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ある閉ざされた雪の山荘で
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ある閉ざされた雪の山荘での評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.56pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全129件 61~80 4/7ページ
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閉ざされた山荘に人が集められるという、ミステリ―の世界ではパターン化された作品だが、集められた人間が演劇のオーディションの合格者であり、演出家の指示によって、そこで殺人劇を演じることになる点がこの作品の特色。 参加者がふたり消失し、死体は見つからないが、血の付いた凶器が発見されたことから、これがゲームなのか、現実の事件なのか、参加者が疑心暗鬼になって、議論を戦わすところが面白い。 殺された笠原温子が防音室にも拘わらずヘッドホンをしていた謎、部屋のスタンドがつかなかった謎、屋外に立てかけていた卓球台の謎、犯人がこの場所に参加者を集めた謎、麻倉雅美という元劇団員の事件との関わり、本多がアリバイトのことをほかの参加者に言いたがらなかった理由など、いくつもの謎が示される。特に、本多がアリバイトのことを言いたがらなかった理由が真相を知ると意味深長で面白い。 参加者の内の久我和幸の視点でほとんどが語られ、久我が真相に気づくのだが、手掛かり不足で読者には真相を見破るのは困難であろう。三重構造になった意外な真相はすべての謎や伏線を説明しているが、ちょっと大掛かりすぎてアリティーに欠けているのが残念と感じた。 | ||||
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設定は、いろいろな推理小説である設定。そんな平凡な設定の中、工夫や驚きがあったので、この本に対するscathingなコメントはあまりないであろう。 ただ、容疑者X・・・等のレベルと比べるとやはり落ちる。 著者は、多作な著者なので、沢山出している本の中に、また傑作が潜んでいるかも・・・と思うとつい読んでしまう。 | ||||
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東野圭吾42冊目でした。 これはちょっとダメでした。 最後にひっくり返されるのは嫌いではないんですが、これは自分の許容範囲を越えてしまいました。 はじめに山荘の平面図イラストを見たときに気になった場所があったんですが、まさかそこに…。 けどいつも通り読みやすくラストいくまでは面白く一気に読み切りました。 | ||||
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現実か虚構か。 いろいろな試みの出尽くした密室モノに新たな可能性を投げかけている作品。 作中で疑心暗鬼になる登場人物と同様に、スリリングな不安感を味わえる。 ただ、どうしても『そして誰もいなくなった』の影を越えられない印象と受けた。 いっそもっと後味の悪い作品になっていれば、あるいは・・・・・。 | ||||
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持って生まれたカード(性別・国・時代・家庭)を使い、どんな芝居を演じるか? 自分の人生、喜劇だと思えば喜劇に、悲劇だと思えば悲劇な役をやればいい。 配られし札に文句を言うことも、上手くアレンジしてエンジョイすることも。 あなたの演技力次第で、如何様にもできる。 一生一回の演劇、主役はあなた自身。 | ||||
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東野圭吾氏曰く、『白馬山荘殺人事件』『仮面山荘殺人事件』に次ぐ、「山荘もの」三部作の三作目だそうです。 三部作それぞれに山荘に”閉ざされる”要因が異なりますが、本作の”閉ざし”感はなかなかにユニーク。 劇団の方だと、演出家の絶対感はここまでに至るのかと感心させられます。 本作。 かなり大胆な構造です。 ので、コメント・感想書きづらい(^^ゞ(笑) ただ、そのおかげか、文庫版の帯に「超大技炸裂!最後の最後の最後まで…」とあるとおり、ワタクシも最後まで、すっかり騙されていたクチです。 この場で書ける印象的なこととしては、本作中ほどに出てくる「ノックスの十戒」なるもの。 このあたりの台詞を読んでると、東野氏本人が語ってらっしゃるように読めたのが、なんとも面白い。 また、全体を通して、登場人物が本作ミステリーの構造について語っています。 ミステリー作家さんたちが、日々、秀逸ミステリーを創りだすためにフル回転してらっしゃる、思考回路の断片を垣間見れるようです。 一(いち)ミステリーファンにとっては、一緒に議論に参加したい場面でもありました。 これまでにも様々に味わわせていただいた「叙述トリック」。 そして「視点」の妙。 病みつきになりそうです。 | ||||
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好きです。早起きせねばならない日の前夜に、結末が気になり一気に読んでしまいました。 クールなキャラだった探偵役の、最後のページがまた良いですね。どのキャラクターも最後にはおバカで可愛いハッピーエンド。 | ||||
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東野さんの作品はたくさんあり、私個人としては他のミステリーシリーズの方が好きでした。 評価の分かれるところですので、ご容赦ください | ||||
