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(短編集)
終末のフール
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終末のフールの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.59pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全203件 61~80 4/11ページ
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最初の話かあまり面白くなくて…不安だったが残りの話は全部面白くスラスラと読み終えた! 流石と称賛させて頂く | ||||
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作品はすばらしいく面白いです。しかし装丁がひどすぎてワケがわかりません。何を意味する装丁なのでしょうか? | ||||
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地球に隕石が落ちてくる!こんな状況になったら世の中どうなるのか。ありそうでなさそうな、なさそうでありそうな話です。パニックになる事は想定できますが実際考えたこともなかったな。以前から読みたかったのですが電子書籍化されていなかったので先延ばしになっていました。電子書籍化してくれてありがとうございます。 | ||||
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終末を描きながら、希望やつながりを描いている物語。 だから頑張って生きようよ、という短絡的なかきかたをしていないがいいのだろう。 さまざまな人や考え方や生き方が出てくる。 それぞれに、考えさせられた。 連作のかたちをとっているのが、読みやすい要因かもしれない。 興味のある作家だったが、読む機会がないまま過ぎてしまったが、やはり、話題にのぼる作品は 読んでみるものだな、と思った。 | ||||
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あと数年で世界が終わってしまう世の中を、8人の主人公の短編から構成された物語です。 8つの話の中に、いくつか共感するものがあり、とても面白く読めました。 やはり、伊坂さんの作品のセリフは心に残るものが多くあります。 | ||||
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「残された時間をどう生きるか」というテーマが伊坂さんというよりは、重松清さんみたいだなと思いました 僕は「自殺なんかしたらぶっ殺すぞ」というセリフが大好きです 読み終えると前向きになれます | ||||
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「地球の最後の時期(人間の全滅)が明確化した場合、人間は如何に対処行動するのか? 興味があったが、内容は平凡だった。 | ||||
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非常にあっさりでした。 読んだ後に何も残りません。 料理でたとえるなら、素材を活かそうとしてそれすら失敗した、 薄味のパンチの無い料理といったところでしょうか。 伊坂さんの本はすべて薄く感じるので、 個人的に肌が合わないのかもしれません。 | ||||
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読んでみてとても面白い作品だと思う♪ 地球が滅亡するその日までそれぞれがどのように想い、どう生きたのか。 伊坂幸太郎さんの作品を勧められて初めて読んだ小説です。 おすすめです♪ | ||||
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もし、この本のようなことになったとしたら、自分はどうするだろうと考えてしまう話でした。 最後の終わり方もいいですね。 | ||||
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未来への希望がない場合に人はどう生きるのでしょうか。 地球消滅までタイムリミットのせまった世界で 人々は混乱し暴動を起こします。 小説の舞台は暴動が静まったとある町です。 本書はあきらめに似た雰囲気の漂う短編集です。 救いようのない虚しさに満ちています。 そんな中でも小説の最後で、 主人公が地球最後に自らの命の尽きる姿を想像しながら 最後の最期までどんなにみっともなくても 生きてぬいてやるぞと決意します。 あと一回の呼吸に執着する姿こそ 動物としてただしいのだと私も思います。 著者の得意とする伏線回収の軽妙さが この小説ではあまり見られなかったのが残念です。 | ||||
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えーと、感想を一言で言うならタイトルで書いた通りです。 これの他にも同著者の「チルドレン」「死神の精度」も同じ感想です。 誤解されないために一応言っておくと、どの本も内容自体は面白かったですよ。ただまぁ物語の一部分を切り抜いてきましたって感じで、どれも完結しないんですよね。まとめると内容というか物語や設定だけなら☆4なんですが、一冊の本としてだと☆3って感じでです。 どの著書も読書するための本としてなら良いと思いますが、それ以外の目的、例えば自己啓発などを求めて読む物ではないと思います。あくまで娯楽本ですからね。小難しい講釈で心の安寧を求めるなら哲学か宗教の本が良いと思います(笑)。まぁでも、人がどんな事柄で何を得るかなんて一概には言えませんから私は自分の発言に責任は待ちませんし、持つ気もありません。人間だもの(笑) | ||||
