■スポンサードリンク
ある閉ざされた雪の山荘で
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
ある閉ざされた雪の山荘での評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.56pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全129件 121~129 7/7ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
東野 圭吾の本は初めてですが、これはかなり良いできにしあがっています。読むことをお勧めします。ところで東野氏と有栖川アリスが合作で深夜番組の推理モノをやっていたのですが・・・(ご存知のひといるでしょうか?)東野の才能と有栖川氏では、あまりに差がありすぎる・・・。当人達はどう思っているんだろうと・・・余計なことを考えてしまった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
閉ざされた山荘で、仲間が次々と殺されていく。。。さて犯人は?などという、使い古された(!?)とも思われる舞台設定で、ここまでおもしろく読めるのは、さすが東野圭吾!といった感じです。 東野作品は、何気ないところに伏線が張られているので、いつも丁寧に、丁寧に読んで犯人を当ててやろう!と意欲満々で読みはじめるのですが、あんまりおもしろいので、ついつい主人公と一体化して読んでしまい、最後の最後までだまされる、という憂き目を見ております。 この殺人劇は本物なの?それともただの稽古なの?と読んでる方もわからなくなります。でも、読み終わったときにただのお稽古でした、じゃおもしろくないわけだし、残った人の中に犯人がいて、っていうのもありふれてるし。。。。と思ったら、ちゃんと驚くラストが用意されていましたよ。 本格だろうがなんだろうが、おもしろいものはおもしろい! | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
書き方はうまくぐいぐい読者を引っ張っていく。それなのにあまりにも、あまりな結末。ここまでひきつけておいてそれはないだろう!とおもわず思ってしまった、印象深い作品。最後の結末について賛否両論はあると思うがうちの家族では3人中3人ともあのさくひんはねぇ、、、と言葉を濁してしまっていた。とはいえ読んで見て損ではない事は確か。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
東野圭吾らしい叙述トリック物。ペンションに集まるとを言われた劇団のオーディション合格者7人。その7人に団長の東郷から指令が出されていた。「ある閉ざされた雪の山荘」と題された題名。そこで幕を開ける殺人劇。真相は。犯人はと読みながらそっちの方向に行ってしまう。 素直に面白いと思う。そのペンションの中で登場人物の7人がストーリーを繰り広げる。いかに少ない人数の中でくまれるか。殺人が起きたときのそれぞれの反応。東野特有なのは伏線がたくさん引いてあること。それを7人のうちの一人久我和幸の視点で、その久我が探偵役となって解きながら進められる。 犯人とその動機が分かるのは当然最後になるのだが、基本的に誰が犯人であってもいいという面白い設定だ。読者としてはそういう部分で楽しませてくれたと思う。そういう意味でも人を騙すことにしても本格かなあと思ってみる。全体的に古典的な気もするがそういう先入観は捨てて欲しい。クリスティやクイーンの話もでてくるのだが。 ラストはもう一回盛り上げてくれた。普通に犯人が分かって終わるのかと思えば更に今度はドラマまであるとは。登場人物7人とプラスαが数名いるのだが、意外だったし面白い風だった。そういうミステリ的なおもしろさではなくて人間性を求めた面白さというのはいかにも東野圭吾かなと思う。 中盤からは一気に読んでしまった。読んでいても犯人と動機が気になって仕方ない。最後まで飽きさせずに読ませる点としてはいい小説だと思う。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
クリスティの「そして誰もいなくなった」を下敷きにした、クリスティと東野、両氏のファンには堪らない一作。オーディションに合格した若い役者7人が、舞台稽古のために山荘に集められる。もちろん、外部との接触は不可能。そして事件が起こる。古典的です。またか、って感じもします。しかし設定が、古典ファンの興奮を意図的に煽っているのも確かです。東野さんならではの描写や設定が陳腐な印象を払拭してくれるし、興奮を煽るに足るシカケが用意されていますから、大船に乗ったつもりで読んでみてください。伏線を確認するのに読み返すのも、また楽しかったです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
タイトルからいかにもアイデア勝負のシチュエーションものといった印象を受けるがこれがなかなかの秀作で、個人的には今まで読んだ東野作品で一番好き。 まずキャラクターが、本格推理仕様に単純化されているようで、読み進むにつれ徐々に微妙な捻りが効いてくるのが心地よい。さらに、終章には単なる犯人当て以上の趣向が凝らされていて、ラストまで行き着いたあとに全体を読み返すと、随所にきっちり嵌め込まれた伏線にまた唸らされる。 最近の東野作品のファンで、本格推理ものはまだなんとなく手に取らずにいる方にもぜひ読んで欲しい一作である。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
早春の乗鞍高原のペンションに集まったのはオーディションに合格した若き男女数名が舞台稽古が始める。設定は豪雪に襲われた孤立した山荘での殺人劇です。しかし演技のはずが、また一人、また一人と、現実に仲間が消えて行く!次第に減って行く仲間の中に生まれる疑惑。そして発見されて裏庭での血のついた鈍器、最後まで生き残れるのは誰か?そして犯人は誰なのか?1人1人減っていくのは読者側にも伝わる恐怖です。しかし何より怖いのは・・・・ある場所にずっといたある人物ではないでしょうか??事件が解決した時は多分誰もが唖然とする結末です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
常に新しいことにチャレンジしようという作者の意欲作。しかもその試みも奇を衒うではなく真剣に取り組んだ痕が感じられた。若干心理描写が「若め」かもしれないが、そこは登場人物の「若さ」なのでしょう。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
オーディションに受かった喜びって、多分受験に合格したときの気持ちや、恋人が初めてできた時の喜びなんかと似てるんじゃないかな?でも、オーディションをした肝心の東郷氏の人物像が不透明なところが、ちょっと残念かも・・・。あと、自慢じゃないですけど、すぐに犯人わかってしまって物足りなかった。(笑) | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!