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陽気なギャングは三つ数えろ
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陽気なギャングは三つ数えろの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.35pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全53件 1~20 1/3ページ
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おもろいひい | ||||
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シリーズの前作『陽気なギャングの日常と襲撃』(2006年)から九年ぶりとなる第三作品(2015年)ですが、相変わらずのスリリングな展開とユーモラスな会話のセンスで楽しませてくれました。 成瀬(なるせ)をはじめとする銀行強盗四人組を脅(おびや)かすハイエナ記者・火尻(ひじり)。こいつがまあ、とにかくムカつく奴なんすよね。「こいつに天罰が落ちないものか」「早いとこ、ひどい目にあってほしい」途中からは、その思いで頁をめくってました。そんくらい、火尻ってのは胸くそ悪くなる不愉快な奴でした。こいつにどんなことが待っているかは、読んでみてのお楽しみ!ってことで。 あと、ちょいと嬉しくなったのは、著者の『モダンタイムス』(文庫版 2011年)を連想させる台詞があったこと。どことは言えないけど、響野(きょうの)が得意気に言う台詞を聞いて、「あ。それ、『モダンタイムス』文庫版のアレやないか。〝伊坂ワールド〟、思いがけないところで繋がっているんだなあ」思って、なんか嬉しくなってしまいました。 そうそう。成瀬の次の台詞には思わず、「そのとおり!」と、首を縦に振っていました。 《「響野、いいか、話せば分かる、わけじゃない。大事なのは、相手の話を聞くことだ。喋るだけじゃ駄目だ」》祥伝社文庫 p.45 まあ、でも、響野から喋るのを取っちまったら、それはちっとも響野らしくないという気はするけれど。 | ||||
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9年ぶりだという事でしたが、最近読み始めた新参者ですので、すぐ続きを読めました。 読了後すぐに思ったのは、9年ぶりの執筆なのに2作目からの違和感がないという事。凄い事ですね。 響野さんもいつも通り騒がしいし笑 響野さんいいですね。シリーズを重ねる毎に良くなってる笑 成瀬さんや久遠さん、雪子さんはもちろんですが、響野さんがいるから陽気なギャングシリーズが成り立っていると思います。 やっぱり賑やかしは必要悪ですね笑 今回も読みやすく先が読めなくてワクワクすると思うので2作目まで読んだ人はぜひ。 | ||||
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文句なしにおもしろい。 決して期待を裏切らない痛快さはアッパレ。 陽気なギャングシリーズ、三作目は”三つ数えろ”で。 ”計画を立てるのは人だが、成敗するのは天だ”は名言だ。 ”記事を書く側が大義名分として、知る権利を掲げているだけ”と。 まさしくそのとおり。 コミカルに社会風刺を込めて。 | ||||
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暴力的な世界を描くのに、 暴力は描きたくないという、 ガイ・リッチーみたいな矛盾を、 作風に抱えておられるので、 伊坂さんの作品には、 クライマックスがないときも、 多々あります。 今回はマリアビートルのような、 〈嫌なやつ〉との精神バトル。 こっちのがたぶん、 得意なんでしょうね。 面白かったです。 個人的には、 ミステリー風味を好まないので、 満点の満足度ではないですが、 ミステリ味を好む方は、 たぶん満足されるかと思います。 会話劇は前作までより、 少しキレがなかったなぁ。 てかギャングって、 銀行強盗専門のひとも、 そう呼ぶのかしら。 3作目なので今さらですが。 強盗も仕事のひとつ、 という暴力ありの組織を、 ギャングと呼ぶのかと、 ぼくのイメージでは、 そんな感じだったのですが。 かれらは銀行相手なので、 一応銃で脅すところが、 強盗的ではありますが、 その本質は窃盗団に近い気が。 まあ、 地元で強盗で稼ぐって設定が、 もうファンタジーなので、 ゴチャゴチャいうのも、 いうほうがバカみたいですね。 細かいことは気にせず、 楽しかったのでそれでいいです。 | ||||
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前2作を読んだけど忘れた状態で読みました。 あっと思わせる展開はさすがだなぁと思います。 映画とかにしたら面白いだろうなと。 エンタメとしてはいい作品と思います。 | ||||
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安定の面白さでした! また続きがでてほしいなと思います!!! | ||||
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とても好きな、シリーズなので楽しめました。 | ||||
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とにかく笑える | ||||
