■スポンサードリンク
怨讐星域
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
怨讐星域の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.56pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全15件 1~15 1/1ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
都合よく3万人も乗れる宇宙船を個人(財団)の財で建造できるものだろうか?またちょうど良く100光年遠くの惑星に転移できる転送機を発明・開発をできるものだろうか?という疑問はこの際置いといて、愛する地球に置いて行かれた人々の悔しさ無念さ恨みは深い。2つのグループのそれぞれの物語が交互に述べられ、ページをめくるのももどかしい。いっきに読破するストーリーである。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
裏切られたものの恨みはこうも強いものだろうか? そろそろいい加減に許してやったらどうなの?実際に味わったことのない者にはこんな気軽なことを言う資格はないのかもしれないが・・・。あまりにも悲し過ぎるのではないか。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
久しぶりに面白いSFを読みました。最近のものはえらく文学的になったりマニアックな科学小説になったりで少々飽きてきたところでした。プロや専門家のアンケート調査でトップになったもので、こんなのどこが面白いんだ?というのが多い中、これは久し振りにページをめくるのが楽しかった。10年がかりで連載されたとのことだが、3部まとめて読めて幸せだった。2つのグループの復讐劇だけでなく、ほろっと来るところあり 胸キュンっとするところあり、計り知れない虚無感を味わったりで一気に読了することうけあい。でもどんな幕切れを用意しているんだろう? と期待して読み続けてください。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
震えます。想像力をかきたてられます。一気に読み終えました。すぐに2巻目を読み始めたい。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
怨讐星域シリーズの2作目。ニューエデンにジャンプした人類も宇宙船ノアズ・アークで新しい地球に向かう人類も数世代の世代交代を経て当初の様子を経験したことがない世代が文明の維持をしている。本作品ではどのようにサバイブするのかよりも、そこで生活する人々の行動そのものが物語の主役となっている。今の現実とまったく異なる世界というのが根底にはあり、人間はどのような生活をするのか、一種の思考実験のように読める。特殊な状況のラブストーリーや宇宙船の危機を救うアクション、青春小説など何種類かのエンタテインメントが詰め込まれている。 このシリーズでは、きっとニューエデンへジャンプした人間と宇宙船ノアズ・アークで航宙してきた人間が出会うことになると思う。本作品で紹介されたエピソードはその伏線になっているのではないかと期待している。 どのようにまとめられるのだろうか。作者は大変だろうなと思いつつ。続篇も楽しもうと思う。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
太陽フレアによる地球滅亡の危機が到来した。人類はどのように対処するのか。対処方法としては2つ。秘密裏に選ばれたごく一部の人々が宇宙船で新しい地球に移住する。テクノロジーの進歩によるテレポーテーション技術による新しい地球への移住(ジャンプ)。 よくある設定だとは思うが、宇宙船に乗船できるのは人類のごくごく一部。裏で脱出計画が遂行されるのも当たり前。一般人に宇宙船のことが漏洩されたことが知られると、当然のことながら残された人々は地球を脱出した人に対して怒りの感情を抱く。面白いのは、宇宙船が新しい地球に到着するのは数世代後の子孫になる一方で、テレポーテーションでジャンプした人々は瞬時に移住できること。しかも人数制限はない。ほとんどの人がテレポーテーションで一足先に移住した。宇宙船で脱出した人々への怒りを胸に抱いて。 星新一のショートショートにあるストーリーだが、こちらはもっとリアリティーを伴う。一瞬で移住できても、道具や資源がないので、原始時代の生活を余儀なくされる。人を襲う異星の生物もいて楽園のようにはならない。一方で宇宙船でも世代交代させる仕組みなどで問題は起こる。真剣に他の惑星に移住するとなると問題になりそうなことがどんどん起こる。宇宙に新天地を!というのは聞こえがいいが、実際にはどのような移動手段でも大変そうだなと思わされる。 地球滅亡を前に、人類はどのような行動がとれるのか、宇宙船で脱出するのか、テレポーテーション(ジャンプ)を使うのか、地球に残るのか。どの選択肢が正解なのか、深く読むといろいろなことを考えさせられる。本書はまだまだ続くので、続篇も読んでいきたい。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
