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叛徒
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叛徒の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.14pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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主人公が中国語の通訳捜査官なので、全体的に中国で溢れかえっています。 いじめで不登校中の息子が殺人を犯したのではないかと疑い、通訳捜査官という立場を利用してなんとか捜査の目を息子から引き離そうと仕組むのですが、そもそも警察組織から疎んじられている主人公がさらに場当たり的な策を用いてさらに立場を悪くし、家庭でも孤立…という不幸の連続は、さすがに読んでいて辛いものを感じました。 テーマとしては「正義とは?」ということだったのかもしれませんが、個人的には、主人公家族の不幸の前に霞んでしまったような印象です。 いつも通りに最後にはちゃんと救いがあったのですが、すらすらとは読めませんでした。 | ||||
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主人公(新宿署の捜査官・七崎)の職務が「通訳捜査官」ということに非常に新鮮味を感じました。ただ、ストーリーの前半の展開の軸となる、七崎の行動は少々無理があるような気が。。。いち捜査官の衝動的な行動が、組織捜査をここまで揺さぶることができるとは、納得がしにくいように思いました。 とはいえ、中盤の中国マフィアと七崎や捜査陣が対峙するシーン、また、事件の真実が明らかになっていく展開は切れ味が良く、また緊迫感もあってなかなか良かったと思います。 作中で発生する中国人殺人事件の背景となる、外国人の労働問題について、わかりやすく取り上げられており、この殺人事件の動機としては、納得できるつなぎ方だったと思います。 その分、繰り返しですが、主人公の行動がもっと緻密に、説得力のある組み立てがされていれば、読後の満足感がもっと高くもてたのでは、と思います。 | ||||
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