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ずうのめ人形



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【この小説が収録されている参考書籍】
ずうのめ人形
ずうのめ人形 (角川ホラー文庫)

ずうのめ人形の評価: 4.15/5点 レビュー 136件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.15pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全21件 1~20 1/2ページ
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No.21:
(3pt)

ホラーとしては薄いし、ミステリとしては都合が良すぎるかな

偶然、登場人物の姉妹が関わってくるとか、
同じようなタイミングで、偶然、登場人物の娘の仇であることが判明するとか、ちょっと脚本優先のご都合主義が過ぎるかなぁ。
性別や名前のミスリードなんて、ありふれたトリックですしねえ。
ホラーとしての描写は薄いし、なんかどっちつかずの中途半端な印象ですね。

多くの人が生理的に嫌悪するであろう気持ち悪い人間を
書かせると上手いなぁとは思いました。

小説の作者しかり、その両親しかり。
ずうのめ人形Amazon書評・レビュー:ずうのめ人形より
4041043557
No.20:
(3pt)

前作と比べて、これはあんまし面白くなかったです。

詳しくは言えませんが、登場人物にまつわる意外性はかなりのもので、ミステリーとしての趣向は気が利いているなあと思いました。

一方で、いまいち話に乗りきれないもどかしさがありました。〝怖い〟という感触があまりなく、シリーズの前作『ぼぎわんが、来る』と比べて、話にのめり込むような面白さがありませんでした。

シリーズの次作に期待します。
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4041043557
No.19:
(3pt)

最終章があわただしく

ちょっとついて行けなかった。さして登場しなかった編集長の過去がいきなり明かされたって感じる。
私の記憶がなかったからかも。こんな大量死って?
主人公達の行動が編集長の行動無ければ無意味な
感じがしてしまった。なぜ赤い糸だったんだか思い出せない。読み返すか。
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4041043557
No.18:
(3pt)

まさかのモンスターパニック

前作ぼぎわんが物語中盤から露出しまくりなのに対して、かなり後半になってからようやく全貌を現すずうのめちゃんには好感が持てる
しかし、能力的にはぼぎわん以上に物理最強、それまで積み上げてきたゴシックホラーな雰囲気は全て台無し。むしろ最後はアツい少年漫画のような展開になります
(それはそれで楽しめたし、どんでん返しという意味でも良かったが)
ひとつ難を言えば、最後の展開を胸熱にしてくれるおばちゃん母娘の掘り下げが甘々で、いやそうはならんやろ!というレベル
なっとるやろがい!と自分に突っ込みつつ、アツい展開に身を委ねるがよろしい
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4041043557
No.17:
(3pt)

おもしろいけど・・ラノベ感が強い

テーマは大好物です。
ストーリーは皆さんが言われるような登場人物である男性に対するネガティブな印象を私は受けませんでした。登場人物の女性側にも非があるということは作中でしっかりと書かれていますし、なぜそれを読者の皆さんが作中で読み取れないのか私としましてはそこが不思議です。
ただ、本作が大賞を受賞するようなレベルなのか?と聞かれると疑問です。
タイトルに書いたようにラノベっぽいのは良いのですがそれならラノベらしくもう少し怪異の正体やそれを引き寄せる知識や能力などを有する人間が複数いることの不自然さを書くなど読者が納得できるように書いていただきたかったです。三津田信三先生のように怪異の謎を時になげっぱにする作風も面白いのですがそれは三津田先生の書き味だからこそできる微妙なバランスの上で成り立っているものと私は考えます。
フォローするようですが澤村先生の続編群は面白いです。それを考えれば大賞に選ばれた選考委員の先生方の慧眼は正しかったと考えざるを得ません。本作は飽くまで「入り口」と見做して澤村先生の世界に没入されることは賛成です。
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No.16:
(3pt)

短時間で読めるホラー

一章が短く構成されているので読書が苦手な人でも読みやすいです。でも展開としてはなぜ普通の人間であるはずの彼女が呪いをかけられるようになったのか、ずうのめ人形の呪いをかけている彼女の人物像の詳しい部分(彼女の小説が全部事実だとしても)がわからなかったのが残念です。比嘉妹幸せになれるといいなと思いました。
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No.15:
(3pt)

リングという呪い

初見のホラー作家さん。
この小説でも、リングの貞子の世界がいかに強力だったかを知る。
呪いの拡散をビデオでやったのがリング。その世界を踏襲しつつ、あらたな呪いの恐怖を生み出そうとしている。
ある意味リングの呪いが今でも解けていない感じ。
ホラー専門出版社の若者が、ずうのめ人形という呪いにかかりそれを消すために、四苦八苦するというのが内容。
語り手が頻繁に切り替わるので、飽きがこない。
しかしながら、最終的な呪いがなんだったのかは結局よくわからなかった。
人間が作り出すものが一番怖いというのだろうか。長編ながら、サクッと読めた。
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No.14:
(3pt)

