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夜明けの街で



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【この小説が収録されている参考書籍】
夜明けの街で
夜明けの街で (角川文庫)

夜明けの街での評価: 3.43/5点 レビュー 310件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.43pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全310件 181~200 10/16ページ
No.130:
(2pt)

読みやすい。けど、それだけ。

東野作品はそれほど多く読んでいるわけではありませんが、文庫本の帯のコピーと「最高傑作」という書店のポップに惹かれて購入しました。
確かに読みやすいけど、逆にいうと内容は軽くて、なので非常に速く読み終わってしまいました。考えさせられる部分もなく、感動もなく、恐怖もなく、登場する人物に感情移入することもない。
何ていうか、テレビを付けっぱなしにしてたら偶然好きな役者さんが2時間サスペンスに出てたから最後まで見ちゃった、という感じでした。
不倫といっても渡辺淳一作品のような男性の妄想のみで美化されまくったようなものではないので、主人公の情けないジタバタ感などがリアルではあります。
でも女の側からすると、まるで「結婚は人生の墓場だ」と言わんばかりの主人公およびその男友達の感覚は悲しくなります。まるで男性だけが家庭というものに埋もれて情熱も奪われしなびていっているような雰囲気ですが、それは子育てと家事に追われる妻である女性も同じなわけで・・・結局、不倫する男ってこうやって自分の感情を正当化しているのねと思ってしまう。まあそれも、リアルな部分なのかも知れませんが。
ミステリーとしてのオチもドキドキするようなものでもなく、ラストのくだりも取ってつけたような感じだったので、そこも残念でした。
夜明けの街でAmazon書評・レビュー:夜明けの街でより
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No.129:
(4pt)

不倫とミステリー

恋する主人公の気持ちがよく描かれて
いました。(世間的には不倫ですが・・・)
楽しい恋愛が徐々にミステリーになっていく
様子がとても面白かったです。
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No.128:
(5pt)

こんな甘い恋に出会いたい!破滅してもいいから!

 ラジオでサザンオールスターズのヒット曲「LOVE AFFAIR〜秘密のデート」が流れてて、DJがこの曲がモチーフとなっている小説があるって、不倫サスペンスで一気に読めるよって紹介してました。それがこの「東野圭吾 夜明けの街で」です。
 サザン大好き40過ぎのおやじは飛びついて読んじゃいました。刺激的です!憧れます!苗場スキー場のシーンなんか泣けます。「LOVE AFFAIR〜秘密のデート」の歌詞みたいに胸がキュンとなるシーンがいくつもあります。そして結末は…
 こんな甘い恋に出会いたい!破滅してもいいから!って思うよ絶対!
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No.127:
(4pt)

推理モノ?恋愛モノ?

東野圭吾作品は多く読みましたが、読後感は初めての感覚でした。
最後まで結局推理モノなのか、不倫モノなのかは私は分かりませんでした。
しかし、決して中途ハンパ感じをさせないのでさすが東野圭吾、と思いました。
浮気心がある既婚男性には是非読んでいただきたいです。
自分は浮気なんてしない、と思っている人も。
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404371808X
No.126:
(4pt)

背筋も凍る(?)話です。

東野圭吾ファンなので、買いました。
他の方のレビューにも書いている方がいらっしゃいますが、結論は、他の東野圭吾作品ほどインパクトはありませんでした。推理小説としては、ちょっと・・という感じです。
ただ、恋愛小説(不倫モノ)としては、すごく楽しめます。
実際に不倫している(もしくは、していた)人は、共感できる部分もあり、また「バレていない」と思っている人には、背筋も凍るほど怖いお話でもあります。
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No.125:
(1pt)

東野作品とは思えぬ酷さ

・ストーリーが単調・主人公の思考や行動が単純・それに伴い、読んでいるうちに苛々が募る・“取り合えず書き上げた乱発感”を邪推してしまう
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No.124:
(4pt)

共感せずにはいられない(女だけど……)

不倫の話。
たかが不倫、されど不倫。とても奥深かった。
不倫するサラリーマンの気持ちが表裏全て、浮かれた気持ち、焦り、動揺、感じることが良く伝わってきた。
不倫相手にこう言われればそりゃ嬉しいだろうなとか、あ、こういわれたら確かに一歩引くなとか、作者が男性だからか、男性として読むとどの場面においても共感ができる。
逆に女性の立場から読んでみると(つまり奥さんの側)、かなり手の込んだアリバイ工作にもう感心するしかない(苦笑)
そして女性の怖さもわかる。奥さんと不倫相手。二人は全く違う形でこのサラリーマン男をじわじわと締め付けていく。
不倫相手として徐々に男を虜にして主張を広げていく女と、何も言わないし何も気付いていないのに、無邪気に核心をついてくる妻。
伏線としての昔起こった殺人事件の絡みも面白い。男が不信感を得ていく引き金になりつつも、その殺人事件に自分の気持ちの言い訳を繋げようとする無意識の行動が滑稽なほど面白い。
不倫の是否を問うお話ではない。ミステリーともちょっと違う。
どういうカテゴリーなのか、考えてしまうところにこの本の面白さがあると思った。
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No.123:
(3pt)

不倫のバイブル?

