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(短編集)
シャーロック・ホームズの生還
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【この小説が収録されている参考書籍】
シャーロック・ホームズの生還の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.70pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全23件 1~20 1/2ページ
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おもしろい | ||||
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シリーズ全体として、訳者の考えがよく出ている訳文と解説でした。大人の今になって読むと、大英帝国と新大陸や植民地との関係を、一般の(いや、爵位があるから上流か)ロンドン市民が、どう見ていたかを知る材料にもなるなあ、と。 | ||||
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原作の英文は同じでも翻訳者の感性で日本語訳は千差万別なことをよく理解しました。 | ||||
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ホームズもののハードカバーで一番、装丁、作りが良いと思います。河出などで出ているものは値段が高すぎ、その上、まったくデザイン性がない。出版社の人間というのはこうもアートに疎いのか。本というのは内容は言うまでもないことだが、装丁も非常に大事なものだと私は想うのです。「本」そのものがアートなのです。映画監督のキューブリックもルーカスも自分の映画のポスターを直接手がけます。ビートルズのマッカートニーもアルバムジャケットを自ら製作します。内容がいいだけでなく、外側も大事なのです。 | ||||
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少年時代にホームズを読んだ経験のない私は「少年のころ読んで胸が躍った」という方がうらやましくて仕方がない。遅まきながら読んでみて『読んでよかった。コナンドイルは良いものを残してくれた』と感謝。 個人的には、『ノーウッドの建築業者』『あやしい自転車乗り』『恐喝王ミルバートン』『第二の血痕』など男女の愛情に絡むもの、および『六つのナポレオン胸像』『三人の学生』の謎解き後のさわやかさが好きです。 | ||||
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シャーロック・ホームズの変装や犯人との攻防、次はどうなるか、楽しみながら読めて面白かった。 | ||||
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久し振りに コナン ドイルの作品を読みました。 おもしろくて 時間を忘れます。 | ||||
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シャーロック・ホームズの冒険の頃よりも展開が安定してきたのか、安心して読める。 やっぱり、長年語り継がれる作品です。 新訳も出ているけれど、読みやすい。ぜひ。 | ||||
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シャーロック・ホームズシリーズもこの3冊までが、十分堪能できる秀作ぞろいだと思っています。 踊る人形などの名の知れた作品も多く、読んで絶対損はありません。 また、「シャーロック・ホームズの冒険」から読まなくても、十分はなしを通じます。 | ||||
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どうやら、ボクは作者のコナン・ドイルが発表した順番とは違う順に読んでいる ようですが、このシリーズ(文庫化)の順に買っているので、ところどころに違 和感を感じています。 例えば、「シャーロック・ホームズの回想」の最後で死んだと思っていたホーム ズが、実は生きていて、3年ぶりにベイカー街に帰ってきて活躍する「空き家の 冒険」(今作の第1話)の間に、ホームズとワトスンが初めて出会った「緋色の 研究」がはさまっていたりしています。(笑) とは言え、ホームズ作品もこれで4作目となり、ボクもようやくリズムがつかめ てきたようで、ぐんぐん面白く感じるようになってきました。 スコットランド・ヤードのレストレードとのやり取り、暗号解読、事件現場の見 取り図など、1話1話に工夫が凝らされていて、大変面白く読むことができまし た。中でも「アビィ屋敷」は1番のお気に入りになりました。(ちょっと人情味 があってうれしくなりました!) | ||||
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シャーロックホームズは、推理小説以上の教科書にはない歴史小説です。19世紀末から20世紀初めのイギリスってこんな世界だったんですね。 | ||||
