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怨讐星域
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怨讐星域の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.56pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全25件 1~20 1/2ページ
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1巻は燃え燃え、2巻でへなっ(確かに設定からは1巻の怨讐は解決しない流れだよなぁ)、3巻でぐたぐだ(何その都合のいい後付け設定) でした。なので、タイトルにふさわしいのは1巻だけでした。 | ||||
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都合よく3万人も乗れる宇宙船を個人(財団)の財で建造できるものだろうか?またちょうど良く100光年遠くの惑星に転移できる転送機を発明・開発をできるものだろうか?という疑問はこの際置いといて、愛する地球に置いて行かれた人々の悔しさ無念さ恨みは深い。2つのグループのそれぞれの物語が交互に述べられ、ページをめくるのももどかしい。いっきに読破するストーリーである。 | ||||
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裏切られたものの恨みはこうも強いものだろうか? そろそろいい加減に許してやったらどうなの?実際に味わったことのない者にはこんな気軽なことを言う資格はないのかもしれないが・・・。あまりにも悲し過ぎるのではないか。 | ||||
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久しぶりに面白いSFを読みました。最近のものはえらく文学的になったりマニアックな科学小説になったりで少々飽きてきたところでした。プロや専門家のアンケート調査でトップになったもので、こんなのどこが面白いんだ?というのが多い中、これは久し振りにページをめくるのが楽しかった。10年がかりで連載されたとのことだが、3部まとめて読めて幸せだった。2つのグループの復讐劇だけでなく、ほろっと来るところあり 胸キュンっとするところあり、計り知れない虚無感を味わったりで一気に読了することうけあい。でもどんな幕切れを用意しているんだろう? と期待して読み続けてください。 | ||||
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全ての章、全ての話においてエンドが書かれておらず物足り無い。 だからと言って次章で事の顛末をさらっと流す程度には書いてある為、想像の余地があるわけではない。 自分はSF小説だと思って買ったはずだが、蓋をあければショートラブストーリーでしかない。 章ごとに主人公が変わるが、その主人公の何故そうなったか?何をしたかが書かれてない。 怨讐星域というタイトルに似つかわしくない。 | ||||
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震えます。想像力をかきたてられます。一気に読み終えました。すぐに2巻目を読み始めたい。 | ||||
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怨讐星域シリーズの3作目(完結編)。結末は予想通りと言えば予想通り。その結末に至る描写が老人の講演による回想とすることで、いい感じでまとまった。 この作品(シリーズとして)は、SFマガジンに連載されていたものをベースにしている。そのため、各エピソードが独立していて、それぞれを楽しめる。そして、全体を通して大河的な物語の展開を楽しめる。シリーズを通して感じたのは、数百年の物語を各エピソードに分解することで、リアリティーを損なうことなく読者に長い時間が流れたのを想像させた。本作品を読んでしまって残念なのは、連載で読んだ方がより楽しめたのだろうなと思ってしまうこと。連載だと雑誌が発行されるまでの時間が、各エピソード間で時間が一気に飛ぶところ(時間の流れ)をより感じられるだろう。つまり、エピソードを時間をおいて読むことでリアリティーが増すと思った。本シリーズを読むときは、エピソードごとに時間を置いて読むのをお勧めする。数百年の時間が経過するのを実感しながら、各エピソードのある意味生々しい、その時代の有り様を感じられる。 | ||||