エンディングはOKです、納得しました。願わくば現実世界は怨讐とは無縁でありますように、 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
年代記が好きです、火星のとか豹頭のとか。SFは出来るだけ長いのが好きですが短いのも好きです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
さすがカジシン、このSFを10代から読みつづけてきたのだなぁ、と。さあ次巻を買わねば。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
面白いし読みやすい。惜しむべくはラムジェットエンジンやジャンプそしてイアン幼少期をもう少し掘り下げガンテツなどのキャラクターも惜しい ただ、だからこそのテンポのよさかもしれない 出来れば完全版として再刊してほしい 後残された地球の人々の話は、大人になった今よくわかる | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
とても面白く読ませてもらいました。カジシンさんの小説は、地元の地名がよく出てくるんで、個人的に好きなんです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
全三巻の長編ですが、一つの大きいストーリーを短編が紡いでいくので、サクサク読めます。 何世代にもわたる物語なので、誰が誰の子孫で、ここがこう繋がっていくんだ!と相関関係を思い描いても楽しめます。 「時間」を旅するロードムービーのようで、面白かったです! | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
SFMの連載未読で、文庫3冊を一気買いの一気読み! 「太陽系最後の日」近いってんで、米国大統領が恒星間宇宙船つくらせ こっそり第二の地球に移住しようと「宇宙の孤児」スタイルで旅立つんだけど 『俺ら見殺しかよ!』と残された人類は「虎よ!虎よ!」みたく怨みを抱き 「スタートレック」スタイルの大規模転送装置を発明させて、 その第二の地球に先回りしようとするって、お話! タイトルの響きから勝手に「サラマンダー殲滅」みたいな ノンストップアクションバトル物を連想してたんだけど、、 1巻ではまだ怨みを抱いた「先着地球人」たちが、「宇宙の孤児の地球人」と 会ってないので、それぞれの立場でのそれぞれのサバイバルのエピ。 だけど、逆にそれが面白い!! さらに、「太陽系最後の日」を迎える前の「地球」のエピもあり、 舞台が日本なので、切ない「終末SF」までも楽しめるという SFの面白さ、全盛りの贅沢な一冊!! | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
「宇宙の孤児」な恒星間宇宙船はワープ航法とか無いもんで ゆっくりゆっくりと宇宙を進み、中では世代交代が進んでる。 まもなく中間点なので、そこからは長い長い減速に移るってトコ。 「虎よ!虎よ!」な「怨み」持ち続けてる「第二の地球」に 先着してる人類はウラシマ効果の影響ないもんで、さらに 世代交代も進みまくってて、、 ご先祖様は「我らを見殺しにした米国大統領たちを許すまじ!」って 言ってるけど、ピンと来ないわ〜世代になってる。 でも「それじゃいかん!ご先祖様が受けた屈辱を忘れてはならぬ! 怨め!怨め!」って、お役所とか上の人たちは言い続けてたりして、、 何だか、昨今のキナ臭い世界情勢と変わらぬイヤな感じ、、 1巻の「火星年代記」的な短編オムニバス感から徐々にテイスト変わり、 2巻は中編連作で、「宇宙の孤児」なノアズ・アーク号のエピと 「虎よ!虎よ!」なニューエデンのエピのそれぞれの危機感が高まっていく 「スターウォーズ」で言えば「帝国の逆襲」的な面白さに!! そんな中、巻末のエピソードは「ジェニイの肖像」や「夏の扉」や 「たんぽぽ娘」好きにはたまらない、極上の号泣短編!! | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
二巻まで読んで、残り一巻、、、 これで終わってしまうのが勿体無いので星を一つ減らし四つに、、 ご先祖様から受け継がれて来た「怨み」を抱き続けてきた 「第二の地球」の人々の元に、いよいよ「宇宙の孤児」の船が、、 しかし!そもそも「宇宙の孤児」ノアズアークの数万の人々は 自分たちが「先祖代々、怨まれてる」なんて思ってもいない!! というか、人類が先回りしてるなんて事も知らない!!! 「第二の地球」に「虎よ!虎よ!」で先着した元地球人たちも 世代を重ねるごとに、その「怨み」が自然消滅してたんだけど、 ある出来事がきっかけで「奴ら皆殺し!!」気運が高まりまくりで 「鬼畜米英」時代みたく、少年兵が竹槍訓練受けてる始末!! このクライマックスをどう描くのか?いよいよタイトルの「怨讐星域」に ふさわしい血で血を洗う展開になるのか?? と思っていたら、、なるほど!カジシンさんだからこその決着が、、 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!