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夜明けの街で
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夜明けの街での評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.43pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全310件 141~160 8/16ページ
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東野圭吾さんのいつもの小説通り読みやすい小説でした。 いつの間にかストーリーに引き込まれ、一気に読み終えてしまいます。 ただ...『赤い指』『さまよう刃』『容疑者Xの献身』のような感動は無かったように感じたのは やはり‘不倫’がテーマだったからかも知れません。 女性の私には最初から 登場人物の‘秋葉’の事が好きにはなれませんでしたから... 印象に残っているのは 妻が作った“卵の殻で作った壊れたサンタクロース”を 主人公が見つけ、妻の気持ちに気づくところです。 切ない気持ちにさせられました。 女は怖い...だけではなく人の心の切なさを描けるところがさすがです。 | ||||
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東野氏を数年ぶりに読んだ者です。 残念ながら、この程度の作品で良しとするのかという疑問が残りました。 氏の作品を全部読んだわけでないのですが(おそらく20冊くらいです)、その中でワーストというだけでなく、今年読んだ小説の中でもワーストです。 率直に言って、薄っぺらいと思います。他の作家がこれを書いたとして、こんなに売れるのか疑問です。 | ||||
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不倫するやつは馬鹿だとおもっていた 赤い糸なんてものはない それだけは断言できる 恋愛は長所をさらけだすが、結婚は短所をさらけだす 随所に印象的なフレーズが心に響く。 サスペンスな内容ではない 人間の狡さ、心の葛藤の表現がすばらしい 自分一人だけの幸せを考えて我儘に生きること がどれだけ罪であり、大変かを痛感する また、赤い糸を信じつらいぬくことが、いかに短命であり 瞬時に崩れ去る可能性が秘められていることを思い知る 愛情は相手の事を第一に考えるのが本物とは考えるが これは自分が不利な立場(愛情がない状態)にたたされた時は 相手の事を幸せにという図式は考えられない状況になる。 そして、これが普通である。要するに双方向での愛情しか成立しえないのだろう。 容疑者Xの時の規格外の愛がいかに困難かを再認識する。 | ||||
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不倫をするやつなんて馬鹿だと思っていた僕なのに、越えてはならない境界線を越えてしまう。しかも、彼女は15年前におきた殺人事件の容疑者だった。事件はまもなく時効を迎えようとしていた...。 やはり、東野圭吾は人間ドラマの描き方が非常に上手い。 年甲斐も無く、一人の女性を猪突猛進に追いかけてしまう様は客観的に見ると滑稽であるが、実に共感できる。その主人公の妻の言動にもヒヤヒヤさせられた。 そして、恋愛ドラマを発揚すべく用意された殺人事件。オチは人間ドラマに重きを置いた作品だと割り切れば納得いった。 | ||||
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若かった青春時代を肴に盛り上がるオッサンが、美女と出会い夢の世界にのめり込んでゆく物語。 彼女は殺人事件の犯人と疑われるが「俺が守らねば誰が擁護するのだ」と泥沼に落ち込んでゆき、最後は元の世界に強制送還されるような感じですすんで行く。予測を覆すテクニックは相変わらずです。 | ||||
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本来作家というのはミステリーであろうと童話であろうと、読む者を惹き付けるのが仕事だと思っています。 東野圭吾さんもミステリー作家という枠ではなく、一人の作家である訳ですから ミステリーとしての評価ではなく作品としての評価を得るべきですし、ご本人もそれを望んでいるはずです。 東野圭吾さんの作品の中では、私は間違いなく一番を付けたい作品です。 ページをめくるごとに、ため息を付きながら、喪失感を味わいながら読み進めました。 主人公の渡部ではなく秋葉の心が掴めないから・・・刻々と移り変わる状況の中で秋葉の気持ちを捉える事が出来ないから 彼女が何を考えどうしようとしているのかを追いかけるうちに、完全に物語の中に入ってしまいました。 最高です!読み終わった後の苦い思いと、報われることのない一人の大人の女性に涙しました。 | ||||
