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闇の蜃気楼: 犯人に告ぐ2
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闇の蜃気楼: 犯人に告ぐ2の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.91pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全57件 21~40 2/3ページ
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「犯人に告ぐ」を読み終えて、面白かったが、ラスト、犯人の動機が描かれてなかったため、ガッカリした。しかしながら、やはり「犯人に告ぐ2」が気になって購入。やはり面白いというより、前作よりかなり面白い!スピード感もあるのだが、前作が心理戦なら、この作品は知能戦だと思う。誘拐は誘拐だが、今回は誘拐ビジネスを確立させようとしている。人間の心理を巧みに操る詐欺師の知能戦。ただ、果たしてこの知能犯は、非常に冷静で無駄口を叩かないので、本当の目的は違うんじゃないかと思ってしまう。前作同様、巻島刑事は頭が切れる。頭脳戦のはじまり、はじまり!下巻に期待。ただ前作のようにラスト、犯人の動機が描かれていないような作品でない事を願うばかりである。 | ||||
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<オレオレ詐欺>から、発展して更に<奇抜で、警察を手玉に取る>手口かとおもったら、<誘拐>だって、おっと。あまり内容を説明してはいけないな、この辺で終了。 | ||||
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前作を読んで、映画も見て、すっかり期待値が上がっていたせいか?振り込め詐欺グループの顛末が長々と続くのと、巻島が署内の人事で策を労して結局失敗に終わったり(横山秀夫のようにはいかない)、ストーリー展開に必要なのか分からんことに結構なページ数を割いていて、それのツケが中途半端な結末になったのか?モヤモヤ感が残る。 思ったより巻島が活躍しないし、捜査本部は犯人に裏をかかれてばかりだし、振り込め詐欺から派生した誘拐事件というのは時代を反映させてる点はいいが、「詐欺の手法を踏襲した誘拐」なせいか、いろいろとセコいんだよな。誘拐にしては豪快な要素が少なく、監禁したターゲットを心理的に追い詰めて屈服させる手法は、「誘拐ビジネス」と名付けるにはやはりセコい。犯人目線の描写が多いため、犯罪の企画立案者・淡野をやたらと天才扱いしていて、読者目線では「ヤバくなったらお前たちも切られるよ」と忠告したくなる。バカで従順な兄弟が不憫で、結末の痛々しさは過剰なくらい。その割りに、消化不良なオチにはがっかり。前作のような「巻島が前面に出てくる展開」ではないし、派手な記者会見もない。タイトルを言うチャンスすらない。著者はこのタイトルに縛られて、つらいんじゃないかな? | ||||
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雫井氏の著作はどれも素晴らしいが、この本は思わず犯人に感情移入してしまい、犯行の成功を祈っている自分に気付く⁉️ | ||||
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雫井脩介は何でも全部おもしろいが、終わり方が後は自分で想像しろみたいな所が自分には不満なところかな。 | ||||
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それぞれの視点でテンポよくストーリーが展開し一気読み。前作以上だと思う。 | ||||
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それぞれの視点からテンポよくストーリーが展開し一気読み。前作以上だと思う。 | ||||
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前作を気に入って小説、映画を何度も観た記憶を思い出しながら、読み始めた。 時代を映じて振り込め詐欺の舞台から物語は始まる。 気が付けば上巻読了。 相変わらず挫折することのない面白さである。 | ||||
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振り込め詐欺に始まった本作品であるが、やはりメインは誘拐に。 誘拐犯人と警察との心理戦は実にリアルで読み応え十分。 読了まで一気読みさせるスピード感と中弛みの無さは素晴らしく、雫井さんの幅白い作品群でもトップレベルであると思う。 映画化を切望せずにはいられない。 | ||||
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一気読みできる面白さはあります。 ただ、受け子・逃げ子を多用し警察を翻弄してた犯人があんな捕まり方するでしょうか…全てあの男の罠であったなら伏線不足かと思います。 また、わざわざ2人誘拐するメリットが結局活かせず、秘書を騙すプランが出てくるのも普通の誘拐と何が違ったのか、途中から疑問に思いました。 | ||||
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犯人の立場 或いは刑事の内事情が、見えて分かりやすくて良い。下版も読みたい。 | ||||
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前作を読み終えてから数カ月後に、この新作が出たのでアマゾンで購入しました。 前作は男児誘拐殺人事件でしたが、この新作はオレオレ詐欺集団が、大金を得るために誘拐事件を起こす内容で、犯罪者側と警察側との心理描写が見事で、時間を忘れて引き込まれてしまい、上・下とも完読してしまいました。 | ||||
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前回ほどではなかった。それでもなかなかおもしろかったです。つぎに期待です。 | ||||
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前作の第2段ということで期待していたのですがいまひとつでした。 | ||||
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警察に任せるのか、裏取引をするのか。 被害者側の心模様が描かれていく。 手に汗握る攻防。 犯人側の巧妙な手口。 それを予想して手を打っていく警察の行動。 だますのか、だまされるのか。 犯人側も警察側もひと筋縄ではいかない。 誘拐事件の巧妙なインテリジェンス化に一石を投じている。 | ||||
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たしか「検察側の罪人」もそうだった。 犯人側とそれを追う警察側の両輪からアプローチしていく。 双方のキャラを階層深く引き出してきて、それぞれの立ち位置で見ていくスタイル。 ユニークな構成でおもしろく、小説の中にずんずんはまりこんでいく。 正義なのか、読者のこころも答えを求めて揺れ動く。 そのとき、ひとが取るべき行動とは。 せめぎあい。 特殊詐欺集団が誘拐事件を引き起こしたらいったいどうなるのか。 単にあばれる凶悪犯ではなく、誘拐をビジネスとしてインテリジェンスを働かせたらどうなるのか。 そこには欧米の効率的でビジネスライクな処理ではすまないところを感じる。 | ||||
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前作の『犯人に告ぐ』の続編。上・下が出ていたので購入。 サスペンスとハードボイルが上手く書かれていてよかった。 | ||||
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前作の『犯人に告ぐ』は面白かったです。なので『犯人に告ぐ2』も書店に平積みになっているのを見て購入しました。 皆さん高評価をしていらっしゃいますが、私は面白いとは思えませんでした。 砂山兄弟は、所詮、猿回しの猿にすぎず、「淡野(別名リップマン)」というものすごい犯罪プロデューサーがいますよ、ということを上・下2冊をかけて書きつづったという印象です。 巻島や水岡社長、砂山知樹らの内面の緻密な心理描写をしているという言い方もできますが、言葉を変えれば、知略をつくしているということを印象づけるための冗長な説明的表現が多いともいえます。 そのため、文章に緊迫感が感じられません。 メインイベントたるべき、巻島vsリップマンの対決は次作にもちこされています。 あと、リップマンという命名ですが、意味は異なっているものの、約100年前のアメリカの有名なジャーナリスト、ウォルター・リップマンと発音がかぶっているのがどうも。ジャーナリストの方のリップマンを私は尊敬しているので。 | ||||
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初めて、雫井氏の作品を読みました。現代の日本が病んでいる状態を冷静に書き進めています。どのジャンルに属すのか、新たな分野を開拓している作家と思いました。人物描写、心理描写が、巧みに読者の興味を引き付けます。 | ||||
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犯罪小説というより、心理学の本を読んでいるようでした。無駄のないセリフ、人間の内面的描写、展開の速度、初めてこの作家の作品を読みましたが、大きな感動を覚えました。 | ||||
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