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考える葉



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考える葉の評価: 4.50/5点 レビュー 8件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.50pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(3pt)

社会派ミステリの特徴が出た作品

作者の初期の社会派サスペンス小説。主人公は刑務所である男と親しくなる。出所してからも男は親切にしてくれる。そんな中、主人公の周りで殺人事件が起きる。また、主人公は男に拳銃の運び屋を頼まれる。そして、男も何者かに殺されてしまう。主人公は一度は逮捕されるが、釈放後、自ら「考える葉」となって事件を解決しようとする...。
清張らしく、ここから話のスケールが大きくなり、戦時中の秘匿物資の争奪合戦の様相を呈してくる。そして、浮かび上がってくる闇の実力者。社会の底辺を生きる人間の視点から物語を始め、戦争中の秘匿物資、裏の世界の大物へと話を広げていく手腕はさすがと言える。
清張の初期を代表する社会派サスペンス小説。
考える葉―長編推理小説 (1962年) (カッパ・ノベルス)Amazon書評・レビュー:考える葉―長編推理小説 (1962年) (カッパ・ノベルス)より
B000JAKW18

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