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世界から猫が消えたなら



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【この小説が収録されている参考書籍】
世界から猫が消えたなら
世界から猫が消えたなら (小学館文庫)

世界から猫が消えたならの評価: 3.04/5点 レビュー 460件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.04pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全460件 381~400 20/23ページ
No.80:
(2pt)

書店では購入せず、古書店や通販アマゾン等で安価で手に入れ、また図書館で借りて読むことをお勧めします。

猫が嫌いな人なら、なんとも思わないかもしれないが、猫好きな人なら、これは”どうも気になる”タイトルである。そして、書店に向かう。書棚に本書を発見。表紙の装丁、猫の写真がかわいい。表紙をめくって、著者の紹介欄を見ると、「1979年生まれ、映画プロデューサーとして『電車男』『告白』『悪人』『おおかみこどもの雨と雪』などを製作。本書が初の著作。」とある。全部ではないが、以前観た映画の題名があげられ、読書をする前の期待がいやがうえにも高まっていく。
月曜日 「微熱が続き、頭の右はしがジリジリと痛んでいた。-病院に行くことにした。-。脳腫瘍。ステージ4。」 「余命は長くとも半年、ともすれば1週間後すら怪しいという。」 「僕はまだ30歳だ。-。-どうしたらいいか分からない状態で、僕はずいぶん時間をかけてゆっくりとアパートに帰ってきた。」 「こいつは僕の愛猫。もう4年も、僕と2人暮らしだ。-。『はじめまして!』-。-僕の姿をした他人がいた。」 「『アタシ、悪魔っす!』-。悪魔は自分の姿をしているのです。ドッペルゲンガーの正体は悪魔だったのだ!」 「-、悪魔は派手だ。ヤシの木やらアメ車やらが書かれた黄色のアロハシャツにショートパンツ。」 「アロハ(今後悪魔のことを心の中でこう呼ぶことにした)が隣にいた。」 「『実は明日あなたは死にます』」 「『この世界からひとつだけ何かを消す。その代わりにあなたは1日の命を得ることができるんです』」 「僕は取引に応じた。」 「-、携帯電話が鳴る。-。電話をかけてきたのは、<職場の>上司だった。」 「とりあえず僕は1週間の休暇をもらうことに成功し、電話を切った。-。『そう、それ消しましょう』アロハが笑う。『どうします?電話を引き換えに1日の命です』」 「-、アロハはにやにやしながら話かけてくる。-。『-、1回だけ電話してもいいですよ。誰にかけても構いません』」 「携帯をじっと握りしめる。するとある電話が脳裏に蘇ってきた。それは、あの人の電話番号だった。」 「『じゃあまたあした』という声だけ聞こえて、僕が目を上げるともうそこに悪魔の姿はなかった。-。あの人に会いに行かなくては。電話をかけたあの人に。そう思いながら、気付くと深い眠りに落ちていた。こうして僕の不思議な7日間が始まったのだった。」
死が迫る主人公の前に、悪魔が現れる。悪魔にちょっとした違和感を覚え、悪魔の台詞回しにまた違和感を覚える。『アタシ、悪魔っす!』、『そう、それ消しましょう』。第一章というべき月曜日の項で嫌な予感がする。
そして第二章の火曜日から曜日は進み、第七章にあたる日曜日で、本書は終わる。内容や文章には稚拙な部分も見られ、最終章の日曜日では、不和であった父との折り合いで終息。しかし父との葛藤はたいした描出がなく、物語が唐突に終わった気がした。亡くなった母への思い、愛猫への想いの描出には、よいなと思われる部分もあって悪くはない。が、木曜日に猫のキャベツが悪魔の魔法で突然喋り出すのも違和感があったし、その台詞回しも同様に違和感があった。「『いいかげんに起きるでござるよ!』。本書は販売企画の勝ちであろうが、内容が伴っていないのが残念である。本書では決して”猫は世界から消えません”ので、猫が好きな方は安心してください。でも本書の内容をどうしても知りたいなら、書店では購入せず、古書店や通販アマゾン等で安価で手に入れ、また図書館で借りて読むことをお勧めします。
世界から猫が消えたなら (小学館文庫)Amazon書評・レビュー:世界から猫が消えたなら (小学館文庫)より
4094060863
No.79:
(3pt)

