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蜜蜂と遠雷
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蜜蜂と遠雷の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.01pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全530件 501~520 26/27ページ
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だいたい読み始めて4日 隙間を見つけては読むという形でした 色々な目線から登場人物が描かれていて、その登場人物が想像しやすい クラシックの曲の情景や、作者の話などもしっかりと書いてあり、そこはよかったと思います。 個人的には、少し最後が物足りなかった 本選の所をもう少し具体的に人物描写が欲しかったかなぁと思います 3次予選のところが、とても人物描写があったのも少しあるのかと思います 少し腑に落ちないところもありますが、それも含めてのこの作品だと思います | ||||
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私は、クラシック音楽が好きで、マニアというほどではないが、昔はよく聞いていた。失礼ながら、恩田陸という作家は、名前は 聞いたことがあるが、作品を読むのは本書が初めてだった。「直木賞をとったのか、どれどれ」というような軽い気持ちで読み始めた。 約3週間、通勤の行き帰りに読んでいたのだが、日が経つにつれて、仕事の間も続きが気になり、毎朝の電車通勤で読むのが楽しかった。 風間塵をはじめ、キャラクター造形が素晴らしく、それぞれの表情と仕草までが、目に浮かぶようで、長編だったが、終わるのが惜しい と思えるほどだ。この作品は、ぜひ映画化してほしい。コンサートの緊張と歓喜を目で見たい。私はそう願っている。曲目のCDを集めようと 思っている。 | ||||
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ピアノコンクールを舞台に、様々な背景を持つ参加者達の視点で熱い戦いを描いている。 音楽の世界をどうやって文学にするか、どうすれば伝わるか、かなり難しいテーマに挑んだのは流石。何より文量が凄い。見ればわかるが、分厚い。 キャリアが長く、売れ続けている人が懸命に何かに挑んだ作品。 直木賞受賞も文句なし。 ただ、色々仕掛けた割に投げっぱなしになった箇所もあったり、描写が薄く、こいつ要らないのでは?というキャラもチラホラ。 削り切れなかったんだろうか。 天才三人も要らんから塵の内面、異常さの理由や、審査員たちが理解不能な才能に反発する様子、作品の鍵であるポイントをもっとしっかり書いて欲しかった。 | ||||
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500ページ余りあるのに、読み始めると一気に加速していきますね! ピアノ・コンクールを題材にしていますが、味わい深い作品です。 さすが本屋大賞受賞作! 設定の妙ですね。実にすばらしい。 さてさて・・・読み切ってしまって、?となりましたが、こういう終わり方も新しいですね。 | ||||
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紛れもなく恩田陸の作品のなかで傑作の部類に入るものであると感じた。 六番目の小夜子にはじまり、麦の海に沈む果実など、神がかった性質を持つ少年少女が出てくる青春小説を今まで多く著してきたと記憶しているが、今回も例外ではない。その点で恩田陸さが十分に楽しめる作品となっている。 風間塵という一人の天才的なピアニストを起爆剤として、それぞれの個性溢れた才能を開花させる少年少女たち、それを見守る大人たちの物語がそれぞれの視点から描かれてゆく。ただ全員が才能をもちあわせているので、一般の我々が共感できる部分は少ないのかもしれない。また、一回しかその人物の視点から語られないような人物もいて、え、これだけの登場?というような部分はある。それでもコンクールを通じて彼らの感情がいかに移ろいゆくかを描ききっているのは読み応えがある。 彼らの数年後の話も読んでみたい。続編でないかなあ | ||||
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ピアノコンテストの予選から本線、選曲や演奏までを細やかに書いているのですが、イメージしやすい描写で読みやすかったです。 主人公やほかのコンテスタントの一人ひとりが魅力的で読んでいて引き込まれました。 | ||||
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言葉・語彙も洗練され上品。読む上でのストレスがない。 作中に出てくるピアノ楽曲をを都度聞いてみながら読み進めるとさらに良い。 登場人物のバランスが良く、皆魅力的、そして被らない役割。 恋愛事情も抑え気味なのが良い。あくまでコンテストが主軸。 数年後を舞台に続編も作れるはず。ドラマ・映画にも期待できます。 | ||||
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1度目は 早く先が読みたくて一気に読んでしまいました。2度目は音楽を探して聴きながらゆっくり ゆっくり時間をかけて読みました。是非 音楽と合わせて読んでみてください。10倍楽しめると思います。 | ||||
