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モリアーティ
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モリアーティの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.84pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全49件 1~20 1/3ページ
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なんとなく、最後がわかってしまった。それでも面白いけど | ||||
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面白い小説だと思う。ただ一つ僕が気がかりなのは、本作がコナン・ドイル財団公認作品であることだ。認めちゃっていいのだろうか、これ。あくまでパスティーシュの類として野に置いておくほうがいいのではないか。余計なことだが、どうなんでしょうコナン・ドイル財団さん。 というような声は、もちろんイギリスに届くはずもないわけですが、しかしアンソニー・ホロヴィッツといえば、今や大人気作家である。もはやこんな続編まがいの作品で糊口をしのぐ必要もなくなったのだろう、本作以降はコナン・ドイル財団公認作品とやらは見受けられない。 翻訳もとても読みやすい。ただ、これも一つだけ注文をつけるなら、P69~70に出てくる暗号文の説明が不親切だ。LはLarge(大文字)で、sはsmall(小文字)の略である訳注が必要だと思う。それはお前の頭が悪いからだ、と言われそうだが、LsLsL…というのが一瞬何のことかわからなかった。 | ||||
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種明かしを知った後は仕方ないなと思いつつホームズのパスティーシュにしては残虐な場面や殺されるキャラクターが多く、苦手な方は注意。 ホームズ正典の登場人物が多く、よく調べて書いてあるなとは思いました。 ただ初っ端から著者の正典をやや茶化すような(そんなつもりはないのでしょうが)記述や、最後にこのトリック、すごいでしょう?とひけらかすような文体が少し鼻に付きました。 他の方も言ってますが、最後に殺す必要があったのか。それだけはどうにかならなかったか。それが残念でならない。 全体的に面白いは面白いけど、あれだけ感情移入させたくせに、ラストが悲しすぎて…あのキャラクターだけでも別の結末だったら星4〜5でした。 あんな結末の後で、巻末の三つのヴィクトリア女神像も、なかなか読む気が起きませんでした。 せめてホームズ復帰後に(実は生きていて)和気あいあいと事件解決に臨む3人の物語であれば、救いがあったのに。 今後もし映像化される事があれば、ショックを受ける人は多いだろうなと思いました。(その際は結末を変える可能性もあるのでしょうか) 駒月雅子さんの翻訳と、珍しく彼女の感想のない(解説は別の方がしているからでしょうが)淡々とした登場人物の正典の照会は良かったです。 個人的には(こちらもやや冗長であるが)、別作者のパスティーシュ・ベイカー街の女たちの方がよっぽど読後感が良かったなと思いました。 | ||||
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見事にだまされました。が、最後の場面で殺さなければいけなかったのか、殺す必要があったのか、後味が悪いです。 | ||||
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ホームズの作品へのリスペクトは感じるが、著述がドイル的ではない。もっと工夫すれば!ホームズの後継者になれたような気がする。 | ||||
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う~ん。。。。 確かに上手いし、読ませるし、引き込まれるんだけど、解説の最後の一文『はたしてこの作品がフェアか、アンフェアか、判定は読者に委ねられている。ページを繰り直して、探偵のごとく作者の工夫の跡をたどっていただきたい。』とあるように、賛否分かれる作品だと思う。 個人的には「分かるけど、やり過ぎじゃない?」という感じ。 万人受けする作品ではありません。 | ||||
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かつて事件現場でホームズに自分の無能ぶりを思い知らされ、ホームズの全てを研究することでホームズのようになりたかった男、アセルニージョーンズ警部。 そんな彼の前に広がったのは、ホームズが滝壺に消えて、ロンドンに新たな諮問探偵が必要となった世界... というとコメディのようだが、ジョーンズ警部の“調子のいいときの堂々としたホームズぶり”と“調子の悪いときのくたびれぶり”のアップダウンの激しさに、無神経な天才の毒気にあてられ心を病んでしまった凡人の哀しさがにじみ出ているよう。切なくもある不思議なミステリである。 ジョーンズ警部と共に共通の敵を追う「私」(アメリカの探偵)もキレ者なのかウカツなのか単に激情型なのか予測不能のことをやらかす。 ジョーンズ警部と「私」の微妙に周波のズレた起伏の波に揺られる読者は、船酔い状態で目の前にちりばめられたヒントに目をこらすどころではない。 瀕死の状態で結末まで流れ着いた読者は、ええ~なにそれ~~と悲鳴をあげつつ、冒頭から読み直す羽目に。それもまた、楽しいものです。 この作品でホロヴィッツがお気に召したら、「カササギシリーズ」「ホーソーンシリーズ」どちらもおすすめです。 | ||||
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期待を裏切らない面白さです♪ | ||||
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とりあえず長すぎる。 もっとコンパクトにまとめられそうなものなのに、敢えての牛歩なのかとにかく展開が遅い。 後半も後半ようやくエンジンがかかってきてからは読み進むスピードも上がったが、 掴みの弱い導入と海外作品独特の怠い言い回しがまとわりついてなかなか捗らなかった。 ある意味長いからこそ最後にデデーンとひっくり返された時の楽しさが効果を増すのかもしれないが、 辿り着くまでがしんどすぎてアンバランス。 | ||||
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思ったよりコンディションが良かったです。また利用したいです。 | ||||
