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夜明けの街で
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夜明けの街での評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.43pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全310件 281~300 15/16ページ
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何だかその辺の2時間ドラマみたいな。 容疑者Xのあとの赤い指もちょっとガッカリだっただけに 期待して読みましたが 本当にガッカリな感じ。 | ||||
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ラストの展開は「らしさ」が出ていて面白かったですが、どうもやっつけ仕事のような感じが拭えません(それでもそのへんのミステリーよりは遥かに面白いですが)。 他の方のレビューにもありましたが、これが「最高傑作」と評されたのでは作者があまりにも可哀想です・・・。どんな題材にもきちんとミステリーを絡ませる手法は流石ですが、「白夜行」や「容疑者Xの献身」に比べると文庫の短編集にでも入っていれば良いかなといったレベルだと思います。残念。 | ||||
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不倫ものにしてはなんだか日記みたいな感じ。実際の不倫とはちょっと違うような。スキー場で二人が出会うところなんかは一昔前の恋愛ドラマを見ているような気がした。15年、の意味するものが、あれっ?これが真相ですか?みたいに思えたし、この作家さんにしてはちょっと期待はずれ。最高傑作の帯は恥ずかしいかもしれない。不倫ってもっとどろどろしてるし、決してきれいなものじゃない。 | ||||
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東野圭吾の作品はほとんど読んでいますが 残念ながらこの作品に高い評価を付ける事は難しいですね 帯の「最高傑作」は『白夜行』や『容疑者X』に対する冒涜に近いです あまりにリアル感の欠如した「不倫話」や「家族への想い」 (この作家は「恋愛」や「家族」を描くのがあまり得意ではない・・・) 意外性が無く、盛り上がりが欠如したラスト もちろんこの作家の力量はこんなものでは無いはずです 次回作に期待しています | ||||
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東野氏の作品にしては珍しい内容です。 派遣社員の女性に惹かれていく男性の気持ちも良く分かりますが、結果的に男はこんなものですよ。 所詮本気になんてなりません、大抵の男は! 何故なら意気地がないから、肉欲優先だから、波風を立ててまで家庭を壊す男なんて居ませんよ・・・・まして小さい子供を抱えている男は殆ど家庭に戻ります。情けない話です。 不倫を選んだのなら途はひとつ・・・・離婚しか有りませんから(実体験です) 作品の中の揺れる男の気持ちも理解できますが、根性が座っていませんから読んでいてむかついてきました。世の男性よ・・・・・貫きたい愛が有るなら全てを無くす覚悟をしなさい! そう言った意味では最後はつまらなかったので星三つかな。 | ||||
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本を購入する際に、帯の部分に「最高傑作」 「不倫は馬鹿らしいと思っていたが、どうしようもない時もある」 とあったので、普通には無いようなものすごい不倫の話かと思って期待していたのですが 結局は主人公のただの勝手なエゴイズム的な欲望からの不倫だったので そんなに凄い不倫の話では無くて少し期待外れだったのは否めません。 でも不倫の話自体あまり読んだことがなく、 また男性目線で描かれていたので面白く読み進めることが出来ました。 また殺人事件と絡めて描かれていてラストが気になって気になってしょうがなかったので、 確かにあまりミステリー、推理小説とは言えませんが それなりにラストは気になってしまうと思います。 | ||||
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この作品から東野氏は本当に真面目な人なんだと思った。 不倫と殺人の時効をキィワードにしたミステリーなんだけど、主人公の男性のロマンティストな面の方が印象に残り、危うい男女関係がもたらすミステリーには仕上ってないのだ。 重ねて主人公の男性が不倫に走ってしまう心理描写で、家庭内で妻が子ども中心の生活になっている不満が出てくるのも、家庭内で我慢しているのは男だけじゃないうっとおしさが鼻についてしまう。 おまけのように付いてる男が家庭に、妻のもとに帰る理由の短編も、女からしたらけっこう冷める。 狂おしいくらい不倫から抜けれない男が、殺人事件に巻きこまれてゆくような臨場感はない。 | ||||
