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モリアーティ



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【この小説が収録されている参考書籍】
モリアーティ
モリアーティ (角川文庫)

モリアーティの評価: 3.84/5点 レビュー 49件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.84pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全34件 21~34 2/2ページ
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No.14:
(5pt)

なかなか

ホームズ最後の事件で登場したモリアーティ教授の後日譚。随所にホームズのエピソードが出てくるのでファンには興味津々の物語。フェアか否かを問われるもののこれはありで良いと思った。短編が付録しているがドイルの筆運びを巧みになぞりホロヴィッツの技量の冴えを見せる。
モリアーティAmazon書評・レビュー:モリアーティより
4041024048
No.13:
(4pt)

長長編として楽しめました。

著者はシャーロキアンなのでしょう。

 凝った造りと丁寧な描写がワクワク感を引き立ててくれます。

 これも?これも?といたるところに吹き出すくらいの楽しみが詰まっています。

 ラストはお決まりの形でまとまりますが、充実した時間を過ごせました。

 もう少しまとめても良いですが、このままでも十分夢物語を楽しませていただきました。

 満足しています。
モリアーティAmazon書評・レビュー:モリアーティより
4041024048
No.12:
(5pt)

よくできたシャーロックホームズ外伝

ライヘンバッハの滝からモリアーティの死体が上がる。それを確認しにアメリカから来たピンカートン探偵社の調査員チェイスと、スコットランドヤードのジョーンズ警部が即席の相棒を組んで、モリアーティの後釜を狙うアメリカの犯罪王デヴァルーを追う。というシャーロックホームズの外伝的な作品。

謎に満ちた陰惨な事件を通して、ジョーンズとチェイスがホームズとワトソンのような良き相棒になっていくのが面白い。ワトソン博士がホームズを主人公に記述したいつものホームズ物的な短編「三つのヴィクトリア女王像」も同時収録。
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No.11:
(4pt)

さすがは今一番面白いミステリー作家!

ホームズやミステリーに明るくなく、事前情報もないままに読んでも
十分に楽しめました。今一番面白いミステリー作家と言われているだけの
ことはあると思います。また、要所要所、当時のロンドンの様子がうかが
える内容にも惹かれました。最後のどんでん返しにも驚きました。
モリアーティAmazon書評・レビュー:モリアーティより
4041024048
No.10:
(4pt)

いやぁ騙された!ミステリに騙されるのは嬉しいのですが……

以下若干のネタバレ有りです。

ホームズのパスティーシュなのですが、アガサ クリスティ の有名作な感じの仕掛けです。
違和感をすごく感じていましたが、犯人はわたしが疑っていた人物ではなく、そっちか!でした。
とはいえ、騙される楽しさやスッキリ感が薄く、モヤッとする気持ちが残ります。
巻末の短編「三つのヴィクトリア女王像」は非常に良い作品でした。
しかし、個人的には同著者の「カササギ殺人事件」の方が好きです。
モリアーティAmazon書評・レビュー:モリアーティより
4041024048
No.9:
(4pt)

どのような展開になるのかが分からなくて、最後まで楽しめた

モリアーティというタイトルだけで、感の良い人は話の筋がわかるのかもしれない。

自分はわからなくて、おかげで最後まで話の展開を楽しめました。
ホームズや、ワトソンは名前しかでてきませんが、これもホームズの物語といえるのでしょうね。
何度も再読したいか、というとそこまでの思い入れは生まれませんでした。
しかし、最後の事件の裏ではこのような物語があったんだ、と想像するとすごく楽しめます。
残念だったのは、とある人物の人生が不幸な終わり方をしたこと。
ホームズに魅入られてしまった人物の末路は哀れだとしか言いようがありませんけど。
モリアーティAmazon書評・レビュー:モリアーティより
4041024048
No.8:
(4pt)

ホームズの世界観が好きなら楽しめます。

ホームズの登場人物が出てくる物語。ホームズの世界観を忠実に再現していて、ホームズ好きなら楽しめる一冊です。
ですが、純粋なミステリとして楽しむと、構成がいまいちだったりして「ん?」と思うところがいくつかありました。
翻訳は読みやすかったです。
モリアーティAmazon書評・レビュー:モリアーティより
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No.7:
(4pt)

後味の悪さと冗長さは鼻につきますが

絹の家が微妙でしたが、ホームズの宿敵であるモリアーティの名をタイトルにしたこちらはどうかなと注文。
早速読みましたが、絹の家がかなりシャーロッキアンに叩かれたのでしょうか、ご都合主義など前作に見られた粗はかなり削がれてブラッシュアップされ、展開のどんでん返しも目を見張るものとなっています。
反面、被害者の殺され方の陰惨さややや冗長気味なところに後味の悪さを感じたので星4つといたします。個人的には、某ロングラン特撮ヒーローものの漫画を公式公認で20年書かれている漫画家さんのようにホロヴィッツ氏も頑張って欲しいです。
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4041024048
No.6:
(4pt)

