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戦場のコックたち
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戦場のコックたちの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.88pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全56件 41~56 3/3ページ
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戦場ミステリー。本屋大賞ノミネート作品の一つ。 本屋大賞は『羊と鋼の森』 であったが、こっちの方が面白かったがなぁ。 | ||||
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期待に違わぬ傑作でした。 戦場の空気だけでなく、古き良きアメリカの青春も感じられます。 | ||||
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2001年に、実際の事件であったネパール王宮事件 を題材として描かれていて単純に面白かったです。読みごたえも充分でした。 | ||||
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この作家の作品を初めて読んだが、日本人作家の手による、第二次世界大戦中フランスの戦場で戦う米兵たちを描いた小説というのはかなり異例だろう。多少不自然な部分もありはするが、それが気にならない程の念入りな下調べを元に書かれている。戦場の音、光、匂いが迫ってくるような臨場感に溢れた作品である。寧ろ日本人作家の手によるからこそ、日本人である読者の心を打つのかもしれない。 ミステリー小説として読み始めたら違和感を覚えるかもしれないが、失望することはないだろう。 | ||||
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ヨーロッパ戦線のことを日本人がかいたらどうなるのかと思っていましたが、読んでみたらきちんとしていて好感がもてました。 また戦場での謎解きというミステリーの中でも珍しいコンセプトをうまく表現できていて大変良かったです。 次回作に期待しています。 | ||||
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非常に読みやすい文体で、アメリカ兵の戦場における日常を描いている作品。 同じ内容のものをもし外国の作家が書いて、翻訳したものが世に出たらこの作品とは全く違うテイストになっているだろう。やはり日本人が書いた、日本の小説である。 だからこそ読みやすく、外国小説よりすんなりとその当時の様子が頭に入ってくる。 読みながら気付いた「アメリカ」の兵隊と「日本」の兵隊の雰囲気の違い。 日本の軍隊をモチーフにした作品を読む機会が多いが、この作品を読んでここまで雰囲気が違うのか、と驚いた。 ドキュメンタリーではないので、どこまでが創作かは不明だがそれでも日本軍よりずいぶんのびのびしていると感じる。 第一、コックが料理するのだ。戦場で。移動式のオーブンを使って。 勝てるわけない。 きちんと戦争が終わった直後のことも書かれているのも良かった。 また昨年、機会があって山崎豊子「二つの祖国」を読んだ。 その時と時代が同じなのでどうしても主人公同士を比べてしまったのだが、在米の日系人と生粋のアメリカ人ではここまで違うのだな、と思った。 | ||||
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やはりバンドオブブラザーズと同じ101空挺師団の事なので必然的に「バンドオブブラザーズ」のスピンオフストーリー的な感じが漂っている 各章に謎解きを絡めたと言うところがこの作者のオリジナルで飽きさせない趣向で楽しめた クリスマスの家族写真を眺めて感想を述べるところでちょっと??と思ったところはあったが(欧米クリスマスツリーは幹と枝だけ毎年購入するのが常識といってよく、鉢植えのものは最近になってから登場したもの)それを補ってあまるくらい読み応えもあった 欧米の翻訳小説のようだというレビューもあるけれど僕はそう思わない 日本人の作家らしい繊細さもあるしエピローグのまとめ方もこの物語に似合っている バンドオブブラザーズを見てから読むと数ページもしないうちに物語の中に溶け込む事ができる作品である | ||||
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何故パラ部隊のコックと思ったが、読み始めて学園物フォーマットだと納得した。 所属小隊=クラス、コック=部活と当て嵌まるよね。 題名から後方で炊事するコックが解くミステリーだと思ったが、 戦場で小休止の時に謎解きとは思わなかったな。 戦場ミステリーなら歩兵と思うが、参考文献の「バンド・オブ・ブラザース」が ベースだからパラなのか。 第五章の収容所は442連隊への言及は無いけれどもダッハウかな? 442連隊と言えば矢野徹「442連隊戦闘団 進め!日系二世部隊」が Kindle化されていたので購入。 | ||||
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戦場を舞台にした「日常の謎もの」。 直木賞候補、このミス、と話題になっていたので読んでみたが、たしかに面白い。 翻訳もののような文体で、映画を見ているような読み心地。 よく調べていることが伝わってくるし、最後の謎解きには「なるほど」と膝を打った。 メッセージ性が高く、それがきちんと物語に組み込まれているのもいい。 ラスト一行の余韻が、また物語の世界を広げてくれたような気がした。 | ||||
