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湖畔荘



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湖畔荘の評価: 4.33/5点 レビュー 27件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.33pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全3件 1~3 1/1ページ
No.3:
(3pt)

とりあえず根気が必要

登場人物の一覧がないのって初めて!
まさかだったけどページが抜けた?と思ったほど。
まぁそれでも読み始めてみたものの、もうチンプンカンプン?
一々、理解しょうとはせずに飛ばしながら読んでます。
下巻でどうなるのか不明ですが、サクサク進みたい私には
好みじゃないし、人物の一覧を作らなかった意味はあるの?
ただ目新しくしたかっただけ?なのか・・・
湖畔荘〈上〉Amazon書評・レビュー:湖畔荘〈上〉より
4488010717
No.2:
(3pt)

ミスリード重視で、登場人物が犠牲になっている

下巻も含めての感想です。
ミステリーだと思って読んでいたらお伽噺になっていた、という感じでした。何もかも都合良くまとめ過ぎ。脇道の話で殺人はあるけれど、事件としての衝撃はまるで感じられず、こんなどうでもいい扱いで作者に殺されたという意味で被害者に同情したくなりました。
70年前に湖畔荘で起きた失踪事件と、事件に関わった人々、庭園や森の様子は丁寧に描写されていて読み応えがあります。特にエリナの生涯には力が入っていると思います(ただし、そちらに重点を置き過ぎてアリスが犠牲にされた感があって、手放しで褒める気にはなれません)。
ストーリーの牽引役であるセイディが関わった現在進行形の事件についてはおざなりで、描写ではなくただの説明文になっています。70年前の事件を語るのとと同じ手法を取ろうとしてるのかもしれませんが、登場人物も語るべき内容も少ないので、ただ内容をぼやけさせるだけになっています。セイディが湖畔荘の事件に首を突っ込み他人を巻き込んでまで調べようとするのも説得力がありませんでした(彼女が職場復帰に拘っていろいろ行動していなければ、現実逃避ということで納得できたかもしれませんが)。彼女が抱えている問題の解決も雑。こんな中途半端にするんだったら、ごちゃごちゃと設定を盛り込まない方がよかったんじゃないですかね。バランスの悪さが目について仕方ありませんでした。
乳母の子供の父親は誰だったのか、特に触れることもなかったのが引っ掛かりました。些末なことかもしれないけど、落としどころは欲しいです。事件の二週間前に解雇されて余所にいた乳母や事件前後に死亡した老人を疑っておいて、事件当日にいなくなった庭師には事情聴取しなかったのかという点も疑問が残ります。アリスの思い込みの根拠の薄さにも驚きました。散々引っ張っておいてこれか、と。ミスリード重視でご都合主義、アイデアはいいけどまとめ切れていない、と思いました。
飽きずに読めたので、多分、面白かったんだとは思います。でも期待したほど素晴らしい本ではありませんでした。
湖畔荘〈上〉Amazon書評・レビュー:湖畔荘〈上〉より
4488010717
No.1:
(3pt)

アガサクリスティが書けばなあ

上巻は忍耐が必要だった。延々と続く英国の森や湖の描写に加え登場人物の過去と現在が何度も繰り返され、それぞれの人物の語りや境遇がつづられてゆく。むろん、それらは下巻に入ってくるとそれなりに必要あ描写であるのは間違いがないのだが…。視点もくるくる変わるし正直前半は退屈だった。彼女はそうした作家でありそういう描き方が好きな方々には何の問題もないのだろうし、いかにも英国風といえばそれまでだが登場人物の重さや色合いが同じようなのも気になった。
こうした話、アガサクリスティはうまく書いていたなあ、とつい思ってしまう。彼女が書けば、きっと前半は半分以下、この話は一冊で終わっただろうと思うのだ。
それと、あまりにも偶然が多すぎたのもご都合的ではないだろうか。ネタバレはしたくないから述べないが、それなりに面白い設定だったからそれが残念だと感じた。
湖畔荘〈上〉Amazon書評・レビュー:湖畔荘〈上〉より
4488010717

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