考えるきっけけに

この本で伝えたかったことは、あ!知ってた!って感じ。 他の方のレビューにあった感想と同じ。 小説としてはなにかが軽い。 でも一度読んで主人公の立場で考えるきっかけを持ってほしかなぁ。 もしも・・・と想像するだけで自分にとって大切なものがわかるきっかけになるかも。 。 。 キャベツはかわいいでござる。
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No.78:
(3pt)

中身だけが美味しいサンドイッチみたい

タイトルに惹かれて読んでみた。
良いところ
作中での火曜日〜金曜日の内容。瑞々しく、また勢いよく書かれていて、著者の心情が余熱を持って文章から伝わってくるようだった。携帯。昔の恋人。映画。そして猫。なくても生きていけるもの。されど主人公の命と結び付いているもの。メッセージ性はありきたりでもあるが、それでもなお普遍的であり、一つ一つのエピソードが確かな存在感を持って物語を肉付している。
悪いところ
初めと終わり。悪魔の描写があまりにお粗末。他の場面と比べると特にその酷さが際立つ。そこだけ読んでいて腹が立った。それも著者の狙いで最後に納得させてくれるような理由が明かされるのかと思ったけど何もなし。むしろ急に口調が丁寧に変わっていて、全体としてはこのキャラ、まるで取って付けたよう。第一章で本を閉じようかと思ったけど実際閉じた読者はいると思う。
それからこの話は遺書と言うことになってるけど、全体としてとてもそんな内容でも文体でもない。エピソードはエピソード、遺書は遺書でいいではないか。何ゆえムリヤリ話全体を遺書にする必要があるか。まぁ書き初めはそのつもりで、そのまま突っ走ってしまい振り返らなかったのだろう。主人公も著者も。
本の帯にも書いてあった気がするけどこの話、よくも悪くも勢いにまかせた殴り書きである。
旨味はあるけど読後美味しかったとは言えない。命に期限を設ける「余命○○物語」が巷に溢れる昨今、同系統の作品に対する読者の期待と評価は著者が思うよりずっと厳しい。
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No.77:
(5pt)

爽やかな読後感

おかしくて、楽しくて、ジーンとする、さわやかな読後感の小説でした。
猫がいい味を出し、悪魔はユーモラス。「カラマーゾフの兄弟」のイワンが見た悪魔同様、自分そっくりでありながら、イワンの悪魔と異なるのは、自分がこうありたかった別の自分の姿だったこと点で、それが楽しい。「ライムライト」がスクリーンに映し出されず、自分の人生を心のスクリーンに映し出して思い出すシーンは特に哲学的で、沈黙の聖者ラマナ・マハリシが、私たちの本質を映画スクリーンに例えているのを思い起こしました。申し込んでから、カスタマーレビューを見て、あら、失敗だったかな、と思ったのですが、予想を裏切り、買って良かった。そろそろ人生の幕引きを考えている年齢に、この本に出会えて良かったです。
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No.76:
(1pt)

中2の子供からも不評

文章の書き方など幼いと子供から指摘されてしまいました。 小学6年生の娘に読ませてみます。
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4094060863
No.75:
(3pt)

lineでなら

lineの公式アカウントで読んでたときは、
次回をすぐに読めないので次回がどうなるか楽しみだったし、また、イイところで終わるのでテンポも良かったのですが、
書籍ではlineにない後半があるとか?いう宣伝につられてAmazon購入。
本で読むと、なんだか違う
アロハの設定はいいのですが、想像するアロハと書かれている容姿や服装やことばが無駄に合わない気がする。
映画的なストーリーですかね。
大人にはいろいろ重ねて考えれる本かもしれませんが若者には無理。
なんにしても、斬新な設定とストーリーなのにもったいない。まだ荒書き状態。
私ならもっとこう書ける、と思える素人風の本です。
本より宣伝でお腹いっぱいにしておけばいいかも。
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No.74:
(5pt)

