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夜明けの街で



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【この小説が収録されている参考書籍】
夜明けの街で
夜明けの街で (角川文庫)

夜明けの街での評価: 3.43/5点 レビュー 310件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.43pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全310件 121~140 7/16ページ
No.190:
(4pt)

読み終えて幸せを実感。

東野圭吾の物語として、そのトリックは物足りないかもしれません。
ただし、私(既婚者)にとっては、今後の人生へ何か教訓を与えたくれたような気がします。
その意味では、「白夜行」「容疑者Xの献身」などのこれまでの東野の作品とは異なり、読み終えて幸せな気分になりました。
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No.189:
(4pt)

グイグイ読める〜

映画の番宣を見て読みたくなりました。
よくある不倫の話なのに、グイグイ引き込まれました。
やっぱり東野圭吾ってすごいな〜と。
心理本なんかよりこちらの方が小説だからこそなのか、
不倫している男性の心理がリアルに分かります。
主人公の焦った感じやずるさを冷めた女目線で面白く読みました。


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No.188:
(4pt)

男の悲しさ丸わかり

男の愚かさと悲しさと欲望がない混ぜになった物語です。
 不倫と離婚についてリアルに書かれています。ここらあたりはさすがにうまい。

 ミステリーとしてはちょとかな。エンディングは多くの読者が予想できたのでは?
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No.187:
(3pt)

夫婦が主題

ミステリーはあまり好きではないし、東野圭吾さんの作品はちょろっと読んでいるくらいで別にファンでも何でもないのですが、
映画化で話題と言うこともあってひょんなことから手に取りました。

トリックうんぬんよりは、東野圭吾さんと言えば「秘密」や「白夜行」「手紙」など、
どちらかと言えば人間心理がよく書かれている方が好きなので、この作品は、感動はないにしろちょどよい感じでした。
殺人事件ももちろん絡んできますが、それはあくまでおまけ程度の扱い。

ずばり主題は、「中年男性の結婚生活と本音」だと思います。

それゆえに、読者が男性か女性かによって、だいぶ読まれ方が違うと思いますし、好みもかなり分かれる作品なのでは。
結婚している女性は読むと不安になるかもしれません。
それくらい、男性心理がこれでもかというほどに赤裸々に書かれています。
これが本当に当たっていることなのかは、私は女性なので分かりませんが、うちの主人もきっとそうだろうね、と思わせます。

男であることを忘れかけた40手前、中年既婚男性の前に、若く美しい女性が現れる。
安定した家庭を乱すようなことは決してしたくないのだけれど、狩猟本能も捨てられない。
妻にも不倫相手にもよい顔をしたい。ナイトでいたい。
でも、逃げ場は作っておいてほしい。
追い詰めたり、責めたりだけは決してしないでくれ。
どんなに辛くてイライラしても、女性にはあたたかく笑って包んでほしい、世話をしてほしい、
そして快く、セックスもさせてほしい・・・
自分は、ヒーローでいたい。決して悪役ではない。

こういう男性心理をもう一段高い母親のような精神や愛で許すのは至難の業ですが、
それができる人こそ、男性にとっては真に手放したくない女性なのかもしれません。
読んでいて、腹の立つこともたくさんありましたが、基本的には主人公と一緒に
どきどきと、不倫のアバンチュールをしたような気になれる小説だと思います。
おもしろかったです。

ただ、男性作家の本を読むといつも思うけれど、女性が理想化されすぎです。
女性が打算的で冷徹な心理からしている行動でも、男性の目から見ればあたたかい愛の行為に
見えるのかもしれません。

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No.186:
(1pt)

水たまりのように底が浅い凡作

「不倫する奴なんて、馬鹿だと思っていた」
「でも、どうしようもない時もある」
冒頭に書かれている主人公のセリフを読み、
不倫に至るまでさぞかし深みある過程があるのだろうと思っていたら、平凡な展開でただただ失笑。
不倫にワクワクする中年おじさんの心理描写をリアルと評するのは、いささか好意的過ぎる。
おっさんが年下の彼女とつきあい、浮かれまくる姿は滑稽でしかなかった。

しかも東野圭吾だから、ちゃんとしたオチがあるはずだと我慢していたら完全な肩すかし。
一応、物語はひっくり返しているが、強引過ぎる。
幾ら恨みがあるかって、その死に方は余りに不自然。
最後のドンデンを成立させる為に、無理矢理な言い訳をするのは、三流作家の仕事である。

金看板『東野圭吾』で商売しているのだから、評価は最低がふさわしい。
値下がる前に古本屋で処分したいと思う。

浅いミステリーとメロドラマが好きな方以外は、とてもお奨めで出来ない凡作です。
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No.185:
(2pt)

