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亡霊星域
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亡霊星域の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.42pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全10件 1~10 1/1ページ
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トリロジーの2巻 展開がいくらか単調な印象もあるけれど 3巻読み終えると"そんな時もあったなあ"的な感触になったりも 軽い頭の体操になりそうな作品の可食部 | ||||
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男の妹とか女性の兄とかややこしい。慣れるまで2巻までかかった。彼女のために悩んでいるのかと思ったら男の 恋人だったり・・・。100%納得できるわけではないが、結構面白かった。 正しい判断はやはりAIの方が優れているのでしょうか? | ||||
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冒頭から皇帝と不穏な会話で始まって先の騒動で孤立した別の星系へ赴くことに。 皇帝自体は乗船せずに士官に皇帝用のインプラントして偽装するってのも悪だね。 今回はこの孤立星系の中での内政と政争(?)の物語の様で、題名の亡霊って何だ? 読み進めたらとなりの星域が袋小路で幽霊が出没するらしいから? ラドチは惑星よりも宇宙を領域としている様で、これって森岡浩之のアーヴと同じかなと思ったら、 解説にもあったよ。 次は最後だけれども、ゴースト・ゲートの向こう側が舞台なのかな? | ||||
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とにかく邦題がひどい。他の方も書かれていたので詳細は省きますが、前作が正義、今作が剣。これにはきちんとした理由がありますが、邦題は何を言いたいのやら全くもって不明。そもそもなぜこのような事をするのでしょうか。 | ||||
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・アシモフの「鋼鉄都市」とアニメ「シドニア」を足して2で割ったような世界観。 ・第2作にして初めて、登場人物の第三人称が「彼」ではなく「彼女」なのかが明らかになる!(^^;) ・安倍ちゃんと中国共産党が読んだ方がいいクライマックス。 ・アーサー・C・クラークが、かつて「政治は、やりたい人間に任せるのではなく、やりたくない人物をAIが選定して任命するほうがいい」というようなことを書いていたが、だったら最初から「無欲なAI」そのものが統治した方がいいじゃん、というのが本作。 「舞台は遥かな未来の銀河系」だから、「星系間ゲート」があるし、当然のように「宇宙エレベーター」も出てくる(「オービタルリング」も「ダイソン球」も!)。大道具から小道具まで、全く飽きさせない。「本格宇宙SFのニュースタンダード」の謳い文句に掛け値なし! | ||||
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褒めるのは他の人に任せて。 訳者の赤尾秀子さんは良いと思う。だが、軍を理解していない。 ブレク ミアナーイの階級を艦隊司令官としているが、これは誤訳。 原語はFleet Captain。艦長ではあるが、他の艦長を指揮できる役割。 旧帝国海軍では、艦隊どころか、それより規模が小さい戦隊ですら、司令官は将官。 他国でも艦長の階級は大佐止まりが普通。なので、ブレクのCaptainは大佐のCaptainでもあると思われる。 上級艦長とでも訳すべき。 | ||||
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動きが少なく、地味な描写が長くていまいち乗りがつかめなかったが、アメリカの野阿梓だと思ったらスッキリと世界観が入ってきた。ジェンダーの曖昧な人物、分裂した独裁者、残酷なまでに厳格なヒエラルキー、正体のつかめない異生物。脳内で萩尾望都の漫画に変換したらとたんに面白くなってきた。次も楽しみ。 | ||||
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三部作の第二部。今度はミステリー。 ネットワークで常に繋がり集合知性を形成していた筈の皇帝の中に生じた対立する考えは、互いに異なる考えの自分を排除しようとする方向に向かい、主人公は一方の皇帝の直属の部下として、或る惑星に向かう。そこは茶の生産地で、帝国が併合した世界の人々を送り込んで働かせていた。面白いのは帝国の民は貧民であっても惑星の上に漂うステーション内部に人口の自然環境を作って住んでいる事。そして彼等は惑星に移住させられた人々を見下しており、彼等の居る地上に降りる事すら出きれば避けたい事であるらしい。 前作で度々お茶が出て来たので何となく英国の紅茶の様なものを連想していたのだが、著者は中国を想っていたそうで、舞台と成る惑星で産出される最高級の茶葉は高価で贈答用専用。又、食器も相当高価な物が有り、客をもてなす際にどの様な食器を用いるかがステイタスに成って来る。 本作では、茶や食器と云った物に対する人々の価値観と、恋愛やセックスが描かれる。只、セックスと云っても代名詞は全て「彼女」、子供は全て「娘」、人々は互いの性差を全く感じずに付き合ったり会話したりするので、セックスと云っても生物学的に男女間なのか男性同士なのか女性同士なのかまるで判らず、状況を想い浮かべようとすると混乱して来る。その辺りも著者の狙いなのだろう。 著者が沼津のHALCONに来日された際、帝国で飲まれるお茶をイメージした自家製ブレンドを持参され、結婚相手の方が観客の皆にふるまって下さったが、紅茶をベースにしたものや烏龍茶をベースにしたもの等、皆、独特で面白かった。又、結婚相手の方が、AIが主人公と云う事について日本での読者の反応に関心をお持ちで、英語圏ではAIが登場人物だと議論の元に成るのだと云う。只、スタートレックのデータ少佐だけは別との事なので、多分、役者が演じていればキャラクターとして認識するが、そうで無い場合はキャラクターとして認めるかどうか人に依って異なるのだろう。これは欧米ではロボットと云う単語がチャベックの人造人間(人工生命体)に対する造語であったにも関わらず、オートマタと同一視され道具の一種として認識されていた(キャプテン・フューチャーのグラッグなどがキャラクターとして存在していたにも関わらず)のに対し、日本では日本初のロボット學天則を見ても判る様に、キャラクターの一種としてロボットを捉えている。この辺りは日本人特有の感覚と云われる人工的な、或いは架空の存在に対して普通の動物等に対するのと同様に「可愛い」と云う感覚に通じるものが有る気がするが、話を戻して、著者の結婚相手としては日本でAIの主人公が何の議論も無く受け入れられた事が不思議そうだった。 それにしてもアン・レッキー氏、うまく聞き取れ無かったけど、よくお話され魅力的な方でした。 | ||||
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良良良良良良良良良良良良良良良良良良良良良良良良良良良良良良 | ||||
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沢山の賞を貰った割りに。。。。と言う評価も多いですが、そういうバイアス抜きで評価を試みれば標準以上の面白い本だと思います。 賞の数で比べられるニューロマンサーのような圧倒される読書体験ではないですが、ジャンル小説として及第点だと思います。 | ||||
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