何かを手に入れるためには、なにかをてばなさなくてはならない。

『何かを手に入れるためには、なにかをてばなさなくてはならない。』
この台詞は、主人公『僕』の母親の口癖の言葉。
この言葉の裏返し『何かを失って、得られるもののある』なのだけれど、
人はこれにはなかなか気付きにくいものなのではないかと、ふとそんな気がした。
人間て、失ってぽっかりと隙間の開いたところに、いつまでも執着するものですから。

現代の便利になる過ぎた世の中で、何が本当に大切なのかを作者の綴る言葉の一つ一つが
気付かせてくれるようなきがしました。

また、主人公『僕』と確執を持ち続けている父親との関係性が物語る部分では、

『家族って「ある」ものじゃなかった 家族は「する」ものだったんだ。』

・・・この言葉にも心撃たれました。
そうか・・・家族ってするものなんだよ!そんな人として当たり前の人間の営みの大切さを
表現してくれる心温まる一冊です。
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No.73:
(5pt)

気になってました

我が家にも猫がいるのですが、ずっとずっと気になっていた本でした。 残念ながら今はちょっと仕事に追われてしまっていてお風呂に入りながら読み進めています。 まもなくGWですので一気に読破する計画中。 おおかみ子供の雨と雪も映画でみました。 川村元気さんお作品はなかなかのものが多いと思います。
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No.72:
(1pt)

いい勉強になりました。

テレビで某有名大教授が推していたこと、著名人の推薦文、本屋大賞ノミネート…。 すっかり騙されてしまいました。 本を売るためには何でもありなんだなあということがよくわかりました。 著者の感性には光るものもありますが、「夢をかなえるゾウ」のパクリは いかがなものでしょうか。
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No.71:
(2pt)

文庫なら許せた

ずるい。 というのが最初の感想。 かわいい猫の表紙に、そうそうたる方々のおすすめ文。 期待しすぎたのかもしれませんが、あっさりしていて少々がっかりです。 文庫なら許せたと思うのですが、単行本の値段なので許せなくて。 これから読もうと思う方は、図書館で借りるか、文庫を待つ事をおすすめします。 軽い文章で書かれているので、小説を読み慣れていない方には読みやすいと思います。 悪くはないんですが、もっと凄いものを期待していたので‥‥‥ 「カラフル」を思い出しましたが、あちらの方が読み応えあったかな。
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No.70:
(2pt)

宣伝文句が大げさ

死を意識することにより、それまでの見方が一変するという題材はよくある話。 しかし、猫をはじめとして登場するキャラクターの掘り下げがほとんどないので感情移入もしにくく、「世界から消える」という意味を十分に表現できていないと思う。 これだけなら粗雑乱造のライトノベルの一つと思えばいいが、この本に対する「著名人」のコメントが大げさなこと。 小説大賞を受賞した某タレントの際も感じたが、内容が伴わない本を過剰な売り文句で宣伝するという手法を続けると消費者の信用を無くすよ・・・。
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No.69:
(2pt)

描写が甘くもったいない作品

着眼点は良いのだが、迫力に欠けてしまい大変もったいない作品である。

正直に言えば、結局著者が何を伝えたかったのか良く分からず、うやむやのまま、お涙頂戴の展開で終わってしまったように感じた。きっと著者は「普段何気なく存在する大切なものが、ある日消えてしまい、そこで初めてわかる有難味」を表現したかったのだろうが、他のレビューでも書かれている通り、消えたものに対する反応があまりに薄すぎて残念である。主人公も(『猫』以外は)大した感情を抱いていないし、唯一主人公以外の反応が描かれる『電話』に至っては、「むしろ消えてよかったのでは?」と思わせるような描写が印象に残った。

