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触法少女



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【この小説が収録されている参考書籍】
触法少女 (徳間文庫)

触法少女の評価: 3.26/5点 レビュー 19件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.26pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全6件 1~6 1/1ページ
No.6:
(1pt)

小説じゃない。

作者が長く職業作家をしてきた人でないせいか、とにかく文章が下手。同じ表現がしつこく何度も出て来るし、読点や助詞の使い方も滅茶苦茶。一文の中で文章が繋がっていない部分もたくさん。地の文がたまに喋り言葉になるし(作者は絶対狙ってやっているのではない)。年齢が結構いっている人が書いているためか、刊行当時の年代を鑑みても言葉選びのセンスが古いし。厨ニ病とかキモヲタとか、匿名掲示板の昔の言葉をそのまま使ってしまう痛さもそうだし、「ヒャッキン(百円ショップ)」と書かれた部分は思わず失笑してしまった。そこは百均か百円ショップでいいじゃん。
加えて主人公の心理描写があまりに足りないし、描写しなければいけないところも書かれていないし、毒物や刑法のことを登場人物が説明するくだりは調べたこと丸写しだし。刑事も薄っぺらく、特に「殺していい人間なんていない」をやたら連発する刑事にはそれこそ殺意が湧いた。いやいるだろ、綺麗事言うなと。
作者がいい歳してこんな稚拙な文章の小説を世に晒していること(晒すことが出来てしまうこと)と、こんな小説が続編が出るほどヒットしてしまう日本の読者のレベルの低さにものすごく残念な気持ちになった。
こんなものを小説とは呼ばない。
触法少女 (徳間文庫)Amazon書評・レビュー:触法少女 (徳間文庫)より
4198939594
No.5:
(1pt)

【ネタバレ】民法143条(満年齢到達日)についての言及なし

刑法41条の「14歳に満たない者は罰しない」が主テーマなのですが、民法143条で満年齢到達日は誕生日の前日と規定されている。つまり、14歳の誕生日の前日に帳尻を合わせるように主人公は犯行を行おうとするのですが、満年齢は前日に到達しているので、「もしかしてそこがドンデン返しか?」と予想して読んだら、別のドンデン返しでした。
気持ち悪い男教師が出てくるのですが、伏線でもなんでもなく、物語にかかわってくることはなく、ただ単に「気持ち悪い男教師」を出しただけ。主人公の性格描写に用いられたのみで、出てくる必然性が薄い。単に作者が男性教師が嫌いなだけとしか思えない扱いでした。
触法少女 (徳間文庫)Amazon書評・レビュー:触法少女 (徳間文庫)より
4198939594
No.4:
(2pt)

残念

とても読みやすい文章でスラスラと入って来、脳内再生はされるのだが安っぽい刑事の描写とラストの畳み掛ける様な展開で辟易。

確かに筆者は冷静に描いているがそれは「知らない故の冷静さ」
先のレビューにもある様に余計なものも詰め込んでいる。
あの程度の担任教師の描写を含める必要性は?

多少ザルな計画でも少女(と言うか子供)の犯行の真実味はあったし、真相はひとつでも充分に衝撃的なものであった。そこまでのものを抱えていたのかと。
なので惜しい。

作者の性別と年齢では描けないテーマだったのだと思う。
触法少女 (徳間文庫)Amazon書評・レビュー:触法少女 (徳間文庫)より
4198939594
No.3:
(2pt)

年齢法では‥

面白かったけれど、年齢法による年齢の計算に誤りがある。 人は法律により、誕生日の1日前に年をとることを押さえてほしかった。
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4198939594
No.2:
(2pt)

話は面白かったけど、文学的には・・・

話としてはとても面白かったのですが、文章と構成がイマイチで、物語の説得力や整合性に欠け、読んでいてイライラしました。
たとえば、毒物を公園の東屋で実験・精製するとか、その器具を藪に隠したり、友達に預けてその子の家に毎朝取りに行くとか、池の鯉や鮒が大量死したのに、何の問題にもならないとか、主人公が「日記を書くようになった」と書いておきながら、その日記が一行も出てこないとか。それに、担任の三塚って何だったの?というくらい、結局何の関係もないとか、おかしなところが多すぎました(この結末を書きたいためのご都合?)。

「九子は取り憑かれてしまっていた、瑠美子を毒殺することに」とたった1行で書かれていますが、その様子を文章で読みたいのですよ。
こういった小説に求めるのは、心理描写とその人物像がすべてで、それを読みたいから手にとります。自分を棄てた母親を殺す感情がどんなものなのか? たとえ殺人であってもそこに主人公なりの正当性や、共感できる部分があるかどうか? ですが、私は、最後まで九子という少女がどんな子だったのかわからず、文学的に得るものがありませんでした。話としては面白いので映画とか漫画だったらいいのかも。
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4198939594
No.1:
(1pt)

文章の拙さと安っぽい登場人物に辟易

現在100ページほど読みましたが限界です。

不満点は2つ。

1つ目は、文章の拙さです。高校生の日記、とまでは言いませんが情景が全く浮かんできません。登場人物の気持ちの描写が薄く、彼女たちが何を考えているのかがリアルに伝わってこない。また表現の幅も狭く読むに堪えません。

2つ目は、チープな登場人物です。若年でありながら大人びた考え方をする主人公、ということなんでしょうが…まるでライトノベルか漫画のような軽さで現実味が感じられません。彼女たちが語る思想も非常に安っぽく、登場人物に全く魅力を感じません。

平積みにされているからといって必ずしも面白いとは限りませんね…
触法少女 (徳間文庫)Amazon書評・レビュー:触法少女 (徳間文庫)より
4198939594

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