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容疑者Xの献身
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容疑者Xの献身の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.19pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全856件 181~200 10/43ページ
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東野圭吾デビューで初めて読んでみましたが、読み やすいのに引き込むのが上手いというお手本のような 文章の上手さです。読んでいる間は細かいことが気に ならず、盛り上がるところで盛り上がり、悲しむところで 悲しんでいました。 しかし、なにかおかしいぞと感じたのが終盤。うまくは 言えないけどすっきりしない、という部分が残っていて いろいろ考えてみると、やはりあの部分に納得ができず 終盤で乖離してしまったようです。終盤に至るまでは 文章力で見事に誘導していましたが、最後の最後で魔法が 解けました。これが、犯人を捕まえてめでたしっていう普通の ミステリーなら特に気にならなかったと思いますが献身を テーマにしていてこれは良くない。 | ||||
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最初から真実がわかっているからこそ物語が進むにつれ、悲しい真実が明らかになっていく。 その真実を知るのが友人である湯川だけでなく読者である自分も含まれる。 石神がどれだけ靖子のことを愛していたか、しかしそれは直接伝わるものではない。伝えてはならないものだと石神本人が決めていたものだった。 愛する人を救うために愛する人を恨む振る舞い、思いを明かさず愛する人を幸せにするために自分が犠牲になる覚悟。 最後に靖子が選んだ選択、石神への言葉。 その言葉を石神はどう捉えたのだろうか… 福山雅治の「最愛」の歌詞が頭に流れてより切なく、悲しかった。 | ||||
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最高です 映画よりも、伏線が多く、読んでいて楽しかった。刑事が2人とも男性だったのが意外でした。映画の柴咲コウさんももう一度見たいので見返します! | ||||
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読書初心者ですが面白すぎでした。私は頭が悪く、湯川や数学者の会話にはちんぷんかんぷんな部分がありましたが、それでも大丈夫なくらい話に引き込まれました。知的な湯川に恋をしそうです(笑) | ||||
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石神の愛の深さが見受けられました。 最後の方に出てくる、工藤と結ばれることを願う手紙。 嫉妬心を持ちつつもあの手紙を書く石神はすごいと思いました。 それだけ晴子のことを愛していたってことですね。。 | ||||
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東野圭吾の文庫本をここまで12冊読んだのを機会にレビューを書いてみることにした。 東野圭吾の本を読み始めるきっかけは中野信子の「サイコパス」に紹介された「プラチナデータ」だった。ストーリ展開が複雑でありながら、読むことを途中で止められなかった。シナリオが良く練られているのと、文章表現のリズム感(村上春樹がよく使う表現)が私に合っているからである。 今まで読んだ文庫は「プラチナデータ」「秘密」「容疑者Xの献身」「夢幻花」「虚ろな十字架」「使命と魂のリミット」「流星の絆」「麒麟の翼」「祈りの幕が下りる時」「ナミヤ雑貨店の奇跡」ときて、かなり長編の「白夜行」そして今回の「幻夜」であるが、どの作品も感動と戦慄、刺激が新鮮で素晴らしかった。 「幻夜」の解説を直木賞作家の黒川博行が書いているが、彼の直木賞作品「破門」には、私は1ページ目でシナリオと文章のリズム感に違和感を感じ、10ページ弱で放棄した。作者によってこれほど違うのである。これはまあ、読む方の個人差であるが、出版数や作品数の違いを考えると、東野圭吾作品の客観的評価が証明されているようだ。 | ||||
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ネタバレありです。 作者の道徳観がおかしいです。 作者は「ある人を助けるためにまったく関係のない罪の無い人を殺した石神」に対して「哀れ」を感じさせるようストーリー立てています。 こんな本は誰にも勧められませんので評価1です。 (正直ここの評価が高くて驚きました。トリックだけを評価するならまだ納得するのですが、コメントを見ると感動したとか涙流した、とか散見されているんですよね。マジすか。こういう人は石神に自分の親しい人を殺されても感動するのかなあ) | ||||
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面白かったです。初めての東野圭吾でしたが、なるほど売れ行き良いのもうなずけます、映像化の際には本人多くを口出ししないそうで、その辺りも知名度にひと役買っているのではないでしょうか?作品は原作者では無く製作者の物ですからね。 ミステリー作品のレビューは難しいですね、内容に触れない様に作品を説明するのは至難の技です、ですから幾つかの要点に絞りレビューします。 文体はシドニイシェルダンの如く読み易い、特に漢字と平仮名のバランスには眼を見張る物があり、難解な語彙は余り出て来ず、知らない言葉でも前後の文脈で読み取れます。 作品の流れは淀み無く自然な流れで進行しますから一気に読んでも十分に楽しめると思います。 構成も秀逸だと思いました、恐らくプロットの時点で完成されてるのでしょう、想定された設定の前後を入れ替えることで敢えて緩急を抑える作りなのかな、だからこそ前のページに戻り進行状況を確認することもありません、映画で言えば北野武がこの制作方法を取っているはずです。 ただ肝心の読後評価を星5としなかったのは物足りなさでしょうか…作品云々では無く読み物として何度も反芻される物とは思えなかったからです。 総評として定価では買わないけど安く見かけたら暇つぶしに最適な作品だと思いました。 最後に表題に戻りますが、ネタバレ含むとか作品の内容に触れるレビューは如何なものでしょうか?プレゼントの中身を事前通告してる様で個人的には気が引けます、色々な観点あるかと思いますが利用者の皆様にはご一考頂ければ嬉しいです。 居丈高に失礼しました。 | ||||