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怨讐星域シリーズの2作目。ニューエデンにジャンプした人類も宇宙船ノアズ・アークで新しい地球に向かう人類も数世代の世代交代を経て当初の様子を経験したことがない世代が文明の維持をしている。本作品ではどのようにサバイブするのかよりも、そこで生活する人々の行動そのものが物語の主役となっている。今の現実とまったく異なる世界というのが根底にはあり、人間はどのような生活をするのか、一種の思考実験のように読める。特殊な状況のラブストーリーや宇宙船の危機を救うアクション、青春小説など何種類かのエンタテインメントが詰め込まれている。 このシリーズでは、きっとニューエデンへジャンプした人間と宇宙船ノアズ・アークで航宙してきた人間が出会うことになると思う。本作品で紹介されたエピソードはその伏線になっているのではないかと期待している。 どのようにまとめられるのだろうか。作者は大変だろうなと思いつつ。続篇も楽しもうと思う。 | ||||
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太陽フレアによる地球滅亡の危機が到来した。人類はどのように対処するのか。対処方法としては2つ。秘密裏に選ばれたごく一部の人々が宇宙船で新しい地球に移住する。テクノロジーの進歩によるテレポーテーション技術による新しい地球への移住(ジャンプ)。 よくある設定だとは思うが、宇宙船に乗船できるのは人類のごくごく一部。裏で脱出計画が遂行されるのも当たり前。一般人に宇宙船のことが漏洩されたことが知られると、当然のことながら残された人々は地球を脱出した人に対して怒りの感情を抱く。面白いのは、宇宙船が新しい地球に到着するのは数世代後の子孫になる一方で、テレポーテーションでジャンプした人々は瞬時に移住できること。しかも人数制限はない。ほとんどの人がテレポーテーションで一足先に移住した。宇宙船で脱出した人々への怒りを胸に抱いて。 星新一のショートショートにあるストーリーだが、こちらはもっとリアリティーを伴う。一瞬で移住できても、道具や資源がないので、原始時代の生活を余儀なくされる。人を襲う異星の生物もいて楽園のようにはならない。一方で宇宙船でも世代交代させる仕組みなどで問題は起こる。真剣に他の惑星に移住するとなると問題になりそうなことがどんどん起こる。宇宙に新天地を!というのは聞こえがいいが、実際にはどのような移動手段でも大変そうだなと思わされる。 地球滅亡を前に、人類はどのような行動がとれるのか、宇宙船で脱出するのか、テレポーテーション(ジャンプ)を使うのか、地球に残るのか。どの選択肢が正解なのか、深く読むといろいろなことを考えさせられる。本書はまだまだ続くので、続篇も読んでいきたい。 | ||||
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設定もキャラクターも魅力的ですが全体評価としてはギリギリ駄作でないといった程度。 一巻がかなり好印象だっただけにこの巻にはがっかりさせられました。 本筋と無関係な短編の切り貼りに成り下がっているといわざるを得ません。 しかも話の大半は仕事に熱心で恋愛に疎い男性が、運命の女性と出会い云々という同じ様なパターンばかり続いていた印象です。 最後の最後もポッと出のキャラクターとポッと出の設定の組み合わせで話が進んでしまって、感情移入のしにくいことといったらないです。 さらにこれまで読んできた短編もどきは、複線めいたモノを大量にばらまきながら本当に何一つ回収されたりすることなく終着を迎えてしまいます。 これまで読んだ内容の大半が無意味だったと考えるとげんなりしました。 一巻からの流れがあったからこそ何とか読めましたが、三巻単体では凡作であると思いました。 | ||||
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エンディングはOKです、納得しました。願わくば現実世界は怨讐とは無縁でありますように、 | ||||
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年代記が好きです、火星のとか豹頭のとか。SFは出来るだけ長いのが好きですが短いのも好きです。 | ||||
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さすがカジシン、このSFを10代から読みつづけてきたのだなぁ、と。さあ次巻を買わねば。 | ||||
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面白いし読みやすい。惜しむべくはラムジェットエンジンやジャンプそしてイアン幼少期をもう少し掘り下げガンテツなどのキャラクターも惜しい ただ、だからこそのテンポのよさかもしれない 出来れば完全版として再刊してほしい 後残された地球の人々の話は、大人になった今よくわかる | ||||
