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神去なあなあ日常



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【この小説が収録されている参考書籍】
神去なあなあ日常
神去なあなあ日常 (徳間文庫)

神去なあなあ日常の評価: 4.32/5点 レビュー 225件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.32pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全192件 41~60 3/10ページ
No.152:
(4pt)

ある程度のインタビューを重ねて

書かれたように感じました。林業を通して、男女の恋心などを面白おかしく描かれています。一読の価値あり。
神去なあなあ日常Amazon書評・レビュー:神去なあなあ日常より
4198627312
No.151:
(4pt)

神去村はいいところ

横浜育ちの若者(勇気:ゆうき)が就職で突然田舎の山奥へ放り出される。今まで経験したことのない林業。こんな仕事やってられない!!と脱走を企てる。しかし、田舎暮らしの素晴らしさや周りの人との心の疎通などを通し、少しずつ「なあなあ」と勇気の気持ちが変わってゆく。作者の神去村の季節毎の描写が何とも素晴らしい。夏の光の強さ、草のにおい、心おどる祭り、林を吹き抜ける風の音。生で食べるもぎたてのトウモロコシやスイカの甘さ。産地直食はこの上なく美味。仕事の方はもちろん無知と失敗の繰り返しだが、少しずつ認めてもらえるようになった。
 女性作家の特徴なのかそれとも三浦氏の意図したところか、男性の怒り方がちょっと優しいように感じる。すぐ許してしまって後に残らない。ストーリー全体の雰囲気や流れ等を考えれば、やっぱり後者かな? それと一人ボケ&ツッコミが所々に出てくる。思わずクスッと笑ってしまう。なあなあいいなー。
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4198627312
No.150:
(5pt)

実家の近くの物語

風習が似ているところもあり、思い出しながら読んでいました。これからも残していって欲しい山村と林業、祭りなど風習。原風景が目に浮かびます。
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No.149:
(5pt)

とても面白かったです

林業も出てきますが、林業が主ではなくて、主人公と主人公が林業をやるために住むことになった村の人々との交流が主なお話です。
なので、本格的に林業を扱ったお仕事小説を読みたいという人は期待外れかも。
でも林業のことも色々と書いてあるので、「へー。」という感じで楽しめます。
林業ってどんなことしてるのか、ちょっとだけ覗いてみたい人におすすめです。
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4198627312
No.148:
(5pt)

心休まる日々

特に不条理な事件が起きるわけでもなく、自然の中で粛々と営まれる生活。過酷ともいえる自然の中での日常に憧れともいえる思いを感じさせる一作。
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No.147:
(5pt)

映画ウッジョブが大好きなので原作を購入してみました!

当然と言えば当然なのですが、デフォルメされた映画の原作ということでより色濃い物語を満喫することができました!自分にとって非日常の大自然が感じられてとても大好きな作品です。
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No.146:
(5pt)

自然との距離感が重要だ

「なあなあ」(ゆっくりいこう、まぁ落ち着け のニュアンス)の精神が日常なの。
自然とのこの距離感。人間はこの感覚を失ってはいけないんだろうな。

ウッドジョブも秀作だったがやはり原作はストーリーも多彩でより面白かった。三重県から奈良県にかけての山間部が舞台となっているが、ここは、大嶺山脈系があり、修験道の本場だ。高野山や熊野もあり、山が神聖という通念はぴったり当てはまる場所だ。
ストーリーは人身売買よろしく親に強制的に新規就業制度でもらえる300万を目当てに中村林業に送り込まれる若者の話。

人間も自然も共存していて、それが当たり前。持ちつ持たれつのご近所づきあいのような関係でした。過疎化とか、高齢化とか。そういう問題を含みながらも受け入れている。そんな村社会を暖かく包み込んでいるのが、山という存在。

続刊以上にもっともっと続きの読みたくなる話でした。
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No.145:
(4pt)

若さが眩しかった

私は農業地区に住むため、林業に関する知識は乏しい。しかし、農業でも神仏とともに生活するという概念が定着しており、本文中の神がかりな出来事や儀式を受け入れてしまう環境に納得させれれてしまった。主人公が林業に順応するのが少し早すぎる嫌いもあったが、爽やかな読後感が味わえた作品であった。
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No.144:
(5pt)

田舎暮らしの良いところ

普通の高校生の男の子が半ば強制的に田舎で林業をやる事になり、その男の子の目線で描いた1年間のお話です。
もちろん私のような田舎暮らしをしたことのない人間にはわからないような田舎ならではの苦労もあるのだとは思いますが、それでも田舎暮らしっていいなぁと思わせてくれるほんわかした物語です。
林業を目指している方はもちろん、都会の暮らしに疲れている方にも癒しとなってくれるようなお話だと思います。
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No.143:
(4pt)

70点。一年間住んでみました?

