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夜明けの街で
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夜明けの街での評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.44pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全314件 201~220 11/16ページ
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| 世間的にはあまり評価が高くないようですが、個人的にはすごく好きです。東野作品の裏No.1を選べと言われれば、おそらくこれを選ぶかも。確かに、ミステリーとして読めば、過去の作品のようなパワーはないかもしれません。「手紙」のように感動を与えてくれる作品でもありません。しかし、一人の男の心情を丁寧に書ききっているところはやはり素晴らしいと思います。馬鹿にしていた不倫の世界にドップリとハマってしまい、家庭と愛人の両立に苦しむ前半。殺人容疑で疑惑を持ってしまった上、相手の本気さにビビってしまう後半。様々な葛藤が繊細に描かれています。男は弱いな〜とか、女は怖いな〜とか、色々と考えながら読み終えました。ラストに納得いかない人もいるみたいですが、これでスッキリした形で終わったら現実感がなくなってしまっていたんではないでしょうか。モヤモヤを残して読者に色々と考えさせる、素晴らしいラストだったと思います。この作品は、「東野圭吾といえばミステリー」というイメージが強すぎたせいで評価が下がってしまった気がしてなりません。ぜひ、イメージを取っ払ってから読んでほしい作品です。 | ||||
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| 主人公が疑惑の女性との不倫に溺れる話。 不倫する中年男性の心情がとてもリアルに書かれており、さすがは東野圭吾というところ。 しかし殺人事件物としてみるならば、拍子抜けの作品であり、特にラストの失速感は否めない。 読後に残るのは、感動でもなく、推理小説のハラハラ感でもなく、ただ、不倫というインモラルがもたらす不快感だけでした。 東野圭吾は好きだが、もう少しどうにかなったのではないかと思ってしまう作品。 | ||||
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| メインは,40前の男の視点から書かれた不倫。 渡辺淳一のような「男のハーレクイン」的なロマンチックな描き方はされておらず, 久しぶりの恋に浮き浮きしたり,その場のノリ(?)で,妻とは離婚すると言っちゃったり, そして,喜んでその気になる彼女を見て,腰が引けたり・・・ まあ,そんな感じで,滑稽な不倫中年男の姿がリアルに書かれてます。 ・・・うまいと思います。 しかし,リアルなだけに特に物語性を感じず,だんだんおなかいっぱいになる感じ。 中盤から,不倫相手の彼女に殺人事件の容疑が・・・という話が出てくるものの, 中途半端で唐突であり,不倫ストーリーとうまく絡み合っていない。 というわけで,これは駄作かも。 | ||||
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| 不倫と過去の殺人事件の謎解きを組み合わせた作品だが・・・ 紙面の8割以上を不倫の経過に割かれている. この作品は本来なら,恋人が殺人犯かもしれない,という苦悩を テーマにした作品として成立させるべき作品だったのではないか? そして不倫というもう1つのモチーフを組み合わせたことで 命題をさらに複雑にするのが狙いだったように思う. 殺人犯のために家庭を捨てられるか, 違ったとしても,次は家庭を壊すという泥沼が待っている. どちらに転んでも単純なハッピーエンドはありえないわけで 通常のカップルとは違う命題が生まれるのである. そこにテーマ性を見出した着眼点は面白い. しかしながら,不倫のプロセスにあまりにも多くの比重が置かれているために ちょっとヘビーな過去を持った女と不倫した男の話に終始してしまっている. また,他の作品では,心理描写があまりうまくない東野氏が この作品では不倫にはまる男の単純さ,独りよがりな苦悩ぶりを 余すところなく表現しているのも,その印象に拍車をかけている. 東野氏にしては珍しく筆が滑っているような感想を持たせる作品. | ||||
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| 白夜行や天空の蜂などでこの作者を知り、この本を手に取った。 主人公が友人に相談や協力を依頼しながら今後の不倫関係を思案する一方で、 女性はそれとは全く違う思惑で交際を続けているという、幻夜でも見られた構図だが、 謎めいた女性の存在感や、二人が密会を楽しむ様はそれなりに面白く読めた。 それだけに結末はやや唐突で、とって付けたようない印象がぬぐえない。 暇つぶしとしては、一気に読ませるだけの力はある。 | ||||