面白いとは思うのですが、

読後感が非常に悪いです。
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No.13:
(3pt)

後半あっさり

呪いの本丸との対決が、意外と短くあっさり終わってしまったように感じました。
ミステリー要素もホラー要素も中途半端に思えました。
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No.12:
(3pt)

途中で読むのをやめた

ぼぎわんに続き、こちらを。
おなじみの登場人物にホクホクしつつ、また、舟木やリホの生活に思いを馳せつつ読みすすめて行ったのですが。
面白くて頁を繰る手が止まらないんだけどこわい!
生活に支障出るとイヤなので中断しました。
わたくし、夫と子どもたちが寝静まった後、リビングで夜仕事してますし、 
夫が夜勤で不在のことも多いので!
あーでも続き気になる。耐性つくのでしょうか。
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No.11:
(3pt)

結局怪異の正体は???

※ネタバレ注意

激しくネタバレなので未読者は注意です
母子家庭でいじめられていて家にも学校にも居場所がないという、よくいるレベルの可哀そうな少女でしかない里穂。彼女が広めた、小学生の考えた怪談が、実際に人を死なせる呪いに変化した理由が説明されてない。
一応「地に眠る古い呪いが焦点をさだめて襲ってきてる」みたいな説明はありますが、どういう経緯でその呪いの主が、自らを伝える媒体として、寂しい少女と、別の小学生が即興で作った創作怪談を選んだのか?
里穂が実は障碍者の少年や自分より小さい子を陰でいたぶって楽しんでいるクズだったから?それでもおかしいでしょう。そんな理由で人が目を抉られて死ぬような怪奇現象が起きて、一つのマンションの住民が全滅するまで行くのはあまりにもリアリティに欠ける。
「『聞いたら死ぬ怪談』という怪異の正体が、実は小学生の考えた怪談でしかなかった」というどんでん返しがやりたかったのは分かりますが、ほんとに投げっぱなしです
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No.10:
(3pt)

単体でみたら非常に良作

前作の知識が邪魔する作品。比嘉姉妹の設定必要でしたかね。
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No.9:
(3pt)

姉妹シリーズと思わない方が良い

姉妹シリーズとあるが、話にからむのは妹だけ。一作目に出てきた姉は台詞もなく、話しに絡まない。しかも霊能姉妹なのに、妹の能力は今回ほとんど活用されない。さらにいえば、主人公陣営とは別で動いていた人が突然物語を解決してくれるため、妹の無力さが際だってしまっている。
そんなわけで一作目のようにかっこよい姉妹を期待すると肩すかしをくらい、ミステリー部分は別働の人が勝手に解決してくれるので、それはそれで肩すかしである。
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No.8:
(3pt)

面白いがしかし

始めに言っておきますが面白いですよ。
ただ前作もそうだったんですが色々な所が浅いと思います。
例えば起こった怪異に対しては突き詰めれば「何だか分からんが呪いを発動出来る人間がいたから」です。
何故目なのか、何故赤い糸なのか、についても言ってしまえば「第三者の思いつき」です。
又、霊能力があったかは別にして真琴が当時の事(噂レベルでも)を全く知らない、それほどの怪異に見舞われ命まで落とした二番目の妹の件に(当時も今も)琴子が全くのノータッチなのも正直不自然だと思いました。
あと最後に今回は幼い子供が命を落とす結果となりました。
前作でも「子供を守ること」は深く関わっていました。真琴は子供の為なら自分を省みず何でもする様な性格で、今回は野崎も怪異の主に「子供」がいる事が分かってからは「何もせず」手を引いたほどです。
つまり子供を絶対守る、と言う暗黙の了解が読者の頭にもあったと思うんですが今作ではいとも簡単にそれが破られています。
勿論怪異にあえば子供が無事で済まない事もあるでしょうが、シリーズ二作目にして主人公達のポリシーが結果的に崩れてしまった出来事を書くのは正直早すぎるかなと思いました。
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No.7:
(3pt)

恐怖が足りないホラー

とても読み易い文章と続きをすんなり読ませる物語の運び方は良かったです。
ただホラーと言うには怖くなさすぎる気がします。読んでてゾッとして思わず室内を見回してしまうような、背後を確認したくなるような…そんな怖さを期待していたのですがありませんでした。
女性キャラは(善悪はともかく)みんな上手く書かれていると思いますが、男性キャラがなんだか輪郭がぼやけた感じです。主人公にも感情移入できなくてそれで余計に恐怖感がなかったのかもしれません。
怖い話が好きならネットでいくらでも創作や体験談が読めたり動画で語りが聴けるご時世です。ホラー好きは舌の肥えた人が増えていくかもしれないですね。この程度の内容では正直怖くもなんともありません。
だからといってこの作家さんのような力量のある方が単純に衝撃的にするためにエログロ方面に逃げたりしないで、あくまでもホラーで身も凍るような作品を作って欲しいという期待を込めて☆3です。
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No.6:
(3pt)

