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きれぎれ



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【この小説が収録されている参考書籍】
きれぎれ (文春文庫)

きれぎれの評価: 3.21/5点 レビュー 47件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.21pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全47件 41~47 3/3ページ
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No.7:
(4pt)

面白い面白くない。の価値観には対応しかねる

この作品はストーリー云々ではなく、普段使わない感性を刺激される作品だと思う。面白い面白くない。というよりは、言葉にしがたい・・・何というか、脳内に何か分泌されるようなナニカ。が、あると思う。そしてナニカ。が、美しい。気がする。
きれぎれ (文春文庫)Amazon書評・レビュー:きれぎれ (文春文庫)より
4167653036
No.6:
(1pt)

本当に芥川賞受賞作?

はっきり言って、ひどすぎます。読んでて、暗くなる本です。そして、最後は何を言いたいのかさっぱり分からず、人生の腐敗していく姿を描いた作品です。芥川賞受賞とのことで買いましたが、損しました。
きれぎれ (文春文庫)Amazon書評・レビュー:きれぎれ (文春文庫)より
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No.5:
(3pt)

お勧めはできないが

「くっすん大黒」「人間の屑」「夫婦茶碗」などと比べると、わけが分かりません。どれが現実でどれが幻想なのか、そういうことは分かろうと思えば分かるのでしょうが、分かったからといってどうにもならないでしょう。文学の全てが作り物であることを強調しているような気はするが。
意味不明なパンクの文学バージョンと思えば分かりやすいのかも知れません。でも、最初期のニューヨークパンクは決して意味不明ではなかった。そこにあった反技術的な企みを町田は持っているのではあるが、この本は最もお勧めできない本に違いありません。
おそらく、この本を町田の中で初めて読んでしまうと、作者を嫌いになり、甘く見てしまうことになるだろうと思われます。
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No.4:
(4pt)

空がとっても青いから

世界を、日本語を一度徹底的に破壊した上で、真っ白な紙の上にぶちまけて、描かれたものは芸術と呼べるかどうか?
『きれぎれ』という作品においては、ぶちまけ方が、更にはその前段階の破壊のし方が巧みなのでしょう。「なんじゃこりゃ?」な世界が形成されています。
広い意味では前衛的といえるので、そういうのが苦手な人にとっては、単なる言葉の羅列にしかならないでしょう。
あくまでも詩ではなく小説なので、金を借りるために苦心する主人公のダメっぷりを、他人事みたいに指さして笑って楽しめればラッキィです。
きれぎれ (文春文庫)Amazon書評・レビュー:きれぎれ (文春文庫)より
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No.3:
(2pt)

読まされましたけど

妄想をここまで率直にかけるのが
凡人にはすごいという感想しか抱かせない
誉められる点なのでしょう。
妄想の下敷きになっていそうな知識を推察したり
いろいろ面白いのかもしれませんが
”言い分”がないので文学っぽい感じでした。
素人っぽくてすみません。
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No.2:
(5pt)

現実と空想の交錯

芥川受賞作の「きれぎれ」は、他の作品に比べると
やや難解で読みにくい、おもしろくない、という感想を
持つ方もいるようですが、これは現実と空想を行き来するお話、
それを全部分かろうとするから余計分からないのだと思います。
逆に、その現実と空想の交錯する感じを楽しんでもらいたいです。
また、初期の頃にはない味のある情景描写も楽しめます。
個人的に、雨の中タバコを買うシーンが好きです。
併録の「人生の聖」はもう、ぶっちぎっちゃってます。
おもしろいです。ぜひ読んでみて下さい。
きれぎれ (文春文庫)Amazon書評・レビュー:きれぎれ (文春文庫)より
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No.1:
(5pt)

ダメ人間の暴走と妄想

この本には、芥川賞を受賞した“きれぎれ”と、もう一つ“人生の聖”の2編が入っています。二冊で2度美味しい。ってゆーか、2人のダメ人間の暴走っぷり、ダメっぷり、妙な事件、人への巻き込まれっぷりを楽しめる。そんなオトクな本。 是非、他に類を見ない町田康独特の落語調の軽妙な語り口と、妄想が生み出す疾走感を愉しんでください。お奨め致します。
きれぎれ (文春文庫)Amazon書評・レビュー:きれぎれ (文春文庫)より
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