これらの無味乾燥な反応故に『猫』が際立つというのもあれば、そういう考えもありかなとも思うが、より大きな問題は「それらが世界から消えたなら、世界はこうなった」というがほぼ描写されないことのほうで、それらに興味をひかれて購入され、裏切られた読者の方も多いのではないかと思う(少なくとも、小生はその一人である)。

これが本作を非常にもったいないものとしている一因でもあり、買おうか検討される方におかれては、その点は留意されたほうがよろしいかと。

また、上記の他にも、本作にはそういった肝心な描写が抜けてしまっている点がある。
表現力不足なのか、そもそも表現する気がなかったのかは分からないが、読者の解釈に委ねられすぎではとも感じた(映画のなくなった世界の映画館、時計がなくなった世界の時計修理屋、主人公の遺書、父親との再会シーン等)

以上をもって、純粋に作品だけを評価するのであれば、発想のみを評価し星2つとしたい。

なお、本作を宣伝した出版社と、本作をノミネートした本屋大賞に対して思うところは沢山あるが、それは本作のレビューとして付記すべきではないと考え、ここでは割愛させて頂く。
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No.68:
(3pt)

”僕”のエンディングノート

巷ではエンディングノートなるものがブームです。
人生の最後をどう締めくくるか、歩んできた道を振り返り、懐かしんだり後悔したり・・
死というものは、いつ訪れるのか誰もわからない。
病気や事故、事件・・どんな事に巻き込まれるかも想像すらつかない。

果たして、脳腫瘍と診断された主人公の”僕”は、
自分そっくりな”悪魔”から余命を宣告された。
1日分の余命と引き換えに、世界から一個づつ”モノ”を消す。

過去を振り返りながら、自分自身を”清算”していく。
最後に本当にしたかったことは何か?

ストーリーとしては純粋に良かったのだが、
軽いノリの悪魔が、”夢をかなえるゾウ”のガネーシャだし・・
矢継ぎ早に思考を巡らす感が、”東京大学物語”の村上君みたいな・・

”死”という重たいテーマと軽いノリの悪魔が対照的。

これは好き嫌いが分かれそうですね。
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No.67:
(4pt)

戯曲のようなテンポ感

映画プロデューサらしく、脚本を読んでいるかのようなテンポ感と、色とりどりの映像が目に浮かぶ描写は秀逸。 限られた登場人物、生きるとは、死ぬとは、そして家族とは、友とは、恋人とは、という極めてシンプルな問いを切れ目なく問いかけられ、それら一つ一つに心が浄化される読後感が気持ちの良い作品だった。
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No.66:
(5pt)

私に一つ付け加えることが出来たなら……

日々の「life」(生活)が積み重なって、「life」(人生)になる。人生の意味は分からないが、日々の生活、一日一日、何か一つ新しいことを付け加えることが出来たら、それは素敵な人生になるかもしれない。

 どんな業界でもそうなのだろうが、何か新しいこと・ものを作り出すには、何か一つでも新しい価値を付け加えなければ意味が無い。私が残すレヴューは、どうだろうか? 果たして意味があるだろうか?
 言い訳というか、前置き然としたものが長くなってしまって申し訳ない。本題に入る。

 主人公は他の人よりは映画が好きな(けしてマニアと呼べるほど熱狂的に映画を愛している訳ではない)、猫を飼う30歳(独身)の郵便配達員だ。この主人公が残した「僕の遺書」という体裁でこの作品は成立している。したがって、終始一貫して「僕」というカメラのレンズを通した世界が描かれている。