最近読んだ本の中では、「舟を編む」。出色の出来でした。
 ポラリスとか、以前の作品とは別人の出来。成長された三浦さんの作品に
とても感動して、この作品もワクワクして手に取りました。

 物語は神去村。三重県の山奥?ってことは和歌山とか奈良との県境近く?
 そこに何故だか知らないけど、就職してきた18歳。男子。横浜出身。
 中村林業にひょっこりと、自分でも分かんないうちに放り込まれて、
成長日記。
 天狗たちとの毎日。ガキ大将ヨキと、中村林業おやかたの清一さんと、
先輩のおじいちゃんたちとの生活。修行。山奥の生活。
 習わしと習慣と因襲。
 限界集落。
 クライマックスは神去山の祭り。大木を伐倒して麓まで。そこまでの
全ての感情を吹き飛ばす。

 と言うことで、大木が加速するがごとく、最後は加速して読み切って
しまいましたが、山奥の生活。山太しか子供が出てこない、そんな生活。
 私個人は山奥でお仕事していたことが数年あります。林業のみならず、
畑やら、田圃やらを相手にして冬に耐え忍ぶ。そんな生活。
 三浦さんは一年間住んでみたのでしょうか。お忙しいから住んではいない
ってのは明明白白。

 面白いって、読みやすいってレビューばかりでびっくりしたのですが、
それぐらい、この生活が楽しそうに思えたんですね。
 表日本の人達が、雪が珍しくて見てみたいって、綺麗なんだろうなあって
歌とか小説とか描かれるのが売れるのと同じです。
 もっと汚いところ、嫌なところを描いてほしかったなあ。それがないから
こんなに平坦なお話になるんだろうなあ。ホントに乗り切ったって感触が、
辛さがないから伝わらないんです。
 それでも、最後のジェットコースターで盛り上げちゃったから、少しは
面白かったですが、ホントのホントに描かれるべきところ、省いてはねえ。

 70点。読み切らせて、盛り上げた技術に。
 でも、何で過疎なのか、何で子供がいないのか。何で後継者が生まれないのか。
こんなに楽しいのに?
 それを言われると辛いでしょ?
 凄い高い評価の方々にまじって、少数の方の低評価。私はちょっとだけ
安心しました。
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No.142:
(5pt)

面白いです。

キャラクターがたっていて、スイスイ読めました。面白いと思います。
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No.141:
(4pt)

なぁなぁ日常最高!

旅行のバスの中でビデオのウッジョブを見ました。面白かったので、原作を読もうと帰宅して早速注文しました。映像が先だと頭の中でキャスティングが出来ているので、より視覚的に読めました。今時の若者が林業という経験したことのない世界で神去村の人々に支えられながら成長していくお話ですが、登場人物がそれぞれ魅力的でした。脇役の巌さん、三郎じいさん、繁ばあちゃん、いい味だしてますよぉ。山太いちいち可愛い!神去村に入り込んで読みました。
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No.140:
(5pt)

Kindleで購入

夏休み中学2年の感想文用にKindleで購入、9月から学校なのに、ギリギリまで感想文をやらない息子には買いに行く暇もなく時間がない時はいいですね、
これからも利用します。
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No.139:
(5pt)

おおおおおーー

期待通りの素晴らしい本でした。季節などもはっきりしていて分かりやすかったです!
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No.138:
(5pt)

中高生向けの課題小説

林業を題材にした小説。高卒のあまりイケてない少年を主人公にしている。周りにいる大人がガテン系のしっかり軸を持った人達で、主人公(平野勇気)の性根と体力を鍛えて一人前の男にする過程を丁寧に綴っている。

三浦しをんさんの小説は「舟を編む」が印象深い。綿密な調査と取材がベースになり、読みやすさの配慮が行き届いた記述。小学校6年生の言葉の知識があれば十分に楽しめるほどわかりやすい構成は、この林業小説も同様だった。そのおかげで一気に読み切れる。というよりも一気に読み切りたい思いから逃れることができなくなる。

「級長」清一さんのリーダーシップと「番長」ヨキの豪快な生き様、勇気と真紀先生の恋の行方、そして何よりも神去村と神去山の持つ神秘的な力。適切な登場人物と適度な刺激がもたらす展開は心地良かった。どれも興味深くなる視点ばかりで、間延びすることも物足りなさもない。絶妙なバランスで成り立ち、林業で働く男どもを書き切る挑戦をしている。