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【ネタバレあり!?】 (1件の連絡あり)[?] ネタバレを表示する | ||||
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東野圭吾の山荘モノってどんな具合でっしゃろかーと手にしてみた本作。 自分にはあまり東野氏に叙述トリックのイメージがなかったので、 「えっ?」とはなりましたですよ。 これは全く予想してなかった。 三人称視点の割に、どこか感情のゆらぎ的なのが入ってて、途中から違和感は感じていたのですが…。 この”事件”、解決されないまま終わっても具合が悪い気がするので (警察沙汰になったらよろしくない) 探偵役が暴いてくれるのを織り込み済み……というか、むしろそうなるように仕向けられてましたかね。 それ故に、あまり衝撃度がないのかも。 | ||||
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本に関しては、個人の主観が入りますので統一コメントで行います。 問題がなければ、星は5とします。 | ||||
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他のレビューした方々の多くは評価が高いので心苦しいのですが、私は微妙だなぁと思いました。 トリックが解けたわけではないし、結末も予想とは少し違っていたのですが読み終わった後の爽快感や「してやられた」という感じが一切なかったです。 同じような東野圭吾のミステリーなら仮面山荘の方がおもしろいと思います。 レイクサイドはミステリーの種類が本作とは違うかもしれませんがかなり面白かったです。 | ||||
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ちょっとネタバレ含みます。 終盤の真相で各、登場人物の内心の駆け引きが凄いなと思った。 個人的な感想では何とも言えない結末に加え、最後は泣けました。 | ||||
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フェアかアンフェアか考えるのがアホらしくなるほどの大胆なトリック(ほら、そこよく見・・・・)w、あくまで本格に供した上でのキャラメイクのうまさと人間ドラマ(ラスト上手すぎwちょっと泣いたw)、もちろん近作のような人間洞察の鋭さもなかなか発揮されていて感心します(が押し付けがましくない)。 重厚な作品ではありませんが、本格スピリットと著者の作家としてのセンスが詰まった傑作。 | ||||
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タイトルを見て、山荘で宿泊客が次々と殺されるサスペンス小説だと思った。 しかし、この物語は違った。 ラストで違うと分かるまでに、2転3転があった。 それは、物語にひねりがあって面白いともいえるのだが、ひねり過ぎて、結局は「クサい芝居」で終わってしまったように思えた。 | ||||
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途中までは単純な推理小説かなと思っていましたが、続きが気になってくる文章運びは流石です。最後の数ページの真相も読後、良い余韻に浸れて気持ち良かったです。 | ||||
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東野圭吾さんは本当に頭の良い人なんだなあと思う。 推理小説を読みなれている人なら なんとなく誰が怪しくて 動機は何か というところまでは見当がついてしまう。 そういう意味ではあまりハラハラドキドキはないのだが 肝心の殺人事件の真偽がわからないといった仕掛けで 読者に良い意味でのストレスを与えてくれる。 しかも 動機に関しても 想像以上に人間の身勝手さや自己中心的な部分が描かれていて 単なる謎解きにとどまらない。 現実離れしたトリックの結末は意外に現実的でせつないものでした。 ストーリーの作り方も面白く とても読みやすい作品です。 | ||||
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序盤で多少結末が読めてしまった。 物語の性質上、人殺しはされていないことが明白だったし、 黒幕が誰なのかとか、共犯者の存在だとかは考えざるを得なかった節がある。 まさか三重構造だとは思わなかったが、 ある程度の推理を働かせてしまったので大きな驚きはなかったけど、 面白かった。 | ||||
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完全なアリバイが出来た時点で、こいつは犯人(の一人)だなと確信してしまいましたが、 それでも、展開に引き込まれて、最後まで一気に読んでしまいました。 最後の種明かしが丁寧ではありますが少々長く、 もう少し行間にしてしまってよい部分があったんじゃないかと思います。 あとは、最愛の人が騙され傷つき、 その復讐のために殺人を犯すと決めたはずが、 殺人を演じることで、結果的にさらに騙すことになること、 このへんが、ストーリーとしてちょっと不満でした。 | ||||
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そこまでは正直、ダラダラしている感じがありました。 ただ、それらが「そういうことだったのかー!」となります。 むしろ、そう思わせるためにこれだけダラダラ書いたのだなって感じです。 | ||||
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