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闇の蜃気楼: 犯人に告ぐ2



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闇の蜃気楼: 犯人に告ぐ2の評価: 3.91/5点 レビュー 57件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.91pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全57件 41~57 3/3ページ
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No.17:
(5pt)

映画化は硬い

前作を完全に超えている。騙し合い、オレオレなど新たな要素を取り入れて一気に読まされた。トヨエツを作者も意識しているのか決め台詞を言わせたり完全にキャラが固まった感じ。映画化間違いがない。ただ見え見えの3につながる終わり方が不満だが、ハードボイルドな作品がもう一つ約束されたと思えば楽しみでもある。ところで犯人に告げたのは「それは俺の車の鍵だ」くらい?
犯人に告ぐ(2)(上)  闇の蜃気楼 (双葉文庫)Amazon書評・レビュー:犯人に告ぐ(2)(上) 闇の蜃気楼 (双葉文庫)より
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No.16:
(5pt)

かなり面白い!でもエンディングがなあ。

約10年前に出た前作「犯人に告ぐ」は面白く読めたし、映画も堪能した。その次作ということで読んだ本書「犯人に告ぐ2」も
なかなか面白い。前作より時代設定がわずか半年後ということで、主人公巻島を始め、周りのキャラクターをそのまま使おうという
作者の意図なのであろうが、犯人側がオレオレ詐欺などの犯行を重ねる知能犯ということでここは10年前というより極めて現代に
近い。読み始めてしばらくはこのモヤモヤ感を感じたが、犯人側の知能犯ぶりは前作を凌ぎ、読者を極めてワクワクさせてくれる筈だ。
主犯は淡野という優男、抜群に頭が切れる。彼がオレオレ詐欺で養った経験と知能で、誘拐ビジネスに臨むという設定も面白い。
ネタバレになるので、これ以上言えないが、結論としてこの作品は次回「犯人に告ぐ3」を書かないと多くの読者は収まらないような
エンディングを迎えることになる。もし作者にその構想があるなら、そこまで包含したうえで、本書を纏めて完結して欲しかった
というのが私の本音ではある。
犯人に告ぐ(2)(上)  闇の蜃気楼 (双葉文庫)Amazon書評・レビュー:犯人に告ぐ(2)(上) 闇の蜃気楼 (双葉文庫)より
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No.15:
(5pt)

一気読みでした。

随分前に前作を読んで内容を全く覚えていない状態でしたが、問題なく読めました。
警察と誘拐する側の両方の視点で物語が進んでいきます。
(上)のほうは誘拐の途中段階というところで、まだまだこれからというところですが、そこまでも面白く一気読みしました。
これからどうなっていくのか楽しみです。
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No.14:
(5pt)

極上のサスペンス小説

犯人にt告ぐ劇場型犯罪を取り上げた著者の物語構成には、驚いたが、この作品も、振り込め詐欺の出だしから犯人逮捕まで、ページをとめさせない、面白い作品になっている。巻島刑事と豊川悦司が、だぶる。
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No.13:
(2pt)

このシリーズは向き不向きがあるかも

前作の『犯人に告ぐ』は、終盤になって真犯人がひょっこり出てきた感じで、この作品がNo.1を奪ったのが不思議なぐらいの呆気なさ。私的には他へはオススメできませんでした。今作も躍動感・立体感に乏しくて、半分くらい読んで続きには関心が持てず、再び手に取ることはないでしょう。作者と出版社の弥縫策的作品。
犯人に告ぐ2 闇の蜃気楼Amazon書評・レビュー:犯人に告ぐ2 闇の蜃気楼より
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No.12:
(5pt)

予想に反して大ヒット

アマゾンの評価が割れてたので全然期待して無かったが、間違いなく今年のランキング上位。犯人側、警察側の人物像が丁寧に描かれている。犯人の知樹を応援し、警官の巻島を応援し、淡野に翻弄され、上野と小川に笑い、村瀬に共感する。犯人側をつい応援してしまう。最後の兄弟愛。そして、R.I.P。忘れらない位の時期に次作を出して欲しい。
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No.11:
(5pt)

「震えて眠れ」VS.「レスティンピース」の布石か?