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| ミステリーなのか、恋愛ドラマなのか、どっちつかず。 作者は向いてないテーマに敢えて挑んだ、 というのが読んだ直後の感想です。 ふた昔前のトレンディドラマ(死語)のようですね。 柴門ふみが好きな人は気に入るかもしれませんが、 そうでない人にはオススメしません。 | ||||
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| 時間つぶしに読み飛ばす文庫本としてならば「まあ、こんなものか」と思いますが、東野作品としては物足りなさを感じます。世代的に不倫やバブルに沸き立った時代の雰囲気は分かるので「そんな時代もあったね」と、メッシー、アッシー、貢クンなど細かな表現で昔を懐かしむことはできましたが、作者も懐かしみ過ぎの嫌いがあります。社内不倫のイメージは掴みやすく、段々要求が多くなる女性心理のプロセスも分かりやすくてある意味で参考になるかもしれません。主人公に助言する友人の不倫のリスクレクチャーはもっともなので、東野作品であればこの辺りを膨らませて「人間」を描くところまでもって行って欲しかったと思います。 | ||||
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| 私は、東野圭吾さんの本が好きでほとんど読んでいます。 この本は、1度単行本で読みリサイクルに出し、それを忘れて文庫で買ってしまい、1行読んで 読んだ事を思い出しましたが、内容を思い出せませんでした。 それくらい、当時は響かない本でした。 ですが、時間が経ったり、状況が変わると、また違う読み方をする本かもしれません。 内容は、アラフォー男性の不倫話とミステリー。 よくありそうな話ですが、アラフォーになって読み返すと、どういう人生を送るのが 自分にとっての幸せなのか考える機会にはなりました。 主人公が、「40歳前。人生の折り返し地点」というような内容を言葉にしていましたが 改めて、人生の短さを感じました。 ミステリーの内容は、可もなく不可もなく。 不倫の話は、最後もう少し何かが欲しかったとは思いました。 疲れたときにサラッと読める本だと思います。 | ||||
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| 妻子持ちの主人公が、新しく来た派遣社員との不倫に堕ちてしまい・・・初めは家庭は家庭で大切にしてね、といわれその通りにしていたはずなのに、ことあるごとにはずみがついてゆき、どんどん深みに嵌り、ついには家庭を捨てても構わないと思うように・・・十年ほど昔、まさにこの小説を地で行くような経験をした人間にとっては、ものすごく身につまされました。 まさか自分のことを書いてあるのではないか?どこで調べたんだ?と勘繰ってしまうくらいでしたが、考えてみればあれほどドラマチックに燃え上がっていたつもりの自分も、絵にかいたような不倫の典型的なパターンに溺れていただけだったのかと。 ミステリーとしては、結末がありきたりかもしれませんが、男女の感情の機微そのものを題材としたサスペンスとしては、一級品だと思います。 | ||||
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| 東野圭吾の作品はすべて読んできたが、一番面白くなかった。前半は浮気している親父の描写だけでサスペンスの要素も伏線も全くなかった。結末もたいした驚きもなかった。次回作に期待します。 | ||||
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| どこまでも、心理を追い 捨てられないすべてはまさにお手本のような不倫劇。 これにミステリを絡め、 感嘆を得ようとするには無理がある気がする。 東野圭吾にしては、やや錯乱調であった。 哀しいほど惚れるにはその魅力に欠ける男と、 気遣いと影の女が重ね合わせる背徳の時間。 なんだか徹底した愛劇と不徳と後悔を描いてほしかった気がする。 その方がよかった・・・。 | ||||
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| 読んでいて秋葉の動機が弱いな、と感じました。 ただ、不倫の不毛さは良く書けてるんじゃないかな。 不倫中で妻に隠している人は必読です! 現実は、妻だって時間作って不倫するよね?本人にその気があるなら。 | ||||
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| 東野圭吾さんらしいと言えばらしいけど、もうちょっと何かほしかった気がしました。 不倫のお話ですが、主人公は奥さんにはバレてないと断言してたけど、女性の立場から言わせていただくと、奥さん絶対気づいてる(笑)と思いました。そういうのを考えながら読んでると結構楽しかったです。フツウの不倫のお話に、ちょっと事件のエッセンスが混じった、そんな作品のイメージを受けました。ミステリーなんだけど、でもミステリーじゃない。。。なんかあやふやな感じがしたので☆3つにしました。 | ||||