 この「僕」は少し(頭の回転の鈍い私が言うのも変なのだが)、頭が鈍いのではないだろうか?(別に著者の頭が悪い、と言っているのではない、念のため)。というのも、本書P92〜P93にかけて、「僕」は音楽が無くても、「僕らは生きていける」と書いているが、その「僕」は映画が好きだ、とも書いている。まるでめちゃくちゃである。
 私は別に映画が好きなわけではないが、おそらくあらゆる映画には音楽がつきもののはずである。BGMを聴けば、その映画を思い出す、ということもよくある話のはずだ。それをば「僕」は音楽なんてなくても、「僕らは生きていける」と書いている。めちゃくちゃではないか。あるいは著者は、「僕」の心の動揺をこのくだりに潜ませたのかもしれない。
 
 後悔があるからこそ、それがその人が生きてきた証だ、みたいな文章に出合い、慰められたことを白状しておく。
 
 れいによってまとまりに欠ける内容となったが、私のレヴューはこれでおしまい。
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No.65:
(4pt)

よみやすい。

とても読みやすい本です。 「生きる」という事と「死ぬ」という事とを題材に、その間の「生き方」を書いてあります。 ある書評では、「村上春樹がこういうテイストはいくらでもやってるじゃないか」と酷評してありましたが、それはそれで私は良いと思います。 「ビートルズ以降は全てビートルズの真似にしか過ぎない」という事ぐらいつまらないことだと思います。 ま、それはいいとして、月曜日から日曜日まで7つの章にわけて書いてありますから読みやすいです。 お休みの日にでもゆっくり日向ぼっこしながら読むといいかもしれません。 素敵な「言葉」がたくさん出てきます。
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4094060863
No.64:
(2pt)

ただただ残念

本屋で平積みされており、ひときわ目立ってディスプレイされていた為、思わず手にとった一冊。 正直、残念というのが一番の感想です。 設定や発想は中々素晴らしいのですが、文章がとにかく幼稚。 素人のケータイ小説でも読んでいるんじゃないかと思うくらいの文章です (下手したらケータイ小説のほうが上手いかも)。 ストーリーや展開そのものは悪くなかったと思うので、もっと完成度の高い文を書くことができたなら、より一層面白かったのでは。 筆者初の文章作品と言うことで、これからの成長への期待に☆一つ、表紙の猫ちゃんの可愛さに☆一つ。 合計☆二つとさせていただきました。
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No.63:
(5pt)

これは本ではない

書店で平積みしてある本のなかでふと目にとまり購入しました。
テンポよく展開していくストーリーに入り込み、一気に読み上げてしまいました。
これは本なのか?と言われれば本ではない気がします。
単純に小説や本として評価するのであれば、3.5〜4点。著者が狙っているとは思うものの、表現や描写の仕方は決して小説や物書きのそれとは言いがたい。
ただ、一つの脚本、一つの物語としてみたとき、久々に私の心を大きく打つ物語に出会ったと感じました。
この本を読んだ多くの方がそうしたであろうと同じく、私も自分自身を主人公と重ねあわせ、「世界から●が消えたなら」を考えるなかで、他人やまわりの環境があるからこそ自分というアイデンティティや自分らしさが存在することを再認識し、自分にとって本当に大切なものを考える時間をもらった気がします。
特に終盤の母親とのエピソードは30代独身で一人暮らしをしている私の心を揺さぶりました。
この物語の最高のカタチが、小説なのか映像なのかはわかりませんが、是非映画化もして頂きたいです。
世界から猫が消えたなら (小学館文庫)Amazon書評・レビュー:世界から猫が消えたなら (小学館文庫)より
4094060863
No.62:
(1pt)

これは酷い・・

困ったことにつまらなさすぎる。 軽く、浅く、笑ってしまうこともなく、泣けることもない。 ラスト近く、悪魔が『神さんに負けちゃった・・』のセリフにちょっとラストの展開期待したけど・・。 時間とお金の無駄だった。 ヤフオクへ行き。
世界から猫が消えたなら (小学館文庫)Amazon書評・レビュー:世界から猫が消えたなら (小学館文庫)より
4094060863
No.61:
(5pt)

入院中のお見舞いに

リクエストされて、贈りました。 涙と笑いが交互に来て、、感動した本だそうです。
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4094060863

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