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陽気なギャングは三つ数えろ



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陽気なギャングは三つ数えろの評価: 4.35/5点 レビュー 62件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.35pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全62件 1~20 1/4ページ
No.62:
(5pt)

面白い

おもろいひい
陽気なギャングは三つ数えろ (ノン・ノベル)Amazon書評・レビュー:陽気なギャングは三つ数えろ (ノン・ノベル)より
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No.61:
(3pt)

もはやロビンフッド!?痛快な四人組に拍手

嘘を見抜く名人、天才スリ、演説の達人、精確な体内時計を持つ女、の四人組が活躍します。今度は悪徳週刊誌ライターが相手です。衆愚に付け込んで、一面的なゴシップ記事を作成し、対象を打ち叩くライター。

このライターが、ふとしたことから銀行強盗を働くこの四人組に勘づき、揺すってくる。そして反論できずにいるうちに、このライターは4人の身辺調査を行い、ライターの持つ多額の借金を彼らに肩代わりさせようという魂胆。さもなければ、匂わせゴシップ記事で4人の生活(含む家族)を滅茶苦茶にする、と脅します。

・・・
そんな筋書きを読むにつけ、何やら昨今の文春砲であるとか、つばめの党を思い起こしました。

人の不祥事・不芳に徹底的にポジションを張り、人の数パーセント、いや、0コンマ数パーセントをあたかも100%でもあるかのように叩く。

悪事が裁かれるのは当然ですが、一般市民がSNSを駆使して人を批判する。どの面下げて人を批判できるのか、私は疑問に思います。こういうのを私刑(リンチ)というのであって、法治国家というのはこれをなくすために法を制定するのではないか、と思っていました。

もちろん、SNSによって、一般的な資本主義の軛から自由な個人が、これまで報道されなかった不正を暴く風穴をあけたことは否めません。他方で節度のない情報・偽情報があふれ出てきたことは言を俟ちません。

マスコミであっても、飽くまで報道としての暴露は分かりますが、1を100とでもいうような記事を取り扱えば、それは「攻撃」「毀損」「侮辱」でありましょう。難しいのは、読者がこうしたセンセーショナルなものを求めているというのは一理あるわけです。そして、資本主義として顧客が喜んでお金を出すコンテンツを作るという姿勢は、マスメディアであっても同様だということです。

他方で法律でこうした報道を押さえつけると、これはこれで報道の自由を損なうということになる。とどのつまりは、煽るがごとくのゴシップ記事が売れる・アクセスが伸びるというのは、そういう民度ということになります。

さもなくば国営放送が税金で運営し(てかNHKあるしね)、不偏不党の報道を目指す。ただしこの場合、お金の出元である政府機関への忖度は発生する。
なかなか難しいものです。

・・・そういう状況なので、個人単位での最大の防衛は、SNSとかやらない、有名にならない。っなんて。

・・・
ということで、シリーズ第三作でした。

作品のこと、殆ど書いていませんが、安心してください。しっかり面白いです。何も心配せずに買って読めばいいことありますよ。
陽気なギャングは三つ数えろ (ノン・ノベル)Amazon書評・レビュー:陽気なギャングは三つ数えろ (ノン・ノベル)より
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No.60:
(4pt)

二転三転する展開とコミカルな会話のセンスで、頁をめくる手が止まりませんでした。面白かったです。

シリーズの前作『陽気なギャングの日常と襲撃』(2006年)から九年ぶりとなる第三作品(2015年)ですが、相変わらずのスリリングな展開とユーモラスな会話のセンスで楽しませてくれました。

成瀬(なるせ)をはじめとする銀行強盗四人組を脅(おびや)かすハイエナ記者・火尻(ひじり)。こいつがまあ、とにかくムカつく奴なんすよね。「こいつに天罰が落ちないものか」「早いとこ、ひどい目にあってほしい」途中からは、その思いで頁をめくってました。そんくらい、火尻ってのは胸くそ悪くなる不愉快な奴でした。こいつにどんなことが待っているかは、読んでみてのお楽しみ!ってことで。

