■スポンサードリンク
(短編集)
ジヴェルニーの食卓
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
ジヴェルニーの食卓の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.34pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全98件 21~40 2/5ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
絵とか興味ないのに読み始めるとすぐに惹き込まれていきました。 情景が浮かぶような、目の前に絵があるようなそんな気持ちにさせてくれます。 余韻が残る素敵な話でした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
とても美しい題に惹かれて。。すらすらと読めました。ジヴェルニーの流れる小川のように。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
数年前、フランスに来たのだから とりあえず美術館は行こうと オルセーとオランジュリー美術館に行きました。 絵画の知識も興味もなかったのにも関わらず モネの作品の美しさに引き込まれました。 ずっとここにいたいな…と ジヴェルニーの食卓を読んで同じ思いに浸りました。 遠い遠い記憶を感じてうっとりしてしまうような 穏やかで美しい小説です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
モネやその他の画家の取り巻く人間像がよくかかれていて、心をうたれました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
文字を読んでいるだけなのに、絵画の中に迷いこんでしまったかのような感覚になりました。でもそれは恐れなどではなくて、自然の温かさや小さな幸せを感じるものでした。 そしてマグノリアのマリアやブランシェが画家を愛したように、自分も彼らに恋をしたようでした。 自分は絵画は好きですが画家の名前とその作品が数点わかるくらいで、あまり美術好きとは言えません。だからこそ、画家の視点から語られることのないこの文章はとても読みやすいものでした。 どれだけ画家が絵画に真摯に向き合ってきたのか。読み手の私も語り手の目を通して近くで画家の活動を見てるようで、なんとも言えない幸せな時間を過ごせました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
マティスやモネのまるでアシスタントになった気持ちになり、風景や美しい色彩が目の前に広がるような感動でした。印象派の絵画展に行く前には、ぜひ読んだ方がいいと思いました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
絵画をもっと知りたくなるきっかけとなる素敵な作品です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
今まで知らなかった巨匠の人柄や人生を周りの人達からの視点で書かれた作品で、とても面白かった! | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
史実に基づいたフィクション、という絶妙な「読む芸術書」です。ある程度、画家と作品についての知識があることが前提となりますが、話に登場する作品を頭に描きながら読むと楽しい本です。4人の画家がどんな生活をしていたのか、知らなかったことも多く、勉強になりました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
絵画に興味のない方でも・・・ いやむしろ絵画に興味のない人が絵画に興味を持てるようになる 素晴らしい短編集なのではないだろうか。 1つの作品が出来上がるまでの画家の苦悩や葛藤、天才といわれた 画家たちの一般人としてのもう一つの側面を窺い知ることができる。 わかりやすい文章と緊張感のある心理描写が秀逸。 これを一読してから美術館に行くとまた1つの作品をよりドラマチック に鑑賞することができるのではないかと思う。 こういう時代だからこそ枯れかけた心に必要な一滴の水のような作品 と言える。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
原田マハさんの美術系の物語が好きで購入しました。 うまく言えませんが、素晴らしかったです。ずっと本棚に大切に並べておきたい一冊。人生の中でとても大事な一冊となりました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
芸術家たちの人生のひとときを切り取った短編集。 登場するのはアンリ・マティス、エドガー・ドガ、ポール・セザンヌ、クロード・モネ。フォーヴィスムのマティス以外は、印象派の芸術家たちだ(セザンヌは袂を分かったか)。 収録されている4つの短編は、芸術家その人が主役ではなくて、彼らの周辺の人々が芸術家その人を語る、というもの。現存する絵画から物語を構築するあたり、著者のキュレーターとしての知見が遺憾なく発揮された作品集となっている。 画集や解説書ではなかなか頭に入ってこない事も小説になると理解しやすいものだね。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
読んでいて風景が頭の中に浮かんでくるような、素敵な本でした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
変な入り方で失礼します。画家は巨匠と言われている人ほど偏屈で頑固で意固地で本当に付き合いにくい人達(の ように見えます)。そんな巨匠たちへひそかにラブコールを送る女性たちの物語です。白いマグノリアが縁の家政 婦や一方的に手紙を送り続ける画材商の娘、攻めの姿勢の女性画家それに画家の義理の娘たち・・・。登場人物の 巨匠はマティス、ドガ、セザンヌ、モネです。 巨匠たちの己を曲げない生き方に戸惑いながらも、畏敬や敬愛の念を示す娘たちの心模様を細やかなタッチと水 彩画のような爽やかな色彩で描いています。そんな女性たちに昔日の郷愁を覚えます。居ても立っても居られず急 いで図書館に行き、4名の画家の作品を見ました。私は絵よりも原田マハ氏の作品の方に強い感動を受けたのです が、それだけ著者の表現力が素晴らしいという事なのでしょう。ラストの作品は、同著者の「美しき愚かものたち のタブロー」と併せて読めば、更に深い感動を味わえます。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
フランス行く前に読もうと思って買いました。飛行機の中で読みました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
マハさんの表現力の豊かさは、登場人物の息づかいさえ聴こえてきそうなほど。 マティスの章ではパキッとした青さがどこまでも続いていきそうなニースの空が、モネの章ではみずみずしいジヴェルニーの庭の情景が目に浮かびます。 ストーリー構成も素晴らしいですが、あたたかい言葉の美しさに、涙しました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
印象派巨匠、4名を描く4編の短編。史実に基づいた、フィクション。 巨匠の関係者を主人公に据える事で、巨匠の一面を上手く見せています。著者の美術に対する愛と経験、取材力が結実した物語たち。印象派好き+読書好きな人に、是非。 短編題名と、巨匠・その作品。キーワードに引っかかる事あれば、読むべし。 ・美しい墓:マティス。ヴァンスの礼拝堂 ・エトワール:ドガ。14歳の小さな踊り子 ・タンギー爺さん:セザンヌ。りんごとナプキン ・ジヴェルニーの食卓:モネ。睡蓮 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
本当にフィクションなのかと疑いたくなるほどに鮮明で美しいです。 言葉選びが秀逸で情景がありありと浮かんできます。 素晴らしい、何度も読みます | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
旅先に持ち歩くのにぴったりの短編集でした | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
史実に基づいたフィクションということで美術フアンには見逃せない短篇集。 色彩の画家のマティスの居間に散らかる色紙の謎。対照的な性格,画風ながらマティスを尊敬したピカソとの交流。 ドガが制作した無数の蝋細工の小さな踊り子。発表当時「気色の悪い、醜い人体標本」と切って捨てられた彫刻作品「14歳の小さな踊り子」の制作逸話。そしてパトロン(愛人)探しに必死の生活苦の踊り子たちの実像。 苦しい経営状況の中で赤字覚悟の持ち出しでセザンヌを初めとする新進画家を支援する人のよい画材屋兼画商のタンギー爺さん。 晩年、白内障を患ったモネの不朽の名作「睡蓮」完成までの苦難。モネを長年支援し睡蓮の絵をフランスの宝として評価し保存に尽くした元首相クレマンソー。 などのエピソードを踏まえて、画家の人柄や生活ぶりがいきいきと活写されているので、巨匠である画家がとても身近に感じられました。 そして従来の伝統絵画とは、異質の印象派の登場に戸惑う当時のフランス美術界の様子、そして各画家ごとにテーマに関連しての作品、セザンヌのりんごの絵の革新性、ドガの踊り子のデッサン力、の解説も興味深いものがありました。 そして各篇の語り手の形式が、インタビュー、回想、手紙とそれぞ工夫されているのも、とても効果的だったと思いました。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!