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不倫するやつなんて馬鹿だと思っていた。 その「馬鹿」がはまった相手は、自分の会社にやってきた派遣社員の女性。 どこからが不倫なのか、自身に課した心の障壁が、実はそんな高い障壁でもなんでもなくて、いつの間にか軽々と超えてしまうことに「馬鹿」は気づいていく。 その女性が時効を間近に控えた殺人犯かもしれないと知っていても「馬鹿」は止まることができなかった。 非常にビターな不倫小説。ミステリの要素がないわけではないが、不倫に走る男性の心の動き、行動、そしてその行き着く先をドップリと書き込んでいる。 ラストが納得できないという方もいるみたいやけど、ウチはあれでええと思うけどな。 | ||||
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面白かった。終わり方が良かった。真実がわかるまでドキドキワクワクしたし、不倫のルールていうか、夫婦のルールが見えたような。 | ||||
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平和な家庭をもち、何の不満もないのに不倫にはまっていくアラフォーサラリーマンを映画では岸谷五朗が、不倫相手の31歳の派遣社員秋葉を深田恭子が演じる。期待できそうだ。 「不倫する奴なんて馬鹿だ」と思っていた渡部は、あれよあれよと秋葉との不倫にはまっていく。その迷いと苦悩が途中まではコミカルに、後半は切羽詰まって狂おしいまでに描かれている。 本作品は、15年前の殺人事件の真相究明と二人の不倫愛が2本柱でパラレルに絡み合いながら展開する。しかし、重みはサスペンスの展開よりも不倫の心理描写の方にあるので、サスペンス性に期待しすぎると不満が残るかもしれない。 それにしても、男はとことん愚かにコミカルに誠実に、女は愛人も妻も強かに描かれている。男性の見方だと思う。 作中、渡部の妻の心理が詳細には描かれていない。映像になったとき、この部分がどれだけ表現されるのかが楽しみである。 | ||||
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不倫をテーマにしているが、実は殺人事件を扱っているサスペンスと言ってもいいだろう。 既婚者が妻以外の女性を愛せば、それは「不倫」。作品の随所に出てくる不倫のルールや女性の考え。そして悲しいほど一途にのめり込む男の哀れさ。同年代の男女が読んでいると、人ごとには感じられないのでは。。 ただ1つ異なるのは、愛した女性が実は殺人犯の容疑がかけられていて、あと半年で時候だとしたら。 それでも同じように愛し続けられるのだろうか? 事件の時効成立の夜。不倫相手の女性は逃げ延びられるのか。今まで彼女は何から逃げていたのか。 真犯人はいるのか。そして、不倫の結末は?? 長い長い夜を生きてきた女性に朝は明けたのか。 最後の終わり方は、やっぱりな。と思う反面、読み進むうちに、知らず知らずに主人公を応援していた自分がいたことに驚いた。 同年代の男が読むと胸が少し痛むだろうな。 | ||||
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最後のシーンが感動的でした 家庭を守るため、悔しい思いをしながら、いつか夫の不倫がなくなるのを願い、待ち続ける奥さん・・・ このような妻が、この世にはたくさんいるのだろうなと思うと、女性の強さというものに最敬礼したくなりました | ||||
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不倫に共感はしない。 だが、バーチャルリアリティーと言うか、読んでる間はストーリーに引き込まれ感じ、想像しました。我が身のように。渡部の立場にたって。 秋葉と言う女は悪女でタチの悪い女からだと思ってた。だが彼女に対する疑惑がうまれ、秋葉に対する想いはときめきから恐怖にかわりました。 まさに謎の女でした。 だが、謎の女の正体はもっとも不倫を憎む少女だった。渡部を自分の復讐の為だけに利用するつもりが、好きになりかけていた。だから秋葉は自ら不倫の関係を終わらせたのだろう。 不倫経験者の男にとっては心臓を掴まれるほど痛い作品だと思います。 | ||||