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物語の大半がピアノコンクール会場内の描写で構成されています。こうした局地的な造りの小説に挑み、そしてそれを見事にまとめ上げた著者に、まずは拍手を送りたいと思います。 分厚い本を手に取り、自然に読み進めて行くと、もうページは残りわずか。 「エッ、これで終わっちゃうの?」という物足りなさを感じました。 率直な読後感は、「さらっとし過ぎ」「きれい過ぎる」という清楚な後味でした。読者である私自身が、もっとドロドロとした人間模様を期待していたせいかもしれませんが。 著書名についてですが、『蜜蜂と遠雷』は作中の風間少年をバックボーンにしたものと思われます。しかし、この少年が物語の主役かというと、そういう構図ではなく、かといって脇役ではもちろんなく、題名の是非に関しては言及が難しいです。しかし、読後感で述べたような「清楚な後味」に相応しいネーミングが作者の意図だったようにうかがえます。 | ||||
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長いお話でしたが、先が気になり、いっきに読んでしまいました❗ | ||||
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こんな分厚いのにまったく飽きがなく読んでしまえた 風間塵が与える影響がスゴイ コンテスタンスの演奏が聴きたい | ||||
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夢中で読んでしまいました。面白かったです。音楽(ピアノ)好きな人にはお薦めです。 | ||||
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音楽を聴く以上に音楽を聴いた気持ちになれた。表現の豊かさのある作品。 | ||||
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演奏の描写が非常に丁寧で繊細。 文章から音が聞こえるというよりは、コンテスタントの曲へのイメージ・情景が鮮明に伝わってきて とても読むのが楽しかった。脳内でいろんな景色が再生された感じ。 登場人物の成長、開花、覚醒も見どころだった。 しかし、三次選考あたりからペースが非常にダウンし、事細かい心情描写がまどろっこしくなってきた。 全体的にというよりは長身王子様が思っている心情は、 説明が長いよ!君はよくもまー色々思ってるな!自惚れ具合はんぱないな!(個人的な感想です) 作者が長身王子に他のキャラクターよりお気に入りなのかな?と。 かなり厚い本ですが、絶対に最後のページを見てはいけない。 オチを先に聞いても平気なタイプの人でも、最後のページを見ると、読む楽しさは半減以上です。 | ||||
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作者渾身の表現の数々の凄みに圧倒されながら、音楽が『見える』という感動に浸れる作品でした。少しピアノをかじっていたので専門用語にも多少の馴染みがあったのですが、音楽をやっていない人でも文学表現を堪能できる(とおもう)構成が圧巻でした。読めて良かった! | ||||
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恩田陸は昔から大好きだけど当たりハズレが大きい。 物語の導入部は面白くワクワクしながら読み進めるのにラストでガッカリというパターンが多くて ここ最近はご無沙汰でした。 本書は直木賞受賞作ということでキンドルで購入しました。 音楽の知識はゼロ。ましてやクラシックなんて音楽の授業で聴いたきり。 それでも十分楽しめました。 ピアノコンクールに限らずバイオリンでもバレエでも世の中に数多あるコンテストの世界を垣間見ることが出来ました。 ただ長いです。 それでも最後まで飽きさせずに読ませる力を持ってる作家さんだと再確認しました。 ちなみに私が好きな作品は夜のピクニックとドミノです。 | ||||
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読後CDを聴いた。 残念ながら演奏は塵ではない。 ただ作曲家の思いは伝わる。 サティ「あなたがほしい」 突然、パリのカフェに佇む。 そこに甘く切ない青年がいる。 木の香りは彼を包み込んでいる。 ドビュッシー「喜びの島」 鳥がさえずった。 また、さえずる。 風と共に乙女が走ってくる。 「鳥は世界に1羽としても歌うでしょ」 塵の声が聞こえてきた。 「音楽をね、世界に連れ出すって....」 自然に音楽を帰すってこと?! コンテスタントだけじゃない。 読者も触発される。 音楽で時空間を超えるのは、初めてだ。 | ||||
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音楽をここまで言葉で表現できるのはすごいことだと思いました。しばらくは良い音楽を聴いた後みたいに、この作品の余韻に浸りたい気分です。 | ||||
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さすが直木賞受賞作、おもしろくて一気に読んでしまいました。登場人物が本当に魅力的。彼らの今後を知れないのが、残念でなりません。読んでいるときは、誰が優勝できなくても後味悪いな〜と思っていたのですが、なんだかスッキリと読み終えることができました。 | ||||
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当たり前ですが、本からは一切t音は聴こえてきませんが、 この本は文章を読んでるだけでホールにいるような臨場感と ピアノの音色が聴こえてくるような錯覚になります。 なかなかこのような本には出合いえないですね。 登場人物もユニークで好感持てます。 残念なのは、予選が進むにつれて、表現がしつこく感じるようになってしまったことですね。 ちょっと飽きちゃった感がありました。 それでもグイグイ引き込まれるような文脈で、素晴らしい作品でした。 | ||||
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