■スポンサードリンク
殺人者なき六つの殺人
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
殺人者なき六つの殺人の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.50pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1~4 1/1ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
現代推理小説から読んだらありふれた一冊かもしれませんが、それでも読み応えのある、頁を繰る手の進む作品だと思いました。論理的観点では薄いですけれど、パンチは効いてるかな、と。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
たまたま会い前後して読んだボワロ&ナルスジャック「技師は数字を愛しすぎた」とほとんどシチュエーションが同じなのに気づいた。こちらがベースになってるんですね。 英米流の力作パズラーに比べれば小粒で論理の飛躍もあったりしますが、ある種ファンタジー風な味付けがあるのがフランスミステリなんだと思います。アングロサクソン作家と同じ尺度で評価しちゃダメ。 最近、フランスミステリを面白く読める極意を会得したようで、一度読んでピンと来なかった古いフランスミステリを再読してます。上述のフランス流に慣れれば、結構よくできた作品です、これ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ボアロー&ナルスジャックのコンビを組む前の作品。題名通り、様々なバリエーション(現代では定型的なものが主だが)の密室事件が扱われる。犯人の候補は一人しかいないので、犯人当ての興味はないが、密室トリックの組み合わせが巧みなので、初読の際、途中まで真相が見抜けなかった。「途中まで」と書いたのは、後半使われる密室トリックが甘いせいで、これが欠陥かなと思う。物語が時代掛かっている、前述のように後半が弱いという欠点を持ちながらも、作者の情熱が伝わってくる、密室事件の教科書と言って良い作品である。ナルスジャックとのコンビ後の作品を含めても本作が最良の作品ではないかと思う。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ボアロー&ナルスジャックのピエール・ボアローが、コンビ結成以前の1939年に発表した密室もの。 密室状態での殺人が次々と起こる。衆人環視のもとの銃撃、護身のため密室内に閉じこもった男の死、探偵の監視下での殺人と、なかなか趣向に富んだ内容になっている。しかし、結末は平凡。ナルスジャックと組むことにして正解だったのかも知れない。 シリーズ探偵のアンドレ・ブリュネルが登場する。特徴のない名探偵。 フランス・ミステリとしては、本格っぽい。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!