ラストが。。。

東野氏の作品は、以前不倫していた彼と”容疑者xの献身”を観た事がきっかけで気になり、今回この本を購入しました。
元々、テレビドラマでやっていたガリレオシリーズは見ていましたが、本を買ってまで見ようとは思っていなく。。。

不倫体験者として、映画の宣伝を見て 共感出来るかとの想いを持ってこの本を購入しましたが。
あっけない終わり方でした。
映画を観るまでもない。。。

想像していないラストではありましたが、主人公の男の人の気持ちの描写だけは事細かに書かれていたのに、その他の人の心情は細かい描写があまりなく、想像するしかなく。。。

本の帯にある170万部のベストセラーと記してあるのは疑問です。。。
40代の男の人がオヤジ扱いされてるのも理解しがたいし。。。

本物の愛、偽りの愛、まやかしの愛、勘違いの愛、自分本位の愛。
愛とは相手を優先する事。
己を優先して何が愛だろう。。。

人の愚かさを感じました。
容疑者xの献身は号泣したのですがね。。。

私の評価があっているのかどうか。。。
今後も東野作品少しずつ読んでいこうと思いました。
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No.184:
(3pt)

200万部も売れたの?

不倫の話としても、ミステリーとしても素晴らしい作品とはいいにくい。
(東野ファン+不倫願望読者)+売れ筋を読みたい人によってかさ上げされた冊数かと思いました。
暇つぶしにはいいでしょう。
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No.183:
(4pt)

面白いです

真面目なサラリーマンの不器用な不倫物語です。殺人事件がからみますが、これは物語を掘り下げ、心理描写をより生なましくするための演出、オマケ程度に考えておいていいと思います。
男性側からのストーリー展開ですので、女性の心理描写が物足りないですね。
主人公渡部の不器用さと真面目さにつけこみながら、父親への復讐を企む中西秋葉という、風変わりな女性には、残念ながら最後まで共感できませんでした。同じ女性から見ても彼女の心は理解しがたいものがあります。15年も犯罪の核心を隠し通した女性なのですから、相当したたかなのでしょう。しかし、決して幸せにはなれないこの女性に同情を覚えたことも確かです。中西秋葉の今後がとても心配です。
ラストの部分がミステリーっぽくて好きですね。何も気づいていないだろうとタカをくくっていたはずの妻にじわじわと真綿で首をしめられていた渡部の愚かさが何とも哀れです。
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No.182:
(4pt)

男目線の浮気の現実かも

男目線で書かれている、浮気の現実に近い内容かと。
個人的には東野さんの作品は初読みでした。
実際、浮気をする事はこんな事かなと、結構ドキドキして読んでました。
私的には、最近で一番面白かったです。小説なので、面白かったで読めて終わったのですが。
嫁も呼んでいましたが、女心は判っていないと一喝されました。

夫婦で映画も子供置いて久々に行って見ようと思います。

若い時に恋愛が楽しかったのと同じで、浮気も恋愛なので、はじめは楽しいのが
当たり前ですが、やはり家庭を持ってからは結末は良くなる事はないですね。
少し疑似体験したい方向け?
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No.181:
(5pt)

不倫から目を覚ましたい人に読ませたいかも

映画化されたので東野さんの原作を読んでみました!

不倫=どろどろ、自己愛、勘違いキモイ、祝福されない、身勝手、迷惑・・・

そんなイメージがありましたが、本作品は不倫に陥る男女の思考、心の移り変わりを本人でなければわからないほどに描き出していて、はっとするものがありました。東野作品としては異色かもしれませんが、手近な女子をランチや飲み会に
屈託なく誘う職場の課長に読ませて、ほんとうに下心はないんですか・・・?と背後から感想をお聞きしたいものです。

赤い糸なんてない、あるとすれば二人で長い人生をつむいで、どちらかを看取るまで添い遂げることで完成する・・・友人新谷のもっともな意見に深くうなづきながらも アラフォー男性のわびしさ、若い女子に視線を送るのも躊躇してしまう純情さ、一回り下の女性とドラマのような恋愛ごっこができる喜びにはまりながら、保護者ぶって余裕を見せてしまう年上ならではの心情・・
こちらにも深くうなづいて読了しました。

多分、主人公男性が本当に遊び人だったら、こんなメンドイ31歳世間知らず女子には目もくれず、キャバクラ行ったりで発散していたのでしょう。しかし恋愛に免疫もあまりなく、別に肉食系でも女好きでもなく、
気づけば結婚してしまって世間並みの幸せを手に入れて、
人生こんなものかなと思うような、真面目で堅実、
道をはずれることを否定してきた彼だからこそ、
「不倫じゃない、本気だ!おれが彼女を守る!!」という
本末転倒方向に突っ込んで行くのでしょうね。
(多くの男性はもっと双方の女性に嘘をついたり、かけひきを楽しんだり、
離婚を引き伸ばしたりするのでは)

主人公がもっと嫌な、身体目当ての、女性にモテたいだけの嘘つき男だったら、
自分に夢中にさせてから、ぼろ雑巾のように再起不能にして
捨ててやれたのに・・・
と秋葉も思ったのではないでしょうか?