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合衆国陸軍,第101空挺師団,第506パラシュート歩兵連隊,第三大隊G中隊の管理部付コック,コック・ティモシーコール5等特技兵調理兵が主人公。ノルマンディー降下作戦から始まる第二次世界大戦西部戦線を舞台として,軍隊の底辺にいる兵士の視点で戦争の日常を描きます。 戦場で,コックや衛生兵,補給部隊,従軍牧師など,裏方の兵士を主人公としたこと,戦争の中で起きる様々な事件を解決していくといった展開や,最後のどんでん返しなど,この小説独自のものはありますが,読み始めて,まず感じたのは,まるっきり「バンド・オブ・ブラザース」じゃん。 歴史的背景や部隊が同じなので仕方がないとはいえ,読んでいて頭に浮かぶ戦争の情景や戦争で病んでいく兵士の心の変化などは,WOWOWで放映されたドラマそのもの,巻末の参考資料にも小説の原作やDVDのバンド・オブ・ブラザースが出てきますが,これほどそっくりだと大丈夫?,と心配してしまいます。 ただ,この小説を読んでいて,改めて「バンド・オブ・ブラザース」が見たくなり,「ザ・パシフィック」とともにブルーレイを発注してしまいました。 | ||||
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ここ最近で読んだ本の中ではとても楽しめました。 無関係な小さな事件が連続して起こり最後に本線でまとまる感じが個人的に面白いと思いました。 戦争の描写、謎解き、伏線の張り方からとても良く考えられた作品です。 次回作も期待しています。 | ||||
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エピローグでの数行は涙目になってしまい読みたいのにうるうるで なかなか前へ進めませんでした。 不覚にも「本」に嗚咽させられたなんて おじさん、認めたくないケド… 読後、最も疑問に感じてしまったのは (なんで日本の若い女性の著者さんが この時代のしかも欧州戦線の男だらけを描いたのか ⁇ ) 「ねえ、エド… 君ならどう思う? 」 | ||||
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直木賞の候補とのことで、初めてこの作者のご本を読みました。 お名前が独特ですし カタカナが多くてどうかなあ と疑ってかかったのですが、 結果的にはとても良かったと思います。 戦争小説であり青春小説であり 不思議な読み心地のご本で 面白かったです。 最近は何処となく似たり寄ったりの印象の小説が多いなか チャレンジングな作品で お若いなりにがんばってらっしゃるなあ、 という点で、プラスポイントしまして、 星5つです。 | ||||
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私は読んでいませんが、読んだ父の感想はとても面白かったとのことです。 | ||||
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「anan」のbookコーナーのインタビューを読んで、とても気になったので購入。大正解でした。第二次世界大戦のヨーロッパで日本人が誰も出てこないなんて取っつきにくいかなとおもったんですが、まったくそんなことなかったです。主人公の一人称が「僕」だったのと、電がとにかく読み易くて、ハードカバー二段組なのに一気によんじゃいました。 もの凄く大量の参考文献を読みこなして、よくぞここまでディテールに凝った物語を書けたなぁと、とにかく感心してしまいます。 最初は割と呑気に、戦場という「非日常」で「日常の謎」の謎解きをしていたのが、時間が経つにつれてどんどん深刻になっていきます。「非日常」が日常になってしまって、あっさりと人が死ぬことがごく普通の「日常」になるに従い、物語が辛くなっていくんだけど、それでも面白くてやめられず、エピローグを読み終わって思わずうるっと来てしまいました。 インタビューで、主人公をコックにしたわけを、「戦場は命をなくす場所ですが、コックたちは生きるための料理を提供する人たち。食料がなければ人は死ぬ。食べ物の尊さを象徴できるポジションだな、と思いました」と語っているのが、すごく共感できます。前線に立つ兵士が戦場でどんな料理を食べていたか、テーブルに坐って暖かいもものを食べられるわけない、っていう当たり前のことすら解っていなかったのが恥ずかしいです。 まさに、今こそよまれるべき傑作だと思います。 | ||||
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日本の作家がヨーロッパ戦線で戦った米軍の若者を描くということで、どうかなと思ったが結論的には結構楽しめた。 ノルマンディ降下から物語は始まるが入り口では、なかなか物語の雰囲気に溶け込めず読むのをやめようかと思ったぐらいだが、我慢して50ページぐらい読み進めると、次第に主人公たちが生き生きし始め、面白くなってくる。 5章で構成されるが、各々の章で何かしらの事件が発生し、それをコックたちが解決するという構造が理解できると、だんだん楽しくなる。。最後は少し驚かされる展開も用意されており、楽しむことができた。 ただ、このライトノベル的な軽いタッチは、自分には少し合わず、最後まで主人公たちに深く共感するところまでは至らなかった。 | ||||
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