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真実の檻
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真実の檻の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.06pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全8件 1~8 1/1ページ
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人間の力で真実が捻じ曲げられる。そんなことはあってはいけないのに実際にはあることなんでしょう。怖い | ||||
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著者の「闇に香るー」「生還者」「サハラの薔薇」など、好きで本書も読みました。 18年前に死刑が確定した父親の無罪を、どうやって証明するのか....興味ありました。 新たな物的証拠もなく、色々と模索するうちに.....というわけで、一番納得できる解決でした。 弁護士や刑事、新聞記者など、他のキャラも魅力的でした。 | ||||
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ミステリーはくだらないものが多い中で、本作はよく考えられていて面白い。 長編だが、短編が3つ組み込まれており飽きさせない。 どれも言葉の解釈によって状況がひっくり返るのも小説らしくていい。 ただ、帯で真犯人を教えているから、ミステリーを読む楽しみの半分が失われている。これは作者に罪はない。 | ||||
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「闇に香る嘘」を読んでこの作者に興味を持ち2冊目として「真実の檻」を購入しました。 「冤罪」というテーマに対して登場人物の全員が真摯に向き合い真実を追及していくストーリーに引き込まれました。主人公の境遇には同情しながらも決して慰めるだけでなく、力強く支えてくれる記者や弁護士の存在。また表面上だけではない本物の親子の絆。とても良い作品です。読後感も良いです。 | ||||
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とても良くできたストーリーで十分に楽しめた。欲を言うと、実の父親が死刑になるかもしれないという切迫した緊張感が、少し足りない。例えば、大門 剛明氏の『 雪冤 』などの方が、助けようとする人達の感じている焦りと焦燥が伝わってくる。ただ、最後に明かされる真実は、『 雪冤 』が不自然に思えたのに対して、この小説の場合は、もしかしたら、このような形での冤罪も今まであったかもしれないと思う。 | ||||
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読んでいくうちにどんどん引き込まれていきました。冤罪と言うと警察が悪いって思うけど、この小説では、残された子供を思い冤罪にしておきたい人、愛する人を思う余り罪を犯してしまう人、罪を被る人がいて読んだ後、優しい気持ちがしました。 | ||||
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待望の4作目ということで、さっそく読みました。 しかし、残念ながら「面白かったけど、1~3作目に比べると落ちる」という感想です。 本書は、 ・死刑囚である「実の父」は本当に殺人犯なのか ・警察権力のドロドロとした話 この二つを軸として話が進みます。 でも後者に関しては、これをメインテーマにしている名作が沢山ありますからね。それらと比較すると、浅いと言うかあっさりしてると言うか、どうしても「まあまあ」程度に感じてしまいます。 そして前者。ラストに大きなドンデン返しがあるのですが、なんか軽いです。「ありがちなオチ」でもあります。下村さんの1~3作目にはあった「ズシリとくる読後感」が、あまり無かったです(死刑制度と冤罪、というテーマ自体はズシリと重いのですが) それともう一つ。主人公の周りには魅力的なキャラが複数名いるのですが、どのキャラもあまり掘り下げられず、結果として「魅力的なキャラになり得る要素満載なのに、どれも微妙にキャラが立たず終い」でした。 更に、これは思いっきり主観なんですが、主人公の男がイラつきます。「気持ちはわかるけど、周りの迷惑考えなさ過ぎ!」「それって正義感のつもり?単なる自己中じゃないの?」とツッコミたくなるシーンが複数あり、最後まで感情移入しきれなかったです。 というわけで、下村さんの新作としては少し期待はずれ。 星3.5という意味での、星四つとさせていただきます。 | ||||
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実母の遺品の整理の際に見つけた小箱、中には見知らぬ男と母との写真や手紙。 離婚した父に疑問をぶつけるもはぐらかされてしまう。 男の名前をネット検索、導き出された殺人事件、それも母方の両親が被害者だった。 冤罪の可能性を知り、協力者と共に東奔西走するも、容易に真実には辿りつけない。 警察の裏金問題や執拗な取り調べにより生まれてしまう冤罪、無罪を言い出せない 裁判官、有罪を勝ち取れない検察官など興味深く読みましたね。 実父と養父の間に揺れる息子、とても良かったです。 | ||||
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