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真実の檻
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真実の檻の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.06pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全17件 1~17 1/1ページ
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人間の力で真実が捻じ曲げられる。そんなことはあってはいけないのに実際にはあることなんでしょう。怖い | ||||
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サクサク進み 重いテーマながら疲れず読み終えまらえした。アイデアは良かったとおもいます。サクサクが意図的なのかは知る由もありませんが、とりあえずサクサクなので 少年少女たちには ここで扱っている問題を知るきっかけとしての良い読み物だと思いました。 | ||||
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冒頭、捜査関係者が犯罪現場で鑑識が来る前に何かをしている場面から話が始まる。 読者は当然、普通の殺人事件ではない何かがあると思う。多分、冤罪。しかも内部関係者による。 このようにストーリーは最初から謎解きの要素を持ちながら、読者に一つ一つ話を聞かせる。本当に楽しいストーリーテラーだ。 しかし、一つ疑問に思った。なぜこの殺人事件は起きたのか? 動機が弱すぎないか? ストーカーじみた嫉妬による逆恨みのような動機の方が自然ではなかったのか? 昨今のストーカー殺人事件の多さを鑑みて、そんな印象を持った。 | ||||
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冤罪とゆう重いテーマの割に話がトントン拍子に進んでいくなと思いました。 新しいヒントと仲間を得た!次へ行こう!てゆうRPGみたいに流れが単純。 心理描写についても、「自分に犯罪者の血が流れてないことを証明したい」とゆう、主人公の自分本位さしか感じられず、物語に感情移入できませんでした。 オチを読んだら序盤で予想した通りの結末。 | ||||
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著者の「闇に香るー」「生還者」「サハラの薔薇」など、好きで本書も読みました。 18年前に死刑が確定した父親の無罪を、どうやって証明するのか....興味ありました。 新たな物的証拠もなく、色々と模索するうちに.....というわけで、一番納得できる解決でした。 弁護士や刑事、新聞記者など、他のキャラも魅力的でした。 | ||||
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江戸川乱歩は怖かった。考えさせられた。びっくりした。考えの新しさに触れた。感情の新しさを発見した。そこに哲学があった。 江戸川乱歩賞の作家は、当然江戸川乱歩には至らない。ミステリーとして破綻。錯誤、矛盾、が散見される。ひっくり返すためにだけ用意された伏線。その伏線自体は無意味なことが目立つ。挟まれ話。ヒ素混入事件については、和歌山カレー事件を想起させる。作者の意図がよくわからない。 面白くない本、しょーもない本は、読まなくて良いんだよ。中2のとき社会の先生から教えてもらった。ありがとう先生。 | ||||
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つまらない!! 矛盾だらけで、何でそこに気がつかないの?と思う突っ込みどころがあるし、読んでいて最初のほうで犯人が分かった。 | ||||
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ミステリーはくだらないものが多い中で、本作はよく考えられていて面白い。 長編だが、短編が3つ組み込まれており飽きさせない。 どれも言葉の解釈によって状況がひっくり返るのも小説らしくていい。 ただ、帯で真犯人を教えているから、ミステリーを読む楽しみの半分が失われている。これは作者に罪はない。 | ||||
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前の方に同じですが 帯にネタバレが明記してあります。 (文庫版初版の帯) 本来そのことは読み進めるうちに少しずつわかっていく核心で 随所に伏線も張っているのだけれど 帯に書いてあるのではどうしようもありません (昔、「犯人の名は蒲生稔」でしたか、 殺戮に至る病の帯は強烈でしたが あれとは違う、そのままの結末) 帯なしで読んでいたら☆の数は3つ以上だったと思いますが 完全に気分が削がれました。 | ||||