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「絹の家」の後に、こちらの本を読ませて頂きました。 展開の速さに引き込まれつつ、敵を追っていく感じがなかなかスリリングで面白かったです。 ネタばれになるので詳しくは書けませんが、最後の最後まで全くといっていいほど事件構成が分かりませんでした。 本当に最後まで。 その後、ネタばらしの回顧録の形態で経緯詳細の説明があるというお話のつくり。 良くできていますね。 流れを分かったうえで、再度読み直したくなる本でした。 | ||||
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このオチには賛否両論あるでしょう。ネタバレになるので詳細は記すことができませんが、結果オーライとなったものの、必ずしも悪役の意図した通りに事が進んだわけではないのですし。それでも私自身はページを手繰る手が止まらぬほど没頭しましたし、著者のストーリーテリングの手腕は見事だと言わざるを得ません。一級品のサスペンスだと言えます。ホームズ作品のオマージュとしてその世界観もよく再現されており、ビクトリア朝のロンドンにいるような臨場感を味わうことができました。もちろんシャーロッキアンでなくても楽しめます。 | ||||
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極力ネタバレしないように書きます。コナン・ドイルが良くわからずに読んだのですが、楽しめました。したがって本歌取りの良しあしはわかりません。個人的にはミステリとしての出来不出来よりも、当時のロンドンの風景描写が生き生きとしていてよかったと思います。この作家さん、ドラマの脚本も手掛けているようですがまさにそんな感じです。翻訳も読みやすくて良かったと思います。 | ||||
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「最後の事件」の結末に矛盾を感じているという作者の、その矛盾を解消しようとヒネリまくった話。そんな感じ? ライトな読者の自分には何が何だかなのだが、作者にはこだわりがあったようだ。 古典としてのシャーロック・ホームズファンから言わすと、ヒネリすぎて崩れてしまったストーリー。 生還した事を伏せられたまま、何のための展開なのかが良くわからない。 決してインスパイアされた作品とは言い難い。 酷評すると「下手の横好き」か? 作品群のファンならば、その中の一作品として読んで所有するのも悪く無い。 だが、純粋な原作ファンであるなら、非常に好みの別れるところ。 ストーリーの流れの作り方や、こだわりのある細部の作り込みなどドイルには遠く及ば無い。 本作をどれくらいのレベルかと言えば「同人誌」くらいのもの? シャーロキアンが、読んでハマるかハマらないいかはかなり際どい。 ドイル本人では無い作者の作品として、読者の満足度が半分を超える事はあるまい。 | ||||
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名探偵シャーロックホームズの好敵手として描かれた人物「モリアーティ教授」。その名を冠した長編ミステリである。1年以上積読になっていたものをようやく読了。ホロヴィッツ作品は「絹の家」に続いて2作目。 冒頭、おそらくホームズものにあまり通じていない普通の読者(自分もその一人だ!)に向けてと思われる前振りが語られる。なかなか親切だよなと思いながら本編へ。するとここから一連の登場人物はがらりと変わる。オリジナルのホームズものに出てきているらしいロンドン警視庁の警部と、アメリカから来た探偵社の調査員。二人の掛け合いを楽しんでいるとまもなく舞台はロンドンへと移り、そして事件が勃発する・・・というイントロ。 ボリュームとしてなかなかの大部なのと、状況の転換がそれなりに頻繁に発生するつくりなのもあって、ちゃんと読んでいないと途中でストーリーからおいて行かれそうになる感じだ。ひどい惨劇をも経て、ようやく悪人の本拠地を突き止める二人。そして手に汗を握る冒険譚。。。 ・・・なるほどねぇ。すっかりやられました。そうですよね、そりゃそうですよね。と思わせながら物語はきれいに幕を閉じるのです。解説の有栖川有栖がこれまた読みごたえあり。 | ||||
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名探偵シャーロック・ホームズ新作『シャーロック・ホームズ 絹の家』に続く第二弾(とはいえ、前作の続きでは無く、独立した物語として楽しめる)。とのこと。 なので、こちらの本から読んでも問題ありません。 モリアーティと言えば、シャーロック・ホームズでお馴染みの教授。 ハリウッド映画にも出てきましたし、アニメにもよく題材にされます。 私は正直、シャーロック・ホームズ自体、うわべしかしらなかったのですが、 映画から興味を抱き、今は小説にハマっています。 映画などの動画も良いのですが、やっぱり小説の方が、いたるところが細かくて良いです。 その分、感情移入できるので、好きです。 シャーロック・ホームズに興味がある方は是非。 | ||||
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コナンドイル財団公認のパスティーシュ・ノベル! 魅力ある悪役キャラがいてこそ物語はおもしろくなりますが ホームズの仇敵ともいえるモリアーティをタイトルにつける大胆さがシャーロキアンを魅了します♡ | ||||
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アマゾンプライムで「Elementary」を観たので ライバルであるモリアーティの名前につられました。 タイトルにあるモリアーティについて語られるのは 最後だけで少し期待はずれなところはありますが 読み物として楽しめる内容だと思います。 シャーロック・ホームズがお好きであればなおさらでしょう。 | ||||
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ホームズの宿敵ともいれるモリアーティー軸に話がすすみます。 細かなプロット回収の最後にドーンと最後に来るのがなかなか気に入りました。 結構細かい描写が多く、往年のホームズファンは必読かも~ | ||||
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中々活字を読む時間もなく忙しいのですが、 隙間時間だけと読み始めて、 気が付けば時間を忘れて読み耽ってしまいます。 原作の面白さもさること、 訳者の方のレベルが高いのだと思います。 すんなりと頭の中に入り込んできて、 情景が目の前に浮かび、 まるで映画を観ているような感覚です。 内容については・・・割愛させていただきます。 | ||||
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