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他の方も書かれていましたが、 「新境地、最高傑作」はないだろう、と思います。 それどころか、私にとっては東野作品ではめずらしいことですが、 ハードの値段では損したかな、、と思いました。(以下軽くネタばれ) 私は不倫とにかくあかん!派ではないのですが、 これは、「恋愛」と読むにしてもちょっとなあ、と思いました。 特に主人公の女性が全体的に共感しにくいというか 「ツンデレ」のステレオタイプだな、と思いました。 最初に男性の服をよりにもよって酔っぱらったあげくの嘔吐で汚したのに ちゃんと謝らないので主人公が怒ると、 ボールを家の庭にとりにくるたびとりあえず「ごめんなさい」という 子供の例を出して 「かんたんに使える言葉だからいいたくない」かなんかいう 場面がありますが、ぜんぜんそれと程度が違うだろ、 と心から思いました。 (またそんないいわけ?で納得する男性もよくわかりません) それに、男を気遣って正月とか自分は自分で楽しんでるよ、 と嘘をついていたりするわけですが、それ、後でばらすんでは 戦術にすぎませんでしょう。それをまた感動してうけとめる男も男だ、と思います。 だいたい主人公「あきは」ってどっかで聞いたような、と思ったら 名作、白夜行の「ゆきほ」と韻が似てるんでした。 また描写も冷静な美人系って感じで似てるんです (重大ないろんなことを秘めてる点なども)。が、 白夜行に比べては酷かもしれませんが、 ほんとに亜流、二流の雪穂って感じなので その点でもちょっと醒めてしまいました。 不倫+ミステリー、で、メインの不倫がすでに私にとっては そんなわけでもう一つ、だったのに加えて ミステリーの「15年前の殺人事件」もねえ、、 ほんとにあの真相だったら15年も警察が真相見抜けないって あり得るんでしょうかねえ。 というわけで、確かにそれでも途中で投げ出すような 低レベルでないのはさすがと言っていいと思いますが、 文庫化を待って損はなし、と思います。 | ||||
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東野圭吾が恋愛小説?どうもぴんと来ないものの、不倫をどう捕らえているのか興味津々で読みました。 クリスマスやら、バレンタインデーやら各種イベントのたびにアリバイ作りに躍起になる主人公。彼女といると家庭を考え、家庭にいると彼女のことを考えている中年男の揺れる気持ちは、さすが東野圭吾!上手く書かれています。家庭を壊す気持ちはないくせに心とは裏腹に、彼女の前では「誠実な男」であり続けるさま、家庭では「よき父、夫」であり続けようともがくさまは、滑稽ですらあります。 不倫のストーリーに加え、彼女はまもなく時効を迎える殺人事件の容疑者というミステリー的要素も盛り込み、東野作品らしさもあるのですが、こちらのほうはそれほどのスケールではなく、謎解きを期待する人には物足りないかも。 | ||||
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途中まではまさに今の自分でした。ミステリーというより、私にはドキュメント!この作品はキツい。本棚に並べるだけで罪悪感がある。この本の感想は妻には言えない。 | ||||
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不倫の世界も、事件の話もまあ、こんなものだと思いますが、 毎週、木曜には、会っているといいつつ、やれ、クリスマスは一緒にいたいの、 バレンタインは、どうするの、ホワイトデーのお返しは・・・・という、いい大人 の危険な恋にしては、甘ったれたイベントの数々。げっそりした部分です。 スキー場の場面なども、ユーミンの歌なら、いいけど。 そんなことしなくてもいいから、はっとするような、思いもよらない恋の場面を 思いついてから書こうよ。 | ||||
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本編最後のシーンはホラーですよ。 ゾッとする。 こわすぎます。 胸に手を当てたときに思い当たることがある男性諸氏には、この感覚がわかるハズ…。 全体的に見ても、不倫にまつわるこまやかな描写(発言も含む)は極めてリアリティのあるもので、それを活かすために著者はあえて人物像そのものを平坦に描いているのではないかと想像しました。 違うかな? とにかく…やや小ぶりな印象は否めないものの、楽しめる一冊でした。 ただ、主人公♂が普通のサラリーマンなのに、自由になる金をやたらと持っているのだけは、リアリティに欠ける気がしましたが…。 景気が(一部で)回復傾向にあるからでしょうか? | ||||
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小説自体の論評は多くの方々が的確に指摘されているので、ここでは登場人物の台詞に潜む東野氏の「思想」について述べてみたい。氏の人間への観察力・洞察力・表現力に優れたものがあることは、この作品も含め異論は全くない。ただ今回の「あなたも理系ならわかるでしょう。物事は立体的に見なければならない。...」の行りには正直愕然とした。学問を少しかじった者なら誰でも物事を多面的に見るのは当たり前と教わってきたはずである。哲学はまさにそうだし、歴史学でもそうである。私も高校3年の夏に理系から文系に「転落」した経験があるだけに、「リケイ」という響きにいまだ敏感である。氏の人間表現の豊かさに魅了されてきただけに、理系も文系もない、そう東野氏も考えているに違いない、それは私の誤解だったようだ。やはり「理系」は知的で論理的、そういう図式は21世紀になった今も健在だし、東野氏にとっても常識であるようである。 しかし、そういった「思想」面を差し引いても相変わらず東野作品はおもしろい、の一言に尽きよう。 | ||||