表紙が違う

表紙カバーが写真とは違い、新刊のなどらきの首と同じくピンク一色です。
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No.5:
(3pt)

面白くはあるんだけど

タイトルと表紙の人形が惹かれたのと筆者がホラー小説大賞受賞者ということで期待して読みました。

一言感想としては、「決して悪くはないけれど、話の整合性・オチが気になるところがある」という印象。
文章そのものや展開としては読ませるものがあるけど、冷静に考えるとなんか納得いかない部分がちらほら出てくる、そんな印象です。

まあ、怪異をメインにした小説で整合性を気にしてたらいけないのかもしれませんが。
面白いことは面白かったです。

■良いところ
・語り
 文章がうまく、展開など、続きが気になる書き方で、ついつい読んでしまいました
・少しづつ明らかになっていく過去
 謎の小説を読み進め、次第に実在の人物との接点が明らかになり、さらに暗い過去も徐々に描写されていくところはうまく書かれていて面白いです

■納得しづらいところ
・怪異の原因が説明されていない
 「スキマがある」などと多少は説明があるのですが、それがなぜ人形なのか、なぜ人が死ぬのか、なぜ赤い糸なのか、なぜ下から来るのか、など、全く説明のないままだと思います。
 一応、事件としては確かにある程度の決着はついているのでいいのですが、細部の理由づけがあまり描写されていない印象。
 ここは、あまり細かく説明していると、全体のテンポを損なうという判断があって、作品全体としてはこの形のほうがいいということだったのかもしれませんが。

・犯人?(原因となる人物)がゲス
 被害者っぽい印象を与えておきながら「どうしようもない」人物だった。
 それはそれで面白いので悪いわけではないのですが、それならば、最後に死ぬのはその人だけになってもらえないと理不尽。
 何人かの登場人物はひたすら理不尽な目に合わされている(過去に家族を殺され、自身も死んでしまう)。なんか救いがなくて納得いかない。

・登場人物の過去の因縁とか、偶然が多い
 犯人?の過去の描写に、家族が関係している人、それも家族が死んでいる人が何人か。
 それがこのタイミングでまた集まってって、なんか都合がいいような気がする。

・最後の決着が気に入らない
 最後の最後でかなりの人が犠牲になっているのですが・・・事件と全く関係のない人が。
 創作の物語に厳密に因果応報やリアリティを求める必要はないかもしれませんが、現実にあったら大事件ですよね。
 にしては、妙にあっさりと流している印象。
 そもそも今回も過去の事件も、同じ職場、学校の生徒が連続で死んだら「不審な死」どころじゃなくて普通は、マスコミに報道される大事件になってると思います。
ずうのめ人形Amazon書評・レビュー:ずうのめ人形より
4041043557
No.4:
(3pt)

怖くはないです。

私の想像力が乏しいからかもしれませんが、怖くはないです。ぼぎわんの方が、怪異の描写が不気味な分、怖さで言えば上な印象です。
二人の主な登場人物がいて、1章ずつ交互にそれぞれの視点に切り替わりますが、ゴチャゴチャせずうまくまとめてこられていて、先を読みたいと思わされるあたりは、前作に引き続き、ストーリー展開がうまい作家さんだなぁと感じました。
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4041043557
No.3:
(3pt)

カバーが問題

カバーの人形がなぁ... こんな可愛いくて怖いわけないじゃん!小説とは別と思ってはみても、一旦イメージがついてしまったらどうしようもない。読者ってそういうものじゃないのかな。
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4041043557
No.2:
(3pt)

ホラーと云うよりホラー要素の有るドラマ。

一見、都市伝説ホラーかと想わせておいて、実は人為的な呪い、それも連鎖する呪いを描いた作品。呪いの連鎖もそうだが、呪いの正体をハードボイルド・ミステリ風に追跡して行く辺りも「リング」を想わせ、本文中にも「リング」の名がさんざん引用されている事から「リング」にインスパイアされたもの、或いはオマージュの一種とも見える。そのせいか親味は今ひとつ薄い。
前作同様の三部構成だが、劇中劇と平行して話が進み、やがて二つの話が絡み合い始める構成が読み手を引きつける。そして第三部はミステリで云うなら解決篇。同時に此処で全ての登場人物の関係が明らかになるのもホラーと云うよりミステリに近い。
前作でも人の心が絡んでいたが、本作はストレートに人の心の奥底に潜む闇に焦点が当てられている。只、心の闇が呪いを生み出す程に追い詰められた人物に対しては救いが無いし、巻き添えで命を落とした人々があまりに多く、後味が悪過ぎる。
ずうのめ人形Amazon書評・レビュー:ずうのめ人形より
4041043557

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