ミステリーとしては物足りないが、不倫をする男性の心理は実に上手く描けていると思う。
一度でも不倫といえる経験をした人なら、共感できる部分が多いのではないか。
特に「境界線の上に壁などなく、ひょいと一跨ぎすればいいと知ってしまった」という表現は
ごく普通の男が不倫の泥沼にはまるきっかけをうまく言い表していると思う。
物語のラストも、犯人云々より「容疑者」の彼女を愛していけるか、
守りに入ろうとしているという主人公の葛藤がリアルだった。
不倫にはまる男性の心情物語で、ミステリーはおまけ、と考えるとなかなか面白い小説だと思う。
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No.122:
(4pt)

ドキドキ感を楽しみました。

東野圭吾さんの他の作品とはちょっと毛色が違うなと思いながらも、テンポの良いストーリー展開とわかりやすい描写に引き込まれ、一気に読み切ってしまいました。
どちらかと言えば男性が読んだほうがリアルで面白いと思います。
でも、平穏に暮らす主婦の私にとっては刺激的なストーリーで、奥さん側と不倫女性側の両方の立場に自分を置き換えて楽しませていただきました。
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No.121:
(2pt)

退屈

恋愛小説に全く興味がないためか、前半は退屈でした。十五年前の事件の真相も、東野作品には珍しく予想ができるものでした。一番よかったのはラストの奥さんとのエピソードでしょうか。最近の東野作品パッととしませんね…また読者を驚かせる作品を作ってもらいたいもんです。
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No.120:
(4pt)

1行目に惹かれた

帯に書かれている文言に誘われてページを開いたときに、1行目の入り方に惹かれてしまいました。
東野作品を多く読んでいるわけではないので他の作品との比較は難しいですが、面白かったと思います。
ただ、ガッツリとしたミステリーを期待している方には少し物足りないかもしれません。
読み物としては面白いと思います。
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No.119:
(5pt)

最高の不倫小説

世の中に不倫している人はごまんといるのだろうけど、きっと男性側の心理状態としては本書の主人公と同じようなものではないでしょうか?私も不倫は良くないと頭では考えますが、自分が同じシチュエーションに陥った場合、「ちょっとだけなら」という気持ちからズルズルとその関係に陥ってしまうのではないかと考えてしまいます。わたしの今までの経験から、不倫に陥るのは仕事ができて、家庭を大切にするまじめな中年男性が多い気がします。そうでないと不倫相手だってその男性に惹かれないでしょうしね。
本書は不倫を否定しているものではないので、このような経験を持つ男性読者からみれば、気持ちを汲んでくれる仲間を得たような感覚でしょうし、女性読者から見たら不倫する男性の心理が非常によくわかるのではないでしょうか?
さて、上記のように不倫に関する描写としてなら最高の本だと思いますが、東野圭吾のミステリーファンにとっては、いまいち納得できない内容かもしれません。だから私は敢えて「不倫小説」というジャンルに絞って星5つとさせていただきました。
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No.118:
(3pt)

軽い不倫もの

東野圭吾作品と思って過度な期待をかけるとガッカリさせられるのは他の多くの皆さんが仰っているとおりだと思います。
ミステリー的要素は、もともと、本作の主題である不倫話にアクセントを加える役目で付け加えられているに過ぎないもので、もとより本格的なミステリーを狙った作品ではないと思いますので、これが物足りないことを不満に思っても仕方がないように思います。
ただ、軽い不倫ものと思って読む分には十分楽しめるのではないでしょうか。
不倫などは自分とは無関係の世界の出来事だと思いながら真面目に生きてきたサラリーマンが、不倫に落ちていく過程や、妻を騙して何とか不倫相手との時間を確保するため悪戦苦闘する様や心理描写などは、主人公と似たような世代の人間にとっては、滑稽ながらも、何か涙ぐましくて、他人事とは思えずもの悲しい、微妙な気持ちになりました。さすがに男性心理は良く書けていると思われますし、「俺たちはおやじ。男ですらない。」そんな自虐的な作中のセリフが妙な共感を巻き起こします。
男性目線ですので女性には不満が残ると思いますが、中年男性にとっては一服の清涼剤のような作品だと思います。
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No.117:
(2pt)

淡々としてるかな

本屋さんで売上1位だったので買ってみましたが、レビューを見てからにすれば良かった・・・。
東野さんの作品は物語に引き込まれるハラハラ感や、読み終わった後の余韻の残る感じが好きなのですがこれはあまりにもあっさりしていました。
つまらなくはないけど、東野さんの作品としては物足りないです。
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No.116:
(4pt)

ミステリー<不倫に偏重

時効をまもなく迎えようとする事件のためか?殺人事件について臨場感はなく、遠い記憶の中で起こった事件という印象が強かったです。
メインは派遣社員としてやってきた30前半の独身女性と40手前の家庭と仕事一筋できた男性の不倫です。男性の心理描写がリアルに描かれていますが、突然自分の身に降りかかった他人事でしかなかった不倫が、真面目すぎる性格ゆえの心の葛藤が第三者には滑稽に映ります。
不倫に関しては男性の心理描写のみで、独りよがりな印象を受けましたが、なぜ女性側の心理がまったく描かれていないのかはラストにわかります。
ミステリー作品を!という方には物足りないと思いますが、私は十分楽しめました。
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No.115:
(4pt)