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| (一部ネタバレあり)ミステリーというよりも、普通の不倫小説としてはそれなりにおもしろい。さすがに売れっ子作家さん、といった感じの手馴れた文章。 ドロドロの展開ではなく、自分もまだ男としていけるんだ…という不倫の高揚感、悪あがきにも似た男の滑稽さが男性の本質をあらわしていて、途中まで楽しく読めた。 が、やはり普通のどこにでもいるタイプの主人公だったからか、軽快な文章ゆえか、読み応えはなく、途中から展開が読めてしまう。主人公が徐々に腰が引けてくるくだりや妻・有美子のラストの描写も新鮮さがない。卵の作品もお約束のように伏線。そういう王道の展開が好きな人にはおもしろいんだと思うが。 ミステリーとして、不倫相手・秋葉の最後のネタバレも無理を感じさせる。叔母の関わり方も不自然。被害者の遺族に対して15年もふせてきたというこの秋葉の意固地さに、どうにもなじめず、淡々と読み終わった。屈折した人物でもよいのだが、多くの代償をはらってもこの女を手に入れたい、と思うだけの魅力がどうにも感じられなかったというのが正直な感想。 過去の作品に思い入れがあるだけに、辛口で申し訳ない!並みの作家さんなら普通レベル。 しかし、読者は強欲なもの。願わくば商業主義にのせられないでほしい。東野さんの並々ならぬ力量を知っている多くの読者が満足する作品を再度ゆ〜っくり待っていたいと思う。 | ||||
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| 妻帯者が浮気、不倫に走る面が詳しく書かれていて、なるほどな〜と思った。 こうして皆不倫に走るのか。。 確かにどこにでも転がってる。 浮気は馬鹿だと思いながらも、非日常の楽しさから抜けられない。 でも ここで歯を食いしばって気持ちを抑えなければいけないのが 結婚とうい契約だ。 子供を捨ててまで、秋葉と一緒になる決心をしておきながら、ラストであっさりと 引くのは何なんだ。 父と妙子罪をかぶせるつもりで15年黙ってきたらしいが、それが何の罪滅ぼしになるというのか?! 北条さんの妹の気持ちは考えなかったのか。 彼女は何の罪もないのに苦しんでいる。 父と妙子より悔しく、悲しく、苦しんでいるのではないか? 妻が不倫に気づいていたであろうという点でも何とも言えない気持ちになった。 私にも娘が一人いて 全く同じ立場だからだ。 中盤までは勢いがあり一気に読めたが ラストが全てが中途半端というか、嫌な気持ちで後味悪く終わってしまった。 | ||||
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| 最後まで読んで、自分のコトと妻のコト書いてあるのかと思った。 どっかにこんなストーリー(告白)あったんでしょうか? こわい すごい東野圭吾 | ||||
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| 一言で言えば、何だかな〜という感想。 東野圭吾という名前がなかったら全然売れなかったんじゃないか?とすら思える。 内容的には、「不倫」という今更感漂うテーマで、 中年男が、若い(といっても31だからそれほどでも?)女にハマり、 家庭と女の間でぐだぐだ悩む話。 これに、あってもなくてもいいようなミステリが追加されている。 「白夜行」「幻夜」「さまよう刃」…等の傑作とは比べようもない。 | ||||
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| 妻子ある男性は夢を見ちゃーイカンです。思い知らされました。でも夢ぐらい見てもいいんじゃないかと思い直しました。なかった殺人事件が、作り上げられた!!。思い込みとは恐ろしいものです。人間ひとつのことを思い込むとなかなかそこから抜け出せません。何事においてもそうですよね。柔軟な発想と思考能力。日頃から訓練訓練。 | ||||
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| 東野さんはいろんなジャンルを書いていますが、これは「切ない系」に当たるのでしょう。 謎を持った女性との恋愛に揺れる中年男の悲哀が書かれています。 けどかなり常識的な範囲でしか行動しておらず、中途半端なリアリティしか感じませんでした。 もうちょっと相手の気持ちを思いやっている心情を書き込めば感情移入できたのですが。 しかし他の作品に比べて落ちるだけであり、標準以上の小説ですよ。 | ||||
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| この作品ゎ推理小説と言うよリ人間問題?を描いた作品だと思います。読み進める中で人間の情?本能?が見えた気がしました。 | ||||
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