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容疑者Xの献身
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容疑者Xの献身の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.19pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全856件 201~220 11/43ページ
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久しぶりにミステリーを読みましたが、とても面白かったです。 トリックはもちろんですが、一番驚かされたのが数学に関する作者の知識でした。 作者が理系出身のためかと思いますが、それにしても緻密な展開に舌を巻きました。 | ||||
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最初は淡々と読み進めていました。 情景がすぐに頭に浮かぶ文章だからすごく読みやすく、一気に読んでいきました。 でも淡々とあまり心が動かなかった。 ただ情景を思い浮かべながら読んでいました。 でも、後半になりどんどん感情があふれ出して涙が止まらなくなりました。 とても人間味のある切ない話でした。 | ||||
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石神の一人相撲と親子のアホさと 湯川が天才対天才wにも関わらず大して悩まず石神を憐れむという余裕っぷりにモヤモヤする。 トリックで被害拡大させて結果的に何もしない方が良かったという。 読み終わって電車の窓から投げ捨てようかと思った作品。 | ||||
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ミステリーは結構読んでますが、このタイプの犯人は初めてでとても新鮮でした 異性から見て魅力的でない、友達もほとんどいない、ほれてる女にはただ弁当を買いに行くだけで、ただ数学だけに打ち込んでる男 途中母親が他の男とデートしてる場面は、石神さんの気持ちを考えると怒りさえ覚えました ただそれだけ石神さんに感情移入してたから、最後の最後の描写は悲劇的で切ないけれども、やっと相手に愛が通じた感動的な場面でもあると思います | ||||
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美品で適切な商品価格でした。期待通りの商品で、良かったです。 | ||||
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東野圭吾の作品は何作か読んでいますが、容疑者Xの献身は、サスペンス性も叙情性も併せ持つ作品で読んで後悔させない一冊だと思います。 映画でもかなり泣かせられましたが、原作も良いです。 シナリオがかなり良く出来ていたので、映画を後から観てもそれ程イメージ違いでガッカリと云う事も無いと思います。 映像的に石神に原作通りの容姿の役者さんをキャスティングするのは難しいと思うので、そこ以外はほぼ原作に忠実な作りでした。 ガリレオシリーズではありますが、湯浅教授より完全に石神の愛の物語です。 | ||||
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文化の違う国でも評価されるだけのことはありました。構成・展開、すべてにおいて久しぶりにワクワクしました。 特に最後の展開は、pleasantly taken aback. きっとアメリカ人もそうだったんでしょう。 | ||||
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ガリレオシリーズは初です。 最初は、動機が主題になるものと思っていました。 しかし、被疑者がとった行動は、紛れもなく偽りのない純粋な献身。打算も何もない。 謎がどうとか、推理がどうとか、トリックなどよりも、そこに惹かれました。 比較的短めですので、著者の作品としてはお勧めしたいと思います。 個人的には、「手紙」の次に感銘を受けました。 | ||||
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ちょっとしたことで、励まされたり、傷付いたり、落ち込んだり、言葉には力がある。 単なる愛じゃなく、生きる希望をくれたことへの代償(感謝)で、人生を棒に振ることすら厭わない。 人はパンのみに生きるに非ず。 世の中との繋がりというか、承認の欲求の充足とか、存在する意味が欲しい。 人を愛し、愛されることで、人は強くなれる。 他人の犠牲の上に、幸せない。 幸せは、自らが気付くもの。 男の色情は女に向かう。 女の色情はものに向かう(釈迦)。 恋愛に、論理的思考は馴染まないか。 | ||||
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結局のところ湯川学というインテリ理系が好きかどうかではないでしょうか。自分はちょっとわざとらしくて苦手かも。。 石神が靖子に想いを寄せる理由が弱いですね。もっと強烈なインパクトがないとちょっと納得できないなぁ。 それから身元を混乱させる仕掛けが果たして本当に上手くいくんでしょうか??警察の捜査ってそんなにいい加減なのだろうか。。 あまり重視されていないようですが一番痛ましいのは美里の言動かもしれないです。 | ||||
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数学者と物理学者、かつ、大学の友人同士の対決、面白い設定と高度なトリックとその結末でした。心寄せる女性とその娘との関係も切なく、最後まで引き込まれて一気に読み終えました。面白かったです。 | ||||
