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失踪当時の服装は
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失踪当時の服装はの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.25pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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行方不明となった女子大生ロウエルを捜索する警察の奮闘を描く。警察署長フォードと巡査部長キャメロンのクールな会話劇を中心に地味であるが現実性の高いドラマが進行し一気に読むことができた。 前半は警察の捜査過程が細かく描かれるが全て徒労に終わる。結果として進展がないためやや冗長であるがこれが現実ということなのであろうか。後半はロウエルの日記を手掛かりとしてフォードの緻密な推理が見事である。ただ終盤はフォードの仮説の陳述がほとんどで解決編が省略されており拍子抜けしてしまった。犯人の肉声を聞くことも無くやや消化不良であった。 たたき上げのフォードと大学出のキャメロンは気が合わず皮肉の応酬を繰り広げるが後半からは互いに認め合って来るのがうれしい。特に私立探偵モンローとの絡みの部分は面白かった。ただ二人の会話は粗野で人間性丸出しの部分があり読んでいて不快なところもあったがこれも作者の偽悪的な意図なのであろうか。 後半のフォードたちの行う尋問や捜査には強圧的なところがあり社会的正義と言う点では疑問である。憶測だけでまだ会ってもいない犯人への憎しみでヒステリックになるというのは公正に法を守る立場の人間としていかがなものか。これも作者の警察組織への批判なのであろうか。 | ||||
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女子学生が失踪したところから捜査が終わる寸前までのお話です。エンディングがない⁈と驚きましたが、捜査を描くことに特化したお話のようです。 捜査を指揮する署長は粗野で部下に始終当たり散らす直情的な人です。最初は嫌な上司にしか見えません。 しかしながら、捜査が進んで大詰めを迎えると、凍える寒さもなんのその、署長自らが深夜にまで及ぶ張り込みをします(部下への八つ当たりも忘れませんが)。 事件解決への熱意に引き込まれ、ページをめくる手を止められなくなります。 最後の場面がなかったのが残念だったので星をマイナス1しました。 | ||||
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現代、しかもミステリーの系譜に何ら興味のない私が読むと、何がそんなに面白くて名作扱いなんだろうという感じでしたが、警察官が捜査をするさまを丹念にえがいてミステリーとしたのはこの作品がはじめだとか。 そう聞くと、当たり前のことだけれどもだれも目をつけていないジャンルってまだまだあるのかなと思ったり。 個人的には、アメリカのカレッジの様子が知れて面白かったです。 | ||||
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