ホームズが好きなら買ってもいいかも

シャーロックホームズの宿敵モリアーティが主人公だったので、気になって購入してみました。
まさかのどんでん返しで手に汗にぎる展開にドキドキがとまりませんでした。とても面白いです。ホームズ時代の雰囲気も残っていていいと思います。
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4041024048
No.5:
(5pt)

サープライズ」

小さなサープライズを積み重ねながら、最後の最後に最大のサープライズを設けてあること。
うまく担がれたのに、それで腹が立つことがない。むしろ感謝したくなる。
モリアーティAmazon書評・レビュー:モリアーティより
4041024048
No.4:
(5pt)

本家「最後の事件」の矛盾点を巧みにフォローしている。

低評価のレビューも多いようだが、私は面白かった。
少なくとも「絹の家」や「逆襲のトリガー」よりは出来が良いと思ったな。

今作のストーリーや犯人探しがフェアかどうかはともかく、コナン・ドイルの「最後の事件」が矛盾だらけの不完全作品であったのは事実。
なぜ滝の前でホームズとモリアーティが取っ組み合いの戦いをしなければならないのか(銃で撃てば一発で終わり)、なぜ射撃の名手のモラン大佐は石を投げるだけの攻撃しかしなかったのか、などなど不完全な構成がいくらでもある。

ホロヴィッツは、そのような矛盾点をなんとか(原作を傷つけないように)解消しながら、本作に挑んでいる。
そこは評価したい。
モリアーティAmazon書評・レビュー:モリアーティより
4041024048
No.3:
(5pt)

面白かった

ホームズの二次創作モノですね。
個人的には最後まで楽しく読みました。
原作の登場人物に思い入れが有る方だと辛い内容かもしれません。
どんでん返しのラストなので、もう一度最初から読み直して確認したくなります。
モリアーティAmazon書評・レビュー:モリアーティより
4041024048
No.2:
(5pt)

やられました。ホームズ・ファンなら、是非、読んでみて下さい。

30年以上のシャーロック・ホームズファンです。「モリアーティ」というタイトルを見て、この本を私が手に取らないわけにはいきませんでした。なんといっても、最高の悪役キャラクターですから。頭の中にすり込まれている名前です。
読み始めて、途中から、単なるシャーロック・ホームズの世界、時代設定とキャラクターを借りてきただけで、本家の作品とはほとんど関係ないストーリーかと思い、ガッカリして途中で読むのを止めようかとも思いました。しかし、本家にも登場のアセルニー・ジョーンズと米国ピンカートン探偵社のフレデリック・チェイスの2人のキャラクターと国を超えた友情話、それに米国ギャング団の巻き起す事件のストーリーがそれなりに魅力的だったので、読み進めました。最後は、見事にやられました。評価は分かれるかもしれませんが。私は肯定派です。ホームズ・ファンなら、是非、読んでみて下さい。
モリアーティAmazon書評・レビュー:モリアーティより
4041024048
No.1:
(4pt)

二つの謎

主人公はスコットランド・ヤードのアセルニー・ジョーンズ警部(四つの署名で登場)とアメリカのピンカートン探偵社の調査員フレデリック・チェイス(本書のオリジナルの人物)のコンビです。物語はチェイスの視点で語られます。ホームズとワトソンはエピソードとして語られるだけで登場しません。

シャーロックホームズ最後の事件はなぜ起きたのか。ライヘンバッハの滝で何が起きたのか。ロンドンで起きた殺人事件との関係は何か。最期には解き明かされますが、主なストーリーはチェイスががアメリカから追いかけてきたアメリカの犯罪組織の首領、クラレンス・デヴァルーの追跡劇です。最後の事件の真実とクラレンス・デヴァルーの追跡劇に絡んで起きる事件との二重の謎解きです。

四つの署名では冴えない役回りだったジョーンズ警部が、ホームずばりの名推理を繰り広げ、チェイスと共にデヴァルーを追い詰めて行くのですが、その間にも次々と事件が起こり、しかも誰が本物で偽物なのか混沌としてきます。いったい誰が黒幕なのかと興味は尽きません。
そして最後に衝撃の出来事が。
ヒントは最初からあちこちにちりばめられています。最初から提示されているといってもいいぐらいです。結末は少々甘い感じはしますが、ミステリですからこれもありかと思います。。

おなじみのレストレイド警部やグレグスン警部、赤毛同盟のダンカン・ロスとジョン・クレイなど、本編の登場人物も登場し、ホームズ譚について語られる部分の楽しみもあります。

余話としてワトソンの手記の形で『三つのヴィクトリア女王像』が収録されています。ホームズが退屈しのぎに壁で銃弾で描いた「VR」(ヴィクトリア女王の頭文字)にちなんででしょうか。肩の凝らない小編です。こちらではアセルニー・ジョーンズ警部が、本編と同じくさえない警部として登場しています。
モリアーティAmazon書評・レビュー:モリアーティより
4041024048

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