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本のタイトルからてっきりラオウのような世紀末覇者が現れて暴力が支配する 世界を描いたものかと思って買っちゃったよ。 そういうのが好きなんだけど、こんな淡々とした話は嫌いだなあ。 | ||||
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鳥瞰図的な視点を入れるための新キャラが、逆に焦点を拡散させている印象。絵はきれいで面白いのだが、「百億の昼と千億の夜」のように原作以上にイメージをふくらませてくれる作品かというと、残念ながらそこまで至らない印象。 | ||||
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設定が素晴らしい。あと三年。もう周りも、諦めを通り越して達観しだしたぐらい。でも、三年後に、確実に死が迫るという 緊張感もある。作者は、たぶんこれは、只のパニック映画じゃなくて、死を間近に控えて、醜いだろうが、情け無いだろうが、必死で生きるということを書いている。 人間の一番みっともなくも、情けない本質が、この設定によってあぶり出されている。どれも、静かで、抑え目な文章だが、確実に人間の本質を書いており。派手じゃないけど、じんわりくる。。 淡々とした話が好きな人は好きかも | ||||
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伊坂さんの作品は全て読んでいますが こちらが1番好きで、友人にもプレゼントしました。 (友人も気に入ってくれました) 本を閉じた時、幸せのため息が出ます。 そして考えます。 生きる事、死ぬ事、失う事、それでも生きる事… 天体のヨールが1番好きですが 最後の作品の、深海のポールの中の 選ぶとか選ばれるとかそういう事じゃなくて 生きるという事はみっともなくて必死な事なんだ という言葉に胸打たれました。 笑えて、切なくて、心に残る 本当に素敵な小説だと思います。 | ||||
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もし小惑星が地球に落ちる事が判明したら、というお話。 とあるマンションの住人数名をそれぞれ主人公にした短編集。 『小惑星が落ちてくるよ!やばいよ!』 というよくあるパニック映画のような展開をスルーして、 パニックが一段落した時期に焦点を当てたのが、如何にも伊坂氏らしいなぁという印象を受けた。 各話に前後の話の登場人物が出てくる定番の演出ももちろん有り。 (『籠城のビール』の主人公が後に出てこないのもまた粋。) 状況の変化は確かに世界のあり方を変えるけど、各人のあり方、根本にあるモノはさほど変わらない、 という物語全体のメッセージがなかなか印象的だった。 そういう意味で好きだったのが『鋼鉄のウール』と『天体のヨール』。 いついかなる時も、他人にただ迎合したりせず、自分の生き方を貫いていきたいものです。 ガツンとパンチのある話はなかったけれども、 どの話を読んでも『人間っていいなァ』と、良い気持ちになったので、☆4つ。 今後小惑星が落ちた時の、精神の持ち方の参考書にしたい。冗談です。 | ||||
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2006年に出た単行本の文庫化。 8編を収める短編集である。 小惑星の衝突が迫り、数年後には地球滅亡が確実になっている世界を舞台としている。終末感と圧迫感の漂う重苦しいストーリーだが、そのなかでも前向きにひょうひょうと明るく生きようとする人々が描かれており、「どう生きるか」という問題を考えさせられる。 まあ、そういうテーマはアレにせよ、著者の持ち味である嫌ーな感じが全編に漂っており、暗〜い気持ちにさせられた。 | ||||
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この本からは、良質な哲学が得られる。万人に訪れる死。これを可視化した場合の、人々の心の変化が綴られている。 伊坂幸太郎からのメッセージは、僧侶が伝える仏陀の教えのようだった。 ただただ楽しもうと思っていた僕には☆4つ。 人生を楽しく過ごす術を、模索している方には☆5つ。 | ||||
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3年後には地球が滅亡してしまうという設定は、普通ならば壮大なSF小説や 映画などで使われる手である。 伊坂幸太郎のようなアプローチをした作家を私は知らない。 この設定で一般市民の日常を描くとどうなるか?よくもこんなことを思いつく なと感心するしかない。 事件性のある話は3話目の「籠城のビール」だけで、あとはミステリーでも なんでもないのだが、3年後には地球が滅亡してしまうという設定の上に成り 立っている話しなので、それぞれの話に出てくる登場人物の考え方や生き方に 物凄く興味が湧いてくる。 地球滅亡の認知は既に5年前で、あくまでも紆余曲折の上で今は落ち着いた時 期という設定ではあるが、こんな状況で坦々と日常生活を営む登場人物たちに 「生きていく」ことの素晴らしさを感じたりもした。 登場してくる女性はいずれも度量が大きい。女性から見れば違和感あるのだろ うが、男性が描く理想の女性像といったところか?私の周りもこんな女性ばか りだったらと羨ましくなってしまう。 | ||||
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