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きれぎれ
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きれぎれの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.21pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全47件 41~47 3/3ページ
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この作品はストーリー云々ではなく、普段使わない感性を刺激される作品だと思う。面白い面白くない。というよりは、言葉にしがたい・・・何というか、脳内に何か分泌されるようなナニカ。が、あると思う。そしてナニカ。が、美しい。気がする。 | ||||
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はっきり言って、ひどすぎます。読んでて、暗くなる本です。そして、最後は何を言いたいのかさっぱり分からず、人生の腐敗していく姿を描いた作品です。芥川賞受賞とのことで買いましたが、損しました。 | ||||
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「くっすん大黒」「人間の屑」「夫婦茶碗」などと比べると、わけが分かりません。どれが現実でどれが幻想なのか、そういうことは分かろうと思えば分かるのでしょうが、分かったからといってどうにもならないでしょう。文学の全てが作り物であることを強調しているような気はするが。 意味不明なパンクの文学バージョンと思えば分かりやすいのかも知れません。でも、最初期のニューヨークパンクは決して意味不明ではなかった。そこにあった反技術的な企みを町田は持っているのではあるが、この本は最もお勧めできない本に違いありません。 おそらく、この本を町田の中で初めて読んでしまうと、作者を嫌いになり、甘く見てしまうことになるだろうと思われます。 | ||||
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世界を、日本語を一度徹底的に破壊した上で、真っ白な紙の上にぶちまけて、描かれたものは芸術と呼べるかどうか? 『きれぎれ』という作品においては、ぶちまけ方が、更にはその前段階の破壊のし方が巧みなのでしょう。「なんじゃこりゃ?」な世界が形成されています。 広い意味では前衛的といえるので、そういうのが苦手な人にとっては、単なる言葉の羅列にしかならないでしょう。 あくまでも詩ではなく小説なので、金を借りるために苦心する主人公のダメっぷりを、他人事みたいに指さして笑って楽しめればラッキィです。 | ||||
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妄想をここまで率直にかけるのが 凡人にはすごいという感想しか抱かせない 誉められる点なのでしょう。 妄想の下敷きになっていそうな知識を推察したり いろいろ面白いのかもしれませんが ”言い分”がないので文学っぽい感じでした。 素人っぽくてすみません。 | ||||
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芥川受賞作の「きれぎれ」は、他の作品に比べると やや難解で読みにくい、おもしろくない、という感想を 持つ方もいるようですが、これは現実と空想を行き来するお話、 それを全部分かろうとするから余計分からないのだと思います。 逆に、その現実と空想の交錯する感じを楽しんでもらいたいです。 また、初期の頃にはない味のある情景描写も楽しめます。 個人的に、雨の中タバコを買うシーンが好きです。 併録の「人生の聖」はもう、ぶっちぎっちゃってます。 おもしろいです。ぜひ読んでみて下さい。 | ||||
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この本には、芥川賞を受賞した“きれぎれ”と、もう一つ“人生の聖”の2編が入っています。二冊で2度美味しい。ってゆーか、2人のダメ人間の暴走っぷり、ダメっぷり、妙な事件、人への巻き込まれっぷりを楽しめる。そんなオトクな本。 是非、他に類を見ない町田康独特の落語調の軽妙な語り口と、妄想が生み出す疾走感を愉しんでください。お奨め致します。 | ||||
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