もっと奥深く……

この本は帯からまず惹かれました。
「この恋は、甘い地獄。彼女が天使とは限らない。」
妻に嘘を重ね、主人公は罪悪感にかられながらの愛人との愛の営み。
一度彼女との甘い時間を過ごしてしまうとその生活から逃れることができない。まさに甘い地獄。
そして彼女に隠された過去の殺人事件の出来事。彼女は真犯人なのか、そうではないただの天使なのか。
主人公の不倫描写、心情はすごく細かくて納得し、リアルでしたが
殺人事件の方はもっと奥深くまで芦原刑事などの事件を追う者の心情があってもよかったと思います。
しかし全体的にはわたしの読書のペースにしっくりくるゆったりなストーリーでよかったです。
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No.114:
(5pt)

何とも言えない読後感

世間的にはあまり評価が高くないようですが、個人的にはすごく好きです。東野作品の裏No.1を選べと言われれば、おそらくこれを選ぶかも。確かに、ミステリーとして読めば、過去の作品のようなパワーはないかもしれません。「手紙」のように感動を与えてくれる作品でもありません。しかし、一人の男の心情を丁寧に書ききっているところはやはり素晴らしいと思います。馬鹿にしていた不倫の世界にドップリとハマってしまい、家庭と愛人の両立に苦しむ前半。殺人容疑で疑惑を持ってしまった上、相手の本気さにビビってしまう後半。様々な葛藤が繊細に描かれています。男は弱いな〜とか、女は怖いな〜とか、色々と考えながら読み終えました。ラストに納得いかない人もいるみたいですが、これでスッキリした形で終わったら現実感がなくなってしまっていたんではないでしょうか。モヤモヤを残して読者に色々と考えさせる、素晴らしいラストだったと思います。この作品は、「東野圭吾といえばミステリー」というイメージが強すぎたせいで評価が下がってしまった気がしてなりません。ぜひ、イメージを取っ払ってから読んでほしい作品です。
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No.113:
(2pt)

不倫

主人公が疑惑の女性との不倫に溺れる話。
不倫する中年男性の心情がとてもリアルに書かれており、さすがは東野圭吾というところ。
しかし殺人事件物としてみるならば、拍子抜けの作品であり、特にラストの失速感は否めない。
読後に残るのは、感動でもなく、推理小説のハラハラ感でもなく、ただ、不倫というインモラルがもたらす不快感だけでした。
東野圭吾は好きだが、もう少しどうにかなったのではないかと思ってしまう作品。
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No.112:
(2pt)

リアルな不倫話と非現実な殺人事件

メインは,40前の男の視点から書かれた不倫。
渡辺淳一のような「男のハーレクイン」的なロマンチックな描き方はされておらず,
久しぶりの恋に浮き浮きしたり,その場のノリ(?)で,妻とは離婚すると言っちゃったり,
そして,喜んでその気になる彼女を見て,腰が引けたり・・・
まあ,そんな感じで,滑稽な不倫中年男の姿がリアルに書かれてます。
・・・うまいと思います。
しかし,リアルなだけに特に物語性を感じず,だんだんおなかいっぱいになる感じ。
中盤から,不倫相手の彼女に殺人事件の容疑が・・・という話が出てくるものの,
中途半端で唐突であり,不倫ストーリーとうまく絡み合っていない。
というわけで,これは駄作かも。
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No.111:
(3pt)

不倫部分に比重を置きすぎてもう1つのテーマがおざなりになっている

不倫と過去の殺人事件の謎解きを組み合わせた作品だが・・・
紙面の8割以上を不倫の経過に割かれている.
この作品は本来なら,恋人が殺人犯かもしれない,という苦悩を
テーマにした作品として成立させるべき作品だったのではないか?
そして不倫というもう1つのモチーフを組み合わせたことで
命題をさらに複雑にするのが狙いだったように思う.
殺人犯のために家庭を捨てられるか,
違ったとしても,次は家庭を壊すという泥沼が待っている.
どちらに転んでも単純なハッピーエンドはありえないわけで
通常のカップルとは違う命題が生まれるのである.
そこにテーマ性を見出した着眼点は面白い.
しかしながら,不倫のプロセスにあまりにも多くの比重が置かれているために
ちょっとヘビーな過去を持った女と不倫した男の話に終始してしまっている.
また,他の作品では,心理描写があまりうまくない東野氏が
この作品では不倫にはまる男の単純さ,独りよがりな苦悩ぶりを
余すところなく表現しているのも,その印象に拍車をかけている.
東野氏にしては珍しく筆が滑っているような感想を持たせる作品.
夜明けの街で (角川文庫)Amazon書評・レビュー:夜明けの街で (角川文庫)より
404371808X

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