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日本版の映画を先に見て、とても良かったので、原作にも興味が湧き、読んでみたくなりました。 映像でしか分からない伏線の部分はどうなっているのか、など映画との違いを探すのも面白そうです。 | ||||
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【ネタバレあり!?】 (1件の連絡あり)[?] ネタバレを表示する | ||||
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殺されて当たり前の極悪人だったら、これに対する批判は違ったのかもしれないけれど、台詞もあり、読者に殺意をもたせるくらい目立つ人物に仕立てあげてしまうと、トリックに気づかれてしまうかもしれない。難しいところだけど、些細な悪事を行わせておくだけでも心証はずいぶん変わったんじゃないかと思う。 とはいえ、それを抜きにしてトリックには驚かされたし、すごくおもしろかった! | ||||
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とても面白い作品でした。星1のレビューをつける方は一体どんな神経なのかわかりません。人それぞれ好きなジャンルはありますが星1のレビューをつけている人はただ単に批判をしたいだけなんだなと思います。逆にこの小説に星1レビューをつける方々の星5作品を教えてもらいたいです。 | ||||
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日本語小説のデビュー作です。 母語が日本語ではないにも関わらず、人間として、残酷な現実に対しての無力さを感じずにはいられなかったです。 やはり、男同士だと、自分にも重なる部分があったり、「心から愛する人に必死に守ろらなぎゃ」という気持ちがよく伝わってきました。 | ||||
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ドラマの仕立て方、物理学者と数学者の謎解き対決である点が、読み手をグイグイ引っ張るが、、、。 結局、トリックを先行で、ドラマを書き上げたためか、一番事件が、謎の謎として残る形にする ため、石神に献身させた気がしてならない。 何故なら、やはり、純愛だけで靖子にそこまで献身する意味合いが、しっくりと理解出来ないからだ! 動機に無理感を感じてしまうのは、私だけでしょうか? | ||||
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普段のガリレオシリーズのように物理の謎に重きをおくのではなく、人の心を抉っていく。 素晴らしい作品。 | ||||
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トリックを思いついたとき、作者は画期的なものだと考えて喜んだのかもしれません。でも、根本的なところが無理すぎます。 死体を処理した時点で対策は完了しているはずで、「技師」の関与などまったく必要ないのですね。もし、天才的な頭脳をフル活動させるとしたら、如何に完璧な死体消滅を図るかにおいてでしょう。死体がなければ事件そのものが発生しません。レンタルルーム業者からの届出などもなくて、だれもT氏の行方など気にするはずもない。母娘のところに刑事が聞き込みにくることもない。当然、アリバイがどうこういう話も出てくるはずがないのでした。 全然必要のないことをするから、T氏の失踪が浮び上がってきたわけで、天才的頭脳がそんなことも理解できないはずがないわけです。 確かに一日遅れのアリバイが捜査されるという設定は面白くて、もしそれが必然とされるストーリーになっていればわくわくものなんだけど、残念ながら作者が必要としただけで、登場人物がそれを求める理由はいっさいないのでした。 ついでながら、謎解きがエラリー・クイーン以前レベル(といっても、ほとんどの推理小説がそうなんですが)。探偵がトリックを見やぶる過程がほとんどゼロ。作者が分かっているのだから、それを探偵に代弁してもらうのは結構です。でも、どのようにして探偵が正解にたどりつけたのか、それがまったく書けていないのは、他の作家も同様だといっても、やはりダメですね。 まあ、読んでる間はそこそこ楽しませてもらったので、星3つというところでした。 | ||||
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難しい数学なんかを絡めながらもサクサク読みやすく暇つぶしにはなりましたが石神が殺人を犯した靖子をそこまでして庇う動機が弱すぎてなんだかなぁとなりました。またこの靖子がタカリにきた元夫に対してすぐにドアを開けてしまったり殺人の後でデートに誘われてウキウキ出掛けて行ったりアホすぎて閉口しました。これほどまでに深い愛情にこれほどまで出会った事がなかった…とか綺麗に書いてるけどほぼ接点のない男になぜか一方的に愛されるなんて恐怖以外何物でもない。トリックなどはなるほど流石だと思いましたが登場人物の心情など心の動きは雑に感じました。 | ||||
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退屈せず一気読み出来た。ここはさすがだと思う。よく書けている。 しかし、後で考えてみればものすごく浅いというか軽いというか…。 直木賞ってこんなものなのかな? 朱川湊人みたいに、[人生について考えさせられる]みたいなところがあると良いなあ、というのは欲張りすぎ? | ||||
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めちゃくちゃ面白い。映画より絶対原作!! 最後、物語の裏の裏を知った時泣きました。。本で泣くことがない私もこれは泣きました。 | ||||
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