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とても面白く読ませてもらいました。カジシンさんの小説は、地元の地名がよく出てくるんで、個人的に好きなんです。 | ||||
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全三巻の長編ですが、一つの大きいストーリーを短編が紡いでいくので、サクサク読めます。 何世代にもわたる物語なので、誰が誰の子孫で、ここがこう繋がっていくんだ!と相関関係を思い描いても楽しめます。 「時間」を旅するロードムービーのようで、面白かったです! | ||||
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『SFマガジン』にて12-14年に掲載された分を収録,三巻同時刊行の三冊目で最終巻です. その幕切れ,物語の落としどころとしてはほぼ予想通りで,それ自体は悪くないのですが, 見せ場の『ファーストコンタクト』と『その後』が端折られてしまうラストは物足りません. また,全巻を通じて重ねられてきた数多くのエピソードも,どれもがほぼその場限りで, 印象の残るものも多かっただけに,ほとんど拾われず,広がりがなかったことは残念です. このほか,膨大な時間の流れと人々を描きながら,実はその大半が特定の血筋の人ばかりで, かといって,それが物語に影響することも少なく,次第に「またか」といった感覚になります. 思い返せば,地球からの脱出や,新しい星での厳しい開拓生活を描いていたがピークで, あとは細切れのエピソードを積み上げ,かろうじて目的地にたどり着いたといった読後感です. | ||||
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『SFマガジン』に連載(09-12年)されていたものを,加筆・修正して文庫化した第二巻. 全三巻の真ん中ということで,流れとしてはおおよそ安定,への繋ぎのようで, 巻末で著者も触れているように,数々の人やその様子を描いた短篇作品にも近い印象です. このあたりは,進み具合の鈍さであったり,全体を通したまとまりのなさが気になりますが, 恋愛から死が見えるトラブルまで,宇宙でも様々な積み重ねにより回っていることを感じます. そんな中,ただ現状を維持,次の世代へとバトンを繋ぐためだけに生きる人たちの様子や, 復讐を何世代にも渡って運命づけられながらも,どこかピンとは来ていない若者たちの姿は, 改めて,この物語が多くの時間,そして人々の間で受け継がれていることを意識させられます. また,終盤になるにつれ,間もなく起こるであろう,『対峙』を窺わせる場面が目立ち, 『怨讐』の言葉が冠された壮大な物語の行く末には,否が応でも期待は膨らんでいきます. 願わくば,これまでの多くエピソードが,活かされれるような結末であればいいのですが…. | ||||
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そこそこ面白い内容なので3巻まで揃えたが大気の摩擦熱と出てきたとこでそっ閉じ ラノベ作家が背伸びしすぎた感じ | ||||
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『SFマガジン』にて連載されていた作品の文庫化で,三巻同時刊行の第一巻となります. 本巻には06-08年分が収録され,巻末のコメントによれば,執筆は05年からとのことです. 消滅が予告された地球という設定の元,新しい星へと脱出していく人,残った人など, 複数の視点から描かれる展開で,序盤こそ中心人物が据えられた話運びにも映りますが, 数百年を巡ると思われる物語は,終盤には早くも世代交代の動きが描かれることをはじめ, そのときや場所,この世界を生き,死んでいく誰もがみな主人公であるかのような印象です. また,場面転換の多さに伴い,その移り変わりや早さに戸惑いを抱くことはあるものの, 多種多様な人間が集まる中,新しい星で文明や文化が発達していく様子はとても興味深く, 宇宙船で移動を続ける人々の不安や,地球に残って限られらた日々を懸命に生きる姿などは, 自分ならどういった選択を取り,どのように考え,生きるだろうかと考えずにはいられません. 一巻ということで物語はまだまだ序盤,いくつかの思惑と流れていく時間を追い掛けつつ, 多くの『主人公』たちの行く末,そして謎や疑問など,続巻への楽しみは広がっていきます. ただ,巨大な虫が出てくる終盤,さらに『G』が大活躍する最後の章はかなりキツいものが…. | ||||
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