時系列的には、前作の翌年度の出来事。

読み始めた当初は、違和感があった。前作の様に劇場捜査型の事件を扱ってるわけではないので、巻島ら捜査班が、どこでどのようにして、何を犯人たちに告げるのか、理解できなかったからである。

だからといって、全く面白みがなかったわけでもない。犯人側の心情描写だったり、被害者一家とその周りの人物の立ち位置等の動きに関して言えば、前作には無い斬新な部分だったと思える。

又、、物語の初めの方には、前作で活躍した津田長のその後だったり、暗躍した植草・神奈川県警刑事総務課長の去就が描かれている点では、前作が懐かしまれる要素もある。そして、曾根・本部長の相変わらずのサディストっぷりも、それなりに楽しめた。

ただ、上述した件があるが故に、物足りなさがないわけではなかった。

しかしながら、それはラストで巻島と淡野の互いの決めゼリフが飛び交った時に、杞憂に終わった。

物語に余韻を残す終わり方故に、続編が期待できる。何よりも、淡野が、今後、巻島と対峙するに相応しい巨悪になって帰ってくることを期待したい。
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No.10:
(3pt)

さらなる続編に期待したい

前作では劇場型捜査を展開し、巻島刑事の「犯人よ、今夜は震えて眠れ」という名セリフを残した犯人に告ぐの続編。 今回はオレオレ詐欺の犯人グループが新しい誘拐ビジネスを実行する。 警察と犯人グループの頭脳戦や駆け引きは非常に楽しめた。 しかし、今回は劇場型捜査ではなく、最後の終わり方も消化不良な感じだったのが残念だった。 巻島の「お前はそれまで震えて眠れ」という最後のセリフも、犯人を逮捕できる根拠や証拠があるわけではないので、捨てセリフに聞こえてしまいむなしかった。 他のレビュワーも書いているが、さらなる続編に期待したい。
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No.9:
(4pt)

消費者詐欺の裏側

消費者詐欺の裏側を犯人側を主人公的に描くことで詳細に書かれています。

ヤミ金や消費者詐欺の手法や事務所の雰囲気など、著者が相当下調べをした上で、想像力を練って書き上げていると思います。

主人公が、消費者詐欺に手を染め、そこから誘拐ビジネスへ流れていきます。。

本当の親玉にあたる人物の透明な不穏さとコントラストを描くように、手先に使われる主人公と弟の生活は生々しく描かれています。

刑事から見ると、手先にされた犯人の方が「ひたすら金の匂いを嗅ぎつけて動いているだけの冷血動物」=親玉よりも、生の人間として理解できるとの描写。

そして、最後の温情。

刑事事件にも一つ一つ、別々の刑事が居て、別々の被疑者がいるという、当たり前のことを素直に受け止められる点に共感を覚えました。
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No.8:
(5pt)

今年のNo.1かもしれない

すべての作品を読んでいるわけではもちろんないが、私の読んだ中では間違いなくNo.1だ。 はじめの、警察の人事の所がやや退屈だが、それ以外は文句なしに面白い。 異色の刑事小川くんには笑ってしまう。 この作品の大きな特徴は、犯人側の心情などが書かれていて感情移入してしまうところだ。 誘拐犯なのに。
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No.7:
(4pt)

ラストはあのセリフで締めくくる

ミリオンセラーの前作から約11年ぶり(小説上は半年ですが)、再びの巻島警視シリーズで当然誘拐ものです。誘拐を題材にしたミステリーは傑作が多いですが、一方テーマとしては煮詰まり感もあり新たな展開も難しい感じがします。しかし、個人的には本作は誘拐ミステリーとしては傑作の部類じゃないかと思います。

警察・犯人・被害者家族の心理戦も巧みで、メインの誘拐に至るまでの流れも犯人グループの主従関係や過去を絡めて丁寧に書かれています。但し、本来息詰まるはずの犯人との最後の攻防戦が残念で、そこまで犯人心理に迫っているなら、そんな捜査の手落ちもないだろうと思います。そして作品の魅力とも言えますが、主犯のキャラが巻島警視をくってます。