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新妻ですが、なかなか胸の痛くなる展開。 『そりゃ毎日同じ屋根の下で顔を合わせてれば男と女ではなく「家族」になるよな』というのを日々実感し、 さらに『旦那は絶対浮気しないタイプ』とか思ってたけど、色々考えを改めなければいけなさそうだ、と。 「俺は浮気なんてバカなことは絶対にしない」と思ってる男が、あれよあれよと他の若い女にご執心になっていく様はなんとも脆い。 きっかけさえあれば奴らは脆くも落ちてしまいかねないんだ、ということを認識させられた。 男性作家が描き、経験者が「お前はおれか」的感想を寄せているということは、そういうことなんでしょう。 「不倫とはこんなにアクロバティック行為なのよ!」というトラウマを植え付けるべく、旦那には読んでもらいたい1冊かもしれないな。 と同時に、夫婦とはいつまでも男女でいられる様に努力はしなきゃね、と思った新婚さんでした。 ※補足※ これは不倫モノでありミステリーは添え物、という他のレビューを先に読んでしまった為、ミステリー部分については特に求めてなかったので、特に問題なし。 | ||||
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東野さんの初期の作品。事件の全容や犯人について、全体的に霧に覆われているような感じで読み進めると、最後に靄が晴れてきますよ。私自身は「推理」することなく、「靄を晴らす」ために、一機に読み進めてしまいました。 | ||||
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不倫をテーマに、男女の情愛、互いの心情の変化と機微を著者得意の解りやすく軽妙な文体で書き綴り、一気に読了まで持っていかせます。ただのドロドロな愛憎劇では無く、女側の真意、男側の誠意や説き明かされる真実などはさすがに東野氏、上手いと感じました。しかし頭を使う事無く読み進んでしまう内容の軽薄さはもはや赤川次郎の域に到達しているかのようです。もう少し刊行の数を抑えてじっくりと作品づくりに励んだほうが良いのでは?と心配になってきます。 でも、凡百の作家の作品を読むよりは全然良いんですがね。。 | ||||
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主人公の視点での切り口が新鮮でした。 少し極端すぎるけど、 不倫関係の男の弱さと愚かさ、 女の強さと孤独さがよく描かれています。 しかし事件の真相よりも女は怖くて 男はバカってことのほうが強く 印象に残ってしまった。 | ||||
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この本は不倫小説に無理やりミステリーの要素をねじ込んだ話です。 初めから半分以上過ぎても不倫時の心理描写のみ。 ミステリー部はおまけ。 おまけでもマズイでしょ。 現場をいじったことをだまってちゃ。 ミステリー要素を入れなければもっと深みのある小説になっていたのではないかと。 不倫時の男の内面描写には涙が出そうになったもの。 東野圭吾さんが不倫してないとここまで書けないんじゃないですか?と思いました。 | ||||
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この本は、ミステリーなのですが、全編において「不倫」について語っています。 タイトルからして、サザンの「LOVE AFFAIR」を想像させます。 実際、このミステリーのキーワードは「不倫」です。 その「謎」解きは、秘められた「不倫」によります。 その意味では、作者がサザンの歌に触発され、ミステリーの形をとって「不倫」を語った作品と言えるのかも知れません。 作者は、物語とは別に「おまけ 新谷君の話」をつけています。 これが何を意図したものか解りませんが、何となく状況や人は違っていますが、これがアナザー・エンディングの様なきがします。 物語は、きれいに終わっていますが、現実はそんなに上手くいきませんよといっているようです。 いずれにしても、ちょっと意表をつかれた感じで面白い作品だと思いました。 | ||||
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浮気だか不倫だか大して面白くない話が延々と続き途中で投げ出したくなるような展開が続く。要は最後の時効成立殺人事件の真相解明部分のみが主題であり、情けないサラリーマンの愚痴につきる作品。一般文学356作品目の感想。2011/03/24 | ||||
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読み進めていてこれほんとに東野・・・・・って感じです。湯川先生シーリーズや加賀刑事のシリーズのファンの方は絶対読むのはやめた方がいい ただの不倫小説と割り切るならどうぞって感じですか。まー東野氏たくさん執筆さてるから仕方ないか・・・ | ||||
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