秋葉もまた、生真面目な性格ゆえ 悪役になりきれず、次第に情が移り
主人公の家庭を思い、主人公を思い、自らの苦悩と後悔に縛られた半生、
不倫の身勝手が原因で亡くなった女性二人を思い、
主人公以上に激しく、切なく揺れ動いていたのではないか、そんな風に思います。

ラスト、秋葉の振り返らない芯の強さ、頑ななまでの潔さに比べると
主人公の方は、とつぜん梯子をはずされて
とぼとぼと妻の家に戻る様子が、魔法がとけたシンデレラ状態で哀れです。
中年男のはしかのような恋愛熱が寒気に変わり
恋人は去り、自分にあると思っていた選択肢など実は初めからなく、
腹に一物かかえた奥様に気を使いながら 仕事してローン払って
老いていくしかないという、この結末はリアルホラーかもしれません・・・

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No.180:
(5pt)

ただの恋愛小説ではなかった

予備知識なしで読み始めたので
ただの恋愛小説なのかな?って思ってたんですが、
途中からミステリーも入ってきてとてもおもしろかった。

時効寸前の場面はドキドキします。

ミステリーなくても十分おもしろかったです。


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No.179:
(4pt)

サク感がいい

東野圭吾ものはこれが初めてでした。
なので彼に関する予備知識は全くありませんでしたが、
軽快でグイグイと引き込むタッチはさすがです。
ほぼ一気に読みました。

殺人事件を巡るミステリーと、世の中のおじさんを代弁する
かのような不倫心情を絡めた内容はおもしろいです。
ただ本格不倫物を期待すると肩透かしをくらうさっぱり系かと。

個人的に残念なのは、最後に「種明かし」をしたあとの書き込みが
それまでの話の紡ぎ方からして妙に短く淡泊なこと。
「え?それで終わり?!」感があるような。

10/8公開の映画のキャスティングと原作イメージの個人的感想。
岸谷五郎:微妙
深田恭子:合っている
木村多江:非常に合っている


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No.178:
(1pt)

どしたどしたどした?

東野さんは好きな作家さんの一人なので、作品全て読んでいます。
けれど、本作品だけは本当に微妙です。

不倫の描写が東野さんにしてはあまりにも稚拙すぎます。
わざと?もしくは別の人が書いた?と思わせるぐらい、初めて落胆しました。
なぜこのテーマが必要だったのでしょうか?そしてそこに付随してくる事件のトリックも微妙。
ラストも容易に想像できる。
全てが”微妙”です。
しかも2007年に刊行されたものなので、東野さんのデビューからはそうとう経過しています。
もしかしたら、前に書かれたものなのかもしれませんが・・・
それなのに、なぜ?なぜ?という風にしか思えません。
好きな作家さんだからこそ、本作はとても残念です。

ミステリーや推理ものを書かせればピカイチですが、やはり恋愛ものは苦手なのでしょうか?
人間、得手不得手があるものですね。

もうすぐ映画が公開されますね。
脚本でどう変化させられるのかわかりませんが、多分映画館へは足を運ばないでしょう。
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No.177:
(4pt)

3人の男のロマンスによる訓示

ラストに胸が痛む作品。

主人公に加え2人の男の不倫(「新谷君の話」を含む)での苦労話が交差していく。
共通点は、好色な男たちが不倫にのめり込み、それと引き換えに辛苦を味わうこと。

まだ26歳の小生であるが、
読後、将来このようなことが我が身に起きるのではないかという不安感に苛まれた。
そして、結婚を意識する交際相手とそのようなことになる姿がありありと心に映し出された。

「男性は自戒のために、女性は男性を知り賢く生きるために」
そんな訓示に満ちた一冊。
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No.176:
(2pt)

残念

映画の宣伝で大きく取り上げられていたので、
面白そうだと思って、読んでみました。

一体いつ面白くなるんだろう・・・?
大どんでん返しがあるのかな・・・?
と、思いながら読んでいましたが、
ええ〜?な結末でした。

渡部には、あの奥様は勿体無い!
だって、ただの駄目なおじさんとしか思えない!!
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No.175:
(5pt)

