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雪と毒杯
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雪と毒杯の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.20pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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どの受益者でも意外性がないので、非受益者と目されるだれかの犯行と容易に予想がつく (ネタバレすみません)。機会はユルユルだが、動機に見るべきものが少しあると思った。 不測の事態から生じる動機である。 しかし、驚倒する動機ではなく、蓋を開ければ、思い切り私欲がらみであった。 真犯人が比較的早く判明するので、その後のくだりがやや退屈だった。 解説は違う意見だが、ヴァン=ダインが読めば、勝手にのろけてろと机を叩くのではないか。 ※画像・プロフィールは無視してください | ||||
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カドフェルシリーズは大好きなので、エリス・ピータズの日本初紹介の作品ということでかなり期待して読んだのですが、今まで翻訳されなかった理由が納得できたような気がしました。 カドフェルシリーズを書く前の、若いころの作品とのことですが、トリックに懲りすぎだったり、伏線がけっこうあからさまだったり、練れてない感じ。 細かいところで気になったのは、チャーター機が不時着し爆発の危険もあるということで、乗客全員が着の身着のままで脱出したはずなのに、雪で閉ざされた山村のホテルに到着すると、晩餐会用のスーツ・ドレスに着替えてディナーを楽しむところ。あと、いくら言葉が通じないとはいえ、ホテルの経営者や村の住民とろくに意思疎通をはからずに、自分たちだけで勝手に捜査を進めてしまうところなど、全体にムズムズして、落ち着いて読めませんでした。 ただ、人物造形や心理描写には、作者らしさがあふれていました。 | ||||
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