前作のような派手さはありませんが、結末に向けた伏線も張られ、事件構成・手法も工夫や想像力を感じます。何より、ラストを今回のような決着にするなら、拙作は困りますが、早急に第3弾を発刊して頂きたい、と期待します。
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No.6:
(3pt)

「1」は上回れず。

やはり、 どんな小説や映画でも「1」を上回るような「2」を作るのは難しい。 身代金の授受に工夫はみられるものの、「1」の犯人逮捕のスリリングさ、像のようなアングル感と臨場感には及ばない。 「1」から「2」の間にはかなり時間があったし、その間、いろいろな作品を手掛けている。 作者も苦悩しているんだろうな。。。
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No.5:
(2pt)

つまらない

前作が非常にスピーディーで面白かったので、今回も久々の続編ということで期待したのですが、残念でした。 犯人側も薄っぺらい感じで、どこに面白さを見出すのか分からなかった。 次回作には期待しています。
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No.4:
(3pt)

評価が低い理由は。。

タイトルにもなってる、犯人を挑発する「劇場型」捜査ではない。
今回は犯人たちが最初に登場し、「オレオレ」から「誘拐ビジネス」を淡々とすすめるので、犯人像のミステリー感うすい。
前作のヤングマン巻島や小川かつおの出番もすくないし、これで「シリーズ2」でよいのか?
多くの読者は「裏切られた!」と思うだろうな。 

凡作ではない。 作者は犯罪の質が「淡々とビジネス化」かつ凶悪化していることを強調したかったのか?
最後「この犯人には感情があるかも...」とタイホされた従属犯の兄弟につぶやいた巻島の言葉に象徴されてる。
主犯は逃げおうせる。 いやでも続編は、主犯アワノx巻島たちの決着を期待してしまう。
むしろ、「犯人に告ぐ2 上巻」の長編とおもうことにしよう。

しかし秀作でもない。雫井脩介先生の巻き返しを期待します。
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No.3:
(4pt)

是非シリーズを続けてもらいたい。

○○詐欺のノウハウを誘拐に導入するアイデアが秀逸
特異な性格で、特異な能力を持つ主犯がいないと成立しない犯罪だが、
主犯が生き生きと描写されているので、リアリティがある。
従犯の兄弟も魅力的だ。
警察VS誘拐犯の勝負の結果は最後まで読めない。
一気に読み切りました。
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No.2:
(2pt)

アイデアなしの誘拐もの

誘拐をテーマしたミステリーとしては、岡島二人氏「99%の誘拐」や、天藤真氏「大誘拐」など、多くの傑作がありますが、いずれも犯人と警察側の知恵比べに手に汗を握ります。
この作品でもアワノという、とても魅力的なダークヒーローを描いていますが、彼が考えた誘拐のアイデアはえっそんなもの?と思ってしまう貧弱なもの、かと言って横山秀夫氏「64」のように警察内部をリアルに描くものでもありません。とりあえず、キャラを思いついたんで、書いてみたというところでしょうか。
解決も偶然頼りで情けない。本当なら☆ひとつで十分と思いますが、アワノにおまけで☆ふたつにしました。おそらく次回作があるのでしょうが、作者も読者も納得できるレベルの作品を送り出してほしいものです。
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No.1:
(1pt)

期待外れ

買って読み始めて終わるまで6日間かかった、面白かったら2日で終わってるはず。 なんでだろうか? アワノを使って次にも1冊書くのか? その選択を止めて、アワノ逮捕まですれば内容も濃くなり、この本の評価も変わったはず。 正直に言って、前半は黒川さんの本と似ていたし、あれって思ったりしながら先がどうなるのか そうゆうものがなく、だらだら読み終わるまで6日間だった。
犯人に告ぐ2 闇の蜃気楼Amazon書評・レビュー:犯人に告ぐ2 闇の蜃気楼より
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