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新品で買う人は気をつけてください。どんでん返しのオチが帯に書かれています。最初はあえて書いてあって、その帯も含めた読者に対する罠かと思っていましたが、違いました。どんでん返しのオチがでかでかと書いてあります。中身については、非常に良かったので、星4つくらいにしたいのですが、帯に書かれていることが気になって気になってしょうがなかったです。帯のせいで割と台無しになったため星をマイナス2個しました。 | ||||
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「闇に香る嘘」を読んでこの作者に興味を持ち2冊目として「真実の檻」を購入しました。 「冤罪」というテーマに対して登場人物の全員が真摯に向き合い真実を追及していくストーリーに引き込まれました。主人公の境遇には同情しながらも決して慰めるだけでなく、力強く支えてくれる記者や弁護士の存在。また表面上だけではない本物の親子の絆。とても良い作品です。読後感も良いです。 | ||||
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とても良くできたストーリーで十分に楽しめた。欲を言うと、実の父親が死刑になるかもしれないという切迫した緊張感が、少し足りない。例えば、大門 剛明氏の『 雪冤 』などの方が、助けようとする人達の感じている焦りと焦燥が伝わってくる。ただ、最後に明かされる真実は、『 雪冤 』が不自然に思えたのに対して、この小説の場合は、もしかしたら、このような形での冤罪も今まであったかもしれないと思う。 | ||||
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読んでいくうちにどんどん引き込まれていきました。冤罪と言うと警察が悪いって思うけど、この小説では、残された子供を思い冤罪にしておきたい人、愛する人を思う余り罪を犯してしまう人、罪を被る人がいて読んだ後、優しい気持ちがしました。 | ||||
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ストーリー仕立て、セリフ、心情描写などあまりにも稚拙過ぎ。ひとりの死刑囚の冤罪がなぜ一大学生よ雑誌記者が数ヶ月調べただけで覆るのか。法律面や捜査面のストーリーの組み立てがひどすぎるのが特に目につく。なぜ角川がこんな本を出してるのか信じがたい。 | ||||
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待望の4作目ということで、さっそく読みました。 しかし、残念ながら「面白かったけど、1~3作目に比べると落ちる」という感想です。 本書は、 ・死刑囚である「実の父」は本当に殺人犯なのか ・警察権力のドロドロとした話 この二つを軸として話が進みます。 でも後者に関しては、これをメインテーマにしている名作が沢山ありますからね。それらと比較すると、浅いと言うかあっさりしてると言うか、どうしても「まあまあ」程度に感じてしまいます。 そして前者。ラストに大きなドンデン返しがあるのですが、なんか軽いです。「ありがちなオチ」でもあります。下村さんの1~3作目にはあった「ズシリとくる読後感」が、あまり無かったです(死刑制度と冤罪、というテーマ自体はズシリと重いのですが) それともう一つ。主人公の周りには魅力的なキャラが複数名いるのですが、どのキャラもあまり掘り下げられず、結果として「魅力的なキャラになり得る要素満載なのに、どれも微妙にキャラが立たず終い」でした。 更に、これは思いっきり主観なんですが、主人公の男がイラつきます。「気持ちはわかるけど、周りの迷惑考えなさ過ぎ!」「それって正義感のつもり?単なる自己中じゃないの?」とツッコミたくなるシーンが複数あり、最後まで感情移入しきれなかったです。 というわけで、下村さんの新作としては少し期待はずれ。 星3.5という意味での、星四つとさせていただきます。 | ||||
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デビュー作『闇に香る嘘』を凌駕する作品を期待して第2作からずっと読んできましたが、期待が大きい分落胆も大きいのは残念。これらはもしかして乱歩賞受賞前の落選作品を手直しして発表しているのでしょうか。もしそうなら、各社からの原稿依頼には思い切って不義理して、じっくりと文字通りの新作に取り組んでほしいと願ってやみません。前作から痛感しているのですが、レトリックなどの表現もステロタイプで繰り返しが多い。次はぜひとも念入りに推敲、彫琢を重ねた「熟作」を。 | ||||
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実母の遺品の整理の際に見つけた小箱、中には見知らぬ男と母との写真や手紙。 離婚した父に疑問をぶつけるもはぐらかされてしまう。 男の名前をネット検索、導き出された殺人事件、それも母方の両親が被害者だった。 冤罪の可能性を知り、協力者と共に東奔西走するも、容易に真実には辿りつけない。 警察の裏金問題や執拗な取り調べにより生まれてしまう冤罪、無罪を言い出せない 裁判官、有罪を勝ち取れない検察官など興味深く読みましたね。 実父と養父の間に揺れる息子、とても良かったです。 | ||||
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