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とはじまるサザンの歌がモチーフのこの小説は、そういえばあのドラマで椎名桔平扮する後藤さんは、松島菜々子扮する女の子と幸せになったのだろうか?と思い出せませんでした。私は不倫は絶対反対派で子供がいればなおさらです。不倫は甘い蜜なのだろうか?いやいや、やはりお天道様の下で「この人が大好きです。」と大きな声で言えて、手をつないで歩ける恋愛の方が何倍も素敵だと思います。このミステリーというよりも、人間東野圭吾の不倫に対する真摯な態度でますます東野圭吾という作家が好きになりました。 | ||||
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東野圭吾さんの本はほとんど読んでいますが、私は中でも「加賀恭一郎」シリーズなど、 主に推理を展開するような作品が好きなので、この作品はその点においては少し物足りなかったように思います。 「美しき凶器」のように、推理というより、人物中心の話というか。 ただ、人の心情を描くのは相変わらず上手く、引き込まれるものはあります。 どろどろした昼ドラのような不倫というより、もしかしたら案外近くにこういう人、いるかも・・と思うようなリアルな感じ。 でも、もちろんただの不倫話ではありません。 推理系のサプライズをあまり期待しなければおもしろいと思います。 | ||||
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**少しネタばれあり。ご注意** 東野圭吾としては、普通の出来でしょう。相変わらず、上手ですね。 不倫なんて、故意でも、偶然でも、一線を越えるのは、それ程難しくないのです。 それは、単にタイミングの問題ですから。 2回目以降からが、甘い地獄の始まりなんです。愛欲の世界とはまさに、この事です。 星が3つの理由は3つ。 最後の最後で、主人公が向かう先。考えられないし、あり得ないです。 あと、これで「おしまい」のような書き方もありえない。 女は、絶対忘れない。10年後、20年後、どこで復讐するか、虎視眈々と狙っています。 または、死ぬまで、ご奉公して贖罪の人生を歩むか、です。 それでも、多分、許してもらえないですが。 あとひとつは、この主人公、子供より奥さんの優先順位が高いようす。 私は、子供のことを一番考えたけど。 ということで、それ程、リアリティを感じなかったです。 新谷君の話が、一番、本物らしいです。 それにしても、皆さん、やっぱり、不倫に憧れてるのか、なんとも可笑しいです。 40になったって、オヤジになったって、しますよ。気持ちの問題です。 最後に「エッチ」ではなく「セックス」。正しい表現でした。さすがです。 次回作に期待。百夜行以上を望む。 | ||||
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冒頭数ページで登場人物が小説内に実存するべき背景が排除されていることがわかり、全ての人物設定が一般的にこのような行動を起こし、このような反応をするであろう凡庸な描写は巻末まで徹底される。 東野がこのような書き方をするときは「わかりやすさ」や「読みやすさ」を優先した結果ではなく、小説の持つ構造そのものによって物語と読者の情動を誘導しようとする実験を計画しているときに他ならず、この作品に限って言えば挑戦的ですらある。 さて、不倫を題材にしたことから恋愛にまつわる多くのエモーションを誘発せしめるための構造はいささか強引な建造物のような適材適所の設置が成されているわけだが、ともあれ微妙な哀感と奇妙な自戒までもにじませるラストに至るまで読者を導いてしまうのだから東野の今回の挑戦もとりあえずは成功をおさめているというべきだろう。 それよりもミステリーとしてのあり方以上に、小説の構造によって驚くべき効果を発揮せしめる方法論にこそ迫真のスリルがある以上、今作でそれが達成されたとは言いがたいが常に空前絶後の成果の予兆を感じさせる瞬間が幾つもあったわけで、作者自身がそのことに意識的であることが実感されるのだ。 | ||||
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まだ、東野圭吾の小説は3冊目の初心者ですが、このような小説も書けるのかと感心しました。彼の小説にはもっと感動的なのものや衝撃的なものがあるのかもしれませんし、それらを読んでいる東野圭吾ファンの方には今回の作品に対していろんな意見があるかもしれません。London Lady。でも私は純粋に恋愛小説として読み(ま、不倫の話ですが)、そして自分に置き換えてみました。擬似体験。これど読書体験。それだけにもっと最後に何かしら救いが欲しかった。 | ||||
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東野圭吾氏が選んだ、新しい予期せぬ設定は、今回は、不倫関係と殺人容疑者である。新しい作品が生まれる毎に、設定の妙に感服する。そして今回も、『赤い指』で、まんまと引っかかったような、どんでん返しに直面させられる。そこに至る伏線の数々にも心動かされる。しかし後味は、これは、読者が男性か女性かで、大きく異なると思う。この読後感の、なんとも言えぬ複雑な感懐は、作者ならではのものだと思う。『秘密』で味わった複雑な読後感を、ここでも堪能することができる。 | ||||
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いつもながらの東野小説の上手さが味わえました。 いや、毎回確実に読ませてくれる東野さんにはさすがとしかいいようがありません。 今回も不倫と殺人事件という、文字にすればどこにでもありそうなテーマなのですが、 やっぱり東野さんが書くと違うのですね。 | ||||
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