随所にユーモアの含みがあり、林業で生きることの楽しさと厳しさを味わうことができる。余程の観察力と取材力がないとこうまで堂々と書けないのではないかと思えるくらい、林業で働く男どもの心理を的確に突いている。テクニックと想像力だけでは成り立たない力を味わえる。この力を支えているのは妥協を許さない作者の静かなプロ魂だろう。

ただし、林業のすべてを書き切っているわけではない。林業のすべてがここにあると思うとヤケドするだろう。小説の力の及ばない範囲があるからこそ、小説の面白さがある。この見極めを知る度量が読者に求められる。

とは言え、こうした世知辛い面を抜きにしても林業を題材にした小説を世に出したことに価値がある。特に農林水産の仕事はその世界独特の潜在的な力学が多すぎる。素人を容易に寄せ付けない世界だ。しかし、簡単に入り込めない世界だからといって誰もが避けていたら衰退の道をたどるばかりだ。この辛気臭い世界にスポットライトを当てたことは大変意義深いことではないか。

作者のプロ魂は巻末の謝辞にも表れている。謝辞で作者は取材で世話になった方々を一人ひとり「さん」付けでおそらく漏れなく明記している。よく目にするのは、「○○のみなさま」「多くの方々」という一括りしたような表現でお茶を濁す作家やそもそも謝辞など書かないケースだ。しかし、この作者はそんなぞんざいな扱いはしない。こうした細やかな心づかいが作品にも十分に表れている。その強かな筆の力で、こんなにも楽しく「林業」や「山の神様」について学べるのは有り難い限りだ。

林業に就くことを安易に勧めているのではない。どの仕事も存在意義があって尊いものだと間接的にではあるが切実に訴求している。余計なお節介かもしれないが、中高生向けに課題小説にしたい作品である。
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No.137:
(4pt)

映画にはない雰囲気

映画にはあまりなかった主人公や村民の心情描写や、雰囲気が伝わってとてもよかったと思います。

映像化って難しいと改めて思いました。
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No.136:
(5pt)

どこにでも出会えた日本のよき日常生活を彷彿させてくれます。

ほんとうになごみますね。ついこの間まで日本中に溢れていた日常生活。たまたま林業という構成ですが、温かく、一生懸命に生きている人々の暮らしはどこにであり、今もちゃんと残っていることを思い出させてくれます。。淡々と描く作者三浦さんの文体はとても読みやすく、まるでその場に居合わせているような情景が目に浮かび、鳥のさえずりや、川の流れが聞こえてきそうです。また女性ながら少年の息吹を感じさせる間合いは素晴らしいです。ほかの作品も早く読みたいです。
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No.135:
(4pt)

まだ見ぬ林業と山の神

コンクリートの森で生きる私にとって
自然に触れる日々は憧れです。

森林や生き物の描写を読むだけでも
心が洗われて癒されます。

また、山の神様と生き物とヒトが共存する
尊さを感じられる作品でした。
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No.134:
(4pt)

人間と自然との共存

面白かったですが、途中林業での山の作業やお祭りの細かい描写に脳の理解力がついていけず、少し疲れました。

集中して読まないと、専門的な言葉の説明も随所あって、ぼけーーーっと読んでいるとそのシーンの風景を完全に見失いました。私の読解力の問題かもしれませんが、さらさら読む事はできませんでした。

実際にこのような田舎ってあるのかなぁ??あったら住んでみたいなぁ、と本気で思います。三浦しをんさんの祖父母の故郷をモデルになさったようなので部分的にはノンフィクションのところもあるのでしょうか?

私は東京で生まれ育ち、祖父母も東京の江戸っ子、田舎というものがないのでまるで別の国のお話、もしくは別の時代のお話のように感じました。いい意味でです。神去村の人々のさばさばした感じと田舎の風通しの良さ(プライバシーが全くない)感じが羨ましいと感じたし、何しろ自然の描写が素晴らしい。

人間と自然との共存、お互いの境界線は守る、そして敬意を忘れない、そういう基本的な事の大事さに改めて気づかされました。

映画も見てみたいと思います。

ただ、個人的には三浦しをんさんの作品は女性が主人公のものの方が今のところ好きな気がします。
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4198627312
No.133:
(4pt)

高速道路沿いの森をみえ方が変わりました

タイトルにひかれて、手に取った一冊でしたが、
森を守る人の話にふれ、
いままで、山を見上げても想像もしていなかった世界を知ることができました。
主人公の気持ちの変化、成長も楽しめる一冊です。
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4198627312

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