リアルです

とっても面白い小説です。実は東野圭吾氏の本は初めて読みました。
角川映画の存在は初めに知って、購入した次第です。他の方のレビューにもあるように、サスペンスというよりは恋愛小説(不倫小説?)という要素が強いような印象です。
初めは不倫を否定的にとらえていた主人公が次第に本人がのめりこんでいく過程と心情が丹念に描かれていると思います。不倫を経験したことのある人は思わず苦笑したり、頷いたりするであろう描写が秀逸です。
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No.174:
(5pt)

究極の心理戦

東野圭吾作品のなかで特に好きな本は片想いと容疑者Xの献身です。彼が作り出すトリック、彼独特の人間の心の描写が大好きでその二つが最大限に生かされているのが片想いと容疑者Xの献身だとしたら、この作品は心の描写が最大限生かされ、トリック、推理面はほぼ皆無。なので推理小説というよりは恋愛小説として読んだ方ががっかりしないような気がします。私はこんな恋愛経験があるので、途中号泣した場面がありました。彼、彼女、妻、男、女、父親、母親、子供、1人の子供が大きくなったら大人、結婚したら妻や夫、子供ができたら母親や父親になる。環境も状況も変わっていく。自由がきかなく なっていく。いろんな立場の人がいろんな状況で自分の心に正直に生きる。そして苦しむ。心の揺れ動きや、人間のズルさ、強さ、弱さを丁寧に描いています。男性目線で、男性優位に書かれている感じはしますが、最後は女強し!で終わります。私は好きです。
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No.173:
(5pt)

赤い糸なんてない。

映画館で映画の予告編を見て知った。とても興味があったけど、不倫モノだし、映像で不倫の現実をまざまざと見せつけられると、いろんな意味でショックを受けそうだから、小説にした。

私は女だし妻でもあるので、不倫夫に対してはどうしても厳しい目で見てしまうと思ったが、「不倫するやつはバカだ」と思っていた主人公の渡部が不倫にハマり、分別をなくしていく過程は、「バカだなぁ…」とは思いつつも、感情移入しては一緒にドキドキさせられた。
妻が日常生活にあまりにも溶け込み過ぎて、もはや女ではない、と言っているのはドキリとしたが、自分にも心当たりがあるところもある。悲しいけれど、確かにちょっとはそうなのかもしれない。
そして読み進めていくうちに、秋葉のミステリアスな魅力に、どんどん自分も惹かれていくのだ。既に知りたくないことまで、何でも知っている妻には興味が持てないが、秋葉のことはまだ良く分からない。何やら秘密も抱えている。惹かれるのも仕方がないかもしれない。

結末は、想像を超えていた。さすが東野圭吾。
面白くてあっという間に読んでしまった。

そうして、物語の後半部分。渡部の妻の立場にたってみると、切なくて悲しくて、涙が出た。
だが、最後に友人新谷のおまけの話があり、これがまた泣かせる。
読み終えてから、新谷の言葉「赤い糸なんてものはないんだ…」のせりふが、心にいつまでも残った。

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No.172:
(4pt)

奥さんと彼女・・

不倫というと何ですが、
奥さんが居ても「恋」に落ちることはありますね・・
ヨ−ロッパでは、既婚者でないと「恋」とは 云わないそうですね。。
単なる「不倫」ではなく、「事件」が絡むとこんなに 面白い話になります。

** 本当に、良い友達を持っています。
   奥さんは、きっと「介護」をする時に復讐するでしょうね・
   「サンタの赤い卵」のように・・・・
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No.171:
(5pt)

読み進めると・・・ハマる

東野圭吾の作品を読むのは今回が2作目です。
実のところ、買ってから数ページ読んであまり展開が淡々としていて面白くないかも・・・と
数か月ほど放置してました。

今回、再チャレンジです。
読み進めるほどに、二人の不倫の行き先が気になって、時間を見つけては読んでました。

不倫をしている男性の気持ちが、よくここまで詳しくかけるな〜!!!て関心するばかりです。
著者は、不倫経験者に詳しく話を聞いたのかな〜なんて思いました。

特に主人公の家庭の様子で、夕飯に出てきた「甘いカレー」と無造作に部屋に干された「ババシャツ」を見ての
結婚し子供が出来たら、かつては「男」だった自分の存在が無くなり、平和な穏やかな家庭であるが、「男」としては
物足りなさを感じている描写がリアリティーがあります。

そして、 不倫の覚悟と不倫の先の重たい現実について語る主人公の友達 新谷のセリフの数々にも部分も唸ります。




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