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安定の読みやすさと斬新な内容、さすがです。 真犯人の愛情の深さに不覚にもうるっとしちゃいました(>_<) 色んな意味で切ない内容でした。 結末は賛否分かれそうな気もするけど、私はこれで良かったと思います。 その後の二人の関係と娘、彼氏はどうなったのか地味に気になっちゃいました^^; | ||||
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まともな人間が思いついたとんでもない行動なら面白いけど、 結局はストーキングするような異常者による発想という内容なので「ふーん」で終わってしまった。 もっと犯人がすごくまともで、それまでの生活ではとても思いつかないような真人間だったら、 そのギャップと変化を味わえて面白かったが、 この作品で元々異常な犯人が選んだ道を、純愛などとすり替えて呼んでるだけではとても感動もしない。 また湯川のキャラが少しも映えていないのも残念。 これは他のキャラにも言えそうなことで、どうもキャラを描くよりトリックありきでストーリーを作ってる感じがする。 だからいくら献身だのといって行動を起こしても、そこに血が通っているように感じられないから「ふーん」で終わるんだと思う。 ただ日本のドラマ向けには最適な作品かもしれない。 | ||||
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石神のトリックには衝撃を受けました。 想像も付かないようなトリックで知った瞬間、思わず絶句してしまいました。 人間はここまで人を愛することができるだろうか? 愛する人に自分の人生を犠牲にできるだろうか? 石神のピュアすぎる心が切なすぎる・・・。 そして、この話は登場人物が誰も救われない・・・。 人生の理不尽さを物語るようなストーリーです。 | ||||
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※削除申請(1件)
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過去、話題作になっていたのは知っていたが、話題作ほど敬遠するワタクシは長い間読んでなかった。しかし、ブックオフでたたき売りされていたので手に取った。 読んでいる最中は、そのスピード感ある展開に面白く読んだものの、読み終わってなんとも言えない違和感が湧いてきた。それは感動とは程遠い感覚で、トータル的に駄作じゃないの、という残念な気持ちであった。作者は完璧なアリバイを考え付いたことで有頂天になり、細部のリアリティーや人として本当に大切なことをないがしろにしたのではないか。ホームレスを虫けらにように殺したり、湯川が得意げに真実を加害者に語るシーンは、誰も幸福にならない、独りよがりの馬鹿な行いと言わざるを得ない。こんな本を読んで最高傑作などと宣う輩は、本当に面白い本を読んだことが無いのでは? | ||||
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思わず映画が見たくなるほど、読み終わったあとに感動が押し寄せてきます。人の心の動き方や風景などの描写が秀逸で、疑問や雑念を馳せる間も無く一気に読めます。 加えてこのストーリー。 他の作品が気になりました。 | ||||
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面白くて徹夜で読みました。 四時間もあれば読める長さです。 レビュー見るとネタバレ拾って面白くなくなっちゃうので、こんなところ見てる暇で早く読みはじめた方が良いですよ。 読んで損は無いと言い切れます。 | ||||
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東野圭吾の小説は、割と好きで結構読んでいると思うが、時々、思うことは、「何かね、母子家庭とか中小企業で働いていたりすると、その貧しさ故に殺人事件に巻き込まれるとでも、言いたいのかね?」だ。 この小説も母と娘が、狭いアパートでギリギリの生活をしているところに、殺人事件が起きるが、こいった設定は今回だけではない。ガリレオシリーズの短編にも似た設定がある。それも母子家庭で起きる殺人だった。他にも、『手紙』といった小説は、父親が中小企業で働いていて、そこの会社が待遇が悪いのとそれにもかかわらず、無理をして働いたために交通事故を起こして死んでしまう。母親が働くのだが身体を壊して死んでしまう。今度は兄が弟を養うために、引っ越しのバイトをするのだが、そこでお金持ちの家を知り、そこに物取りに入った時、その家の住人に見つかって、その人を殺してしまい刑務所に入るといったことが最初の数ページで書いてあるが、何かね、中小企業で働いている人間は不幸にしかならないとでも言いたいのかね。 日本はれっきとした階級社会であるが、その階級がオブラートに包まれているグロテスクな社会だと思う。もっとイギリスみたいにはっきり階級格差を示せばいいのにと思うこともあります。でも、あるものをないように振る舞うのも大人の態度だと思う。東野氏は、そこを遠回しにやらしくメスを入れてくる作家だ。 | ||||
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「こんなことで自分の人生を投げ出す訳がない」と思う人は、醜男に生まれた人間(私もそうです)が抱える悲しみ、そしてある種のダンディズムへの想像力がないのだろう。 ガリレオシリーズ初の長編。 「献身」の語に込められた東野圭吾の思いが心に沁みる。 溢れる知性を持ちながら、容姿に全く恵まれない数学教師。 最も美しい純粋論理の世界=数学への情熱。 現実への絶望。 無垢な「献身」に導いてくれる母娘との出会い。 簡勁な文体によるシンプルなミステリーの骨格は、「献身」というテーマに似つかわしい。 いい小説を読んだなぁと実感できる。 名作。 | ||||
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読んでよかったです。 ミステリ小説好きにはお勧めの一冊だと思います。 | ||||
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