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星読島に星は流れた
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星読島に星は流れたの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.06pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全14件 1~14 1/1ページ
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全体的に薄味でご都合主義的な展開だが、キャラが立っていて文章も読み易かった | ||||
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まとまり良い構成、テンポの良い会話、最初から最後まで、わくわくしながら読んだ。質の高いミステリで、この作者さんの他の本を読もうと思う。 | ||||
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2015年に出た単行本の文庫化。 もともとライトノベルで書いていたひとだという。ヒロインの造形などが、たしかにそれっぽい。 隕石をテーマにすえた長編ミステリで、舞台はボストン沖合の孤島。隕石の盗難と連続殺人が起きて、という筋立てだ。 大がかりな仕掛けがあり、かなり探偵小説を読んできたひとでも満足できるだろう。細かな伏線がしっかりと回収されていくのも心地よい。 文章は読みやすく、登場人物たちにも好感がもてる。 | ||||
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数年に一度、隕石が落ちてくるという孤島。そこで開催された観測会で、落下してきた隕石が奪われ、同時に殺人が発生する。はたして隕石の行方は? そして、犯人は? という本格ミステリ。 まず設定がすこぶるいい。数年に一度隕石が落ちてくる、という本来あり得ないはずの設定を、違和感なくストーリーに溶け込ませる導入の手際も見事。さらにその設定を存分に生かした展開とロジック、結末のサプライズも◎。真犯人に関しては正直油断していたこともあり見抜けなかったが、あとから考えれば納得の落としどころ。多少キャラクターが漫画的だけれど、舞台が海外で、ある種の異世界的興趣もあるので気にならなかった。アクティブなニートがお気に入り。 ロマンチックな設定とキャラを存分に生かした正統派本格で、非常に満足。 | ||||
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【ネタバレあり!?】 (1件の連絡あり)[?] ネタバレを表示する | ||||
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「数年に一度隕石が堕ちる島」、この設定だけで引き込まれる。 星座や隕石、流星群といった星々が物語を彩り、対照的に人間の欲望や醜さを際立たせている。 「地球最後の日」を迎えた主人公が選ぶ道とは――。 読後感も良く、久しぶりに星を見上げてみたくなる一冊です。 | ||||
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なかなか事件が起きないので、変な心配をしてしまった。 スッキリとした結末で良かった。 著者の他の作品も読んでみたい。 | ||||
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マンガチックな登場人物達と男子に夢を・・なシチュエーション。 おぉ、これがラノベか! ライトノベルというものを積極的に読んだことはありませんが(偏見もってる訳ではない)、こういう作風なんでしょうか。 勉強になりました。 ストレス感じずサクサク読める一方で、どうしても作品自体が軽く感じられます。 評判通り素晴らしいミステリーでした。 結構なページ数にもかかわらず、サクサク読めたのはこうした作風のおかげだと思います。 主人公:35歳、事故で妻子を失った医師。 シブイ設定だけど、めぞん一刻の五代君としかイメージ出来ませんでした(^^; | ||||
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上質なラノベミステリーだった。 ラノベと考えた理由は、読者対象年齢でなくキャラ設定だけれどもね。 主役が30過ぎと言うけれども、芝村裕吏「マージナル・オペレーション」(読んでいないけど)も30過ぎの主人公なのでOKだね。 で、美女二人の内、美宙博士が18歳のツンデレで、招待主のサラ博士が年齢不詳とか、フットワークが軽く空気が読めるニートだとかのキャラ設定がラノベだね。 内容でちょっと残念だったのは後半でレールが見えてた事。 | ||||
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孤島に集められた無関係な人々の間で殺人事件が起きるという王道パターンの本格ミステリーです。 丁寧にはった伏線を回収して、論理的に推理し、これしかないという回答に行き着く手際がとてもスマートで感心しました。 これぞ、本格ミステリーを読む楽しみです。 その上、登場人物が魅力的なので青春小説としても楽しめます。 派手さはないけれど、読んでて気持ちの良い作品でした。 続編を書いてくれないかなぁ。 | ||||
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必要な材料をすべて提示し、読者に推理させる本格ミステリではない。 なぜなら、重要な情報をふたつも隠し続けているからだ。しかし、これは、そのスタイルの推理小説ではないと見做せば、 一見アンフェアな箇所もしっかりとテキストで解決していることがわかる。 中途で挑戦状を挿入する大時代的なものではなく、話の流れ、ロジックの流れで読ませるミステリと言えるだろう。 著者は、読み手に推理する余地をじゅうぶんに与えず、終始、一方的に先導する。 下手なコンダクターに操られっぱなしだと、ただオロオロするのみだが、じつに舵取りが巧みである。 "隕石"という特殊な物体の属性を事件に絡める。そこから、試行錯誤の推理を展開するがどうもうまくいかない。 ラスト、真相にたどりつくわけだが、その述懐は、本格ミステリ字義どおりの論理であった。 | ||||
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絶海の孤島に招待された客に起こる殺人 ― 手垢のついた設定ですが、古さはまったく感じさせず、むしろ現代的に洗練されています。隕石に関する記述は薀蓄が興味深く、天文学のロマンも感じさせます。特にトリックがある訳ではないのに、謎と論理で飽きさせずに読ませ、隕石の問題とともに事件の真相が解明される展開は見事です。孤独な主人公のキャラクターもよく、ここ数年の本格ミステリのなかでも一等星の輝きを放っています。 | ||||
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数年に一度、隕石が落ちてくる島が舞台。その島で起こる殺人事件。 なんて魅力的な謎を考えるのでしょう! 読者が感じる、誰が? どうして? どうやって? という謎が解決されていく快感は、ミステリの醍醐味ですよね。 そして、『星読島に星は流れた』で書かれる、それらの謎と真相は極上の一言に尽きます。 ラノベ作家でもあるから(ここで手に取るのを止めるのは大損ですよ!)と言うと、語弊がありそうですが、難しい言葉を無理して使わないので非常に文章が読みやすいです。そして、登場人物も非常に魅力的で、飽きさせません。 つまり、極上の舞台に最高の役者が揃っているということになります。 ミステリアスな物語ではなく、ミステリを楽しみたい方、そしてミステリを楽しんでみたいという方は是非読んでみてください。 読んだ後、良い読書をした、人生が豊かになったと思う筈です。 | ||||
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