あと、ちょいと嬉しくなったのは、著者の『モダンタイムス』(文庫版 2011年)を連想させる台詞があったこと。どことは言えないけど、響野(きょうの)が得意気に言う台詞を聞いて、「あ。それ、『モダンタイムス』文庫版のアレやないか。〝伊坂ワールド〟、思いがけないところで繋がっているんだなあ」思って、なんか嬉しくなってしまいました。

そうそう。成瀬の次の台詞には思わず、「そのとおり!」と、首を縦に振っていました。
《「響野、いいか、話せば分かる、わけじゃない。大事なのは、相手の話を聞くことだ。喋るだけじゃ駄目だ」》祥伝社文庫 p.45
まあ、でも、響野から喋るのを取っちまったら、それはちっとも響野らしくないという気はするけれど。
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No.59:
(5pt)

9年ぶりとは思えない違和感の無い続編

9年ぶりだという事でしたが、最近読み始めた新参者ですので、すぐ続きを読めました。
読了後すぐに思ったのは、9年ぶりの執筆なのに2作目からの違和感がないという事。凄い事ですね。
響野さんもいつも通り騒がしいし笑
響野さんいいですね。シリーズを重ねる毎に良くなってる笑
成瀬さんや久遠さん、雪子さんはもちろんですが、響野さんがいるから陽気なギャングシリーズが成り立っていると思います。
やっぱり賑やかしは必要悪ですね笑
今回も読みやすく先が読めなくてワクワクすると思うので2作目まで読んだ人はぜひ。
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No.58:
(3pt)

プレゼント用 良かったとの回答

プレゼント用で不明
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No.57:
(5pt)

ごっつう、おもろいっ。

文句なしにおもしろい。
決して期待を裏切らない痛快さはアッパレ。
陽気なギャングシリーズ、三作目は”三つ数えろ”で。
”計画を立てるのは人だが、成敗するのは天だ”は名言だ。
”記事を書く側が大義名分として、知る権利を掲げているだけ”と。
まさしくそのとおり。
コミカルに社会風刺を込めて。
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No.56:
(4pt)

ギャングってより探偵ものでは……。

暴力的な世界を描くのに、
暴力は描きたくないという、
ガイ・リッチーみたいな矛盾を、
作風に抱えておられるので、
伊坂さんの作品には、
クライマックスがないときも、
多々あります。

今回はマリアビートルのような、
〈嫌なやつ〉との精神バトル。
こっちのがたぶん、
得意なんでしょうね。
面白かったです。

個人的には、
ミステリー風味を好まないので、
満点の満足度ではないですが、
ミステリ味を好む方は、
たぶん満足されるかと思います。

会話劇は前作までより、
少しキレがなかったなぁ。

てかギャングって、
銀行強盗専門のひとも、
そう呼ぶのかしら。
3作目なので今さらですが。

強盗も仕事のひとつ、
という暴力ありの組織を、
ギャングと呼ぶのかと、
ぼくのイメージでは、
そんな感じだったのですが。

かれらは銀行相手なので、
一応銃で脅すところが、
強盗的ではありますが、
その本質は窃盗団に近い気が。

まあ、
地元で強盗で稼ぐって設定が、
もうファンタジーなので、
ゴチャゴチャいうのも、
いうほうがバカみたいですね。
細かいことは気にせず、
楽しかったのでそれでいいです。
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No.55:
(4pt)

エンタメとして面白い

前2作を読んだけど忘れた状態で読みました。
あっと思わせる展開はさすがだなぁと思います。
映画とかにしたら面白いだろうなと。
エンタメとしてはいい作品と思います。
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No.54:
(4pt)

大好き!

