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モリアーティ



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【この小説が収録されている参考書籍】
モリアーティ
モリアーティ (角川文庫)

モリアーティの評価: 3.84/5点 レビュー 49件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.84pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全10件 1~10 1/1ページ
No.10:
(3pt)

長い

とりあえず長すぎる。
もっとコンパクトにまとめられそうなものなのに、敢えての牛歩なのかとにかく展開が遅い。
後半も後半ようやくエンジンがかかってきてからは読み進むスピードも上がったが、
掴みの弱い導入と海外作品独特の怠い言い回しがまとわりついてなかなか捗らなかった。
ある意味長いからこそ最後にデデーンとひっくり返された時の楽しさが効果を増すのかもしれないが、
辿り着くまでがしんどすぎてアンバランス。
モリアーティAmazon書評・レビュー:モリアーティより
4041024048
No.9:
(3pt)

ライヘンバッハの滝

「最後の事件」の結末に矛盾を感じているという作者の、その矛盾を解消しようとヒネリまくった話。そんな感じ?
ライトな読者の自分には何が何だかなのだが、作者にはこだわりがあったようだ。

古典としてのシャーロック・ホームズファンから言わすと、ヒネリすぎて崩れてしまったストーリー。
生還した事を伏せられたまま、何のための展開なのかが良くわからない。
決してインスパイアされた作品とは言い難い。
酷評すると「下手の横好き」か?

作品群のファンならば、その中の一作品として読んで所有するのも悪く無い。
だが、純粋な原作ファンであるなら、非常に好みの別れるところ。
ストーリーの流れの作り方や、こだわりのある細部の作り込みなどドイルには遠く及ば無い。
本作をどれくらいのレベルかと言えば「同人誌」くらいのもの?

シャーロキアンが、読んでハマるかハマらないいかはかなり際どい。
ドイル本人では無い作者の作品として、読者の満足度が半分を超える事はあるまい。
モリアーティAmazon書評・レビュー:モリアーティより
4041024048
No.8:
(3pt)

ホームズ好きなら

モリアーティに焦点を当てた公式ファンブック。
文章は読みやすく、どんどん続きを読んでも苦にならない。

話の内容も二転三転する話でも平気という方なら楽しめると思います。
ただし、読みながら自分で推理するタイプの小説ではないかなという印象。
モリアーティAmazon書評・レビュー:モリアーティより
4041024048
No.7:
(3pt)

ホームズの雰囲気を楽しむにはいいけど、ミステリーとしては、

ドイル財団公認の第二弾ということで、今回は宿敵にして最強の悪であるモリアーティの名を冠する作品です。
モリアーティって、ホームズと相打ちになるほどの最強の敵でありながら、細かなキャラ設定が今一つ判らない不思議な登場人物です。なんか急に登場してきた無双キャラという印象。
その名を使うくらいだから、バットマンシリーズの「ジョーカー」のように、ディティールに乏しかったモリアーティを深堀りしたような内容かと期待したのですが、、
物語は双方滝つぼに落ちてから5日後から始まるので、基本的な筋書きとしては、モリアーティが関わっていたと思しき事件の後追いという内容。
実はアメリカの悪漢とも繋がりがあったらしいとか、その他のお話という感じです。
ホームズシリーズに共通する独特の雰囲気を漂わせるのは、さすが公認という気がしますが、ミステリーとしてどうよと問われれば、とにかくダラダラ長くてキレがイマイチ、少々微妙な印象です。
まあ、著者の死後に別の作家によって描かれた続編というのは、叩かれてナンボというものではありますが、まずはミステリーとしての軸を固めてから、ファンが納得するだけの雰囲気を装飾して欲しいなぁと思いました。
モリアーティAmazon書評・レビュー:モリアーティより
4041024048
No.6:
(3pt)

ホームズっぽい

飽きずに最後まで読めた。
それらしく仕上がっているように思う。
ほどよく古臭い。

警察や新聞社の情報が犯罪組織に漏れない。
モリアーティAmazon書評・レビュー:モリアーティより
4041024048
No.5:
(3pt)

結末は悪くないが、驚きがない

なんとなく「こうなって欲しくない」という予感(推理ではない)が当たってしまった。最終章前までのスピード感は悪くないが、結末に至る部分があっけなさすぎる。
この肩透かし感は「予想のつかなさ」、つまり、どんでん返しのための「溜め」の持って行き方が足りないせいだと思う。結果はこれで良いから、もっと巧みなミスリードが必要。
満足感はやや低かった。
モリアーティAmazon書評・レビュー:モリアーティより
4041024048
No.4:
(3pt)

設定は良いがオチが弱い。

ライヘンバッハの滝の事件が起きてから直ぐが物語の舞台。登場人物は原作の他の作品に出てきた人物を使うなど、ホームズがすごく好きな人が世界観を利用して書いた作品であり、ホームズファンとしては設定からワクワクできる。

ただ、読んでいる最中は結構面白いんだけど、終盤の切れ味が弱く読後感がイマイチという感じ。不満としては、モリアーティという人物が立ってない、という事につきると思う。もう少し魅力があったり、切れ味のある人物になっていれば、オチも違った展開になったと思う。付録の作品も同様で、設定や構成は良いんだけどオチの切れ味が弱い印象。本歌取りをしているのは分かるんだけど、本歌の方が切れ味が鋭いというか。

本編も付録も読んでいる最中は面白いし、進んでいる方向性や志は良い。ただ、諸手を挙げてオススメできない、そんな作品でした。同じ本歌取りなら、ドラマ版のシャーロックの方が個人的には好きですね。
モリアーティAmazon書評・レビュー:モリアーティより
4041024048
No.3:
(3pt)

ちょっと長い。

作品の構成は素晴らしいと思いました。どんでん返しにも驚かされました。ホームズの時代の空気がリアルに感じられる描写にもわくわくしました。しかし、もう少しストーリが短く展開が速いほうが断然面白かったのではないか、と感じました。筆者にはまたホームズのパスティーシュを書いて欲しいです。
モリアーティAmazon書評・レビュー:モリアーティより
4041024048
No.2:
(3pt)

辛口のパスティーシュ

ホームズ聖典の搭乗人物が何組か登場する。
本書オリジナルのキャラクターも何人か登場するが聖典の搭乗人物を圧倒する。ロンドンの風景、風俗の描写は恐ろしく濃密。恐ろしいまでの暴力描写。ハードボイルド要素が物語に奥行きを与え、クライマックスでさらに殴られたようなショックを受ける。
モリアーティAmazon書評・レビュー:モリアーティより
4041024048
No.1:
(3pt)

後味の悪さ

シャーロック・ホームズと共に、スイスの滝壷にモリアーティが消えた後、モリアーティが支配していたイギリスの犯罪組織を乗っ取るべく、クラレンス・デヴァルーという悪の首領が、アメリカからロンドンにやって来ます。 その計画を阻止するために、アメリカのピンカートン探偵社から渡英してきたというフレデリック・チェイスが、物語の主人公です。 筋立ては悪くないですが、キーとなる人物が、次々に陰惨な殺され方をするため、どうにも食傷気味です。 最後の謎解きも、なるほどとは思うものの、スッキリ(!) した気分にはなれないまま、終わってしまいました。
モリアーティAmazon書評・レビュー:モリアーティより
4041024048

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