■スポンサードリンク
あなたが消えた夜に
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
あなたが消えた夜にの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.46pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全5件 1~5 1/1ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
作者のファンで 今までの本は読んでます 何か内容も普通で これなら他に 良い刑事物ありますね 個人的に この作者n短編は つまらなく読めませんが 長編には 期待してるので 今回は微妙でした | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
中村文則さんを読んだのはこれが3冊目で、前の2冊は文学の方。だからミステリー作品はこれがはじめてです。 最初の方は刑事物らしく、次から次に謎また謎で、これはいったいどうやって解決するのかとドキドキするんです。ところが、話が進むにしたがって文学か心理小説的になっていく。そして全ての謎はまあ一応解決するけど、なんつうか解決の仕方が刑事物らしくない。こういうものは最後に刑事が「犯人はあなただ!」と名指すのが定石だろうと思うんだけど、刑事がそこに至る前に、実に純文学的な方法で事件が解決する。 心理小説としてはとても面白いんだけど、そんなら刑事はいらなかったんじゃ?主人公は刑事なのか犯人なのか、ミステリーなのか文学なのか迷う作品でした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
まず、内容が重すぎて正直胃もたれする感じでした。 また、登場人物が多すぎて、誰が誰だか分からなくなるのも大変でした。 最後の犯人の独白(手紙の部分)は、読むのがキツかった。 これでもかと人間の狂気を突き付けられるので、後味が悪すぎる。 純文学や重たい話が好きな方に合ってる作品ではないかと思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
本書の紹介等から警察小説やミステリーを期待して読むと、後半やや期待外れの感じがします。三部構成となっており、第一部は通り魔事件が発生し、それを所轄と捜査一課のコンビが追う展開でミステリー色は満載です。 第二部に突入しても、事件は意外な広がりを見せ真相そのものに興味がそそられます。しかし、第三部では世界が一変し、ミステリーでは無く、男女の愛や心の闇が、それも意外な人物から語られます。 それが非常に濃密で、事件の奥深いところに繋がっていくので、まさしくミステリーと純文学の融合になると思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
この作者の作品を読むと、いつも息苦しさを感じてしまう。 今回も、読み終わるとやりきれなさが残った。 生きること、生きていくことの難しさ。 生きにくいのは、世の中(環境)のせいなのか?本人のせいなのか? なぜこうなってしまったのか?分岐点は、選択肢はあったのか? 登場人物たちは振り返る。 「あなた」が消えた後、どうすればよかったのかを。 起こった事件の背景には、心の闇がある。 事件を追う側にも少なからずの闇がある。 いくつもの闇が交錯し、また新たな事件へとつながっていく。 複雑に絡み合ったストーリーのうえ、なかなか共感しづらい登場人物が 次々と登場するので、読み進めるのに時間がかかった。 息苦しい作品の中で、女性刑事の個性的なキャラが救いであり、 ラストシーンに「これから」を予感できて、ホッとした。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!