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告白の余白



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【この小説が収録されている参考書籍】
告白の余白
告白の余白 (幻冬舎文庫)

告白の余白の評価: 3.10/5点 レビュー 20件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.10pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全6件 1~6 1/1ページ
No.6:
(4pt)

児童虐待について考えさせられました。周りも気配りなど、できる限りの配慮が必要だと思います。

妻にも読んで貰います。
告白の余白Amazon書評・レビュー:告白の余白より
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No.5:
(5pt)

後書きまで不穏さに満ちている

とりあえず読了。後半から言うことなすこと全部嘘なのではないか?という疑心暗鬼に囚われ続け、読み終わるまでの展開もウソだらけ。京女、というか女性のしたたかな部分を見せられた気がします。
解説を行うのも京都出身の人で、かつ作者と編集者も京都出身ということを明かしたあとの、締めの一文。
もう一周回ってコメディじゃないんでしょうか、コレ。
告白の余白Amazon書評・レビュー:告白の余白より
434403032X
No.4:
(5pt)

言葉に秘めるこころの奥底

関西出身の私としては、伝統を重んじる京都ならではの習慣に首肯しながら楽しめた。

京女のこころの表裏がキーポイントとなって、ミステリーとしてのミスリードも誘い、面白い展開だった。

「告白の余白」は、ここに出てくる全ての人のこころの裡に秘める想いなんだろうな。
告白の余白Amazon書評・レビュー:告白の余白より
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No.3:
(4pt)

京都についてよくわかった

双子の兄の自殺の真相を探るため、最後に暮らしていた京都で兄に成り済まして謎を解いていくお話。
大体は京都とは、京都の人とは、という感じのお話なのですが、しっかりとしたミステリです。誰が敵なのか、真実を言っているのは誰なのかが最後まで分からず焦らされます。なので一気読みでした。
ただ京都の人は本音を語らないということで、結局はハッキリとしたことは書いてなく…、『余白』を読み取ってね、ということなのでしょうか…。読み終わっても自分なりのこうかな? という一応の答えはだせますが、それが合っているかもわからないというモヤモヤは残りました。
それにしても、京都出身者だから書けるお話なのでしょう。他県の方が書いていたら、京都人が怒り出しそうなくらい「京都」って怖いところ、ということがよくわかる作品でした。
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No.2:
(5pt)

カスタマー

双子の兄が遺産相続の取り分を自分の恋人にして、死んでしまう。
弟がその恋人に会いに行くところから物語は始まります。
弟と兄の恋人、その家族、取り巻く人々などの会話が主体となります。
会話のやり取りの中で、徐々に兄と恋人のことが明らかになってきます。が、どれが本音なのか、じっくりと読む必要があります。終わりになり半分は予想していたが、まさかこのようなこととは、ということも現れます。
それがいくつかあるとまさに推理小説のようです。
犯人は誰だとか、どのようなトリックなのか、といったような物語ではありません。しかしミステリーが好きな人には
一読されることをお勧めできる本です。
1回読んであらすじはわかりましたが、2回、3回と読みたいと思っていますこの本がさらに面白くなると思っています。
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No.1:
(4pt)

心地良いスッキリしない感!

今までの下村氏の作品はスッキリしない感じだった。

 本作は良い意味でスッキリしない。始めは高知で、その次に舞台はメインの京都にうつるのだが・・・

 奥ゆかしいというか、ミステリー風のノベル?あるいはノベル風のミステリー?

 心地良いスッキリしない状態なのだが・・・満足できる作品でした。

 この感覚は面白い!
告白の余白Amazon書評・レビュー:告白の余白より
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