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2013年に入ってから、Kindle Paperwhite 3G(電子書籍端末)を買って、書棚のスペースの関係で読めなかった本をダウンロードして読むようになった。また、生涯の愛読書をキンドル本に入れる方法に入れて、書棚のスペースを設けるようにもなった。 シャーロック・ホームズも永遠の愛読書なので、光文社文庫版(キンドル本)を入れだした。不満足なことに、「ホームズの生還」「恐怖の谷」の2作品が今でも、キンドル化されていない。なぜこの2作品だけ除かれたのか理解できない。(光文社文庫)「注釈付きホームズ全集」すべてをキンドルで揃えたい気持ちでヤキモキしている。いつになったらすべて揃えられるのだろうか? ぜひとも、ホームズ全作品のキンドル化をお願い致します。 | ||||
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小学生の頃、コナン・ドイルの推理小説を読んでいましたが、久しぶりに読みたくなって、購入しました。 死んだと思われたシャーロックが生還するこの巻は、シャーロックの登場に、ほっとするところから始まります。ちょっと偏屈(?)なシャーロック・ホームズに、数十年ぶりにどっぷりはまりました。 ホームズとワトソン、個性的な主人公たちが、このシリーズの魅力。テンポの良い短編ばかりなので、ついつい引き込まれて気がついたら読み終わっていました。 このシリーズでは、一番おすすめの一冊と思います。 | ||||
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分かりやすい新訳で、新鮮でした。 当時の貨幣価値が分かる注釈がありがたい。 これを念頭に置くと、『プライオリ・スクール』での懸賞金にびっくりします。 5つの短編集のうち、これが一番華々しい事件が多いのではないでしょうか。 ホームズものも円熟期をむかえた感じがします。 『踊る人形』『六つのナポレオン像』『金縁の鼻眼鏡』など、名作ぞろい。 おおっ、なるほど!とスッキリ感。 この短編集から読み始めても、きっとおもしろいと思います。 ただ個人的には、もっと初期の作品の雰囲気のが好みですね。 未完成で荒削りなところもあるけれど、不思議な味があって…。 そうやっていろいろと読み比べて、自分のお気に入りを探すのも実に楽しいものです。 なにしろ、ホームズ全部合わせると60話あるのですから。 贅沢な愉しみです。 本作でのお気に入りは、 『ノーウッドの建築業者』…急展開がおもしろい。例の場面も。 『恐喝王ミルヴァートン』…最凶コンビ。最後も同じ刑務所の部屋って(笑) 『第二のしみ』…粋な決めゼリフ。これを映像化した英グラナダTV版ホームズの『第二の血痕』は必見。 | ||||
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シャーロック・ホームズと最初に出会ったのは、小学校低学年の頃だと思いますので、もう30年も昔のことになります。その間、読んでいない時期もありましたが、「シャーロック・ホームズ。」と聞けば、少し頭の中が白くなり、胸が高鳴る気がします。シャーロック・ホームズは私にとってそういう存在です。 「回想のシャーロック・ホームズ」から10年を経て出版された第3の短編集である「シャーロック・ホームズの生還」は、インターバルの帰還に作者コナン・ドイルにストーリーを考える時間があったためか、この短編集の前に出された「バスカビィル家の犬」と同じく、ストーリー的に練り上げられた作品揃いになっています。作品の質の高さでは、「シャーロック・ホームズの冒険」か、この短編集の何れかがベストの作品集ということになるのではないでしょうか。 チベットやイスラムの中東を旅しての帰還という、まさにホームズのボヘミアン的な要素が示される「空家事件」では、セバスチャン・モラン大佐とその空気銃が登場。ホームズというキャラクターが持つ不思議な魅力が最初の作品から全開という感じです。それだけでなく、ドイルは「考えていた待ち伏せ場所が同じ。」というサプライズ的な要素をこの作品において用意しています。また、ホームズが日本のバリツの使い手というエピソードが披露されますが、これには、当時、日本と英国が同盟国同士(日英同盟)だったという点も反映されているように思います。とても好きな作品です。 他の傑作としては、ホームズ作品の「筋が分かっていても、引き込まれてしまう磁力」の代表と思われる「6つのナポレオン胸像」、トリックに驚かされる「ノーウッドの建築業者」、幸せな一家に悲劇が訪れる有名な「踊る人形」が収録されています。また、シャーロック・ホームズの作品中、最も魅力的な女性依頼人と個人的には考えているヴァイオレット・スミス嬢が登場する「あやしい自転車乗り」も、読み始めると最後まで読み続けてしまう魅力(磁力)を持っています。 | ||||
