■スポンサードリンク
(短編集)
メルカトルと美袋のための殺人
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
メルカトルと美袋のための殺人の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.18pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全34件 21~34 2/2ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
◆「シベリア急行西へ」 シベリア急行の列車内で起きた殺人事件。 本作は、もともと著者が在籍していた京大推理小説研究会伝統の 犯人当て小説として書かれたものだそうで、銘探偵・メルカトルが 登場しますが、正攻法のロジックによって真相が究明されています。 とくに、旅客機の尾翼が線路に落ちるという事故のため、 列車が急停車を余儀なくされることで、容疑者のアリバイ を無効にするテクニックが秀逸でした。 ◆「化粧した男の冒険」 ◆「遠くで瑠璃鳥の啼く声が聞こえる」 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
◆「シベリア急行西へ」 シベリア急行の列車内で起きた殺人事件。 本作は、もともと著者が在籍していた京大推理小説研究会伝統の 犯人当て小説として書かれたものだそうで、銘探偵・メルカトルが 登場しますが、正攻法のロジックによって真相が究明されています。 とくに、旅客機の尾翼が線路に落ちるという事故のため、 列車が急停車を余儀なくされることで、容疑者のアリバイ を無効にするテクニックが秀逸でした。 ◆「化粧した男の冒険」 ◆「遠くで瑠璃鳥の啼く声が聞こえる」 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
1997年に講談社ノベルスとして出たものの文庫化。 7つの短篇が収められている。 知人に勧められ、はじめて麻耶氏の作品を読んだのだが、私にはあまり楽しめなかった。 基本的にはキャラクターで読む小説と思う。人格的に破綻した名探偵が、まわりの人たちを振り回し、自分の欲望のためだけに謎を解いていく。 まあ、それはそれで面白いのだが、ちょっと鼻についてしまい、駄目だった。 ミステリとしては、そこそこ。トリックというよりは、プロットにひねりがあるタイプ。そのひねりが、メルカトル鮎の人格と絡められることで、結末の意外性へとつながっていく。小説作法という点ではなかなか上手い人だ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
1997年に講談社ノベルスとして出たものの文庫化。 7つの短篇が収められている。 知人に勧められ、はじめて麻耶氏の作品を読んだのだが、私にはあまり楽しめなかった。 基本的にはキャラクターで読む小説と思う。人格的に破綻した名探偵が、まわりの人たちを振り回し、自分の欲望のためだけに謎を解いていく。 まあ、それはそれで面白いのだが、ちょっと鼻についてしまい、駄目だった。 ミステリとしては、そこそこ。トリックというよりは、プロットにひねりがあるタイプ。そのひねりが、メルカトル鮎の人格と絡められることで、結末の意外性へとつながっていく。小説作法という点ではなかなか上手い人だ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
メルカトル。短編小説に向く探偵、と自ら豪語するメルカトル。夏と冬のソナタであの演出は、やっぱり出てきた瞬間にすべての謎を解いてしまうからなんですな。そんなわけで、短編集です。 しょっぱなの『遠くで瑠璃鳥の啼く声が聞こえる』がなんといっても傑作。こういうのを期待してしまう、麻耶さんにはやっぱり。 メルカトルの鬼畜っぷりと、それに振り回される美袋の狂った関係がダークな世界観につつまれて、なんというか短編集のくせに一種異様な空気に包まれている。傑作。 文章もかなり読みやすくなっているので、平気だと思う。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
メルカトル。短編小説に向く探偵、と自ら豪語するメルカトル。夏と冬のソナタであの演出は、やっぱり出てきた瞬間にすべての謎を解いてしまうからなんですな。そんなわけで、短編集です。 しょっぱなの『遠くで瑠璃鳥の啼く声が聞こえる』がなんといっても傑作。こういうのを期待してしまう、麻耶さんにはやっぱり。 メルカトルの鬼畜っぷりと、それに振り回される美袋の狂った関係がダークな世界観につつまれて、なんというか短編集のくせに一種異様な空気に包まれている。傑作。 文章もかなり読みやすくなっているので、平気だと思う。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
自ら「私は長編には向かない探偵」と豪語する銘探偵メルカトルとその友人(?)美袋のやりとりが楽しい短編集。他の推理小説ではなかなか味わえない小悪魔的な性格の探偵メルカトルの知略が冴え渡るブラックな要素のつまった作品集です。一度読んだら病み付きになります。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
自ら「私は長編には向かない探偵」と豪語する銘探偵メルカトルとその友人(?)美袋のやりとりが楽しい短編集。他の推理小説ではなかなか味わえない小悪魔的な性格の探偵メルカトルの知略が冴え渡るブラックな要素のつまった作品集です。一度読んだら病み付きになります。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
それぞれの短編はあまりバラエティに富んでいないが、伏線や論理が美しい。トリックもまあまあ。だが、読んでいる間はずっと不快だった。それはメルカトルのキャラの痛さのせいである。こういうキャラを面白いと感じる人もいるだろうが、人の命を左右する探偵が小悪人ってはちょっと・・・・。まあ、面白いんだけどね。ただ、伏線をもっとしつこく書いたほうがいいと思う。あと、だんだん文章力が向上していますね。読みやすかったです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
それぞれの短編はあまりバラエティに富んでいないが、伏線や論理が美しい。トリックもまあまあ。だが、読んでいる間はずっと不快だった。それはメルカトルのキャラの痛さのせいである。こういうキャラを面白いと感じる人もいるだろうが、人の命を左右する探偵が小悪人ってはちょっと・・・・。まあ、面白いんだけどね。ただ、伏線をもっとしつこく書いたほうがいいと思う。 あと、だんだん文章力が向上していますね。読みやすかったです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
「翼ある闇」「夏と冬の奏鳴曲」で活躍した銘探偵メルカトル鮎が活躍する短編集。あいかわらず、無茶苦茶というか既存の名探偵を超越してるメルと、それに振り回される美袋のやりとりが楽しい。そして最初に収録されてる「遠くで瑠璃鳥の啼く声が聞こえる」は、ミステリ史上に残る銘短編であろう。その幻想的な内容と、それをぶち壊すメルに呆然! | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
「翼ある闇」「夏と冬の奏鳴曲」で活躍した銘探偵メルカトル鮎が活躍する短編集。 あいかわらず、無茶苦茶というか既存の名探偵を超越してるメルと、 それに振り回される美袋のやりとりが楽しい。 そして最初に収録されてる「遠くで瑠璃鳥の啼く声が聞こえる」は、 ミステリ史上に残る銘短編であろう。 その幻想的な内容と、それをぶち壊すメルに呆然! | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
史上まれに見る嫌悪感の走る探偵メルカトル鮎の事件簿トレントと違って最後の事件以降活躍できないのが安心 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
史上まれに見る嫌悪感の走る探偵メルカトル鮎の事件簿 トレントと違って 最後の事件以降活躍できないのが 安心 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!