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ワンパターンだが、それなりに面白い。いつもの内容だった。 | ||||
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買って良かったです。 | ||||
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何も考えずに読める気楽な読みもの | ||||
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シリーズ3作目だが、キャラミス王道エンタメ作品として、一番評価出来る作品だった。4人組のキャラが立ってるのは相変わらずだけど、本作では敵役のキャラが良い。大上段に構えた巨悪と言うのではなく、あくまで小物のハイエナ記者。が、誰からも嫌われるわかり安い悪役で、結局は悲惨な末路を辿るお約束がピタリとはまったと思う。 警察より危険なカジノ経営者を巻き込んだストーリーは2番煎じだし、やり方が強引過ぎるなど気になる点はあるものの、とにかく面白い作品を書こうという作者の意気込みが十分感じ入られる快作だったと思う。 | ||||
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今回は、さすがにちょっとやりすぎ感あります。 更に、悪徳記者のあまりの悪徳ぶりにイライラします。これだけ悪く描いたからには、相当ひどい仕返しをして留飲を下げさせてくれるのかと期待しますが、伊坂幸太郎の優しさが感じられる温情ある展開です。 悪人に対してもユーモアで返す、著者らしい仕返し方法と言えるかもしれませんが。 とはいうものの、やっぱりこのシリーズ面白いことは面白いです。 「世の中にはどっちかに分類できない話は多い。いい話にも悲しい話にも思えるものばかりだ」 との成瀬のことばに本書のニュアンスが感じられます。 | ||||
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陽気なギャングシリーズの最新作。 前作『襲撃』からかなりの年月が経っているという設定であるが、実態は相変わらずのドタバタコメディで、大いに笑わせてもらった。 今回は火尻という週刊誌記者、ただ1人が敵となって4人に襲ってくる。話術や計算高さは歴代の敵でも別格の部類で、人をイラつかせる術も身につけているため、読んでいてイライラした人も多いと思う。 だからこそ、ラストの畳み掛けは痛快の一言だ。動物のスケッチ、亀の溺愛、ゲテモノ好きの噂など、安定した伏線回収技術。そして何より、今まで脚色で多くの人を苦しめてきた火尻が「モンタージュ」によってトドメを刺されるという最高の皮肉も重なり、カタルシスmaxのクライマックスシーンだった。 個人的には、年月が経過したせいか、響野の自己分析能力が若干向上していることがおかしくてたまらなかった。 | ||||
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1作目、2作目を読んでから大分時間が空いて読みましたが、相変わらず一人一人のキャラが立っていて、彼らのユニークな言い回しにはふふっとさせてくれます。また作品全体を通してスピーディーに進んで、飽きずにテンポよく読めました。また、続編が読みたいです。 | ||||
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ついに新作出たか!と書店で見つけて購入。本作が世に出てから4年経ってたんだけど(笑) 高1のときに二作目を読んだのは9年前か〜と自分の老化を感じはしたが、この作品の良さは全然変わってなかった。 | ||||
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特にこのシリーズでは顕著だった、著者の作品の終章での「ヤラレター」感が薄いように感じました。それまでに散りばめられた伏線が最後に一気に覆って感じる説得力のある感覚です。 確かに個性は変わっていないキャラクター陣ですが、もう銀行強盗という設定は無理かもしれません。先日読んだ2003年初出の小説では携帯電話や監視カメラ、認証システムなどのない社会で物語は進行していき、その時代を知っているから面白く読めましたが、若い人には理解不能な世界だと思いました。にゅーすえいぞうに占める監視カメラの割合はいかほどなのでしょう? 確かに銀行強盗には住みづらい世の中になっていますね。 むしろこのシリーズなら元銀行強盗グループが事件に巻き込まれるという設定で、このままのノリのまま、いろいろな事件を解決して行ってもらいたいと思います。 蛇足:「やっと地球に帰ってきました」という言い訳は使えるかな、おこらすかな。 | ||||
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相変わらずの最高の4人組です。話の展開も引き込まれて一気に読んでしまいます。まだシリーズ読んでない人1作目から続けて読むと更に楽しめます。伊坂さんは天才です。 | ||||
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良かったです。このシリーズは大好きなので、2日で読み終えてしまいました。 | ||||
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