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ライヘンバッハの滝で消えたのち、「空き家の冒険」でホームズがワトソンの前に再び姿を現す。 本書収載の作品は、ほとんどがその後の活躍である。 唯一、年代が明記されていない短編があるのだが。 さて、本書までのホームズ作品は、盗みなどの犯罪は勿論あるのだが、どちらかというと人情話しの要素の強いものにウエイトがあった。 犯罪がらみの作品、つまり犯人に犯罪の意図があったもの、というのは、実は割合がそれほど高くない。 しかし、本書の作品は、その犯罪性の強いものが多い。 このあたりの変化は、しばしの中断が影響しているのだろうし、それこそ研究家がたくさんいるから、ここで考察はしない。 犯罪性が高い分、ミステリ度が高いのは確かである。 けっこう殺人もある。 密室まがいの設定のものや、フーダニットの要素の強いものなど、明らかに著者がミステリを意識して書いたと思われる短編集である。 名作「踊る人形」は、本書にある。 暗号ものの傑作である。 「六つのナポレオン像」も本書だ。 もちろんホームズものにはかかせない、ハートウオーミングなものだってあるという、バラエティに富んだ作品集だ。 もしホームズものを純然たるミステリとして読むのであれば、本書から入るというのも一つの手だ。 もちろん、順番に「冒険」から読んでいっても良いが。 ホームズ短編集の中では、私は本書が最も好きである。 それは、本書のミステリ度の高さ故である。 | ||||
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男塾もびっくりな内容で苦し紛れにホームズを復活させ、 あれだけ嫌がっていたホームズ物を再開したわりには、 この「生還」に収録されている作品はどれも傑作ぞろいで、 やっぱりドイルはホームズ物だなと唸らざるをえません。 一目見たら忘れられないインパクトの踊る人形、 別の短編の「火事だ!」の滑稽さ、物語も作劇もこなれてきて むしろ一度死ぬ直前よりも冴えわたっているホームズ像を 読むことができます。 この次の短編集からはいよいよ苦しくなり、この巻までの ドイルとは思えないような凡作も頻出しますが、 「生還」までのホームズシリーズは永遠の名作と断言できます。 | ||||
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ホームズが生き還った。 コナン・ドイルも生き還させらざるをえなかったんだろうなぁ・・・ 解説で「ホームズの死体が発見されたと書かなかったのは、たんなる偶然だ」と ドイルが書いているというのを知って驚いたが。 やっぱり死体が発見されたなんて書かれたらファンはほんとショック過ぎる。 さて、この短編集の中でおもしろいのはやっぱり踊る人形ですね。 他はアビィ屋敷。最後はいやいや法治国家でしょ?ってつっこみたくなるが、 「無罪とします、裁判長どの。」って速効答えてしまうワトソンがかわいすぎるので よしとします。 | ||||
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『緋色の研究』、『四人の署名』、『シャーロック・ホームズの冒険』、『回想のシャーロック・ホームズ』、『バスカヴィル家の犬』に 続いて刊行されたシリーズ第六作。第三短編集にあたります。 『回想のシャーロック・ホームズ』に収録された「最後の事件」において消息を絶っていたホームズ。そんな彼が本書冒頭に収録された 「空家事件」で華々しく復活を遂げることになります。そして全十三編心置きなく躍動してくれますね。そして躍るといえば本書には 「踊る人形」が収録されている。一際ユニークな暗号解読が愉しいです。ほか代表作ともいえる「ノーウッドの建築業者」も独創的な アイデアが光りますし、何より「空家事件」はファンにとっては感傷が貫く一品だ。謎解き要素が無いに等しい「恐喝王ミルヴァートン」 なんかもスリルあり、アクションあり、意外な展開に意味深なオチありと個人的には忘れられない一遍。 未読の方は是非、これらの物語りをホームズやワトスンと一緒に冒険してみて下さい。 | ||||
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第2短編集「回想」で宿敵モリアーティ教授と闘い、 滝壺に姿を消した名探偵ホームズが、 実は生きていたとして、復活したのが、 この第3短編集である「生還」です。 以下に、本書収録の13編について、簡単なコメントを記します。 【空き家の冒険】 ホームズの復活作。蝋人形による罠とは。 【ノーウッドの建築業者】 失踪した建築家は見ず知らずの弁護士に 全財産を相続させようとしていた・・・。 【踊る人形】 暗号解読小説。ポーの「黄金虫」が源流。 【美しき自転車乗り】 「自転車に乗る美女」をストーカーする「自転車に乗る男」の謎。 【プライアリー・スクール】 寄宿学校から消えた侯爵の息子の謎。 【ブラック・ピーター】 危険人物なので、「ブラック」と呼ばれていた「ピーター」の殺人事件。 【恐喝王ミルヴァートン】 悪党に対し、法律違反による解決を目論む、ホームズの冒険。 【六つのナポレオン像】 ナポレオンの石膏像が次々と破壊される事件が発生。 【三人の学生】 名門校内での、奨学金試験問題盗難事件。 【金縁の鼻眼鏡】 古い屋敷内で、秘書が殺された。 「先生、あの女です」という言葉を残して・・・。 【スリー・クォーターの失踪】 試合を控えた大学ラグビーの主力選手失踪事件。 【アビィ屋敷】 屋敷の当主の殺人事件。 現場の状況から、強盗一味による犯行と目されたが・・・。 【第二のしみ】 外交文書の紛失事件。 文書の扱い如何では、戦争にも発展しかねず・・・。 粋な解決をみる一品。 | ||||
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