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弁護士の血



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【この小説が収録されている参考書籍】
弁護士の血

弁護士の血の評価: 3.50/5点 レビュー 6件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.50pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全6件 1~6 1/1ページ
No.6:
(1pt)

ストーリーが杜撰 アホらしくて読めません

久々にハードボイルドを読みたくなって購入したけど、最初の十数頁で幻滅。
1,000円以上も払ってこれか〜というほど設定がお粗末。
主人公はレストランから人通りの多い街角に拉致されるのだが、お前がさっき着たコート、そのコートには爆弾が仕掛けてあるといわれ、コートに爆弾があるのを知る。
そんなアホな、コートは拉致されたレストランの椅子にかけてあったのです。
どんなアホでも、コートを持ち上げた時に何かあるなとわかる筈。
もう、アホらしくて先が読めません!
弁護士の血Amazon書評・レビュー:弁護士の血より
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No.5:
(1pt)

漫画

これはまさしく、マンガだ。スーパーマンかバットマンじゃ!
値段のわりには。損をしたおもいです。
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4151812512
No.4:
(5pt)

スッキリ爽快!

肉体派の弁護士が、娘を救い出すためにロシアンマフィアの弁護をしながら暴れまわる、というのが大体の流れです。
主人公は元アウトローの経歴を活かした、口手八丁でボスさえも欺く立ち回りのうまさがとても魅力的でした。根性もあり、不利な状況に立たされても決して諦めることなく、強大な力に対しても抗うことをやめない姿勢は頼もしさすらおぼえ、ますます世界にのめりこんでしまいました。

さらに、法廷モノなので舌戦ばかりが繰り広げられるのかと思いきや、スリルたっぷりの脱出シーンや格闘シーンがあり、中だるみすることなく一気に最後まで読めました。

少しばかりバイオレンスな部分もありますが、最後はハッピーエンドで、楽しい読書時間だった!とすっきりした気分が味わえます。
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No.3:
(5pt)

アクションとミステリーが融合、1作で2作分愉しめる一級のエンターテインメント

主人公の弁護士のユニークな経歴による「特技」がすごい。 絶体絶命の窮地から間一髪で抜け出すことの連続。 法廷ドラマの知的な愉しみも味わえる。 ハリウッドですぐに映画化されてもおかしくないが、その予定はあるのだろうか? 映画化されたら絶対見たい。
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4151812512
No.2:
(4pt)

スピーディー(おまけで4つ星)

法廷ものの本作ですが、かなりスピーディーです。

ロシアマフィアより証人を爆殺するように脅迫されるエディー。

人質となっている娘のエミリーの救出と、自分自身の窮地をどうやって切り抜けるのか。

という作品。話自身はよくある系の話なのだが、とにかく展開が早く飽きない。

法廷ものとしても鑑賞に堪えるし、逆転を狙って攻めに転じるエディーのサスペンス性もなかなか良い。

こっち系が好きならかなりお勧めできます。
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No.1:
(5pt)

リアルタイム型のアクションストーリーとして、また、法廷ドラマとして、二面での展開を堪能できました

ストーリは、このセリフで幕を開けます。
「言われたとおりにしろ。さもないと弾丸が脊椎を砕く」
ここから数日間の出来事がスピーディーにどんどんと展開していきます。
リアルタイム型のアクションストーリーとして、また、法廷ドラマとして、二面での展開を堪能できました。
 
 主人公は弁護士のエディー・フリン。彼は、若い頃は詐欺やスリを稼業とし、相当にゴロついた生活を送ってきましたが、自身が訴追された事件を担当した判事から励ましを受けたことをきっかけに改心し、ロースクールに進み、弁護士となります。このキャラクター設定は、少々強引な気がしないでもないのですが、彼の生い立や過去の経験が、ストーリーの最中に巧みに差し込まれていますので、読み進めるうちに、このキャラクター設定が、むしろ魅力的に感じるようになってきました。
 
突如、マフィアの陰謀に巻き込まれたエディーは、マフィアからの「要求」を呑まないことには、自身と愛娘を殺す、と、脅迫されます。
愛娘をマフィアに誘拐され、自身の着衣には爆薬を装填されという極限のピンチの状況で、エディーはやむなく、マフィアと行動を共にします。マフィアからの「要求」とは、マフィアのボスを容疑者とする裁判で、ボスに不利な証言をしようとする証人を、法廷内で爆死させるという、なんとも残忍なものでした。
 
エディーの置かれた状況は過酷、困難を極めますが、愛娘を助けたい、という強い思いで、ピンチに屈することなく、なんとかこの状況を乗り越えようとします。
彼の死力を尽くした行動の原動力となる、愛娘への愛情は、読み手に切なさを誘うほどに、なかなか巧みに描かれていたと思います。
 
ストーリーの本筋の方は、マフィアとの闘いと、法廷シーンとが交互に展開していきます。主人公のエディーは、その両方の場で、次々とピンチに見舞われますが、ごろつき時代の人脈や過去に備えた腕力、そして弁護士の手腕を活かしながらなんとか切り抜けていきます。
 
マフィアとの凌ぎあいの展開は、若干ご都合的な部分を感じなくはないのですが、アクションストーリーの一つの型として、そこは気にせずに楽しめる内容だと思いますし、アクション映画を見ているような感覚も覚えました。特に、中盤から終盤にかかるあたり、エディーのピンチはいったん収束するかのように思わせつつ、そこからラストに向かっては、読み始めた時からは全く予想もつかない、スリルに満ちた怒涛の展開を充分に楽しめたと思います。
 
そして、法廷シーンの方はなかなかリアルに描けていたと思います。弁護士たるエディーと、相対する検事との論戦は、法の適用や解釈について克明に記されており、説得力があったと思います。さらに、この法廷シーンですが、判決にむけてのサスペンスではなく、この法廷の中で、マフィアの目論見どおり、本当に証人が爆死してしまうかどうか、というかなり特異な状況で、通常の法廷ドラマとはことなる、今までにない緊迫感を感じました。

分かりやすいスピーディーな展開と、大団円のラストシーンに、(おそらくエピローグとして)ほんの少し加えられた、エピソードもなかなか味わい深く、上述した、少々のご都合的な展開部分はあったとしても、私としては、非常に大きな満足感を覚えた読後となりました。
弁護士の血Amazon書評・レビュー:弁護士の血より
4151812512

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