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(短編集)
最後の花束: 乃南アサ短編傑作選
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最後の花束: 乃南アサ短編傑作選の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.89pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全9件 1~9 1/1ページ
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女性が書き手ということで正直偏った内容です。登場する男性キャラは基本的に悪者か愚か者として描かれ、まともな男性キャラは少なかったです。たとえ小学生以下の男の子でも、やはり性別が男なので悪者として登場し、最後には報いを受けます。ですが全ての短編は非常に面白く、読み応えは抜群でした。 | ||||
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人間ってうまい事作られているなあとつくずく感心する。 人類意外の動物もそうなのか知りたい | ||||
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全11編のうち、「はなの便り」「ハイビスカスの森」以外は、嫉妬、復讐、憎しみといったダークなテーマで一貫している印象。女の狂気を感じさせる全体的に後味の悪い作品が多いです。 男女の何気ない会話や描写の中に、血まみれのナイフを隠し持つような不穏な空気が漂っていて、それが少しずつ姿をあらわしてくる感じ。だから先が気になってどんどん読み進めてしまう。こういうのを筆力というのでしょうね。 ドラマ化して、昼ドラの時間帯とかにやってみてほしいと思ってしまいました。 | ||||
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ミステリーだとは知らずに買った。一つ一つが必ず、思いがけない人の心のありようを伝えていて、 すごく面白かった。 | ||||
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なかなな、面白い、後味が決して良くない、それでいて、人間の業がぶつかり合い、悲鳴を上げているような作品です。 音道貴子シリーズで乃南アサ先生の世界に入り込み、最後の花束で、その世界の御し難い凄みにたじろぎながら、少しずつ乃南アサ先生の世界に傾倒しつつある自分を感じます。 サスペンス作家ということで、もう少し浅い作品を期待していたのですが、さすが直木賞作家ということでしょうか。 グイグイと惹きこまれ、窒息しそうな気持ちになります。 そんな気持ちを、毬谷 しおさんの素晴らしい朗読で癒やしてもらいながら、最後まで聴くことができました。 不思議な物語をありがとうございます。 | ||||
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乃南さんの作品、好んで読んでます。 短編は頂けませんね、薄い内容に思います。 | ||||
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未収録作をひとつだけ入れ込む売り方って、どうなの?と疑問。 最近の文庫は、昔出版したものの表紙だけ変えて出したり、なんか全体的に姑息。 内容はみなよいものですが、この作者の本を大切に何度も読み返している私には、 どれも十分知った作品でしたので、いまさらレビューも何もありません。 未収録作だけを読みたくて買いましたが、やはりこの売り方は納得いかないな・・・。 | ||||
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あっと驚く最後が多いのですが、ほっこりするのもありいいですね。 | ||||
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サスペンス・ミステリーの名手、乃南さんの短編集です。コピーに、ベスト・オブ・ベスト第1弾とありますから、 続編が出る可能性が大きいと思います。収録作品は、以下の通りです。 1:くらわんか 2:祝辞 3:留守番電話 4:青空 5:はなの便り 6:薬缶 7:髪 8:おし津提灯 9:枕香 10:ハイビスカスの森 11:最後の花束 ほとんどの作品は、新潮文庫からの再録作品ですが、1 は文庫初収録作品です。 そして、ほとんどの作品が男女のカップルを扱った作品ですが、そうでないものもあります(4)。 また、すべての作品が、乃南さんの作品ですから、ストレートに終結するはずもなく、最後に強烈なツイストが効かせてあり、 一部の例外を除いて、女の性、業を描いた作品で、後味の悪い、いわゆる、イヤミス風のものになっています(5、10)。 以下、ネタバレ的な事がありますから、未読の人は注意して下さい!!! どの作品も甲乙つけがたいのですが、私の好みからベスト3を選びますと、 先ず、タイトル作品の11:第1章は、家出少年と少女の淡い恋愛を描いていますが・・・・。 第2章は、一転、結婚が決まったお花屋さんの店主とお得意さんのお話になります。このお話がどう結び付くのか!! 最後は衝撃のサプライズ・エンディングになっています。 1:これも中々面白い!単なるキャバクラ譲とパトロンの物語かと思っていたら・・・・、女は恐ろしいですね!! 少し気になったのは「おけいはん」、これは京阪電鉄のイメージ・キャラクターで、京阪電車に乗る人のことを指して言う言葉ではないと思います。 4:これも怖いお話です。小さい時から、母親の憎悪の対象となっていた子どもとった行動は・・・・・・・・。 しかし、乃南さんの作品は男が読むと実に恐ろしい!!一度でも同じような体験があれば、なおのことです・・・・・・。 5、10 は、珍しくハッピー・エンディングで読んでいてもホッとします。 なお、香山さんの解説はいいと思うのですが、かなりネタバレ的な事が書かれているので、最後に読まれることをお勧めします。 | ||||
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