもあるので
いやがおうでも生きなければならず、そのさまを書いた小説。
このような内容を町田康の独特な節でテンポよく書いている。
個人的にマタイ受難曲が出てくるところでマタイ受難曲を
ちょうど聞いていたのでとても印象に残ってしまった。
きれぎれ (文春文庫)Amazon書評・レビュー:きれぎれ (文春文庫)より
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No.8:
(4pt)

面白い、面白くない。ではないおもしろさ。

この作品はストーリー云々ではなく、普段使わない感性を刺激される作品だと思う。面白い面白くない。というよりは、言葉にしがたい・・・何というか、脳内に何か分泌されるようなナニカ。が、あると思う。そしてナニカ。が、美しい。気がする。
あまり本を読まない人のほうがむしろ世界に入りやすいかもしれない。
きれぎれ (文春文庫)Amazon書評・レビュー:きれぎれ (文春文庫)より
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