安定の面白さでした!
また続きがでてほしいなと思います!!!
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No.53:
(5pt)

シリーズもの

とても好きな、シリーズなので楽しめました。
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No.52:
(5pt)

おもしろい

とにかく笑える
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No.51:
(3pt)

プレゼント

プレゼント
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No.50:
(3pt)

こんなはずでは?でも、後半は面白い

銀行ギャングシリーズの三作目だ。前の二冊は、伊坂さんを読み始めた頃に読んでいる。
ものすごく面白かった記憶がある。本書は前半が退屈だ。
レギュラーメンバーがやたらと饒舌なのが、くどくて嫌気がさす。以前は無意味な会話が楽しかったのだが。
三作目となるとマンネリ化したのか、私がこの世界に飽きたのか、どちらだろう。
事件の全貌が明かされてからは面白くなる。法で裁けなくても絶対に許せない外道がいる。
お馴染みメンバーが、ふさわしい天誅を加える。
やりかたがスマートで垢ぬけており、さすが伊坂作品と感服した。前半のもたつきが無ければ傑作なのだが。
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No.49:
(4pt)

面白かった。

ワンパターンだが、それなりに面白い。いつもの内容だった。
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No.48:
(5pt)

コスパは良いです

買って良かったです。
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No.47:
(4pt)

気楽に読める

何も考えずに読める気楽な読みもの
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No.46:
(5pt)

誰からも嫌われるわかり安い悪役が、結局は悲惨な末路を辿るお約束がピタリとはまる。

シリーズ3作目だが、キャラミス王道エンタメ作品として、一番評価出来る作品だった。4人組のキャラが立ってるのは相変わらずだけど、本作では敵役のキャラが良い。大上段に構えた巨悪と言うのではなく、あくまで小物のハイエナ記者。が、誰からも嫌われるわかり安い悪役で、結局は悲惨な末路を辿るお約束がピタリとはまったと思う。  警察より危険なカジノ経営者を巻き込んだストーリーは2番煎じだし、やり方が強引過ぎるなど気になる点はあるものの、とにかく面白い作品を書こうという作者の意気込みが十分感じ入られる快作だったと思う。
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No.45:
(4pt)

世の中にはどっちかに分類できない話は多い。いい話にも悲しい話にも思えるものばかりだ

今回は、さすがにちょっとやりすぎ感あります。
 更に、悪徳記者のあまりの悪徳ぶりにイライラします。これだけ悪く描いたからには、相当ひどい仕返しをして留飲を下げさせてくれるのかと期待しますが、伊坂幸太郎の優しさが感じられる温情ある展開です。
 悪人に対してもユーモアで返す、著者らしい仕返し方法と言えるかもしれませんが。
 とはいうものの、やっぱりこのシリーズ面白いことは面白いです。
「世の中にはどっちかに分類できない話は多い。いい話にも悲しい話にも思えるものばかりだ」
との成瀬のことばに本書のニュアンスが感じられます。
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No.44:
(5pt)

練りに練られた最新作

陽気なギャングシリーズの最新作。
前作『襲撃』からかなりの年月が経っているという設定であるが、実態は相変わらずのドタバタコメディで、大いに笑わせてもらった。

今回は火尻という週刊誌記者、ただ1人が敵となって4人に襲ってくる。話術や計算高さは歴代の敵でも別格の部類で、人をイラつかせる術も身につけているため、読んでいてイライラした人も多いと思う。
だからこそ、ラストの畳み掛けは痛快の一言だ。動物のスケッチ、亀の溺愛、ゲテモノ好きの噂など、安定した伏線回収技術。そして何より、今まで脚色で多くの人を苦しめてきた火尻が「モンタージュ」によってトドメを刺されるという最高の皮肉も重なり、カタルシスmaxのクライマックスシーンだった。

個人的には、年月が経過したせいか、響野の自己分析能力が若干向上していることがおかしくてたまらなかった。
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No.43:
(5pt)

久しぶりに読んだ3作目

1作目、2作目を読んでから大分時間が空いて読みましたが、相変わらず一人一人のキャラが立っていて、彼らのユニークな言い回しにはふふっとさせてくれます。また作品全体を通してスピーディーに進んで、飽きずにテンポよく読めました。また、続編が読みたいです。
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